わたしはかもめ2013年鴎の便り(10月)

便

10月15日

楽天好相性、成瀬ファイナルS第1戦先発[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(28)が17日、楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦に先発する。楽天戦は昨季から5戦負けなしと好相性を誇る。投げ合うのは、今季無敗の楽天田中将大投手(24)。約3ヶ月にわたる2軍調整から復帰2戦目と不安も残るが、エース対決を制して先陣を切り、ペナントレース3位からの逆転日本一へ弾みをつける。

成瀬の今季CS初登板は、マー君とのエース対決になった。ファーストステージ突破から一夜明けた15日、先発投手陣とともに仙台入り。Kスタ宮城のブルペンで62球を投げると、川崎ブルペンコーチは「成瀬なりにキレが良くなっていた」と期待を込めた。

楽天はお得意さまだ。昨年3月から先発した5試合で負けなしの4勝。対戦防御率0.98と抜群の安定感を誇る。「やってみないと分かんないですよ。見てのお楽しみ」。左肩痛による不振で6月末から約3ヶ月間2軍落ちしており、まだ復帰2戦目と不安は残るが、左腕エースの力を生かすには最適の相手といえる。

しかも相手は24勝無敗の田中だ。「開き直って」投げるにはこれ以上ない相手だろう。ファイナルステージは楽天に1勝のアドバンテージがある。つまり初戦を落とせば、0勝2敗からのスタート。投手陣を無駄遣いできない短期決戦に、伊東監督も「余計やりくりが大変になる」とため息を漏らしたが、制球のいい成瀬なら、仮に負けても相手打者の情報収集ができる。

久々の復帰戦となった8日、西武とのシーズン最終戦は3回4失点で敗戦投手。ファーストステージ中の13日に28歳の誕生日を迎えたが、出番は来なかった。ファイナル進出を信じ「試行錯誤中ですね。投げる間合いとか、全て」と100球を投げ込みながら、来るべき舞台へ備えていた。

成瀬には3年前、ソフトバンクとのファイナルステージで2完投し「史上最大の下克上」に貢献した実績がある。成瀬が第1戦、そしてこの日1軍合流したグライシンガーが第2戦に入れば、前ステージで投げた古谷、松永、唐川を中6日で休ませることも可能だ。「3位からなので失うものがない。僕自身、のびのびやって、もう一回り大きくなれると思う」。日本一への挑戦権をかけた最終ステージ。エースが幾重もの役割を持って、楽天撃破の突破口を開く。

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成瀬に託した!ロッテ・斎藤C「前回よりはいいと信じている」[サンスポ]

エース復権の大チャンスが巡ってきた。成瀬の第1戦起用について、ロッテの斉藤投手コーチは15日、「(他に)いない。古谷、松永も投げさせられないことはないけど、万全の態勢でいかせたい」と苦肉の策であると説明した。

今季は6月に左肩痛などで離脱し、今月8日の西武戦で復帰したが、本来の状態にはほど遠く3回4失点でKOされた。しかし、田中に投げ勝てば、今季のマイナス分を一気に挽回することができる。この日、ブルペンで制球とフォームのバランスを確認しながら62球を投げた左腕は「見てのお楽しみ。やってみないと分からない。結果が出ていないし」と不敵な笑みを浮かべた。

史上最大の下克上を成し遂げた2010年、ソフトバンクとのファイナルステージでは第1、6戦で完投勝利を挙げるなど、CS通算3勝1敗の好成績を残している。

川崎ブルペンコーチは「いくら相手がマー君でも、勝負はやってみないと分からない。成瀬は前回よりはいいと信じている」と期待した。

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CS先発あるぞ!ロッテ・グライシンガー、16日から練習参加[サンスポ]

右肩痛で戦線離脱していたロッテのグライシンガーが、16日から練習に参加する。9月15日に患部の痛みを訴えたが、徐々に回復。フェニックス・リーグ(宮崎)に参加し、12日のソフトバンク戦で5回無失点の好投をみせた。斉藤投手コーチは15日、「明日ブルペンで投げるので、様子をみて決める」と内容次第でファイナルステージでの先発の可能性を示唆した。

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ロッテ、CSファイナルに“切り札”右腕投入へ、故障上がりも復調[スポニチ]

ファーストSを突破して勢いづく「伊東ロッテ」が、楽天に奇襲を仕掛ける。右肩痛でシーズン終盤に離脱したグライシンガーを、ファイナルSで先発させるプランが急浮上。楽天撃破の切り札を、約1100キロ離れた宮崎から杜の都に呼び戻す。

グライシンガーは9月12日の楽天戦(QVCマリン)の直後に右肩を痛めた。しかし今月12日の宮崎フェニックスリーグ・ソフトバンク戦(アイビー)に先発し、5回1安打無失点の快投で完全復活をアピールした。無四球に加え、最速は球場のスピードガンで146キロをマーク。2軍関係者は「素晴らしい内容で完璧だった」と太鼓判を押した。

この日、Kスタ宮城での先発投手陣の練習には参加しなかったが、浦和で個人練習を終えてから仙台入り。16日の前日練習からチームに合流する。17日の初戦はエース左腕・成瀬の先発が濃厚。川崎ブルペンコーチは「(2戦目以降の先発は)まだ分からない」と明言を避けたが、12日からの登板間隔を考えれば、第2戦(中5日)か、第3戦(中6日)の復帰登板が濃厚だ。

チームは今季、Kスタ宮城で2勝10敗と大きく負け越している。今季5勝のグライシンガーが第2戦に先発すれば、初戦に先発する今季6勝の成瀬と合わせても2人で11勝でしかない。楽天の先発は田中と則本の合計39勝コンビだ。鬼門ともいえる敵地でロッテの奇襲が吉と出るか凶と出るか注目だ。

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初戦先発濃厚の成瀬「見てのお楽しみです」、相手はマー君[スポニチ]

初戦の先発が濃厚なロッテ・成瀬が、Kスタ宮城での練習で62球を投げ込んだ。

左肩痛からの復帰戦となった8日の西武戦(西武ドーム)は3回4失点でKO。「やってみないと分からない。見てのお楽しみです」と言葉少なだったが、川崎ブルペンコーチは「制球やバランスを意識して投げていた。前回より状態は上がってくるのでは」と太鼓判を押した。楽天とは今季2戦1勝(防御率0.64)と相性が良く、エースのプライドに懸けて田中との投げ合いに挑む。

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台風懸念も…パ・リーグCSファイナルSは日程変更なし[スポニチ]

台風26号の影響が懸念される中、パ・リーグはCSファイナルSを予定通り、17日に開始すると発表した。

楽天のアドバンテージによる1勝を含め、6試合で勝利数が多い方を日本シリーズ出場球団とする。また、予備日の23日を終えても所定の試合を消化できなかった場合は、その時点で勝利数の多い球団を日本シリーズ出場球団とする。勝利数が同じ場合は、レギュラーシーズン1位の楽天が出場球団となる。

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成瀬「見てのお楽しみ」楽天戦[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(28)が、CSファーストステージ突破から一夜明けた15日、Kスタ宮城で約2時間半の練習を行った。

17日のファイナルステージ第1戦で楽天の絶対エース、田中将大投手(24)と投げ合う。約3ヶ月間に及ぶ2軍調整からの復帰戦となった8日の西武戦は、3回4失点で敗戦投手となった。復帰2戦目でマー君とのエース対決。ブルペンで62球を投げると「見てのお楽しみ。やってみないと分からない」と話した。

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臨時オーナー会議21日開催へ、新コミッショナー選任急務[スポニチ]

12球団の臨時オーナー会議が21日に開催されることになった。新コミッショナーの選任が行われる。セ・リーグは元東京地検特捜部長の熊崎勝彦コミッショナー顧問(71)を候補に一本化しており、独自の候補を擁立しているパ・リーグの一部球団との調整を行う。

ただ、あるパのオーナー会議出席者は「組織についてもう少し時間をかけて話し合いたい」としており、野球協約で定められた出席者(球団)の4分の3以上の同意を得られるかは微妙な状況となっている。

17日には臨時理事会が行われ、加藤良三コミッショナー(72)らの処分が決定する。加藤氏は25日で辞任することが決まっており、後任が決まらない場合は野球協約に従いオーナー会議議長であるオリックスの宮内義彦球団オーナー(78)が代行を務める。

ただ、コミッショナーが兼務する野球殿堂博物館の理事長は法令上「代行」が認められていない。さらにプロアマ間による学生野球資格回復の最終調印も、アマ側が「代行」による署名に難色を示しており、新コミッショナーの選任は急務となっている。

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統一球問題で区切り!21日に臨時オーナー会議[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局次長は21日に統一球問題について臨時オーナー会議を開くことを15日、明らかにした。NPBは第三者委員会から16日にも追加報告を受け、17日の臨時理事会で関係者への処分を決定した上で、今後の対応を決める。

井原事務局次長は「21日は統一球問題の1つの区切りになる。処分の発表はその後になると思う」と話した。また統一球問題の責任を取って退任することを表明している加藤良三コミッショナーの後任についても話し合う。

12球団は統一球を飛びやすく変更しながら公表していなかった問題で第三者委の最終報告を9月27日に受けたが、疑問点などがあったために追加調査を求めていた。

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