11月13日11月13日| 名前 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 上野 | 2520 | △820 |
| 中後 | 1320 | ▼330 |
ロッテの秋季キャンプに「ジョニー」がテスト生として参加。といっても「魂のエース」ではない。
前BCリーグ・福井のジョニー・セリツ外野手で、広角な打撃が魅力の左打者。ジョニーといえば、かつてのエース黒木（現日本ハム投手コーチ）が有名で、今もファンから根強い人気を誇る。ベネズエラ出身のジョニーは「黒木さんのことは知らないが、彼の愛称と名前が同じなんていいね」とご機嫌。ただ、林信平球団本部長は「まだテストですから…」と慎重だった。
ロッテにジョニー再来！？秋季鴨川キャンプに13日、ベネズエラ出身のジョニー・セリツ外野手（27＝BC福井）がテスト生として参加した。3ヶ国語を操る陽気な“新外国人”は、特技を野球ではなく？語学と言い切り「ニホンゴ、トキドキ、メッチャワカル！」と独特な言い回しでチームに溶け込んだ。
米ではホワイトソックス1Aでプレー。今年はBC福井で打率3割3分3厘をマークした左の広角打者だ。初日からフリー打撃で汗を流し「センター、レフト。パワーデ、ライト。ゼンブ、オッケー」と逆方向中心の堅実な打撃をアピール。週末は紅白戦に出場予定で、伊東監督は「ゲーム形式で見るのが1番手っ取り早い。枠も余裕あるしね」と期待をかける。
ロッテのジョニーと言えば、ジョニー黒木こと黒木知宏氏（現・日本ハム投手コーチ）。「魂のエース」として愛された名投手だ。こちらのジョニーは「オ〜、シラナーイ」と初耳のようだったが、すぐさま「オナジ、ナマエ。イイネ！」とニッコリ。親指を立て、2代目襲名へノリノリ？だ。
今キャンプには外国人3人、日本人3人の計6選手がテスト生として参加する。林球団本部長は「可能性のない選手はテスト自体お断り。もちろん（契約の）可能性はある」と話した。神戸、富山、福井と独立リーグを転々としてきたさすらいのジョニー。最後は通訳を介して「ここでプレーするのが、僕の夢ですね」。ロッテで腰を据えることを夢見た。
高岡市出身のロッテ・西野勇士投手（22）＝新湊高出＝が13日、同じ富山県出身でロッテからドラフト1位指名された石川歩投手（25）＝滑川高出＝との共闘を誓った。西野は「同じ右の先発として争うことになるかもしれないけど、一緒にやれたら嬉しいですね」。チームで唯一となる同郷の選手の誕生が、来季2ケタ勝利に向けた大きな刺激となっている。
現在は1日から始まった千葉・鴨川での秋季キャンプに参加している。シーズン中盤の8月に発症した右肩痛の影響もあり、シーズン終了後からは本格的な投球を自粛し、ノースローで調整を続けている。毎日2時間近く、走り込み中心のメニューをこなし、来季に向けてトレーニングを積んでいる。「今はしっかり右肩を治すことを優先したい。来年のためにできることは走って下半身を鍛えることなので、走り込み中心できついけど頑張ります」と気を引き締めた。
伊東監督は早くも「富山コンビ」に期待を寄せている。今季９勝（6敗）の西野と即戦力候補の石川について、「2人で先発投手陣の柱に？そうなってくれたらいいね」と期待の高さをうかがわせた。西野は「今年はいろいろな経験を積むことができたし、同時に課題も見つかった年。来年はさらにレベルアップして、開幕からローテーションに入れるように頑張ります」と新たな目標を掲げた。
ロッテの唐川侑己投手（24）が13日、FA権行使を宣言した西武・涌井にラブコールを送った。
同じ右腕で昨オフは約1週間ほど、一緒に自主トレを行った先輩に対して「一緒にやれればいいですね。同じチームなら聞きたいことをいつでも聞けるので」。先発を争う強力なライバルが増えることにもなるが、何よりもチームに加入してくれることを熱望した。
唐川にとって涌井は「投げ方や投球スタイルが自分の中での理想」と目標としている選手であり、プロ入り前から投球をチェックしていたほどの存在。「去年もどういう風に投げているのかを聞いたりした」と頼りにしている右腕の加入を、誰よりも心待ちにしている。
千葉県鴨川市での秋季キャンプ中のロッテ・伊東監督は、西武・涌井を来季先発陣の軸として期待した。
15日から交渉が解禁されるが「（交渉が）スタートとなれば（球団が涌井を）補強してくれると信じている。うちには成瀬、唐川もいるが、開幕からローテーションの軸となって欲しい」と願った。水面下で涌井の獲得調査を行ってきた楽天がFA補強を広島・大竹と西武・片岡に絞ったため、在籍球団の西武を除くと単独交渉となりそうだ。
ロッテのセス・グライシンガー投手（38）が13日、米国に帰国した。来季が2年契約の2年目。
ロッテは13日、前巨人の岸敬祐投手（26）が千葉・鴨川秋季キャンプで16日からテスト生として参加すると発表した。
日本野球機構（NPB）と大リーグ機構（MLB）との間で合意直前だった新ポスティングシステム（入札制度）を含めた日米選手協定の締結に反対していた労組プロ野球選手会（嶋基宏会長＝楽天）は、今日14日に新制度の了承を発表する見通しとなった。11日の事務折衝の際には「一両日中に結論を出す」としていたが、各球団の選手会長との意見交換に時間がかかっているため、13日の意思表明は見送った。
選手会の松原徹事務局長はこの日、「電話連絡で各球団の選手会長と意見交換し、それを集約しているので、思った以上に時間がかかっている。今日中に意見をまとめ、明日発表する」と、話した。アジアシリーズ出場のため台湾に滞在している嶋会長を含め、12球団の選手会長の了承を得た上で、新制度への合意を正式決定する。
労組・日本プロ野球選手会（嶋基宏会長＝楽天）の松原徹事務局長は新しい入札制度に関する態度表明について、12球団の選手会長との意見交換を電話で行っていることから「思った以上に時間がかかっている。今日（13日）中に意見をまとめ、明日（14日）発表する」と語った。
見直された新制度は最高入札額と2位の間に抑える案で10月末に日米間で合意。しかし、選手会が「入札額の1位球団としか交渉できないのは不公平」と訴え、合意に待ったをかけた。日本野球機構（NPB）の四藤慶一郎選手関係委員長（阪神球団連盟担当）は「（選手会から）もう少し待って欲しいという連絡が入りました」と話した。