9月4日9月4日オリックスの金子が7回3安打無失点の好投で11勝目を挙げた。打線は6回、李大浩の22号2ランで先制すると川端の適時二塁打、平野恵の適時打で計4点を奪った。ロッテは連勝が3で止まり、唐川は自身ワーストの9敗目を喫した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | x | 4 |
淡泊な攻撃が3連勝の勢いを止めてしまった。ロッテは3回、1死二塁でクリーンアップのチャンスを迎えた。だが3番井口は6球目まで外を攻められ、最後に内角低めのフォークに手を出して空振り三振。4番今江はカウント3ボールからストライクを見逃し、連続三振に倒れた。伊東勤監督（51）は「打てのサインを出したのに打たない。いい投手は一発で仕留める集中力がないと崩せない」と嘆いた。
2回も2死満塁で、岡田が中飛を打ち上げていた。2回連続で絶好の先制機を逃すと、4回以降は無安打に沈んだ。結果は今季6度目の無得点負け。指揮官は「簡単にフライを打ち上げすぎ。打てないならゴロを転がすとか、頭を使えていない」。74年に日本一に輝いたオリオンズ時代のユニホームで、初めて負けた。
走者を背負うと強くなる。伊東監督はオリックス金子の投球を、楽天田中に例えた。「これぞ、エースと言われる投手」。前日には不振で2軍調整中の成瀬に、今季絶望の可能性が浮上した。エース不在のままシーズンを戦い抜くには、今一つ攻めが甘かった。
成瀬に代わる投手の「柱」候補、唐川侑己投手（24）には5試合ぶりに黒星がついた。「個人的にも2ケタ勝たないと認められない」と2年ぶりの10勝にリーチをかけるはずが、6回に李大浩に2ランを浴びてからずるずる崩れた。この回に打たれた4安打は全て直球。「監督にももっと粘らないといけないと言われた。まだ試合は残ってますから、次に生かします」。チームの連勝も、自身の連勝も、3でストップした。
痛恨の一発を浴び、唇をかみしめた。同点の6回無死一塁。唐川が投じた133キロの直球は、李大浩にバックスクリーンまで運ばれた。「もう少し工夫しなければいけなかった。あそこでもっと粘らないと」。その後も連打で失点を重ね、6回途中8安打4失点。6年目にして自己ワーストとなる9敗目を喫した。
3日にエース・成瀬が左肩痛のため、レギュラーシーズンでの復帰が絶望的となった。チームにとって窮地の状況で、伊東監督は「あいつには責任感とかチームを引っ張る自覚を持って欲しい」と、今季唯一ローテを守る右腕に期待を寄せていた。だからこそ「ああいうところを踏ん張らないといけない」と、厳しい言葉を投げかけ奮起を促した。
これでチームの連勝は3でストップ。首位・楽天とは4.5ゲーム差に離された。右腕は「まだ試合はあるので切り替えて臨みます」。次こそ期待に応える白星をつかむつもりだ。
ロッテは今季6度目の零敗で連勝が3で止まった。
2回2死満塁と金子を攻略できるチャンスもあったが、4回以降は走者を出せず、今季最少タイの3安打に終わった。先発・唐川は6回に李大浩（イ・デホ）の2ランなど8安打を浴び、6回途中で4失点KO。伊東監督は「3本しか打てないようでは勝てない。唐川も5回まではよかったけど…。相手はエース、あそこで粘らないと」。金子との対戦は今季4試合で0勝2敗。首位・楽天とのゲーム差は4.5に広がった。
金子ら3投手の前に今季最少タイの3安打。4回以降は走者を出せず、今季6度目の零封負けを喫した。2、3回は得点圏に走者を進めたが得点できず、伊東監督は「内容が悪い。走れるやつがフライばかり上げたり…。頭を使った野球ができていない」。レジェンドユニホーム着用から始まった連勝は3で止まり、首位楽天とのゲーム差は4.5に開いた。
ロッテの先発唐川侑己投手（24）に、5試合ぶりの黒星がついた。
5回まで散発4安打無失点に抑えていたが、6回につかまった。先頭の糸井に中前打、4番李大浩に先制2ランを許すと、1死後に再び連打を浴びて4失点。最後は四球を出し、この回を投げ切ることなく交代した。
チームの連勝も、自身の連勝も3でストップ。「全部真っ直ぐで同じような打たれ方をした。今日は調子が良くなくて、途中まではうまく変化球でかわすことができたと思いますが…。相手（金子）がいい投手だから、もっと粘らないといけないですね」と話した。
ロッテの連勝が3で止まった。
絶好の先制機を逃した。オリックス先発金子の前に、2回2死満塁で岡田幸文外野手（29）が中飛を打ち上げ、3回1死二塁では3、4番が連続空振り三振に倒れた。
打線は4回以降無安打で、終わって見れば3安打無得点。伊東勤監督（51）は「淡々と試合が進んでしまった。アウトの内容が悪い。打てないなら打てないなりにゴロを転がすとか、頭を使った野球ができていない」と話した。
ロッテは4回以降、1人の走者も出せず今季最少タイの3安打で零敗を喫した。伊東監督は連勝が3で止まり「淡々と試合が進んだ。アウトの内容が悪い」と嘆いた。
金子を攻略できず、7回無失点の好投を許した。相手エースに3三振を奪われた井口は「コントロールが良かった。色んな球種を投げ分けていたし、絞れなかった」と脱帽した。
プロ野球の加藤良三コミッショナー（71）は4日、野球・ソフトボールの五輪復活について「非常に厳しい状況で簡単ではない」と語り、復活は困難であるとの見解を示した。
20年五輪の実施競技は日本時間9日未明にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれるIOC総会で決まる。同コミッショナーは国際野球連盟（IBAF）のリカルド・フラッカリ会長と現地で最後のアピール活動をするため、5日に渡航予定。1泊4日の強行日程で「何ができるか分からないが、一縷の望みを託して最善を尽くしたい」と話した。
台湾プロ野球、中華職棒大連盟（CPBL）の黄鎮台（ファン・ジェンタイ）コミッショナーが4日、東京・内幸町の日本野球機構（NPB）事務局を訪れ、加藤良三コミッショナーに今年で2年目を迎える台湾ウインターリーグへの協力を要請した。
NPBは昨年に続いて複数球団が参加予定で、黄鎮治コミッショナーは「今年も協力してもらえることに感謝したい」。同行した元中日の郭源治首席顧問は「日本のいいコーチや選手に来てもらって台湾の野球文化をつくりたい」と話した。