8月28日8月28日ロッテが接戦を制し、このカード勝ち越しを決めた。4回にブラゼルと荻野貴の連続適時打で2点、7回には里崎が2号ソロ。唐川は6回2/3を2失点で8勝目。ソフトバンクは7回に2点を返したが、その後の好機を生かせず2連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
ロッテ唐川侑己投手（24）の不敗神話は継続中だ。130キロ台中盤ながら切れ味抜群の直球、変化球を速いテンポで次々投げ込み、フライアウトを連発。5回までの15アウト中10アウトをフライで取った。「今年に入って1番調子が良かった。だからこそ最後までゼロで、と思ったんですが」。7回途中に2失点で交代を告げられると顔をしかめたが、今季自身初の3連勝を決めた。
ソフトバンクは“お得意さま”だ。11年から6連勝。10年4月6日を最後に、1240日もの間負けていない。今季前半はチームの連勝を止める黒星が続き、一時は5勝8敗まで負け越した。「2軍落ちしてもおかしくない成績。それでも使ってもらってる。自分で言うのも何ですが、やる気だけはありますよ」とひそかに闘志を燃やし続けて8勝8敗。借金を完済した。
現在1軍には、成瀬も今季6勝の古谷もいない。キャリアを考えれば当然、「彼が引っ張らないといけない」と伊東監督の期待も大きい。過去5年はケガに泣き、シーズン終盤に戦力になれなかった。唐川は「今年は1年やると決めた。優勝争いの中で投げられて、充実感はありますよ」。初の1年間ローテ定着に、手応えを感じている。
楽天にマジックが点灯し、逆転Vを狙う立場としては、これ以上離されるワケにはいかない。29日51歳の誕生日を迎える伊東監督は「勝ってくれるのが1番のプレゼント。ぜひ明日もいい思いをさせて欲しい」。前週の楽天戦3連敗のダメージは、3連勝で回復させるしかない。
唐川が7回途中2失点の好投で8勝目（8敗）を挙げた。「今年に入って1番調子はよかった。変化球で簡単にストライクが取れた。だからこそ最後までゼロでいきたかった」と反省も、自身3連勝で星を五分に戻し、ソフトバンク戦は3年越しの6連勝。チームは8月14勝10敗となり、5月以来の月間勝ち越しと、ソフトバンク戦の勝ち越しを決めた。
ロッテ・唐川が昨季の勝ち星と並ぶ8勝目を手にした。
6回2/3を5安打2失点の力投で、ソフトバンク戦は11年から6連勝だ。「今年1番調子がよかった。最後までゼロで行きたかったけど、充実感はある」と話した。この日、首位の楽天にマジック28が初点灯したが「優勝のチャンスはある。ゲーム差を縮めて、次の直接対決では首位に立つ」と追走の手を緩めるつもりはない。23〜25日の楽天との直接対決では3連敗したが、2連勝と持ち直した。29日に51歳の誕生日を迎える伊東監督は「明日も勝って、この間の負けをチャラにしたい」と同一カード3連勝を見据えた。
ロッテは小刻みな継投で、ソフトバンクの終盤の追い上げをかわし、逃げ切った。伊東監督は「目先の勝利にこだわって戦っていくだけ」と必死の姿勢を強調した。
先発の唐川は6回まで三塁を踏ませない好投。だが、3−0の7回2死から本多に2点適時打を許したところで、すぱっと代えた。服部が後続を断つと、8回にロサ、レデズマを投入。9回は抑えの益田が三者凡退で締めくくった。
23〜25日に首位楽天との直接対決で3連敗したが、2連勝と持ち直した。伊東監督は「明日も勝って、この間の負けをチャラにしたい」と同一カード3連勝を見据えた。
ロッテは4回2死一、二塁からブラゼル、荻野貴の連続適時打で2点を先制した。3回までは武田に無安打と抑えられていたが、初めての好機をものにした。
ブラゼルの適時打は引っ掛け気味の中前打。通常なら二塁手の守備範囲かと思われる打球だったが、引っ張る打撃に備え一、二塁間を詰めていたため、広く空いた二遊間を抜けていった。幸運な安打が先制打となり「チームに貢献できる安打が打ててよかった」と喜んだ。
ロッテは唐川の不敗神話が継続した。変化球を早いテンポで次々投げ込み、5回までの15アウト中10アウトをフライで取った。
「今年に入って1番調子が良かった」。ソフトバンクには11年から6連勝。楽天にマジックが点灯した状況にも、29日に51歳の誕生日を迎える伊東監督は「勝ってくれるのが1番のプレゼント。ぜひ明日もいい思いをさせて」と話した。
ロッテがクレイグ・ブラゼル内野手（33）の適時打で4試合連続となる先取点を挙げた。
4回2死一、二塁でチェンジアップを中前に運んだ。続く荻野貴司外野手（27）も左前適時打を放ち、2点を先制した。
ブラゼルは「2死からみんなでつくったチャンスだからね。何とか先制したいと思っていたから、いいタイムリーになったね。チームに貢献できるヒットが打てて良かったよ」。
荻野貴は「打ったのはカーブです。カーブは狙ってなかったけど、初球もカーブでイメージが残っていたから、うまく反応できました。2死のチャンスでランナーを残したくなかったから、打てて良かったです。前回の対戦では打ててなかったので、今日は何とか打ちたいと思ってていた。いいところで1本出てホッとしています」と話した。
ロッテは30日からの日本ハム戦（QVCマリン）で、OBの村田兆治氏（63）、レロン・リー氏（65）、有藤通世氏（66）が始球式を行うと発表した。
パ6球団による共同企画「レジェンド・シリーズ2013」の一環。同3連戦と9月3日からのオリックス3連戦（ほっともっと神戸、京セラドーム大阪）では、74年に日本一に輝いた当時のビジター用ユニホームを着用して試合を行う。