わたしはかもめ2013年鴎の便り(8月)

便

8月24日

東北楽天7−5千葉ロッテ(Kスタ宮城)

楽天が逆転で1、2位対決に連勝した。1回に4点を失ったが、徐々に追い上げ4−4の5回に枡田の2点二塁打で勝ち越した。辛島が今季初勝利。斎藤は日本球界復帰後初で11年ぶりのセーブを挙げた。ロッテは古谷が粘れなかった。

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千葉ロッテ4000000015
東北楽天10212100x7

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GG佐藤の先制満弾空砲…ロッテ連敗[ニッカン]

やはり鬼門だった。ロッテが4点リードをひっくり返され、連敗で7カードぶりに負け越した。2番手の服部と3番手の上野で4失点。伊東監督は「首位攻防と言われる試合で、昨日やられて『今日こそは』というのが見えてこなかった。中継ぎが勝負できてない。気持ちの乗ったボールがなかった」と話した。

Kスタ宮城は7連敗。前々回から中4日、中5日と短いスパンでの登板が続いた古谷は、先発自己最短の3回5安打3失点でKOされた。だが登板間隔を広げようにも、駒が足りない。伊東監督は「そこを全員でカバーしなきゃいけなかった」と話し、疲労がピークの古谷を責めることはしなかった。

追加点があれば展開は変わっていたかもしれなかった。1回2死満塁で2度目スタメンのG・G・佐藤外野手(35)が先制満塁弾。国内プロ3年ぶり、イタリアから日本球界復帰後は初のアーチに「初球からいくのがGGスタイル。キモティ〜!」と決めぜりふで喜び爆発。試合前、左翼での出場に「こんな日が来るなんて…。打つ方に絶対影響出ますよ」と弱腰?だった。08年の北京五輪で慣れない左翼を守り、準決勝(韓国戦)と3位決定戦(米国戦)で3度も致命的な失策をした。しかしトラウマを吹き飛ばす、豪快な一撃でチームに主導権をもたらせた。2回以降は打線が再三好機をつくりながら続かず、最後には「僕みたいなベテランだとチームの勝利の方が嬉しい」と笑顔が消えた。

25日に負けか引き分けなら、自力優勝の可能性が消滅する。G・G・佐藤は「まだ試合は残ってる。明日勝つ準備をして頑張ります」。4月8日以来のKスタ宮城勝利へ、全員でぶつかっていく。

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G・G・佐藤「キモティ〜」1150日ぶり本塁打[報知]

鬼門に阻まれた。4点差を逆転され、首位攻防戦に連敗。Kスタ7連敗を喫した伊東監督は「相手の中継ぎと比べて闘争心をかき立てるボールがない。(楽天は)打者も威圧感があって食らいついてくる」と気迫の違いを敗因に挙げた。7カードぶりに負け越し、25日にも自力Vが消滅する危機に立たされた。

流浪の大砲が放った満塁弾で、勢いに乗ったはずだった。初回2死満塁。G・G・佐藤が「初球から行くのがGGスタイル」と、左中間へプロ初のグランドスラムを運んだ。日本でのアーチは西武時代の10年7月1日の日本ハム戦(西武D)以来、1150日ぶり。「キモティ〜」の決めゼリフに沸いたのもつかの間、投手陣が6回までに7点を失い、Kスタでは今季1勝9敗となった。

昨秋テスト入団した35歳は「首位争いの中、試合に出られるのは選手冥利に尽きる。野球選手だった記憶を体に刻み込もうと思ってやっています」と熱を込めた。楽天とは4.5ゲーム差。引退覚悟の男が見せた生き様がチームに伝われば、まだパ・リーグの灯は消えないはずだ。

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G・G・佐藤「キモティ〜!」満塁弾も…ロッテ自力V消滅の危機[スポニチ]

ロッテのG・G・佐藤が初回に自身初の満塁弾を放ったが空砲に終わった。

日本球界では西武時代の10年7月1日の日本ハム戦(西武ドーム)以来の一発。試合中に「きのう牛タンを食べてホームラン。キモティ〜!」とコメントも試合後は「チームの勝利の方がうれしい」と笑顔はなかった。Kスタ宮城で7連敗、今日にも自力V消滅の危機に立たされた伊東監督は「昨日やられているのに、“今日こそは”という形があまり見えてこなかった」と渋い表情だった。

古谷
「もう少し長いイニングを投げたかったし、投げないといけない。悔しい。それだけです。」(自身5連勝中も、3回5安打3失点で降板)

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ロッテ、楽天との首位攻防戦で痛い2連敗[サンスポ]

ロッテは1回に4点を先制しながら逆転負けを喫した。首位楽天に2連敗となり、伊東監督は「首位攻防と言われる試合。昨日やられて今日こそは、という形があまり見えなかった」と残念がった。

古谷は制球が甘く3回3失点で降板し、服部、上野の中継ぎ陣も打たれた。チームはこれでKスタ宮城では7連敗。今季1勝9敗と鬼門になっている。指揮官は「闘争心をかきたてられているというか、向こうの打者は食らい付いて三振しない」と話し、相手との精神面の違いを指摘した。

斉藤投手コーチ
「疲れがピークにきている気がする。もう1度、ねじを巻いていかないといけない。」(古谷に)

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ロッテ・G.G.佐藤、初の満塁本塁打[サンスポ]

今季イタリア球界からロッテへ復帰したG.G.佐藤が1回2死満塁で左翼席へ今季1号本塁打。移籍後初の一発がプロ初の満塁弾となり、「昨日(仙台名物の)牛タンを食べたのがよかった」と大喜びだった。

西武時代に師事した伊東監督から主に右の代打と期待され、昨秋にテスト入団。今季2度目の先発起用で結果を出した。一方、相手の楽天・星野監督は北京五輪の代表メンバーとして仕えた指揮官。色んな意味を持つ“恩返し弾”となった。

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ロッテ・古谷、3回3失点KOに落胆「悔しい」[サンスポ]

ロッテの古谷は1回に4点の援護をもらったが、3回3失点で早々に降板した。「悔しい。それだけです」と落胆した。

6三振を奪うなど球の切れはあったが、制球がまとまらなかった。4−1の3回には3安打1四球に暴投も絡み、2点を失った。5連勝中と好調を維持していた左腕は「もう少し長いイニングを投げたかったし、投げないといけない」と自らを責めていた。

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GG佐藤キモティ〜先制満塁弾[ニッカン]

ロッテのG・G・佐藤外野手(35)が6番左翼でスタメン出場し、先制満塁弾を放った。

1回2死満塁、初球129キロの低めスライダーを、左中間スタンド最前部へ放り込んだ。国内プロでの本塁打は西武に所属していた10年以来3年ぶりとなる。 イタリア野球をへて、日本復帰後1号が満塁本塁打。「昨日牛タン食べたので良かったです。牛タン食べてホームラン。キモティ〜!」と、決めぜりふもさえた。

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古谷最短3回KO「悔しい」[ニッカン]

ロッテの先発、古谷拓哉投手(32)が先発自己最短の3回5安打3失点でKOされた。

G・G・佐藤外野手(35)の満塁弾で4点の援護を受けてマウンドに上がったが、1回裏に4番ジョーンズに適時打を許して1点を返された。3回は先頭から連打され、1死満塁での暴投などでさらに2点を失った。

前回は中4日、今回は中5日と短い登板での登板。前回まで自身5連勝中だった。「先発としてマウンドに上がったのだから、自分としてはもう少し長いイニングを投げたかったし、投げないといけない。初回に4点を取ってくれたのに、ああいう形で点を取られてしまい悔しい。それだけです」と話した。

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