侍ジャパン・小久保監督の初陣となる台湾遠征(11月8〜10日、台北)のメンバーに、ロッテの鈴木、益田、唐川、藤岡、松永、西野の6人が選出されていることが分かった。28日に公式サイト上で発表される。
鈴木は今季チームで唯一全試合に出場し、打率.264、50打点。「素晴らしい経験をさせてもらった1年。ここからが本当の勝負」と話しており、さらなる飛躍の場となる。
スポニチ後援第39回社会人野球日本選手権は28日、京セラドームで開幕する。今大会に出場する注目選手らは27日、大阪市内で前日会見に臨み、24日のドラフト会議で1位指名を受けた4選手も参加した。
オリックスから単独1位指名を受けたJR東日本の吉田は「MVPを獲りたい。有終の美で優勝して終わりたい。来年から本拠地になる球場を縁起のいい球場にしたい」と力強く宣言。初戦を勝ち上がればJR東日本と対戦する東京ガス・石川は「直球で強気で打者に向かっていきたい。あと、ヒゲの青さにも注目してください」と笑いを誘った。当たりクジを引き当てたロッテ・伊東監督の期待に応えるためにも、最高の投球を見せるつもりだ。
また昨年、都市対抗、日本選手権の2冠を達成したJX−ENEOSは、史上初の2年連続2冠を狙う。大久保秀昭監督は「全部勝つつもりだが、謙虚さを忘れずにやっていく」と静かに闘志を燃やした。