わたしはかもめ2013年鴎の便り(10月)

便

10月3日

東北楽天6−7千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテが接戦を制した。1回に今江の犠飛で先制し、2回は清田が3ラン。投手陣が崩れ逆転を許したが、5−6の8回に根元の犠飛と押し出し四球でひっくり返した。楽天は主力を途中交代させるなど、調整重視の選手起用だった。

123456789R
千葉ロッテ1300100207
東北楽天0300111006

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ロッテ逆転2位死守、CSあと1勝[ニッカン]

ロッテが土壇場で逆転し、CS進出確定まであと1勝に迫った。1点を追う8回に根元俊一内野手(30)の犠飛で同点。さらに2死満塁で今江敏晃内野手(30)が2ストライクから5球粘り、押し出しをもぎ取った。2安打2打点の4番は「どんな形でも点を取りたかった。冷静にと自分に言い聞かせて打席に入りました」と価値ある四球を振り返った。

苦しい勝ち方だった。先発の西野が2、5回と援護直後に失点。8月からリーチをかける自身10勝目にまた届かなかった。中継ぎ陣も重圧から失点し、伊東勤監督(51)は「バッテリーは相変わらずダメ。全然勝った気がしない」とため息だ。それでも、今季1勝10敗と相性最悪だったKスタ宮城で4月以来の勝利。早ければ4日、ソフトバンクが敗れれば3位以上が決まる。

パ・リーグのCS争い
ロッテはあと1勝で3年ぶりのCS進出が決まる。残り4試合を1勝3敗でもソフトバンクが残り2試合連勝の74勝68敗2分けに並び、同率なら規定により直接対決で勝ち越したロッテが上位になるため。4日にロッテの試合はないが、ソフトバンクが日本ハムに敗れればCS進出。西武は残り4試合で3勝なら自力でCS決定。

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ロッテCS王手!鬼門Kスタ連敗8で止めた[サンスポ]

喜びはない。ロッテ・伊東監督はKスタ宮城での連敗を8で止めても笑顔はなかった。第一声はこれ。「負けなくてよかった。楽天さまさまです」。

優勝が決定し、4回以降に藤田、マギー、松井、嶋、ジョーンズと主力を続々とベンチに下げた楽天に救われた格好となった。

2回までに清田の3号3ランなどで4点リード。ところが、6回に中継ぎ陣が同点に追いつかれると、7回に逆転を許した。1勝10敗の宮城はやはり方位が悪いのか…。「相変わらずバッテリーがダメ。勝てるような内容ではない。これからますますプレッシャーのかかる試合になるのに」。

8回に根元の左犠飛で同点とし、今江の押し出し四球で勝ち越し。9回は新守護神の内が1点差を守り切ったが、指揮官は険しい表情のままだった。

4日にソフトバンクが日本ハムに敗れれば、3位以上が決まる。それでも伊東監督は「これで勝ってニコニコしているようではダメ。(クリンチ)1だろうが、2だろうが、こういう試合をしていたら(CSは)勝てない」。残り4試合、しっかりとした内容でCS出場を決め、レギュラーシーズンを締めくくる。

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ロッテ・西野、10勝逃すも育成出身初の100奪三振を達成[サンスポ]

西野が育成ドラフト出身者で初の10勝を逃した。5回10安打4失点(自責2)で勝利投手の権利を得て降板したが、中継ぎが打たれ、5度目の挑戦も失敗。それでも、5三振を奪ったことで、シーズン103奪三振とし、育成ドラフト出身者では初の100奪三振を達成した。もっとも、投球内容には納得がいかない様子で、「野手が点を取ってくれた後に、同じ点数を返されて悔しい」と反省しきりだった。

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ロッテ、“鬼門”連敗8で止めた、伊東監督「負けなくて良かった」[スポニチ]

ロッテが我慢の末に価値ある白星をつかんだ。楽天に競り勝ち、CS進出が目前に迫ってきた伊東監督は「疲れたよ。負けなくて良かった」と安ど感をにじませた。

試合前の時点でKスタ宮城では今季1勝10敗と苦手にしていた。この日も2回までに4点をリードしながら投手陣が崩れる嫌な流れに陥っていた。「鬼門」での連敗はようやく8で止めたが、指揮官は「ちょっとこのままじゃいけない。これで勝ってニコニコしてはいけない」と苦言を呈することも忘れなかった。

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4日にもCS決定!8回逆転、両軍25安打乱戦制した[報知]

2位ロッテは楽天との接戦を制した。4日の日本ハム・ソフトバンク戦(札幌D)でソフトバンクが敗れると、ロッテのCS進出が決まる。

低めのボールを、清田は逆方向へはじき返した。力強い打球が右翼頭上を襲う。ボールはラッキーゾーン“Eウイング”に消えた。1点リードの2回2死一、二塁、5月29日以来となる右越え3号3ラン。「とにかく勝ちたいので、ランナーがたまっている場面でホームランが打ててよかったです」と笑った。

2位ながら、4位西武まで2ゲーム差と、まだCS進出を決められないロッテ。今季1勝10敗と大きく負け越している敵地・Kスタでの一戦を、伊東監督は先発・西野に託した。一方、すでに優勝を決めている楽天にとっては、優勝決定後初の仙台での試合。試合後の優勝セレモニーに花を添えるためにも、凱旋勝利といきたいところだ。助っ人左腕ハウザーが先発した。

先手を取ったのはロッテだった。初回、1死から根元が左前安打で出塁すると、井口も右前安打で続き1死一、三塁とチャンスを作る。ここで4番・今江が中犠飛。まずは1点を先制した。さらにロッテは2回、2死一、二塁から清田が右越え3号3ラン。リードを4点に広げた。

しかし、楽天もすぐに反撃する。2回、無死一、二塁から松井が中前適時打。「攻撃に勢いをつけられた」という一打でまず1点を返すと、送球間に走者が進塁。無死二、三塁から捕逸で2点目を奪う。さらに無死三塁から嶋が中前適時打。3点を奪い1点差とした。

1点差とされたロッテは5回、2本の安打と四球で1死満塁とハウザーを攻める。ここでサブローが押し出し四球を選び、リードを2点に広げた。しかし、楽天もその裏、途中出場の阿部が左翼線二塁打で出ると、銀次が左中間適時二塁打。再び1点差とした。

楽天は6回、2死二塁から阿部が左前適時打を放ち同点。さらに7回、1死満塁とすると伊志嶺が中犠飛を打ち上げ、勝ち越しに成功する。しかしロッテは8回、1死満塁から根元の左犠飛でまずは同点。井口が内野安打でつなぎ2死満塁とすると、今江が押し出し四球を選び、またもロッテが1点を勝ち越した。

ロッテは5番手・内が最終回の楽天打線に1四球を与えたが、無失点。両チーム合わせて25安打の乱打戦を制した。4日の日本ハム・ソフトバンク戦(札幌D)でソフトバンクが負ければ、ロッテのCS進出が決定する。

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ロッテ・清田、5月以来のアーチ「とにかく勝ちたい」[サンスポ]

ロッテの清田が1−0の2回に5月29日以来となる3号3ランを放った。2死一、二塁でハウザーから外角低めのボールをうまく右越えに運んだ。「とにかく勝ちたいので、走者がたまっている場面で本塁打が打てて良かった」とコメントした。

7月7日に不振のために出場選手登録を外れたが、2軍で長打力を磨いてきた。故障で離脱した角中に代わって9月27日に再登録。「残り試合、どんな形でもいいからチームに貢献できるように笑顔で一生懸命頑張る」と意気込んだ。

西野
「打たれるボールは自分の投げミス。高く浮いてしまった。」(5回を投げて10安打4失点)
根元
「最後まで諦めないでやれた。チーム全体も粘って、粘ってできた。」(8回に同点犠飛)
斉藤投手コーチ
「投球が雑過ぎる。必死さがない。」(西野に)

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ロッテが吉見、橋本ら6選手を戦力外[サンスポ]

ロッテは3日、吉見祐治(35)、橋本健太郎(33)、山本徹矢(23)、山室公志郎(26)の4投手、青野毅内野手(30)、工藤隆人外野手(32)の計6選手に来季の契約を結ばないと通知したと発表した。球団によると吉見、青野、工藤は現役続行を希望し、他の選手は未定。

また、ディッキー・ゴンザレス投手(34)、ジョシュ・ホワイトセル内野手(31)とも契約を更新しないことになった。

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伊東監督「疲れた」CSあと1[ニッカン]

ロッテが土壇場で逆転し、CS進出確定まであと1勝とした。

1点を追う8回に根元俊一外野手(30)の犠飛で同点。さらに1死満塁で、今江敏晃内野手(30)がカウント2ストライクから5球粘り、押し出し四球をもぎ取った。

最後は、楽天戦限定で守護神を任されている内竜也投手(28)が9回を無安打に抑え、1点差で逃げ切った。

今季Kスタ宮城では1勝10敗だったが、4月8日以来の勝利をつかんだ。点を取っては取られての展開に、伊東勤監督(51)は「疲れたよ、もう。とにかく負けなくて良かったです」と息を吐いた。

あと1勝でCSへ自力進出。最短なら4日にソフトバンクが日本ハムに敗れた場合、ロッテの3位以上が確定する。

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西野、育成初10勝ならず[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手(22)の10勝目が消えた。

清田育宏外野手(27)の3ランでリードを4点に広げた直後の2回裏、先頭から四球と3連打で崩れて3点を返された。5回も味方が押し出しで1点追加した直後に、先頭から2連続二塁打を許して失点した。

5回10安打4失点。辛うじて1点リードで勝利投手の権利を持って降板したが、後続の投手が追いつかれてしまった。

西野に勝ちがついていれば、先発としては育成出身投手で史上初の10勝到達だった。だがこれで、8月23日の楽天戦から5戦連続で勝ちがつかなかった。

「野手の人が点を取ってくれたイニングにいつも失点。野手がつくってくれた流れに乗ることができず、逆にいい流れを止めてしまった。打たれたボールは自分の投げミスで高く浮いたボール。そういうところをしっかりしていかないと勝ちに結びつかない。悔しいです」とコメントした。

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清田「久しぶりの」3号3ラン[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(27)が3号3ランを放った。

1点リードの2回2死一、二塁から、外角低め138キロを右翼スタンド最前部へ運んだ。

本塁打は5月29日の中日戦以来。「打ったのはストレートです。来た球をしっかり打つことができました。とにかく勝ちたいので、ランナーがたまっている場面でホームランが打てて良かったです。久しぶりのホームランですね。残り試合、どんな形でもいいからチームに貢献できるように、笑顔で一生懸命頑張ります」とコメントした。

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吉見、青野、工藤ら戦力外通告[ニッカン]

ロッテは3日、吉見祐治投手(35)、橋本健太郎投手(33)、山本徹矢投手(23)、山室公志郎投手(26)、青野毅内野手(30)、工藤隆人外野手(32)にさいたま市内で戦力外の通告を行った。

またディッキー・ゴンザレス投手(34)、ジョシュ・ホワイトセル内野手(31)にも来季の契約を更新しないと通知した。

吉見、青野、工藤は現役続行を希望している。橋本、山本、山室は未定。

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お天気番長、88歳始球式[ニッカン]

お天気番長、投げる。ロッテは3日、「幕張のお天気番長」こと曽根太一さん(87)が5日のオリックス戦(QVCマリン)で始球式を務めると発表した。

曽根さんは今季平日ナイター限定で、漁業経験を生かした独自の天気予報サービスを行ってきた。44回にわたる予報は全て的中。同日が88歳の誕生日でもあり、米寿記念のマウンドに上がることになった。

88歳の“登板”は球団史上最高齢。「88歳の誕生日にQVCマリンの皆さんの前で投げられるのは幸せなことだね。天気予報から始まり、まさかこんなことになるなんて…。本当に感謝だよ。ありがとうございます。野球はあんまりやったことがないけど、昔は海に向かって『石投げ』をよくやったもんだ。若い頃は水をきって8段ぐらい進んだもんだよ。皆さん、『石投げ』知ってますか?近所の野球をやっていた人に聞いたら、投球は手首の強さが大事らしいね。始球式が決まってから風呂の湯の中で手首の訓練して頑張っているよ。いやあ、楽しみだね」とコメントした。

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