わたしはかもめ2013年鴎の便り(8月)

便

8月31日

千葉ロッテ7−5北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテは1−1の3回に角中の勝ち越し適時打、里崎の3点二塁打などで計5点を奪った。6−3の7回にも角中の二塁打で1点を加えた。グライシンガーが5回2失点で5勝目。日本ハムは先発のケッペルが5回6失点と崩れた。

123456789R
北海道日本ハム1000110025
千葉ロッテ10500010x7

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ロッテに「神風」吹いた…楽天と4.5差[ニッカン]

QVCマリンには今年1番強い14メートルの風が吹いた。3回の攻撃中は中堅から本塁方向もしくは左翼から一塁へ12、13メートルの強風が吹き続けていた。これがロッテに幸いした。2点を勝ち越し、なお2死満塁。里崎が放った打球は左飛かと思われたが風で戻され、左翼大谷と遊撃大引の間で落ちた。里崎は「神風が吹いた。落ちると思った」と、ガッツポーズをしながら走っていた。一塁の鈴木も一気に生還し、この3点が勝利に結び付いた。

伊東勤監督(51)は「風が味方してくれたね」と笑顔を見せた。しかし運だけではない。実は試合前から指示していた。「フライを打ち上げたら油断するな。何が起こるか分からないから次の塁を狙え」と。その通りになったのが今の強さだ。

3点差に詰め寄られた7回も風だ。2死一塁。角中が打ち上げた一邪飛を西川は捕球できず失策がついた。直後、角中は右翼フェンス直撃のダメ押し二塁打を放つ。「甘い球を打ちそこね、やっちゃったと思ったんですが。ラッキーです」。5回裏終了後の花火も中止となっていた。ロッテは攻守両面で風にも負けず、逆転で連勝。首位楽天とのゲーム差を4.5に縮めた。これが逆転優勝への「神風」となるのか…。

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逆転Vへ!ロッテ、「神風」で4.5差[サンスポ]

逆転Vへ神風吹いた!?ロッテは31日の日本ハム19回戦(QVCマリン)に7−5で勝利。昨年と並ぶ62勝到達で、貯金を10に戻し、首位・楽天とのゲーム差を4.5に縮めた。地の利を生かし、最大14メートルの強風を味方につけての幸運な白星。酷暑の8月を月間首位の16勝11敗で乗り切り、1日の結果次第で自力Vが復活する。勝負の9月へノロシをあげた。

「フライを打ち上げたら、油断せずにとにかく走れ!!」。試合前の円陣で伊東監督が指示。それが生かされる場面が訪れた。

3回、角中、鈴木の適時打で3−1とし、なお2死満塁。ここで里崎の飛球は左翼の大谷へ。ところが風で戻され、前進しスライディングキャッチを試みた大谷の前にポトリ。後逸した球が転々とする間に一走の鈴木も生還した。

珍しい左前への走者一掃二塁打に、里崎は「神風が吹いてくれました。打った瞬間に落ちると思った」と二塁ベース上でガッツポーズだ。

本来は2人前のブラゼルの飛球でチェンジになっているはずだった。

遊撃の大引が捕球態勢に入ったが、打球は風で流され、三塁の小谷野も捕球できずファウルに。ブラゼルは四球を選び満塁とし、続く鈴木の右前適時打で、里崎まで回ってきた。

球場の風速計は3回には最大の14メートルと表示。5回終了時の花火は、危険と判断され中止となり、中堅の岡田が「14メートルは久しぶりに見た。ホームなので、みっともないプレーはできないと、監督にハッパをかけられた」と強風に慣れていない、日本ハムの自滅に助けられた。

7回には2死一塁で角中が邪飛も、一塁の西川が失策。命拾いした直後の球を弾き返し、右越えの適時二塁打で貴重な7点目を追加した。

伊東監督は「1度死んだ角中が適時打。あの1点が大きかった。今日はフライが味方してくれた。あれがアウトだったらチェンジ。ツキがあった」と強風に感謝。神風に乗って、9月に楽天を逆転する。

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ロッテ・グライ、強風にイライラも耐えて5勝![サンスポ]

神経質なグライシンガーが、強風にいらだちながらも5回2失点(自責1)で5勝目(2敗)を挙げた。「制球が定まらなかったが、途中から真ん中低めのストライクだけを考えて投げた」と粘りの投球。「バックもよく守ってくれた。相手の守備は風にやられたから、その差でこうなった」と強風の中で守り抜いた野手陣に感謝した。

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元ロッテのレロン・リー氏、水色ユニで打席に[サンスポ]

レジェンド・シリーズ2日目の31日、ロッテ−日本ハム戦の始球式に、1977年から11シーズンにわたって活躍したレロン・リー氏(65)が登場した。左打席に立って打ちにいったものの、結果は投手役の堀打撃コーチへの力のない飛球。「オリオンズのユニホームを着ると、なにか自分が強くなった気がするよ。今度はぜひオーバーフェンスしたい」とリベンジを誓った。

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角中“打ち直し”でダメ押し打、14メートル強風味方[スポニチ]

幕張の猛烈な強風を、ロッテが「追い風」に変えた。中堅から本塁方向へ最大14メートル。打った角中が「甘いボールを打ち損じて“やっちゃったあ〜”と思ったけど…。ラッキーでした」と振り返ったのは7回のプレーだ。

2死一塁。角中は3ボール1ストライクからの5球目を、1度は一塁ファウルゾーンへ高々と打ち上げてしまった。しかし、強い風で大きく戻されたこの飛球を、一塁手の西川が失策。打ち直しとなり、ダメ押しの適時二塁打を右中間に運んだ。伊東監督も「1度は(一邪飛で)死んだけどね。あの1点が大きかった。フライが味方してくれたよ。ツキがあったね」とにんまりだ。

試合前の円陣。指揮官からは「風は強いけど、ホームでみっともないプレーはできないぞ!」とゲキが飛んだ。02年4月17日西武戦など、過去に強風で3度も試合が中止になっているQVCマリン。条件は相手も同じだが、ロッテナインにとって海から吹く風は友達だ。中堅手の岡田は「14メートル(の表示)は久々に見た。こんな風は珍しい。神経を使いました」。堅守で白星をガッチリと守り、これで5位だった昨季と並ぶ62勝目。酷暑の8月を16勝11敗のリーグ首位で乗り切って再び貯金を2桁の「10」とし、首位・楽天とのゲーム差を4.5に縮めた。今日の試合に勝って楽天が敗れれば、再び自力優勝の可能性が復活する。

残るは28試合。追い風を「神風」に変えて、最後の直線で楽天をまくる。

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グライ強風で踏ん張る「ボールどこにいくか分からない」[スポニチ]

ロッテの先発・グライシンガーが強風の中で踏ん張った。初回、先頭・西川への初球を投げた際にいきなり帽子を飛ばされるなど悪戦苦闘。「ボールに聞かないと、どこにいくか分からないくらいだった。タフな試合だった」。

2回からは小さめの帽子に交換し、5回を4安打2失点にまとめた。大谷からは110キロ台のカーブで2奪三振。「コーナーではなく、とにかくストライクを投げようと思った。疲れたね」と苦笑いで話した。

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レロン・リーさん始球式で打席、オリオンズユニに笑顔[スポニチ]

「レジェンド・シリーズ」のイベントとして、77〜87年に在籍したレロン・リーさん(65)が始球式で打席に立った。

現役時代に同じ5番を背負った堀打撃コーチが投手を務め、3球目を打って投飛。4000打数以上ではプロ野球歴代1位の通算打率.320の大記録を残している名選手は「オリオンズのユニホームを着ると、なぜか自分が強くなる気がするよ」と笑顔で話した。

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里崎「神風吹いた」3点二塁打!自力V復活も[報知]

ユニホームがはためくほど強烈な風は、常にロッテの味方をした。3回に2点を勝ち越し、なおも2死満塁。里崎の打ち上げた打球が13メートルの風に押し戻され、左翼の大谷の前で跳ねた。「神風が吹いてくれました」。走者一掃の3点二塁打に笑みを浮かべた。

ダメ押し点も、風がアシスト。3点リードの7回2死一塁。角中は5球目を一塁ファウルゾーンへ打ち上げた。しかし、一塁の西川が12メートルの風に“翻弄”された打球を捕れず失策。「打ち損じたので、ラッキーでした」。角中は打ち直しの6球目を右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打とした。

最大14メートルの風速を生かした白星で首位・楽天と4.5ゲーム差。1日、楽天が負けロッテが勝てば自力優勝も復活。伊東監督は「今日はフライが味方してくれた。本拠地のウチが負ける訳にはいかないのでね」。追撃へ向け「追い風」を受けた試合だった。

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角中「やっちゃったなー」から「ラッキー」打ち直しでダメ押し打[スポニチ]

強風が舞う一戦は2位・ロッテが逃げ切り。首位・楽天とのゲーム差を「4.5」に縮めた。

先発・グライシンガーが5回2失点にまとめ、今季5勝目。助っ人はお立ち台で「両チームにとってすごい風が吹いていて、すごい投げにくかったんですけども、低めにボールを集めてと自分に言い聞かせてマウンドで頑張りました」と“我慢の投球”を振り返った。

「今、マリーンズはいい位置にいますんで、何とか上のイーグルスを叩いて、皆さん望んでいる優勝を勝ち取りたいと思っています」と逆転Vを見据える。

もう1人のお立ち台は2適時打の角中。1−1同点の3回2死一、二塁から勝ち越しの中前打。この回一挙5点の口火となった。6−3と3点差に迫られた7回には、2死一塁から右中間フェンス直撃の二塁打でダメを押した。

7回の打席は一邪飛を日本ハム・西川が落球。「甘い球を打ち損じたんで、やっちゃったなーと思っていたんですけど、ラッキーですね。嫌な雰囲気だったんで、何とか1点取れてよかったです」。8月を白星で締め「次の月が本当の勝負だと思うんで、いい弾みをつけられたと思います」と9月決戦に気合を入れ直した。

伊東監督もグライシンガーについて「集中力が散漫になりやすい天候だったんですけれども、よく我慢して投げてくれたと思います」と評価。「1度死んだ角中がね、タイムリーを打ってくれましたんで。あの1点が大きかったですね」と7回の一打を称えていた。

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ロッテ・里崎「神風が吹いてくれた」[サンスポ]

強風が吹く中、ロッテが序盤に得点を重ねた。1点を先制された直後の1回は1死二塁から井口が中前適時打を放った。自身7試合ぶりの打点に「今日はこの風だからタフな試合になる。打席、守備でもより集中していかないとね。必死だよ」とコメントした。

3回には里崎の高く上がった打球が左前に落ちて3点二塁打になるなど一気に5点を奪った。里崎は「神風が吹いてくれた」と“追い風”を歓迎した。

グライシンガー
「すごく風が吹いて投げにくかったが、低めにボールを集めようと自分に言い聞かせた。」(5回2失点)

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元ロッテのレロン・リー氏が始球式に登場[サンスポ]

レジェンド・シリーズ2日目の31日、ロッテ−日本ハム戦の始球式に、1977年から11シーズンにわたってロッテで活躍したレロン・リー氏(65)が登場した。左打席に立って打ちにいったものの、結果は投手役の堀打撃コーチへの力のない飛球。「オリオンズのユニホームを着ると、なにか自分が強くなった気がするよ。今度はぜひオーバーフェンスしたい」とリベンジを誓った。

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角中ダメ押し打は「ラッキー」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(26)が、勝ち越しとダメ押し適時打で連勝に貢献した。

1−1で迎えた3回は2死一、二塁から中前タイムリー。3点差に迫られた7回は2死一塁から右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。実は直前のファウルを一塁西川が捕球できず、生き延びての一打だった。「甘い球を打ち損じて、やっちゃったと思っていたのでラッキーでした」。

伊東勤監督(51)は「あの1点が大きかった。1度死んだ角中がタイムリー。ビッグイニングの後なかなか点が取れなかったからね」と、勝因に挙げていた。

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角中「狙ってしっかり」適時打[ニッカン]

ロッテは1−1で迎えた3回2死一、二塁から角中勝也外野手(26)が中前に勝ち越し適時打を放った。

「打ったのはたぶんツーシームだと思います。前の打席で三振したボールが来ると思っていたので、狙ってしっかりとらえることができました。この風で投手の変化球が大きく曲がるので、嫌ですね。相手も一緒ですけどね」と言って笑顔を見せた。

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風に負けん!井口が必死打[ニッカン]

ロッテは1回1死二塁から井口資仁内野手(38)が、中前に同点適時打を放った。「打ったのはストレートだね。今日はこの風だからタフな試合になる。打席、守備でもより集中していかないとね。必死だよ」と、常時12メートル前後の風が吹く球場を見ながら話した。

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ロッテ・角中が語る、マー君最大の変化[スポニチ]

昨季、独立リーグ出身者で初の首位打者を獲得したロッテ・角中勝也外野手(26)。楽天・田中に対しても昨季までは21打数9安打とキラーぶりを発揮していたが今季は9打数1安打。マー君の何が変わったのか、角中が語った。

昨季と今季の1番の違いはスプリット。昨季はスプリットというよりフォークだった。フォークだと球速が遅いので、どれだけ落差があってもバットに当てやすい。スプリットは速いので。軌道もバットを振りにいった時点まで真っ直ぐと同じ。良いときは、振ってから落ちるぐらいのイメージで変化する。

直球も昨季までと違う。スピードガン表示を見ても速くなっているんだけど切れが増した。昨季は「ズドン」という感じだったけど、今季は「ビュッ!」という感じ。ホップして浮き上がってくる。配球はその直球とスプリットが多くなっている。走者を出してからは直球とスプリットしか使ってこない。スライダーは比較的抜けることが多いのであまり使ってこない。本人も分かっているんだと思う。

対策法は、うちの投手が0点に抑えてくれること。そうすれば負けはないですから(笑)。とにかく追い込まれるまでに初球から振っていくしかない。多少、高かったりコースが外れていたとしても。

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