わたしはかもめ2013年鴎の便り(11月)

便

11月5日

ロッテがメキシコ代表内野手獲りへ[ニッカン]

ロッテが、ドジャース、ヤンキースなどでプレーしたルイス・クルーズ内野手(29)の獲得調査を進めていることが5日、明らかになった。メキシコ出身で、三塁や遊撃を守れる安定した守備力が持ち味。06年と今年はWBCメキシコ代表にも選出された。クルーズは00年にレッドソックスに入団。08年にパイレーツでメジャーデビューすると、遊撃手として頭角を現した。右の巧打者としても能力を発揮し、昨年はドジャースで78試合に出場して打率2割9分7厘、40打点の好成績をマークした。

ロッテは今季、2年目の鈴木が正遊撃手に定着するなど急成長。10月のドラフト会議でも上武大・三木亮内野手(22)を3位指名したが、まだ二遊間の層が薄いのが現状だ。シーズン中に根元が負傷離脱した際は、穴を埋めるだけの人材が出てこなかった。

さらに三塁手の今江も、残留へ前向きな姿勢を見せてはいるが、今季海外FA権を取得。伊東監督も以前から「内野の即戦力がいない」と話しており、内野手の補強は急務だった。今季の3位を上回る成績を残すべく、堅守の助っ人獲得を目指していく。

ルイス・クルーズ
1984年2月10日生まれ。メキシコ出身の29歳。00年にレッドソックス入団。02年にパドレス、07年にパイレーツと渡り、08年にパ軍でメジャーデビュー。同年、主に遊撃手として22試合に出場し、打率2割2分4厘。ドジャース在籍の12年には78試合出場で打率2割9分7厘、6本塁打、40打点をマーク。13年7月にヤンキースに移籍したが、同年8月に戦力外となった。メジャー通算195試合出場で打率2割3分4厘、7本塁打、57打点。WBCには06、13年と2大会、メキシコ代表として出場した。185センチ、95キロ。右投げ右打ち。

ページトップ

井口が著書発売「心の軸」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(38)が自身3冊目となる著書「ブレないメンタルをつくる 心の軸」(ベースボール・マガジン社、定価1365円=税込み)を11月9日に発売する。

井口は今季、日米通算2000安打を達成。成功へ至る目標設定の方法や、やる気の出し方、壁の破り方など、野球以外にも役立つヒントを詰め込んだ。

「自分のプロ野球に入ってからの目標であった2000本安打を達成した今、大きな目標を達成するには、日々の生活の中でより現実的な目標や具体的なイメージを持つことが何よりも大事なことだということをあらためて痛感させられました。そこで、僕が経験してきたことを通じて目標設定の仕方やイメージの持ち方を、野球をやっている人だけでなく勉強や仕事をする上でのヒントにしてもらえればと思い、この本を書かせていただきました。野球ファンだけではなく、多くの方々に読んでいただき、少しでも人生のヒントになりうるものを見つけるキッカケになっていただければ、自分にとってこんなに嬉しいことはありません」とコメントした。

ページトップ

ロッテ1位・石川7回0封!東京ガス、激闘制し4強[スポニチ]

準々決勝4試合が行われ、東京ガスはロッテからドラフト1位指名された石川歩投手(25)が7回無失点、10奪三振と好投。延長11回の末に2−0でパナソニックを退け、準優勝した1978年大会以来の4強入りを決めた。新日鉄住金かずさマジック、富士重工、三菱重工広島もそれぞれ準決勝に駒を進めた。

ヤクルトのドラフト3位・秋吉と投げ合った東京ガスのロッテ1位・石川は7回を被安打2で10奪三振。チームを35年ぶりの4強に導き、「チーム全員の雰囲気が良くなっている。負けたくなかった」と振り返った。

10月30日の東邦ガスとの1回戦終了後、右手人さし指にマメができた。それでも菊池壮光監督に「問題ないです」と志願登板。最速147キロ直球とシンカーを低めに集めた。7回終了時に再び右手人差し指に違和感を感じて緊急降板。「悔しい思いはあるが、チームが勝つためなので」と気持ちを落ち着かせた。そのエースがベンチから見守る中、11回に5番・黒田が左前適時打を放つなど2点を奪った。石川は「自分の詰めが甘くないところを見せたい」と初優勝を見据えた。

ページトップ

ロッテドラ1石川が7回10K、東京ガスが4強入り[スポニチ]

◇第39回社会人野球日本選手権第9日:東京ガス2−0パナソニック (京セラドーム)

東京ガスが延長11回の末、準優勝した78年大会以来の4強入りを果たした。

ロッテからドラフト1位指名を受けたエース・石川が最速147キロ直球とシンカーを低めに集めて10奪三振。7回2安打無失点で、2番手・吉原に託した。0−0の8回から登板した吉原は「1人ずつ丁寧に投げようと思った。本当に良かったです」と4回1安打無失点で勝利を呼び込んだ。

0−0の延長11回に1死一、三塁から5番・黒田が左前に均衡を破る適時打。一塁ベース上で大きく右手を突き上げた。菊池壮光監督は「黒田は今季チャンスに強かったので、期待通りの活躍を見せてくれた」と目を細めた。

ページトップ