わたしはかもめ2013年鴎の便り(9月)

便

9月7日

千葉ロッテ3−0埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが無失点リレーで連敗を3で止めた。松永が5回を2安打に抑え、6回以降は5投手の継投で封じた。益田が30セーブ目。打線は6回に井口が先制ソロ、8回はブラゼルが2点適時打を放った。西武打線は三塁も踏めなかった。

123456789R
埼玉西武0000000000
千葉ロッテ00000102x3
伊東監督
「あらためて、1つ勝つのが難しいと痛感した。8回の2死走者なしから、つないだのが本来の形。粘りの野球ができた。」

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ロッテ連敗3で止めた…8回2死から2点[ニッカン]

ロッテの粘りは健在だった。8回2死走者なし、角中の三塁打から粘りを発揮。根元が四球、井口が四球で2死満塁。右足首捻挫で登録抹消した今江の代役4番、ブラゼルが意地の安打だ。カーブを2度空振りし、さらに2球ファウルで食らい付く。最後はスライダーを振り抜き、二塁手のグラブをはじく右前打とした。ベンチに向かってガッツポーズしながら一塁へ走った。試合を決める2点適時打に「2死満塁は楽じゃない。粘って、いい打球を前に飛ばそうと思ってた。粘ったな!」と満足そうだった。

連敗を3で止めた伊東勤監督(51)は「あらためて、1つ勝つのが難しいと痛感した」と大きく息を吐いた。3番を動かさなかった井口資仁内野手(38)が6回に先制22号ソロ、継投もはまり無失点で逃げ切るなど、伊東監督の采配に選手が応えての勝利だった。「8回の2死走者なしから、つないだのが本来の形。粘りの野球ができた」と強調した。西武3連戦が終われば、首位楽天を千葉で迎える。井口は言った。「今江だけじゃなく、成瀬もいない。全員でカバーしてやるしかない。順位は関係ない。自分達の野球をやる」。追走の気迫に衰えはない。

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井口弾で連敗脱出!ロッテ、23イニングぶり得点[サンスポ]

6回に井口が決勝の22号ソロを放ち、23イニングぶりの得点。野上から今季3本目の一発に「初球から甘い球を思い切っていこうと思っていた」と胸を張った。今江が右足首捻挫で離脱し、38歳は「最後に全員でカバーして勝てるかがチームの底力」という。連敗を3で止め「順位は関係なく、自分達の野球をやるだけ。上や下を見てもしようがない」とベテランらしく語った。

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井口完璧V弾「流れを変える上で最高の形」[スポニチ]

ロッテの井口が23イニングぶりの得点となる22号ソロで勝利を呼び込んだ。0−0の6回2死、野上の初球スライダーを振り抜き、「完璧。流れを変える上で最高の形だった」と喜んだ。

4番を務めてきた今江が右足首捻挫で出場選手登録を外れたが「みんなでカバーして勝つのが底力」と話した。8回2死満塁では、移籍後初4番のブラゼルが2点右前打。連敗は3で止まり、伊東監督は「8回のように、つなぐ野球が本来の形。それができれば粘りの野球ができる」と話した。

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V弾の井口「倍返しできて良かった」、先発・松永はまめで交代[スポニチ]

ロッテ・井口が連敗を止める貴重な一発に表情をほころばせた。

6回2死、野上から左翼席へ運ぶ先制ソロ。「塁に出ることを考えてた。昨年は(野上に)ずっとやられてたんで倍返しできて良かった」。

8回にもブラゼルの2点適時打が飛び出し、3連敗中はわずか1得点だった打線が援護した。

伊東監督も「長いこと勝ってないような感じ。あらためて1つ勝つことの難しさを痛感させられた。(先発の松永は)4回にまめができたが、何とか5回まで投げてくれた」と安堵の表情だった。

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ロッテ・松永が好投「5回までと思って」[サンスポ]

ロッテの松永が先発で2試合続けて好投した。1回は2死一、二塁のピンチを招いたが、坂田を空振り三振に仕留めて切り抜けた。外角への制球の良さが光り、2安打6奪三振で5回無失点と役割を果たした。

救援で52試合に登板していたドラフト1位ルーキー。8月30日の日本ハム戦でプロ初先発のマウンドで白星をつかんだ。「5回までと思ってマウンドに上がったから何とか5回までいけて良かった」と話した左腕は、エース成瀬やチーム最多勝の西野が離脱する中で頼もしい投球を見せている。

ブラゼル
「前に飛ばそうと食らい付いて、しっかりした打球を打てて良かった。」(8回に2点右前打)

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ロッテ・益田、三者凡退で締め30セーブ目[サンスポ]

ロッテの益田が3−0の9回にマウンドへ上がると、三者凡退で難なく締めて、パ・リーグトップのセーブ数を30に乗せた。「中継ぎの投手の方々がいい流れをつくってくれた」と謙虚に喜んだ。今季から抑えを任された昨季の新人王が堂々の活躍を見せている。

最後にセーブをマークしたのは8月28日のソフトバンク戦で、登板したのも31日の日本ハム戦と間隔が空いた中での好投だった。「(チームが)3連敗していたし、投手陣も点を取られて負ける試合が多かった。チームにとっても自分達投手にとっても良かった」と中心選手の自覚をにじませた。

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ロッテ・今江、登録外れ治療を優先[サンスポ]

右足首を痛めているロッテの今江が7日、出場選手登録から外れた。伊東監督は「(今日)動いてみたがやっぱり駄目だった。万全の状態になって欲しい」と話し、今後は治療を優先させる。

今江は5日のオリックス戦の守備中に負傷して途中交代。6日に捻挫で全治が1週間から10日と診断されていたが、伊東監督は10日の楽天戦から復帰できるとの見通しを示していた。

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ブラゼル4番「粘って」適時打[ニッカン]

ロッテの新4番、クレイグ・ブラゼル内野手(33)が2点適時打を放った。

8回2死満塁、四苦八苦していたスライダーを振り抜くと、ジャンプした二塁手のグラブをはじく安打とした。打球が外野に転がるのを確認すると、右手をベンチに向けてガッツポーズ。今江の代役で4番に入り、初日で結果を出し「2死満塁は楽じゃない。粘って、いい打球を前に飛ばそうと思っていた。粘ったな!」と笑顔で話した。

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井口先制ソロ「最高の形」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が6回2死、均衡を破る本塁打を放った。初球のスライダーを狙い打ち、左翼スタンドに運ぶ先制22号ソロだ。

「打ったのはスライダーだね。うまく体が反応出来たね。完璧。このところ、打線が機能していなかったし、この回も2死だったから、何とか流れを変えるためにも大きいのが欲しい気持ちはあったけど、ホームランは最高の形。この埼玉・千葉シリーズでは、ここまでやられてばっかりだからね。本拠地千葉で何とかしないといけないでしょう。うちはもう負けられないから、このホームランがチームにとって、いいきっかけになってくれると信じてるよ」と話した。

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松永5回無失点、先発イケる![ニッカン]

ロッテ松永昂大投手(25)が、8月30日に続いて2度目の先発登板に臨み、5回無失点と大健闘した。

1回と3回に、2死から一、二塁とピンチを招くが、後続を断った。予定の5回を2安打6三振の無失点に抑えた。前回先発も5回を1失点。強心臓が売りの新人セットアッパーは、先発の適性も十分ありそうだ。

「今日も前回同様、まずは5回までと思ってマウンドに上がったから、何とか5回まで行けて良かったです。しかし、球数が80球を超えてしまったので、少なくしていかないといけない。今回はチームが連敗中だったので、何と流れを変えたいとの思いでしたが、初回にいきなりピンチを作ってしまい、攻撃の流れを作れなかったのが反省ですね」と話した。

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今江、捻挫で1軍登録抹消[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(30)の出場選手登録が抹消となった。5日のオリックス戦の守備で右足首を捻挫。

前日6日の西武戦を欠場して、今日から復帰するプランだったが、球場で状態を確認し、抹消する結論となった。伊東勤監督(51)は「代打で出せる選手ではない。チーム事情を考えたら、そういう(故障を抱える)選手を置いておく余裕はない。万全な状態になって帰ってきて欲しい」と話した。前日6日は、今江の代役4番に鈴木大地内野手(24)を起用したが、伊東監督は「1日限定」と別の選手を4番にする意向を示した。

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