8月25日8月25日楽天が逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。0−4の7回に枡田の2ランや島内の適時打などで同点。8回に勝ち越されたが、9回に岡島の適時打で追い付き、榎本の適時二塁打で試合を決めた。ロッテは2戦連続の逆転負けで3連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
| 東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2x | 6x |
千葉ロッテのブラゼルが16日以来となる一発で先制した。2回1死で外角の142キロを左中間に流し打ち「ボールに逆らわずにうまく打つことができた。いいスイング」と自画自賛した。
ロッテが首位楽天との首位攻防戦で3連敗を喫し、自力優勝が消滅した。初戦は田中を打てずに敗れた後、2日連続で4点のリードを守れず、この日は逆転サヨナラ負け。5.5ゲーム差に離された伊東勤監督（50）は「今日はなし。見ての通り」と試合後の会見を行わず、沈痛の面持ちで球場を後にした。
4年ぶりに中4日で先発したグライシンガーは6回まで危なげない投球を見せたが、7回に突如崩れて4失点。枡田に2ランを許すなど同点に追いつかれ、流れが楽天へと一気に傾いた。続投理由を斉藤投手コーチは「球数が少なかったし、内容もよかった。バテてはいないと思うけど、コースが甘くなった。文句はつけられない」とかばった。
巻き返しを狙い、勝負に出た「中4日ローテ」作戦が裏目に出た。試合前には、先発陣の柱だった古谷が登録抹消。中4日、中5日と登板間隔が続いた影響で左肩に張りを訴えた。伊東監督は「（右肩痛で一時離脱した）西野と同じような感じ。無理をさせたこっちにも責任がある」と神妙に言った。2.5ゲーム差で乗り込んだ敵地で3タテを食らい、Kスタ宮城では8連敗。反撃ムードがしぼんでしまった。
魔物でも棲んでいるのか。ロッテにとってKスタ宮城はまさに鬼門だ。痛恨の逆転サヨナラ負け。伊東監督は「（恒例の会見は）なし。見ての通り」と、重い足取りで監督室に姿を消した。2試合連続で4点リードを守り切れず、同一カード3連敗。自力優勝の可能性が消滅し、3位・ソフトバンクにも1ゲーム差に迫られた。
悪夢は1点リードの9回だった。島内の右前打を伊志嶺が後逸し、無死三塁のピンチに。守護神・益田は岡島に11球粘られて同点打を浴び、最後は榎本に右中間を割られた。「自分のミス」という伊志嶺に、7月26日にも同じ場所で逆転サヨナラ負けを喫している益田は「味方のエラーをカバーできなかった」と唇をかんだ。Kスタ宮城では8連敗、今季は1勝9敗だ。09〜10年には16連敗を喫したこともある鬼門。その壁は、厚かった。
ロッテ・古谷拓哉投手（32）が25日、左肩の張りで出場選手登録を抹消された。
24日の楽天18回戦（Kスタ宮城）に中5日で先発して3回3失点で降板。26日に病院で検査を受ける。今季は6月26日のオリックス戦（京セラドーム）で9回2死まで無安打の快投を演じるなど6勝1敗と好調だった。「体調を整えてすぐ戻ってこられるようにしたい」と話した。症状が軽ければ最短の10日間で1軍復帰の可能性もある。
何かに取りつかれたように、不自然な動きだった。1点リードの9回無死。島内が放った右前安打を、守備固めの右翼・伊志嶺が後逸。無死三塁の危機を招くと、楽天の勢いにのまれて逆転サヨナラ負けを喫した。悪夢のKスタ8連敗。伊東監督が「天王山」と位置づけた3連戦で3タテを食らい、ロッテの自力Vが消滅した。
指揮官は今季初めて試合後の会見を拒否。「見ての通り」とだけ話した。それほど、ショッキングな負け方だった。7回には快投を続けていたグライシンガーが突如の乱調。一気に4点差を追いつかれた。2戦連続で4点差を逆転され、今季、仙台では1勝10敗となった。
痛恨の失策を犯した伊志嶺は「ミスです」と言葉を絞り出した。09〜10年に16連敗するなど、Kスタへの苦手意識は尋常ではない。楽天とは5.5ゲーム差。呪縛を解けないまま、デッドラインを超えた。
ロッテは4点のリードを守れず、最後は失策をきっかけに逆転サヨナラ負けを喫した。首位楽天に3連敗でゲーム差は5.5に広がり、自力優勝の可能性が消滅した。伊東監督は「（記者会見は）なし。見ての通りです」と言葉少なに引き揚げた。
4−0の7回に追い付かれた。8回に荻野貴の一発で再び勝ち越したが、9回に落とし穴が待っていた。先頭打者の島内の右前打を伊志嶺が後逸して無死三塁。抑えの益田がこのピンチを抑えることができなかった。
これでKスタ宮城では8連敗。伊志嶺は「自分のミスです」とうなだれ、益田は「同点で踏みとどまらないと」と自らを責めた。
ロッテのブラゼルが16日以来となる一発で先制した。2回1死で外角の142キロを左中間に流し打ち「ボールに逆らわずにうまく打つことができた。いいスイング」と自画自賛した。
相手右腕のレイとは米大リーグ、ロイヤルズ時代にチームメートだったとそうだが「グッドフレンドでナイスガイだけど、勝負だからね」。友人から4回1死三塁でも犠飛をマークして2点目をたたき出した。
ロッテの古谷が25日、左肩の張りで出場選手登録を外れた。伊東監督は「（復帰まで）長くはかからないと思う」と軽症を強調した。26日に検査を受ける予定。
24日の楽天戦に先発したが3回3失点で降板し、その後に張りを訴えた。今季途中から先発に定着して6勝を挙げている古谷は「若干、疲れていたのかもしれない。すぐに戻って来られるように頑張ります」と話した。
ロッテが首位楽天との天王山で3連敗を喫し、自力Vが消滅した。
4点リードを7回に追いつかれる。8回に荻野貴の4号ソロで勝ち越したが、9回に抑えの益田が2失点して逆転サヨナラ負け。先頭打者・島内の右前打を伊志嶺が後逸し、三塁まで進めたミスが痛かった。伊東勤監督（50）は「今日はなし」と試合後にいつも行う会見を拒否。落胆の表情で球場を後にした。
ロッテのクレイグ・ブラゼル内野手（33）が、楽天初先発の右腕レイを攻略した。2回、バックスクリーン左に9号先制ソロ。4回には中犠飛で2点目をたたき出し「彼はロイヤルズ時代のチームメートでよく知ってるんだ。グッドフレンドでナイスガイだけど勝負だからね。彼の目を見ないようにしたよ」とコメントした。