ロッテは4日、試合はなかったが、4位のソフトバンクが敗れたため、3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)出場が決まった。伊東監督は球団を通じ「リーグ優勝がなくなってからは、CS進出が最低限の目標であったけれど、素直に喜べない。しかし、これで日本一への挑戦権が取れたことで一安心している」とコメント。「ホームでCSができるように、明日からの試合をしっかり戦っていきたい」と2位通過からの下克上を誓った。
ソフトバンクが敗れたため、ロッテの3位以上が確定。日本一に輝いた10年以来、3年ぶりのCS進出が決まった。
伊東監督は「これで日本一への挑戦権が取れたことは一安心している。開幕からここまで、本当に選手たちがよくやってくれた。成長してくれた証が今の成績につながっている」とコメント。次の目標は2位確保で、本拠地でのCSのファーストS開催を目指す。指揮官は「明日からの試合をしっかり戦っていきたい」と話した。
今年の「ご当地キャラクター」総選挙で優勝した千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」とロッテのコラボグッズが完成した。
CSの本拠地開催を祈願し、マフラータオル(1995円)2種類をCSファーストS初戦の12日から販売する。名前にちなんで「274」の背番号をもらったふなっしーは「念願のマリーンズコラボがでるなっしー♪球場走り回ってお客さんを楽しませたいなっしなー♪」と大喜び。球団は、ファン感謝デーや日本シリーズに出場した際の始球式のオファーも計画中だ。
試合のなかったロッテが、シーズン3位から日本一を勝ち取った10年以来、3年ぶりのCS出場を決めた。伊東監督は「優勝がなくなってからは、CS進出が最低限の目標だったけど、素直には喜べない。しかし、これで日本一への挑戦権が取れたことは一安心」と安堵の表情を浮かべた。今季は4月18日に3位に浮上して以降、1度もBクラス転落はなし。9月に入ってからは11勝13敗と苦しんだが、何とかAクラス入りを確保した。
残りは4試合。5日からは本拠地でオリックスと2連戦、7、8日はともに敵地でオリックスと西武戦が控えている。特に最終戦となる西武戦は、今季3勝8敗と相性の悪い西武Dで直接対決だ。指揮官は「ホームでクライマックスができるように、明日からしっかり戦っていきたい」と気を引き締め直した。
ロッテが日本一に輝いた2010年以来のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。この日は試合がなく、ソフトバンクが敗れたためにCSの出場権を手にした。伊東監督は球団を通じて「日本一への挑戦権が取れたことは一安心している。選手達がよくやってくれた」とコメントした。
次の目標は2位確保で、本拠地でのCSのファーストステージ開催を目指す。指揮官は「これからは今まで以上に厳しい戦いが待っているが、選手達がどう成長していくかが楽しみ」と話した。
プロ野球パ・リーグは4日、ロッテの3年ぶり3度目のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。2位ロッテはこの日試合がなかったが、4位ソフトバンクが日本ハムに4−5で敗れて3位以内が確定した。パでは優勝した楽天に次いで2チーム目。
パ・リーグで4日、ロッテが3位以内を確定させ、3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。
ロッテのCS進出は3年ぶり。伊東監督は球団を通じて「日本一への挑戦権が取れたことは一安心している。選手達がよくやってくれた」とコメントした。
札幌ドームでソフトバンクが日本ハムに4−5で逆転負けし、ロッテの3位以下がなくなったため。ソフトバンクはすでに自力でのCS出場はなくなっている。
ロッテは4日、今季限りで現役を退く薮田と小野の引退セレモニーを6日のオリックス戦(QVC)の試合終了後に行うと発表した。
ロッテが船橋市非公認のゆるキャラ「ふなっしー」グッズを12日から販売することになった。ふなっしーグッズは12球団初でマフラータオル2種類。11月にはハンドパペット、キーホルダー2種類を発売する。ふなっしは「ヒャッハー!ついに念願のマリーンズコラボがでるなっしー♪うれしいなっしー♪」と喜びのコメントを発表した。
ロッテ・成瀬が4日、3ヶ月ぶりに1軍に合流した。左肩痛などで復帰が大幅に遅れたものの、遠投ができるまでに回復。「違和感ありまくり。投げていないから不安の方が大きいが、僕が投げる試合で(2位が)決まってくれたらいい」。本人は意欲的だが、登板日は順位決定後の予定で流動的。中継ぎの可能性もあり、厳しい立場に立たされている。
ロッテが千葉の大人気ゆるキャラ、ふなっしーとのコラボグッズを発売する。
ふなっしーは船橋市のご当地キャラクター。非公認ながら、8月の「ご当地キャラクター総選挙」で全国優勝を果たした人気者だ。
まずは、背番号2(ふ)7(なっ)4(しー)のふなっしーが描かれた柄などマフラータオル2種が、CSファーストステージ初日の12日からQVCマリンで販売開始(1995円)。11月にもハンドパペットやキーホルダーが発売予定だ。
今後の始球式や、ファン感謝デーのゲスト出演も検討されている。
ふなっしーは「ヒャッハー!ついに念願のマリーンズコラボが出るなっしー♪うれしいなっしー♪マーくんとリーンちゃんとズーちゃんとクールも一緒に球場走り回ってお客さんを楽しませたいなっしなー♪まだまだシーズンの行方はわからないなっしよー!クライマックスシリーズ本拠地開催目指し、ガンガン盛り上げていくなっしー♪」とコメントし、地元千葉でのCS開催を後押しした。
サンデー晋吾がデザートになった!?
今季限りで現役を引退するロッテ小野晋吾投手(38)の引退セレモニーに合わせ、「“サンデー晋吾”サンデー」が緊急発売されることになった。
小野の好物である桃、いちご、ロッテの雪見だいふく、コアラのマーチ、トッポがのったボリューム満点の一品。価格は新人時代の背番号「63」ちなんで630円で、引退セレモニーが行われる6日のみ、QVCマリン場内売店にて限定100個が販売される。
小野は00年に日曜日に9連勝し、「サンデー晋吾」の愛称で親しまれた。
6月末から2軍調整を続けていたロッテ成瀬善久投手(27)が4日、QVCマリンで1軍投手練習に合流した。
チームは西武、ソフトバンクとCS争いをしている最中のため、登板日は未定だが、8日のレギュラーシーズン終了までに1軍マウンドに上がる見込み。この日はキャッチボールやランニングで約2時間体を動かした。
久々の1軍に「違和感ありまくりです」と苦笑いしたが、「(復帰が)この時期までかかって迷惑を掛けた。今年は投げられないと思っていたので、合流できて嬉しい。シーズンはあと4試合ですけど、その先もあると思うので、トータルで考えて、任されたところで投げたい」と話した。
実戦では9月28日のイースタン・巨人戦で5回2失点を投げたのが最後。
今オフ、国内FA権を行使しての他球団への移籍が有力視されている西武・涌井秀章投手(27)に関して、早くも身内の西武関係者が“再生倍返し”を予想している。涌井の第1希望と見られるロッテ移籍が実現すれば「確実にトレーニングの質は向上する」というのが根拠だ。
「大迫さん(現ロッテフィジカルコーチ)がいた頃は投手個々のメニューは全部、大迫さんが作っていた。それが、いなくなった去年から選手に任せきり。よく言えば選手の自主性を重んじるということなのでしょうが、プロでも本当に厳しく自分で自分を追い込める選手なんてそういないですよ」(西武関係者)
大迫コーチといえば、人当たりが良く選手個々と深い信頼関係を築く一方で、トレーニングに関しては一切の妥協を許さぬ厳しさも持ち合わせることでも知られる。涌井がこの2年間、本来の先発に固定されることなく中継ぎ、抑えとポジションを転々としている要因が大迫コーチの流出にあると推察する西武関係者は少なくない。涌井がロッテ移籍で大迫コーチと再タッグを組んでトレーニング内容の見直しから始めれば、完全復活は間違いないという見立てだ。
純粋に『先発投手・涌井』が再生できるとしたら場所はそこ(ロッテ)しかないでしょ」とは前出関係者。あとは本人の決断次第か。
長い文章のメールだった。引退を決めた薮田安彦投手(40)の元に、1通のメールが送られてきた。送り主は益田直也投手(23)。それを読むと引退を決めたベテランはニヤリと笑った。アイツらしいなあと思った。
「もっともっと、背中を見て勉強をしたかったです。去年1年、ブルペンで色々な事を学ばせてもらいました。色々な事を教えてもらいました。それらの事をボクはずっと忘れません。これからは教えてもらった事を後輩達に伝え、チームを引っ張れるような存在になりたいと思います。本当にありがとうございました」。
一緒に過ごせた時間は実質、たった1年だった。その中で薮田は自分の考え方の全てを益田に教えた。ロッカーも近く、色々な話をしてあげた。練習もずっと一緒に行った。試合中のブルペンでも同じ時間を過ごした。ほぼ同じタイミングで肩を作った。1年目の益田にとっては、実績のあるベテランクローザーの言葉全てが金言だった。
「それこそお風呂までほとんど一緒でしたよ。いいところを全て吸収させていただこうという思いで見ていました。色々な話をしてもらいましたし、辛い時に本当に励ましてもらいました」。
益田が、プロ1年目だった昨年。新人王に輝くなど大活躍したが、打たれることもあった。その度に試合後、声をかけてくれた。時には薮田自身も打たれた時もあった。それでもルーキーを励ましてくれた。
「切り替えろ。明日も試合があるんだ。中継ぎは毎日、投げないといけない。毎日、気にしていたらどうしようもない。切り替えが大事なんだ」。
大ベテランは自分の事よりもルーキーの気持ちを気にかけてくれた。益田が打たれ、最後に薮田が打たれた試合があった。悔しくてロッカーで1人、涙した。その時、もっと悔しい思いをしたはずの先輩は優しく声をかけてくれた。益田にとって、それが、とにかくありがたかった。その日の事を今でもハッキリと覚えている。肩を優しく叩いてくれたその感触は今も残っている。そして、付け加えるように語りかけてくれた。
「結果を気にするな。オマエはここまでよくやってきたんだから。気負わず、キャッチャーのミットめがけて投げる事だけを心がけたらいいんじゃないかな。オマエはよくやっているよ」。
悔しさを明日へのエネルギーに変換する大事さを語ってくれた。気持ちの切り替えの大切さを教えてもらった。スイッチが入ってからの集中力は凄かった。誰よりも練習をしていた。そして、いつも同じペースで練習をこなしていた。一方で、メリハリもあった。その全てが今の益田にとって大事な財産だ。魂を受け継ぎたいと思っている。
「これから、どんどん若い選手も入ってくる。ブルペンを任されている自分が、これからは薮田さんに教えてもらった事を伝える番だと思っています。薮田さんの魂のこもった野球への思い。マリーンズ中継ぎ陣の良き伝統を今後は自分が伝えていきたいと思う」。
秋空が広がっていた。練習が終わって誰もいなくなったグラウンドで益田は夕焼け空に向かってそう誓った。時を同じくして、薮田の引退会見が始まった。その表情はスッキリとしていた。最後に言った。「本当に幸せな野球人生でした」。その魂はマリーンズブルペンの後輩達に確かに繋がれた。だから、幸せなのだ。そして、これからも可愛い後輩達を優しく見守るつもりだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)