わたしはかもめ2013年鴎の便り(10月)

便

10月16日

伊東監督、マー君は初回に付け入る隙ある[ニッカン]

ファーストステージを勝ち上がったロッテの伊東勤監督(51)は16日、序盤での田中攻略の青写真を描いた。

楽天田中の攻略法を報道陣から問われたロッテ伊東監督は、初回の攻撃に光明を見いだしていた。「立ち上がりは様子見で入ってくる。そこに付け入る隙はある」。今季対戦成績は0勝3敗。一見不利に見えるが、ここまで来れば精神論がものをいう。

ロッテはシーズン最終戦まで西武と2、3位を争い、ファーストステージまで負けたら終わりの戦いを続けてきた。対する楽天は、9月26日の優勝決定以降はいわゆる消化試合だった。

マー君とて人の子だ。CS初戦、独特の緊張感に多少は浮足立つはず。7月に田中から日米通算2000安打目の本塁打を放った井口資仁内野手(38)は「気持ち的には絶対こっちが有利。マー君の硬くなるとこ、見たいですね」と余裕の表情だ。序盤にたたけば勝機が生まれる。

対するロッテのメンタルケアは万全だ。CSに入り、伊東監督自ら合言葉を考案。ファイナルでは「(秋季キャンプ地の)鴨川はまだ早い」を掲げた。若手の気負いを和らげ、「練習したくなければ勝ってみせろ」のメッセージをユーモアに込めた。練習前にはグラウンドで円陣を組み、「1日でも長く野球をしような!」と声を掛けた。

ファーストステージは苦手の西武ドームで勝ち越した。「当たって砕けろ」精神なら、2勝10敗のKスタ宮城でもやれる。「僕らはノーリスク・ハイリターン。向こうはハイリスク・ノーリターン。勝った時の爽快感を考えたら楽しみでしょうがない」と里崎。絶対エースを破れば1勝以上の価値がある。

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鴨川にはまだ早い!ロッテ・伊東監督、円陣で“絶叫”[サンスポ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制、楽天に1勝のアドバンテージ)は17日、Kスタ宮城で開幕。3位からの「下克上アゲイン」を目指すロッテは、地獄の秋季キャンプ回避を合言葉に挑む。

勝てば天国、負ければ地獄−。練習前の円陣で、ロッテ・伊東監督が声を張り上げた。「鴨川にはまだ早い!」。

負ければ終わりの短期決戦。CSで敗退すれば、11月初旬から千葉・鴨川市での秋季キャンプが待っている。実は既に秋季キャンプのメンバー、練習メニューが決まっている。

西武戦では「行くぞ仙台」を合言葉に突破した。今度は「早く終わったら鴨川に行かないといけないし、それが嫌なら勝とう、と」。地獄を回避するには、日本シリーズに進むしかない。

第1戦は今季3戦3敗の田中と激突するが、秘策はなし。「取れればそれにこしたことはないが、ファーストステージと違って、2つまで負けられる。余裕がある」。西武黄金時代の正捕手で、監督としても2004年に日本一。短期決戦を知り尽くしている指揮官は、どっしり構えている。

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ロッテ・成瀬、マー君に「そろそろ負けてくれるんじゃ…」[サンスポ]

第1戦で楽天・田中と投げ合うロッテの成瀬は8日のレギュラーシーズン最終戦で6月28日以来の1軍登板を果たし、3回4失点だった。何とかCSに間に合わせた左腕は16日、「当たって砕けろで、全力でいける。徐々によくなっているのを実感している」。田中については「そろそろ負けてくれるんじゃないかと。マー君を倒すことで流れがよくなり、立て続けに勝てると思う」と語った。

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大地、マー討ち自信「勝つイメージしかない」[スポニチ]

パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は17日に開幕。西武とのファーストステージ第3戦で決勝弾を放ったロッテ・鈴木大地内野手(24)は、田中討ちに自信をのぞかせた。

初戦を翌日に控え、鈴木のモチベーションは最高潮に達していた。「今は勝つイメージしかない。勢いはうちの方が間違いなく上」。田中への苦手意識は微塵もない。昨季は5打数2安打。今季は11打数3安打ながら、7月26日(Kスタ宮城)には先制ソロ本塁打を放った。同戦は最後にサヨナラ負けを喫したが、9回表まで2−1。田中をもっとも追い詰めた試合だった。仙台入りした15日には新幹線の車中で同戦の映像を見ながら攻略のイメージを高めた。「やみくもにぶつかっても砕けるだけ。映像を見ると傾向も分かってくる」とイメージトレーニングは完了した。

3年前の「下克上」の再現に向けて、伊東監督もチームの合言葉を新たにした。ファーストSの「とりあえず仙台」から今度は「鴨川はまだ早い!」。千葉県鴨川市は秋季キャンプ地。「1日でも長く野球(試合)をやりましょうということ」と指揮官も楽しんでいる。

井口
「気持ち的にはこっちが有利。(楽天は)ピリッとした試合をやっていない。向こうの方が硬くなる。」(田中から今季打率.364)

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成瀬、初戦先発へ表情キリリ「当たって砕けろ、でいく」[スポニチ]

左肩痛から復帰したロッテ・成瀬がファイナルS初戦の先発を託された。

レギュラーシーズン最終戦となった10月8日の西武戦(西武ドーム)で6月下旬以来の1軍登板を果たした左腕は「失うものは何もない。当たって砕けろ、でいく」と意気込んだ。CSは過去5戦で2完封を含む3勝1敗。さらに楽天戦も昨年から4連勝中だが、「あまり気にせず、楽しくやっていこうと思う」と表情を引き締めた。

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ロッテ、3年前の再現へ“祝勝会”準備に着手[スポニチ]

ロッテが日本シリーズ進出を決めた場合の準備にも動きだした。球団スタッフが仙台入りし、祝勝会場などの下見を行った。

3年前と同様に仙台市内のチーム宿舎でビールかけを予定しており、すでに3000本のビールを手配している。祝勝会は「FOX bS238」で緊急生中継されることも決定した。また、東武百貨店船橋では18日からパブリックビューイング(PV)を実施。日本シリーズ決定の瞬間には振る舞い酒が予定されている。

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マー君対策は「超積極打法」第1ストライク狙う[報知]

パ・リーグのCS最終Sが、17日にKスタで開幕する。球団創設9年目で初のリーグ優勝を飾った楽天はエースの田中が先発。序盤から飛ばさず、24勝無敗で終えたレギュラーシーズン同様の投球で臨むことを宣言。CS第1Sで西武を倒したロッテは、ファーストストライクを狙う積極打法で難攻不落のマー君攻略に挑む。

伊東ロッテが、超積極打法でマー君に424日ぶりの黒星をつける。第2S初戦は今季無敗の田中との対決。3位から下克上を目論む伊東監督は「とにかくファーストストライクから攻撃的にいく」と対策を掲げた。

シミュレーションは済んでいる。CS第1S初戦。9連勝中だった西武のエース・岸に、ファーストストライクからの仕掛けを徹底。5回まで打者23人のうち17人が第1ストライクをスイングし、5点を奪ってKOした。

昨年8月から28連勝中の田中といえど、0ストライク時の被打率は3割4分5厘。1ストライク時(2割4分6厘)、2ストライク時(1割4分4厘)と比較して、圧倒的に安打の確率は高い。追い込まれると宝刀スプリットの可能性が高まるため、井口は「追い込まれたら厳しい」と分析。「来た球を最初から、どんどん積極的に打っていきたい」と攻略法を口にした。

3位の強みも生かす。4番の今江は「シーズン中は(田中攻略を)考えすぎてダメだった。“当たって砕けろ”でいきます」とチャレンジャー精神を強調。指揮官も「失うものはない。目いっぱい楽しみながら、1年間の成果を出してくれれば」と選手の背中を押した。この日はKスタで、決戦前とは思えないリラックスムードで全体練習。重圧と無縁の伊東ロッテが、アグレッシブな打撃で今季最大のミラクルを起こす。

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ロッテ・伊東監督「1日でも長く」打倒田中を思い描く[サンスポ]

クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ・楽天戦(Kスタ宮城)を前日に控えた16日、ロッテは約2時間の全体練習を行い、初戦に備えた。2位西武相手にファーストステージを勝ち上がりチームは自信を深めた様子。伊東監督は「いい流れを試合で出せたらいいなと思う。(選手達には)1日でも長く野球をやりましょうと話した」と落ち着いた表情だった。

第1戦の楽天の先発は田中。今季は3戦3敗と圧倒された。指揮官は「なかなか崩せない」と苦笑しつつも「スプリット系のボール(落ちる変化球)が多いのでそれの見極め」と対策を思い描いた。高めに浮いた甘い球を逃さずに仕留められるかが鍵を握る。

ロッテには厳しい戦いの末につかんだ勢いがある。井口は「気持ち的にはこっちが有利。(楽天は)ピリッとした試合をやっていない。向こうの方が硬くなるのでは」と話す。まずは初戦で絶対的エースをたたき、流れを一気に引き寄せられるか。

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成瀬「当たって砕けろ」初戦先発に意気込み[サンスポ]

ロッテCS前日練習(16日、Kスタ宮城)左肩痛から復帰したロッテの成瀬がファイナルステージ初戦の先発を託された。レギュラーシーズン最終戦で6月下旬以来の1軍登板を果たし、何とかCSに間に合わせた左腕は「自分の持てる力を出し切るだけ。当たって砕けろ、でいく」と意気込んだ。

CSは過去5戦で2完封を含む3勝1敗で、楽天戦も昨年から4連勝中と相性が良い。「あまり気にせず、楽しくやっていこうと思う」と表情を引き締めた。

伊東監督
「選手達は自信がついたと思うし、チームにも勢いがついた。うちは3位から勝ち上がってきたチーム。チャレンジャー精神でぶつかる。」

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伊東監督「もうやるしかない」[ニッカン]

17日からCSファイナルステージに臨むロッテは16日、Kスタ宮城で全体練習を行った。

伊東勤監督(51)は、晴れ間ののぞくグラウンドで「もうやるしかない。悔いの残らないように1日1日、戦えればいい。ファーストステージでし烈な戦いをしてきたし、失うものはない。目いっぱい楽しみながらやろうと話している。作戦は練っていないことはないが、1年間やってきたことをぶつけてくれれば。ガンガン前に行くだけ。結果を恐れずに戦っていく」と、全力を尽くすことを誓った。

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里崎「楽しみでしょうがない」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(37)がCSファイナルステージ開幕前日の16日、Kスタ宮城で練習に参加した。

練習後に意気込みを問われると「僕たちはノーリスク・ハイリターン。向こうはハイリスク・ノーリターン。西武戦もそうだったけど、3位だったし、失うものはないからね。(対田中は)打てる球は打つ。打てない球は振らない。そうすれば、いい結果が付いてくる。あとは勝負事だから、勝者がいれば敗者がある。勝者になるために最善を尽くす。明日は楽しみでしょうがない。勝ったときの爽快感を考えると。勝ったら、すごいよ!」。期待感を抑えきれない様子だった。

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小野、薮田とPV観戦[ニッカン]

ロッテは18日から、東武百貨店船橋店8階屋上スカイガーデンでCSファイナルステージのパブリックビューイングを行うと発表した。

ゲストとして、20、21日は今季限りで現役を引退する小野晋吾投手(38)が、22日は薮田安彦投手(40)が出演。球団キャラクター、公式チアパフォーマーのMスプラッシュも来場する。CS優勝なら鏡開きや振る舞い酒も予定している。

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