わたしはかもめ2013年鴎の便り(10月)

便

10月12日

CSファーストS

◇埼玉西武1−11千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが16安打11得点で先勝した。井口が2安打3打点の活躍。1回に先制ソロを放つと、3回は左犠飛で加点し、4−0の5回にも中前への適時打で大勝を呼び込んだ。投げては5回1死満塁を切り抜けた西野の好救援が光った。西武は岸が5回を8安打で5失点。救援陣も崩れた。打線は無死の走者を生かせず、中村のソロによる1点に終わった。

123456789R
千葉ロッテ10211105011
埼玉西武0000100001
伊東監督
「仕返しはできたね、とりあえず。理想的。久しぶりにいい野球ができた。理想的な攻撃だったと思う。苦手意識?もうないでしょ。明日も同じような形で臨みたい。」
古谷
「野手が最初から点を取ってくれたので、思い切って投げ込むことができた。(満塁のピンチを招いた)5回は少し大事にいき過ぎてしまった。」(先発し4回1/3を1失点)
里崎
「打ったのはストレートです。短期決戦なので思い切ってやるだけ。自分は西武ドームに悪いイメージは持っていない。逆に良いイメージかな。下剋上アゲインです。」(6回適時二塁打)
サブロー
「打ったのはチェンジアップ。芯で捉えられたけど、上がり過ぎたからね。ギリギリだけど入って良かったよ。根性見せなアカンね。」(4回1号ソロ)
今江
「井口さんがランナーを返してくれたし、1打席目の良いイメージで打つことができました。今日は息子も観に来ているので、いいところを見せることができて良かったです。こういう雰囲気大好きです。」(3回適時打)
井口
「高めのボール気味だったけど、強引に引っ張り込んだよ。簡単に3人で終わって相手に流れを作りたくなかったからね。ホームランが打てれば最高だと思っていたけど、まさかだね。この後も積極的にいくよ。」(初回先制1号ソロ)

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ロッテ下克上アゲイン日本一戦士乱れ打ち[ニッカン]

下克上アゲインだ。3位ロッテがシーズン最終戦で大敗した西武に圧勝し、CSファイナルステージ進出に王手をかけた。先制ソロなど2安打3打点の井口資仁内野手(38)、サブロー外野手(37)らベテランを中心に3本塁打含む10長打の乱れ打ち。西武ドームで連勝して3位から日本一に上り詰め、「史上最大の下克上」とうたわれた10年を再現する。

「打ちすぎ」と指揮官が不安がるほどのワンサイドゲームだった。ロッテは1回、井口が先制ソロで口火を切った。1発に犠飛、連打と長短織り交ぜ、今季西武ドームで最多の16安打。4日前に8点差をつけられた相手に、10点差で完勝した。シーズン中3勝9敗と苦しんだ西武ドームアレルギーを克服し、伊東監督は「仕返しはできたね。理想的。苦手意識?もうないでしょ」とご満悦だった。

やっと開き直れた。前日に伊東監督がハッパを掛けた通り、ファーストストライクからガンガン振った。4回サブローの左越えソロも、1ボールからど真ん中のチェンジアップをとらえたもの。アグレッシブベースボールで先頭が出塁した3、4、6、8回はいずれも得点につなげた。

短期決戦に滅法強い。初回から3打席連続打点の井口は「ポストシーズンには自信があるチーム。思い出しますね」と3年前と重ねた。同じく3位で終えた10年、CSファーストステージの舞台は西武ドームだった。延長の末に2連勝し、勢いそのままに日本シリーズを制覇。いくらペナントで負け越していようとCSは全くの別物。いわばこの展開は“お約束”だ。

6回までに打点を挙げた井口、今江、サブロー、里崎は全員が10年の出場者。井口以外の3人は05年の優勝も経験している。6回の適時二塁打など、2長打の里崎は「今日はジジイが頑張りましたよ!アッハッハ」と高笑いが止まらない。勝ち方を知る平均年齢35.5歳のベテラン勢に引っ張られ、8回には根元、加藤が5点をダメ押しした。

3年前の快進撃は「史上最大の下克上」として球史に刻まれた。名付け親の里崎は「今は色んなスポーツで使われてるけど、元祖下克上は僕ら。本物を見せてやります」と口角を上げた。波に乗ったもん勝ちの晴れ舞台。今再びこの地で、歓喜の軌跡をなぞっていく。

ロッテが10点差で快勝した。プレーオフ、CSの10点差以上は73年阪急13−1南海、77年阪急18−1ロッテ、04年西武11−1ダイエーに次いで9年ぶり4度目だ。ロッテはポストシーズンの西武戦で05年プレーオフ○○、10年CS○○に次ぎ5戦負けなしとなった。

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CSのロッテ!井口点火弾「下克上アゲイン」へ11点爆勝[サンスポ]

パ・リーグは、レギュラーシーズン3位のロッテが12日、11−1で2位の西武に圧勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。レギュラーシーズンでは3勝9敗だった敵地・西武ドームで、1回に井口資仁内野手(38)が先制本塁打で口火を切ると、16安打の大爆発。今季と同じ3位から日本一となった2010年に続く「下克上アゲイン」へむけ、会心の勝利を挙げた。

レギュラーシーズン最終盤の失速も、レオにやられ続けた敵地も関係ない。CSのロッテ、いや下克上のロッテだ。

「3位は失うものがない。ウチはポストシーズンには自信がある。みんな、シーズンより自信がある感じにみえる」。

1999、2003年にダイエー(現ソフトバンク)で、10年にロッテで日本一。05年にはホワイトソックスで世界一も経験した。誰よりも頂点を知る男が、先陣を切った。1回2死、岸の外角高め直球をたたき、左翼席へ先制ソロ。3回に左犠飛、5回に中前適時打で計3打点だ。

「CSになるとコロッと変わるチームなんでね。シーズンの最後にあんな戦いをしていて、想像できないでしょ?面白い、不思議なチーム」。4回にソロ本塁打を放った05、10年の日本一を知る37歳、サブローはからりと笑った。過去CSファーストステージで敗退したことはない。もちろん勝因は、ただ短期決戦に強いから、ではない。

8日に西武ドームで、勝てば2位の直接対決に惨敗。CS直前のミーティングは、伊東監督が陣頭指揮を取った。2010年から7連敗していた岸の攻略へ、積極的な打撃を指示した。この日は1回に打者5人全員が第1ストライクを打ちにいき、岸のリズムを狂わせていった。

「このチームはベテランだと、つくづく思った。苦手意識?もうないっしょ。今日勝った勢いでいければいい。もう1回、気を引き締めたい」と伊東監督。短期間で手を打ち、エンジンは再びうなり始めた。CSのロッテは、1度乗ったら、もう手がつけられない。下克上アゲイン−。現実味を帯びてきた。

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今季ブレーク!ロッテ・古谷→西野でレオ封じ[サンスポ]

どちらも昨年の0勝から、今季は9勝−。開幕当初は戦力として計算されていなかった古谷と西野が、大きな初戦白星を呼びこんだ。

5回、先発の古谷が中村に一発を浴び、なお一死満塁のピンチを招くと、ベンチは思い切って西野へ。西野は片岡を見逃し三振、栗山を中飛に打ち取ると、大きくガッツポーズを作った。

「ガッツポーズはいつもしないけど、チームに勢いを与えられれば」。6回も3者凡退の完全救援で隙を与えない。今季9勝も、後半戦は右肩痛もあり8月9日を最後に白星がなかった。8日の西武戦でも救援で2回3失点。だが大一番で鮮やかに復活した。

先発の古谷も4回無死一、二塁で浅村を投ゴロ併殺打に仕留めるなど、西武に主導権を与えなかった。「チームが勝ったのでよかった。西野に助けられました」。短期決戦に強い打線だけではない。経験が浅い投手も、下克上へと走る。

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10年の1.5倍!ロッテ本拠地のマリンPVに3254人[サンスポ]

第1戦は3万2880人の観衆が詰めかけ、立ち見も出た。約8割は西武ファン。ロッテは西武ドームへ応援に行けないファンのため、本拠地QVCマリンでパブリックビューイングを実施し、3254人が来場した。

元外野手の立川隆史氏(38)が解説を務め、ロッテの打者に本塁打が出ると、立川氏がマスコット人形をスタンドに投げ込む演出も。

レギュラーシーズン3位から日本一になった2010年も行われ、ファーストステージ第1戦の入場者は2154人だった。「(公式戦は)3連敗という終わり方だったのに、10年の1.5倍も来てくれてよかった」と球団関係者。13日の第2戦には、今季限りでユニホームを脱いだ元投手の小野晋吾氏(38)が来場する。

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ロッテ・ルーキー加藤、CS初打席も本塁打![サンスポ]

D4位・加藤(上武大)が7回に代走で途中出場し、8回の打席で右越えに3ラン。新人では史上初となるCS初打席アーチを記録した。レギュラーシーズンでも5月12日の楽天戦(QVCマリン)でのプロ初打席で本塁打。「気持ちよかった。意識はなかったけど、打った後にまた初打席だなと(気付いた)」と満面の笑みだった。

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ロッテ・松永、プロ初勝利の地で「どれだけ粘れるか」[サンスポ]

13日の第2戦はロッテD1位・松永(大阪ガス)が敵地のマウンドに上がる。4月25日に中継ぎでプロ初勝利を挙げた験のいい球場だが、強心臓の左腕は「今日勝とうが負けようが、(第2戦も)大事な試合であることには変わらない」と平然。「チャンスは作られるから、どれだけ粘れるか」と走者を背負ってからの投球を課題にした。

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下克上アゲイン!井口マリンガン打線に火つけた11得点[スポニチ]

クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)が開幕し、パ・リーグはレギュラーシーズン3位のロッテが2位西武に11−1で大勝した。ベテランの井口資仁内野手(38)が初回の先制本塁打を含む2安打3打点とけん引した打線は、16安打11得点と爆発。13日の第2戦に勝てば17日に開幕する楽天とのファイナルステージ進出が決まる。10年にも3位からCSを勝ち抜き、日本一となったロッテ。「下克上アゲイン」だ。

狙った。チームに新たな息吹を吹き込む完璧な一振りだった。初回2死走者なし。2ボール2ストライク。井口は岸が投じた143キロの高めのボール気味の直球を強引に引っ張った。高々と舞い上がった打球は、西武ファンで埋め尽くされた左翼席中段へと落ちた。

「簡単に3人で終わって相手に流れをつくりたくなかったからね。ホームランを打てれば最高だと思ってたけど、まさかだね。相手にプレッシャーになったと思う」。

短期決戦において、1本の本塁打がチームに勢いをもたらすことは誰よりも知っている。ホワイトソックス時代の05年、地区シリーズでレッドソックスと対戦。井口は第2戦で逆転3ランを放ち、チームはそのまま世界一に上り詰めた。

3回1死一、三塁では左犠飛で2点目をもたらし、4−0の5回にも中前適時打で3打席連続打点を挙げた。「1人1人がつないでいい場面で回してくれたので、いい仕事ができた」。38歳が引っ張ったマリンガン打線は、今季レギュラーシーズンで3勝9敗と苦戦していた西武ドームで面白いようにつながり、16安打11得点と圧倒した。

最近もメジャー中継を欠かさずにチェックしているという井口の刺激となっている存在が、かつて二遊間を組んでいたフアン・ウリベ(ドジャース)だ。「毎試合見てますよ。一緒にやった仲間なので、刺激を受けますね」。ド軍も地区シリーズを突破。負けてはいられない。

2位を懸けた8日の西武戦は敵地で2−10の大敗。レギュラーシーズンを3連敗で終え、西武戦も4連敗中と不利な要素ばかりだった。勢いは西武が完全に上と思われたが、井口の考え方は違った。「CSは別もの。あの敗戦で逆にウチが優位だと思った。失うものはなくなったから」。追う立場になったことで、チーム全体に積極性がよみがえった。この日も、各打者が一貫してファーストストライクから強振。西武バッテリーに恐怖心を植え付けた。

10年には「史上最大の下克上」と呼ばれ、リーグ3位から日本一になったロッテ。その時もCSファーストSは西武と対戦、舞台も同じ西武ドームだった。当時、主役を演じたベテラン達は振り返る。4回に左越えソロを放ったサブローは「ポストシーズンになると本当に強くなる。それがロッテというチーム。緊張なんかしないし、楽しくて仕方ない」。2二塁打で1打点の里崎も「下克上アゲイン。僕らが元祖・下克上です」と言い切った。

3年前の再現へ。伊東監督は「(西武に)仕返しできたね。やっぱりこのチームはベテランだなとつくづく感じた」と満足げにうなずいた。

10年ロッテのポストシーズン
レギュラーシーズン最終戦の勝利で3位の日本ハムを抜き、滑り込みでのCS出場だった。西武とのファーストSは2試合連続の延長戦を制して突破。ソフトバンクとのファイナルSは、アドバンテージを含め1勝3敗の崖っ縁から3連勝し、3位チームとして史上初めて日本シリーズへ進出した。中日とのシリーズは延長戦3度の激闘の末、4勝2敗1分けで5年ぶりの日本一を勝ち取った。

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年俸440万男が躍動!西野、育成ドラフト出身でCS初勝利[スポニチ]

5−1の5回1死満塁。マウンドに上がった西野に迷いはなかった。片岡に対し1ボール2ストライクから選んだ1球は141キロの内角速球。見逃し三振に仕留めると普段は感情を表に出さない男がド派手なガッツポーズと雄叫びを上げた。

「ミーティング通り。震えるほど緊張したが、ガッツポーズは、いつも出さない自分だからこそチームに勢いを与えられると思ってやりました」。

10日の全体練習後に行ったバッテリーミーティング。伊東監督が初めて打者分析を担当した。主力打者1人ずつ、得点差や場面ごとに配球を指示した。「ノートに忘れずに書き込みました」と西野。片岡は早いカウントでは速球、追い込まれると変化球に対応してくる−。投じたのは、3球目まで変化球、最後に速球だった。その徹底ぶりが流れを断った。続く栗山も内角速球で中飛。6回も3者凡退に抑え、育成ドラフト出身選手ではプレーオフ、CSで史上初の白星を手にした。

8日の西武戦(西武ドーム)で、中継ぎ登板して片岡、栗山、浅村に3連続適時打された。8月上旬に右肩痛を発症し「今でも具合は良くない」と話す。そんな時、小谷2軍投手コーチの言葉に救われた。「顔の近くで腕を振ろう」。寮に戻ると、前半戦で8勝した時の映像を確認。腕が横振りになっていた点を短期間で修正した。「いい時の速球に戻ってきている」。小谷コーチを10日から合流させるチームの異例の決断が、右腕に自信を取り戻させた。

西野は今季2度の救援登板があるが、回の途中は初めてだった。伊東監督が大舞台で迷いなき采配を振った。そして試合が決した7回にロサ、8回に内と、最後まで勝ち試合の投手を投入した。「悔いは残したくないし、最後まで休むところはなかった」と言った。

年俸440万円の西野は第2戦以降も勝負を左右する場面での登板が予想される。「全試合行くつもりで準備したい」。本人もその気だ。

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加藤「持ってる」プロ初打席に続きCSも初打席弾![スポニチ]

加藤という男は、どこまでも「持ってる」不思議な選手だ。また、また初打席だ。8回2死一、三塁。7回に代走で出場した直後のCS初打席。同じ新人の増田の内角スライダーを振り抜き、西武に引導を渡す3ランをポール際ながら右翼席上段まで運んだ。

「いつも初打席は意識していない。打った後に、また初打席だと(気が付く)」。初々しく笑った加藤。5月12日の楽天戦(QVCマリン)で新人野手史上初となる「プロ初打席初球アーチ」。公式戦とポストシーズンの試合で、ともに初打席本塁打を記録したのはプロ野球史上初だ。今夏のフレッシュ球宴でも先制2ランでMVPを獲得。天性のスター性を兼ね備えていなければできない快挙。応援に駆けつけた両親の前で特大弾を放ち「少しは恩返しできた」と胸を張った。

この一撃には、テレビ解説で西武ドームを訪れていた侍ジャパンの小久保新監督も絶賛。「春のキャンプでもスイングスピードの速さは感心していた。あの球をファウルにしないでポール際に入れるのは凄い。もう1度、打ってみろと言われても難しいだろう」。その上で「スケールが大きくなりそうな素材。将来、楽しみ」と侍ジャパン新世代を担う1人として期待した。

鮮烈なデビューを飾りながら好調を維持できず、大半を2軍で過ごした今季。そして今月1日に再昇格。11日の練習で、伊東監督から「球を上から叩け」との助言を受け、それを実践した。「自分は本塁打バッターではないので、与えられた役割を見失わないようにしたい」と加藤。ラッキーボーイであっても、地に足が着いている。

加藤翔平(かとう・しょうへい)
1991年(平3)3月28日、埼玉県加須市生まれの22歳。小学校2年生から野球を始め、中学時代は加須シニアに所属。春日部東1年から両打ちに転向したが、甲子園出場はなし。上武大では1年春からレギュラーに定着。3年春から3季連続でベストナイン。12年ドラフト4位でロッテに入団。今季は23試合で打率.154、1本塁打、1打点。1メートル83、84キロ。右投げ両打ち。遠投120メートル。50メートル5秒9。

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4番今江適時打でノリノリ「楽しくて仕方ない」[スポニチ]

ロッテの4番の今江は2安打1四球1打点。幸子夫人と長男・陸斗君が応援に駆けつける中で、3回2死二塁から右前打で追加点を叩き出した。

「こういう雰囲気は楽しくて仕方ない」。レギュラーシーズンは打率.325で3年ぶりに大台超え。「個人的にはいい流れでCSに入れた。ロッテはノリノリで戦うチーム」と冗舌だった。

岡田
「短期決戦で受け身は絶対に駄目。(この日の白星で)嫌な流れは払拭できた。」(主将として2安打2得点)

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マリンでPV、3年前比で1.5倍入場者[スポニチ]

QVCマリンではパブリックビューイング(PV)が行われ、3254人が集まった。

3年前にも実施したが、初戦を比較すると約1.5倍の入場者数。試合前にはチアパフォーマンスや選手紹介がされ、初回に井口が本塁打を放つと、球団マスコット「マーくん」のぬいぐるみがスタンドに投げ込まれる本格ぶりだった。勝利の瞬間にはジェット風船も飛び、大歓声に包まれた。

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初回の積極性で明暗、ロッテは5人全員ファーストストライクから[スポニチ]

勝利の女神は、さ細なことでソッポを向いてしまう。勝負の流れ、勢いはいつも気まぐれだ。初回。ロッテは打者5人全員がファーストストライクから積極的に打って出た。マスク越しにスイングを見ていた捕手の炭谷は「脅威」を感じた。

「(狙いを絞って)徹底して振っていた。あれだけ振られると怖い」。一方の西武は、3人ともファーストストライクを見逃し。守りに入ったのか、それとも受け身になったのか。「いつもとは違う感じだった。圧倒されっぱなしで攻撃にも影響が出たと思う」。4番・浅村は2回2死一塁で牽制死。4回無死一、二塁では「打たされた」という投ゴロ併殺打に倒れた。わずかな違和感。初回の明暗で流れは変わった。レギュラーシーズン8連勝締めの勢いは失われ、下馬評が高かったはずの西武は大敗した。

「相手は好機を生かして、ウチは生かせなかった。攻撃で明暗が分かれた」と渡辺監督。追い詰められたロッテは逆に開き直り、ミーティングも徹底して行った。西武は資料こそ増えたが、普段と同様の姿勢を貫いた。勢いを止めたくなかったから。勝利の女神を再び振り向かせるのは並大抵のことではない。

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短期決戦男の本領発揮、里崎有効打&5回のリード見事[スポニチ]

打線が16安打11得点と爆発し、レギュラーシーズン2位の西武に11−1と大勝したロッテ。スポニチ本紙評論家の田淵幸一氏は、勝利の要因として里崎の存在を挙げた。

短期決戦では経験がモノを言う。ベテラン勢の活躍が目立ったロッテ。中でも大きかったのが里崎の存在だ。いずれも効果的な追加点に結びついた2本の二塁打に加え、思い切りの良いインサイドワーク。とりわけ5回のリードは見事だった。

中村の一発で5−1となり、なお1死満塁のピンチ。伊東監督は早めの継投で西野を投入した。この回もう1点でも返されれば、流れは西武に行きかねない。そんな分岐点で片岡にはフォークから入り、カーブ、フォークで1ボール2ストライク。変化球を意識させておいて4球目は内角低めの真っ直ぐを要求した。これがズバッと決まって見逃し三振に取ると、続く栗山は2−2からフォークと思わせて真っ直ぐを詰まらせて中飛。これで勝負はあった。

今季は故障もあって48試合しか出場できなかったが、元々短期決戦に強いタイプ。いいタイミングで戻ってきたものだ。

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CS先勝チームは突破率87%、ともに3位先勝は3度目[スポニチ]

クライマックスシリーズ・ファーストSはセが広島、パがロッテと、いずれも公式戦3位球団がファイナルS進出に王手をかけた。両リーグともに3位チームが先勝は08年中日、日本ハム、10年巨人、ロッテに次ぎ3度目。過去2度の4球団は全て勝ち上がっているが、今回はどうか。

また、04〜06年POとCSファーストSで初戦を制したチームの突破率は87%と高く、広島、ロッテが有利になった。なお、04年以降、ロッテのPO、CSファーストS出場は05、07、10年に続き4度目だが、初戦は4戦負けなしだ。

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井口V弾!里崎、今江と「下克上アゲイン」[報知]

シーズン3位のロッテが、同2位の西武に圧勝し、最終S進出に王手をかけた。10年にチームを3位から日本一へ導いた井口、里崎、今江の“元祖・下克上軍団”が打線を引っ張った。16安打11得点は、ともにポストシーズン球団最多タイ。ルーキー・加藤のCS初打席弾も飛び出し、「下克上アゲイン」に向け、最高のスタートを切った。

奇跡を連想させる白星に、右翼席が沸きに沸いた。あの時と同じ敵地での西武戦。10年、史上初めて3位から日本一を勝ち取った「下克上」を知る男たちが、そろって勝負強さを発揮した。井口が3打点を挙げれば、里崎、今江も2安打1打点。「僕らが元祖・下克上なんで。それを見せてやろうと。下克上アゲインです」。お祭り男・里崎は3年前の再現を宣言した。

号砲は井口の一振りだった。初回2死から左翼席中段へ先制ソロ。「いい仕事ができた。みんな楽しそうに臨んでいた」。3回に犠飛、5回には適時打で3打席連続打点を挙げた。05年ホワイトソックスでは世界一に輝き、10年ロッテではポストシーズンで打率3割4分3厘をマーク。短期決戦を知り尽くす38歳が、一気に流れを引き寄せた。

日本一戦士が続いた。10年CS第1SのMVP・里崎が2本の二塁打を放てば、3年前の日本シリーズで2度目のMVPを獲得した今江は、3回のタイムリーを含む2安打と気を吐いた。4回に西武を4点差に突き放す左越えソロを放ったサブローは「このチームはCSになったら、コロッと変わるすごく面白いチーム」と評した。

今季3勝9敗の鬼門・西武D。2位をかけた「10・8」の最終決戦では西武に大敗したが、経験豊富な男たちはその先へと思考を切り替えていた。「最終戦が終わって西武に喜んでいる様子はなかった。僕達は失うものも、プレッシャーもない。西武の方がプレッシャーなのではと感じた」と井口。重圧に苦しむ西武を尻目に、本来の力を出し切った。

ベテラン勢のバットに導かれ、ロッテはポストシーズン球団最多タイの16安打&11得点で西武を圧倒した。最終S進出へ王手をかけた伊東監督は「久しぶりにいい野球ができた。終わってみればやっぱりベテラン連中がよくやってくれた」と最敬礼。3年ぶりの日本一へ、最高の再スタートを切った。

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加藤、レギュラーSでもPSでも初打席弾![報知]

シーズン3位のロッテが、同2位の西武に圧勝し、最終S進出に王手をかけた。10年にチームを3位から日本一へ導いた井口、里崎、今江の“元祖・下克上軍団”が打線を引っ張った。16安打11得点は、ともにポストシーズン球団最多タイ。ルーキー・加藤のCS初打席弾も飛び出し、「下克上アゲイン」に向け、最高のスタートを切った。

デビュー戦男が、またしても大仕事をやってのけた。7点リードの8回2死一、三塁で、途中出場の加藤が、CS初打席で右翼席中段へダメ押しの1号3ラン。レギュラーシーズンとポストシーズンで、ともにプロ初打席弾をマークしたのはもちろん、史上初だ。「気持ちよかったです。初打席?意識はしてなかったけど、打った後に、また初打席だなって思いました」。快挙となる一発を、涼しげに振り返った。

成長の跡を見せた。快音を響かせたのは10球目だった。ファウルで粘り、インコースのスライダーに反応した。5月12日の楽天戦(QVC)でマークした初打席弾は初球打ち。「シーズンの時は振ったらたまたま当たった感じだけど、今回はしっかりとボールを見て打てた」と満足そうだ。

3年前の下克上は、テレビで観戦していたという。「福浦さんが西武Dでホームランを打ったのを覚えてます。まさか、自分が同じように打てるなんて」。7月のフレッシュオールスターでも、決勝2ランを含む猛打賞でMVPを獲得。“持ってる”ルーキーが、短期決戦でラッキーボーイとなるかもしれない。

加藤翔平(かとう・しょうへい)
1991年3月28日、埼玉・加須市生まれ。22歳。春日部東高から上武大を経て12年ドラフト4位でロッテ入団。大学では関甲新学生リーグで通算107安打をマーク。今季は23試合で打率1割5分4厘、1本塁打、1打点。50メートル5秒68、遠投120メートル。183センチ、84キロ。右投両打。

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女子高生中傷ロッテ神戸第1S後にも処分[ニッカン]

ロッテ林信平球団本部長(52)は12日、東京・三鷹市で起きた女子高生刺殺事件について、被害者を非難する内容をツイッターに書き込んだ神戸拓光外野手(28)の最終処分を、CSファーストステージ後にも決定する見通しを示した。神戸は前日11日に遠征先の宮崎県から呼び戻されて、現在は自宅謹慎中。球団ホームページにも公式謝罪文が出された。林本部長は「球界にとってもいい話ではない。昨日直接話を聞きましたが、まだ確認したいこともある。CS期間中にお騒がせしたくないので、ファイナル(ステージ)の前くらいに決められれば」と話した。

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ロッテ、西武に“倍返し”16安打11点の猛攻でファイナル王手[スポニチ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3回戦制)は12日、西武ドームで開幕し、ロッテ(3位)が西武(2位)に11−1と大差で先勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

ロッテは初回、3番・井口の左越えソロ本塁打で先制。3回には1死一、三塁から井口の左犠飛で1点を加え、1走・岡田の好走塁で2死二塁とチャンスを広げた。ここで4番・今江は右前適時打を放ち、序盤で3点をリード。

4回に6番・サブローの左越えソロ本塁打でリードを広げると、5回には1死二塁から、またしても井口が中前に適時打を放って5−0。その裏、中村の左越えソロ本塁打で1点を返されたが、6回には2死二塁から9番・里崎の左翼線二塁打で1点を加え、8回には加藤の右越え3ランなどで5点を加え、西武を突き放した。

ロッテは自力でレギュラーシーズン2位を確定させるチャンスがありながら、最終戦で西武に敗れるなど3連敗で3位フィニッシュ。8連勝で2位に浮上した西武にファーストステージの開催権を譲っていただけに、“倍返し”となる初戦での大勝となった。

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“下克上”の舞台整った!3打点の井口「失うものはないんで」[スポニチ]

レギュラーシーズンを3連敗で終えて、3位で迎えたクライマックスシリーズ。勝てば王手、負ければ追い詰められる3回戦制の大事な初戦の流れを引き寄せたのは、38歳のベテラン井口のバットだった。

初回に甘い直球を左翼スタンドへ運んで先制点をもたらすと、3回には犠飛、5回には適時打と3打席連続打点。

先制ソロを「何とか先制点を取って試合を優位に進めたいと思っていた。塁に出ようと思っていたが、本塁打になって良かった。感触はあった」と振り返ると、3打席連続打点については「1人1人、皆がしっかりつないで、いい場面でつないでもらって、いい仕事ができた」とチームメートに感謝。お立ち台での短いインタビュー時間の中で「失うものは何もないんで」と2度繰り返した。

3年前のCSファーストステージは敵地で西武に2連勝し、日本一まで上り詰めたことは記憶に新しい。「そうですね。思い出しますね」と笑顔を見せた井口。「あしたもしっかり戦って、勝ちたいと思います」。3年前の再現“下克上”に舞台は整った。

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加藤、また初打席で一発「これで終わらないようにしたい」[スポニチ]

またも初打席だった。ロッテの加藤は7回に代走で出場すると、8回のCS初打席で右越え3ランを放った。5月のデビュー戦でも第1打席で本塁打をマークしたドラフト4位新人は「いつも初打席は意識していない。打った後に、また初打席だと(気が付く)」と初々しく笑った。

レギュラーシーズンでは、華々しいスタートを切りながら後が続かなかった。それだけに「これで終わらないようにしたい。自分は本塁打バッターではないので、自分の役割を見失わないようにしたい」と気を引き締めた。

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ロッテ・西野が好救援「切れば流れが来ると思った」[サンスポ]

ロッテは2番手で登板した西野の好投が勝利に結び付いた。

5−1の5回1死満塁でマウンドに上がると、片岡を見逃し三振、続く栗山を中飛に仕留めて反撃を断ち切った。珍しくガッツポーズも見せた右腕は好救援に「ここを切れば流れが来ると思った」と満足そうに話した。

西武とのレギュラーシーズン最終戦では2回3失点と打ち込まれていたが、不安を払拭。第2戦以降も「いつでもいけるように準備したい」とフル回転を誓った。

古谷
「野手の人が最初から点を取ってくれたので、思い切って投げ込むことができた。」(4回1/3を6安打1失点で試合をつくり)

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ロッテ・加藤、本塁打は「また初打席」[サンスポ]

またも初打席だった。ロッテの加藤は7回に代走で出場すると、8回のCS初打席で右越え3ランを放った。5月のデビュー戦でも第1打席で本塁打をマークしたドラフト4位新人は「いつも初打席は意識していない。打った後に、また初打席だと(気が付く)」と初々しく笑った。

レギュラーシーズンでは、華々しいスタートを切りながら後が続かなかった。それだけに「これで終わらないようにしたい。自分は本塁打バッターではないので、自分の役割を見失わないようにしたい」と気を引き締めた。

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“下克上”の再現だ!、ロッテ打線爆発でCSファイナルへ王手[サンスポ]

2010年の日本一以来3年ぶりにCSに進出したパ・リーグ3位のロッテが、同2位の西武と対戦し、16安打11得点の猛攻で先勝した。

ロッテ・井口が先制の本塁打を含む2安打3打点と打線を牽引。投げてはCS初先発の古谷が5回途中1失点と試合を作り、計5投手の継投で西武の反撃を断った。まるでリーグ3位から日本一に輝いた3年前を思い起こさせるような大勝劇。西武は先発の岸が5回8安打5失点と乱調。中継ぎ陣も打ち込まれ、大敗を喫した。

ロッテは1回、3番・井口が左越えにソロを放ち1点を先制した。

ロッテは3回、1死一、三塁のチャンスで井口が左犠飛を放ち1点を追加。なおも2死二塁で続く今江が右前適時打を放ちリードを3点に広げた。

ロッテは4回、先頭のサブローが左越えにソロを放ち、4−0とした。

西武はその裏、無死一、二塁とチャンスを作ったが、4番・浅村が投ゴロ併殺打。続く秋山も中飛に倒れ、得点できなかった。

ロッテは5回、岡田が右越え二塁打を放つと、続く井口が中前適時打を放ち、1点を追加した。

西武はその裏、先頭の中村が左越えにソロを放ち、1−5とした。さらに2安打と四球で1死満塁としたが、代わったロッテの2番手・西野の前に後続が断たれた。

ロッテは6回、この回から登板した西武の2番手・大石を攻め、2死二塁とし、里崎の左越え適時二塁打で6−1とした。

ロッテは8回、死球と安打で無死一、二塁とすると根元が右翼線適時三塁打を放ち、2点を追加。2死後、今江が四球で出塁。二死一、三塁から続くルーキー加藤が右越え3ランを放ち11−1とリードを広げた。

ロッテは9回を藤岡が無失点に抑え、CS初戦を大勝で飾った。

井口
「自分達は失うものは何もないので思い切ってやっていった結果です。1人1人がしっかりつないでいい場面でまわしてくれた。自分としてはいい仕事ができた。チーム全体がよくなってきている。しっかりと明日も戦って勝ちたい。」
伊東監督
「理想的。打線がいい流れをつくってくれた。やっぱりこのチームはベテランだなとつくづく感じた。(第2戦に向け)もう1回、気を引き締めたい。」
西武・渡辺監督
「序盤の大量失点というか、なかなか止められなかった。相手は好機をしっかり生かして、うちは生かせなかった。攻撃で明暗が分かれた。明日やり返すつもりでやらないと。」

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伊東監督「仕返しできました」[ニッカン]

3位ロッテが大勝し、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。

1回に先制ソロを放った井口資仁内野手(38)ら、ベテランが大活躍した。井口は本塁打、犠飛、適時打と3打席連続打点をマーク。サブロー外野手(37)にも左越えソロが飛び出した他、里崎智也捕手(37)、今江敏晃内野手(30)にも適時打が飛び出した。

8日のシーズン最終戦では2−10と大敗し、直接対決で2位を逃した。伊東勤監督(51)は「仕返しはできましたね、とりあえず。久しぶりにいい野球ができた。理想的な攻撃だったと思う」とにんまり。「明日も同じような形で臨みたい」と2連勝でのファイナル進出を誓った。

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西野見事な火消し、CS初勝利[ニッカン]

ロッテ西野勇士投手(22)が、復調をアピールする好火消しを見せ、CS初勝利を挙げた。

1点を返されなお1死満塁の5回のピンチに、先発古谷に代わってマウンドへ。片岡を内角のストレートで見逃し三振に打ち取ると、ベンチに向かって珍しくガッツポーズを作ってみせた。

さらに栗山も真ん中のストレートで中飛に抑えると、また右腕を突き出した。「チームに勢いがつくかなと思って」と、少し恥ずかしそうに言った。

9月上旬に右肩痛で約3週間、2軍で調整した。26日に昇格してから3試合で勝てずに2ケタ10勝を逃した。「今日はストレートでファウルがとれた。戻って来たかなと思います」と、手応えをつかんでいた。

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井口が先制弾「まさかだね」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が先制ソロを放った。

1回2死走者なし、カウント2−2から143キロの高め真っすぐを左翼ポール際へ運んだ。「高めのボール気味だったけど、強引に引っ張り込んだよ。すんなりツーアウトで、簡単に3人で終わって相手に流れをつくりたくなかったからね。ホームランが打てれば最高だと思っていたけど、まさかだね。シーズンでは西武ドームは相性が良くなったけど、クライマックスは別物。相手にプレッシャーを与えられたから、この後も積極的にいくよ」とコメントした。

井口は3回にも犠飛で2点目を追加した。

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井口3打席連続打点「次も」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が3打席連続打点をマークした。4点リードの5回1死二塁で、140キロの直球を中前へはじき返した。

1回の先制ソロ、3回の犠飛に続く3打点目。「逆らわないでコンパクトにはじき返すことができたね。いい形で攻撃ができているから、この流れを大事にしていきながら、次も積極的にいくよ」とコメントした。

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新人加藤3ラン初打席で大仕事[ニッカン]

ロッテのルーキー加藤翔平外野手(22)が、8回に3ランを放った。7回に角中の代走で出場し、初打席で大仕事をやってのけた。

プレーオフ、CSでルーキーが初打席本塁打を記録したのは初めて。加藤はペナントレースでも5月12日に初打席初本塁打をマークしている。「打ったのはスライダーですかね。何とか粘って、次のキヨ(清田)さんにつなぐ気持ちで、コンパクトに打ちました。素直に嬉しいです」とコメントした。

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今江「息子にいいところを」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(30)が3点目を追加した。

井口資仁内野手(38)の犠飛で2点リードとした3回、なおも2死二塁で、外角低めのカーブを右前へ落とした。「井口さんがランナーをかえしてくれたし、1打席目のいいイメージで打つことができました。今日は息子も観に来ているので、いいところを見せることができて良かったです。こういう雰囲気大好きです」とコメントした。

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サブローがソロで4点目[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(37)がソロ本塁打で4点目を追加した。

先頭で迎えた4回、1ボールから127キロのチェンジアップを左翼ポール際ぎりぎりへ放り込んだ。リードを4点に広げ、「芯でとらえられたけど、上がり過ぎたからね。ギリギリだけど入って良かったよ。根性見せなアカンね」とコメントした。

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里崎適時打「下克上アゲイン」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(37)が6回2死二塁から適時打を放った。

カウント2ボール1ストライクからの直球を、左翼線に引っ張った。5回に1点を失った直後だけに、効果的な追加点だった。

日本一になった10年CSでは西武ドームで大暴れしており「打ったのはストレートです。短期決戦なので、思い切ってやるだけ。自分は西武ドームは悪いイメージは持っていない。逆にいいイメージかな。下克上アゲインです」と、コメントした。

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古谷5回途中降板も大役果たす[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(32)が先発し、4回1/3を6安打1三振1四球1死球1失点に抑えた。5回1死満塁でマウンドを降り、勝利投手の権利こそ得られなかったが、CS初戦先発という大役を十分に果たした。「野手の人が最初から点を取ってくれたので、思い切って投げ込むことが出来ました。5回は少し大事に行き過ぎてしまった。チームが負けたら終わりですので、とにかくチームの勝利です。後はベンチでしっかり応援します」とコメントした。

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