わたしはかもめ2013年鴎の便り(11月)

便

11月4日

37歳渡辺俊介「腹くくって」メジャー挑戦[ニッカン]

日本を代表するサブマリンが太平洋を渡る。ロッテ渡辺俊介投手(37)が4日、メジャー挑戦を決意した。QVCマリンで会見を行い「メジャーリーグに挑戦させていただくことになりました。年齢的にも最後のチャンスだと思った」と、来季から大リーグに挑戦する意向を表明。プロ13年目の今季は未勝利に終わったが、球団との話し合いで今後は自由契約となり、移籍先を探していく。

37歳のミスターサブマリンが、野球人生を懸けて一大決心を固めた。「厳しい挑戦になると思いますが、腹をくくって行ってくることにしました」。13年在籍したロッテを離れ、来季からのメジャー挑戦を表明。スーツ姿のベテランは、新人選手のように背筋を伸ばして決意を語った。

世界一に輝いた06年のWBC以降、世界を意識し始めた。ともに1歳上の高橋尚成(前ロッキーズ3A)、レッドソックス上原の活躍にも刺激された。「緩急を使った日本人らしい投球を見て、自分もやってみたいと思った。自信より好奇心が勝った」。今季は6試合で0勝4敗と未勝利に終わり、新たなステージへの思いが膨らんだ。CSファイナルステージ終了後、球団に希望を伝えた。

05年、10年と2度の日本一に貢献した功労者だ。林球団本部長は「難しい挑戦だと思うが、後押ししてあげたい」。海外FA権を持つが、自由契約の形で送り出すことを決めた。今後の交渉については、代理人の団野村氏に一任。渡辺は「メジャーに上がれる可能性が少しでもあれば、マイナー契約でも招待選手でも行く」と熱弁を振るった。

会見前には、QVCマリンで最後の練習を行った。「寂しい気持ちはある。13年間、マウンドに上がる度にいただいた俊介コールは一生忘れない。アメリカのマウンドに上がるときも、あの声援を思い出して、自信を持って投げたい」。対戦したい打者には、04年の日米野球で160メートル弾を打たれたオルティス(レッドソックス)を挙げた。惜別の念に駆られても、武者震いは止まらない。海の向こうへ、新たな1歩を踏み出す。

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ロッテ・渡辺、37歳メジャー挑戦「腹くくって行ってくる」[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊介投手(37)が4日、QVCマリンで会見し、自由契約となることを自ら申し入れ、来季は米大リーグに挑戦することを表明した。

2006、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、メジャー志向が芽生えた。「年齢もあり、厳しい挑戦になると思うが、腹をくくって行ってくる。やれるんじゃないかという思いの方が強くなり、挑戦することにした」と決意。代理人を団野村氏に依頼し、球団を探すことになった。 今季は6試合で0勝4敗、防御率4.62。クライマックスシリーズのメンバーからも外れ、10月にはフェニックス・リーグに参加していた。

メジャーでアンダースローは珍しく、米球界関係者は「WBCに2度出場して名前は知られていて、米国に来たら面白い投手と評価されている」と明かす。それでも渡辺は「アンダースローだから通用するほど甘くない。04年の日米野球で特大本塁打を打たれたオルティス(レッドソックス)にリベンジしたい」。今年のワールドシリーズMVP斬りという壮大な夢を抱き、夢に挑む。

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ロッテ・渡辺俊、メジャー挑戦表明、1学年上の上原から刺激[スポニチ]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、来季は大リーグに挑戦することを表明した。保有している海外FA権は行使せず、球団に自ら自由契約選手となることを申し出た。今後は代理人を通じて移籍先を模索する。

QVCマリンで行われた会見で「年齢的に厳しい挑戦になるとは思いますが、腹をくくって行ってきます。これが最後のチャンスになると思う」と決意を語った。

メジャーに心が傾いたきっかけは、世界一に貢献した06年の第1回WBCだった。「米国のマウンドで投げたいと思った。自然に生まれた感情」。今季は1軍で6試合に登板して0勝4敗(防御率4.62)に終わったが、1学年上のレッドソックス・上原の活躍に刺激を受けた。「上原さんの活躍を見て、あの中でやりたいと思った」という。球団にはCS終了後に意思を伝えた。

代理人は団野村氏に依頼した。「マイナーでも招待選手でもメジャーに上がれる可能性が少しでもあるならどこにでも行く。やるからには結果を残したい」。日本球界で培った13年の経験を生かし、メジャーでプレーするための道を探る。

伊東監督
「必要とする球団があるなら、国内外問わず挑戦してもらいたい。球団にとって功労者。悔いの残らない野球人生にして欲しい。」

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西武・涌井、ロッテ移籍有力に、5日にもFA権行使表明へ[スポニチ]

西武の涌井秀章投手(27)が、早ければ5日にもFA権の行使を表明する。既にロッテなどが獲得に乗り出すことが確実で、旧所属球団を含む全球団との交渉が可能となる15日以降、交渉が一気に本格化しそうだ。

この日、涌井は西武ドームで行われた秋季練習に参加。報道陣の問いかけには無言で球場を後にした。1日に行われた球団との残留交渉では、今季年俸2億2000万円から単年契約でのダウン提示を受けたとみられる。ここまで熟考を続けてきたが、1番のこだわりに挙げた「(1)先発、(2)必要とされていること」を考慮した結果、新天地での挑戦を決めた。

移籍先候補の1つになるとみられるロッテは涌井の地元・千葉の球団。率いるのはかつての恩師・伊東監督だ。今季のチーム防御率3.77はリーグワースト。先発右腕の駒不足や不調が深刻だった。それだけに伊東監督は今オフの補強ポイントとして「ローテーションの軸となる完投能力のある投手」を最優先事項に据えている。

涌井は今季45試合に登板し、5勝7敗と先発としては不本意だった。しかし守護神を務めた9月には球威も取り戻し、チームの逆転CS進出にも大きく貢献。先発として再起を図る自信も深めた。ここ数年苦しんだ右腕が、いよいよ決断の時を迎えた。

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37歳・俊介、メジャー挑戦「腹くくって行く」[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、QVCで会見を開き、米大リーグに挑戦することを表明した。球団が本人の希望により、来季の契約を更新せず自由契約にすることも発表された。渡辺は「37歳という年齢もあり、厳しい挑戦になるとは思うが、腹をくくって(米国へ)行くことにしました」と語った。チームがCS最終Sで敗れた後、球団と話し合い、今回の挑戦を受け入れてもらった。

06年の第1回WBCで初優勝に貢献して、メジャーを意識するようになった。世界を相手に3試合に登板し、計13回2/3を4失点(自責3)、防御率1.98。「米国の球場で投げてみたいという気持ちが少しずつ芽生えた」という。

道のりが厳しいことは理解している。今季は6試合に登板し0勝4敗、防御率4.62。11年ぶりに未勝利という屈辱も味わった。「年齢的にも遅いのかもしれないけど、今挑戦しないと本当に最後のチャンスだと思って決断しました」と強い決意をにじませた。

現在は団野村氏と代理人契約を結んでおり、米球界入りの道を探している。家族を置いて単身で海を渡るつもりだ。「メジャーに少しでも上がれる可能性があるならマイナーだろうが、招待選手であろうがいく。行って終わりになったとしても覚悟していく」。サブマリンが、新たな一歩を踏み出した。

渡辺俊介(わたなべ・しゅんすけ)
1976年8月27日、栃木県生まれ。37歳。国学院栃木高、国学院大から新日鉄君津へ進み、00年ドラフト4位でロッテ入り。06、09年のWBC日本代表。今季年俸は8000万円。プロ通算255試合に登板し、87勝82敗、防御率3.65。177センチ、70キロ。右投右打。

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「緩急使う尚成さんの活躍が刺激」…俊介に聞く[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、QVCで会見を開き、米大リーグに挑戦することを表明した。球団が本人の希望により、来季の契約を更新せず自由契約にすることも発表された。

◇俊介に聞く

≫自信は?
渡辺
「正直どうなるか本当に分かりません。自信があるのかないのかも分からない。プロ野球に初めてドラフトされた時の、ルーキーの時のような気持ち。」
≫きっかけは?
渡辺
「高橋尚成さんが向こうで緩急を使った日本らしい投球で活躍した。それを見て自分もやってみたいという気持ちになったのは覚えている。」
≫対戦したい打者は?
渡辺
「04年の日米野球で特大本塁打を浴びた(Rソックスの)オーティズ。かなうのであればリベンジしたいです。」
≫ファンへメッセージを。
渡辺
「13年間マウンドに上がる度に俊介コールをもらい、あの感動は一生忘れない。米国で投げる時もその声援を思い出して自信を持って投げたい。」

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ロッテ、渡辺、大リーグ挑戦表明「俊介コール…忘れません」[スポニチ]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、QVCマリンフィールド(千葉市)で会見し、大リーグ挑戦の意向を表明した。ロッテは「本人希望により」来季契約を更新しないと発表した。

渡辺は「メジャーリーグに挑戦をさせていただくことにしました。37歳と厳しい挑戦ではありますが、腹をくくって行ってくることにしました。これからも温かく見守っていただければ幸いです」と自身の年齢に不安も感じていることを明かす。ただ「向こう(米国)で緩急を使った日本人投手が活躍している姿を見て、自分もやってみたいと思った。やるからには結果を出して帰ってきたい」と言う。

また「13年間、マウンドに上がる度に俊介コールをしていただきました。あの感動は一生忘れません」とファンに感謝。「アメリカに行っても、ロッテファンの声援の中で投げていたことを誇りにマウンドから投げたいと思っています。千葉ロッテマリーンズファンの皆様、関係者の皆様、携わっていただいた色々な方々、本当にありがとうございました。頑張ってきます」と決意を示した。

地上スレスレで球をリリースするサブマリンの渡辺は、国学院栃木−国学院大を経て、00年ドラフト4位でロッテ入り。プロ13年で通算87勝をマークした。06、09年にWBC日本代表に選ばれるなど、国際試合でも実績がある。

林信平球団運営本部長
「功労者だし、本人がどういう気持ちか聞いてみたかった。難しい挑戦だが後押ししてあげようと思う。」

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俊介、米大リーグ挑戦表明「最後のチャンス」[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、千葉市のQVCマリンフィールドで記者会見し、来季から米大リーグへ挑戦する意向を表明した。右下手投げのベテランは「今、挑戦しないと。本当に最後のチャンスと思った」と理由を語った。

渡辺は海外FA権を持っているが行使せず、今後は自由契約選手となって交渉する。渡辺は「メジャーリーグに上がれる可能性が少しでもあるなら、契約はマイナーでも、招待(選手)だろうが行く」と話した。

渡辺は2001年に新日鉄君津からドラフト4位で入団。06、09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出。13年目の今季は6試合に登板して0勝4敗、防御率4.62に終わった。通算成績は255試合で87勝82敗、防御率3.65。

渡辺
「37歳で厳しい挑戦になるが腹をくくって行ってくることにした。向こう(米国)で緩急を使った日本人投手が活躍している姿を見て、自分もやってみたいと思った。やるからには結果を出して帰ってきたい。」
林信平球団運営本部長
「功労者だし、本人がどういう気持ちか聞いてみたかった。難しい挑戦だが後押ししてあげようと思う。」

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「自然に生まれてきた感情」…メジャー挑戦・俊介に聞く[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(37)が4日、千葉市のQVCマリンフィールドで記者会見し、来季から米大リーグへ挑戦する意向を表明した。右下手投げのベテランは「今、挑戦しないと。本当に最後のチャンスと思った」と理由を語った。

米大リーグに挑戦する意向を表明した渡辺は、すっきりした表情で思いを語った。

◇俊介に聞く

≫メジャー挑戦のきっかけは。
渡辺
「思い当たらないですね。自然に生まれてきた感情。」
≫家族は。
渡辺
「驚いていた。妻は今まで頑張ってくれたから自分の好きな道を選んでやっていいよと言ってくれた。」
≫下手投げについて。
渡辺
「メジャーリーグの中でアンダースローは何人か投げている投手がいて、それを実際に参考にしていた。抑えている姿を自分に重ねたりしていた。」
≫今後は。
渡辺
「今はどこに呼ばれても、何を見せろと言われてもいいように体の準備をしている。」
≫ロッテファンには。
渡辺
「マウンドに上がる度に俊介コールをしていただいた。あの感動はもう一生、忘れないと思う。応援してくれたファンの方々には本当に感謝しています。」

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渡辺がメジャー挑戦を表明[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(37)が4日、メジャー挑戦を表明した。球団が本人の希望により、来季契約を更新せず自由契約にすると発表。

QVCマリンで会見を行った渡辺は「この度、メジャーリーグの方へ挑戦させていただくことになりました。37歳という年齢もあり、厳しい挑戦になると思いますが、腹をくくって行ってくることにしました」と強い決意を示した。CSファイナルステージ終了後、球団に希望を伝えたという。今季は開幕時に先発ローテーションの一角を担ったが調子が上がらず、1軍では6試合に登板し0勝4敗に終わった。

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ポスティング、近日中に日米合意へ、まとまり次第発表[スポニチ]

入札制度は昨年6月から失効となっており、日米間で改定作業中だったが、近日中に合意する見通しだ。

最高額を入札した球団が独占交渉権を獲得する方式はこれまでと変わらないものの、日本の球団が得る金額は入札額の1番目と2番目の間とすることで調整中。まとまり次第、日本野球機構(NPB)と大リーグから同時発表される。

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