10月31日10月31日ロッテの伊東勤監督（51）が31日、1日から始まる鴨川・秋季キャンプで選手たちに「3分間スピーチ」を課すことを決めた。「相手を知る前にまずは自分を知ってもらうことが大事。人前で話すことで度胸もつく」と、夜のミーティングで選手やスタッフら50人以上の前で、自分が決めた題材で話をさせる。
1年間の戦いの中で、チームの弱点は明確だ。「前に出てチームを引っ張っていく選手が少なかった。人前で話をさせることで責任感も出るし、自信もでる」と話した。指揮官も西武での現役時代には、キャンプでスピーチをやった。「（西武の時は）チームが負けた時でも誰かが音頭を取って声を出していた。そうなってくれたらいいね」。チーム一丸で戦い抜くために、まずは己を強化させていく。
ロッテは31日、11月23日（予備日24日）にQVCマリンフィールドでファン感謝デーを開催することが決まったと発表した。入場は無料で、開始時間など詳細は後日発表するとしている。
レッドソックスのワールドシリーズ制覇に、自身も05年にホワイトソックスで世界一に輝いたロッテ井口資仁内野手（38）がコメントを寄せた。
「日本人選手が活躍している姿を最後まで見ることができて本当に嬉しい。歓喜の瞬間の胴上げ投手が上原君。感動しました。今回のワールドチャンピオンは、この2人（上原、田沢）がいなければ、成し遂げられなかったと思う。本当に長いシーズンお疲れさまでした。そしておめでとうございます。来季、さらなる活躍を期待しています。しばらくはゆっくり休んでください」。
ポスティング・システム（入札制度）の新制度が来週初めにも日米間で合意に達し、日本野球機構（NPB）と大リーグから同時発表される見通しであることが31日、分かった。
新制度は入札額の1番目と2番目の中間を日本の球団が得る金額とし、1番目の金額を入札した球団のみと交渉する方式で最終調整に入った。日本球団からのポスティング・システムの要請は1日が開始日だったが、旧制度は最高入札額の高騰を理由に大リーグ側が一方的に破棄し、見直しを求めていた。NPB関係者は「（開始日は）数日待ってもらうことになるが、そう（合意に）なる」と話した。