わたしはかもめ2013年鴎の便り(11月)

便

11月15日

ロッテ・内、右足首手術へ、来季開幕微妙に[スポニチ]

ロッテの内が今月末に右足関節鏡視下手術を受けることが、分かった。1日に千葉県内の病院で診察を受け、右足首の軟骨のクリーニング手術が必要と診断された。

投球練習を再開するまでには約3ヶ月かかる見込み。11年に発症した右足首痛が再発したとみられる。昨年10月にも同箇所の手術を受けており、今季は開幕2軍スタートだった。チーム関係者は「足首の軟骨がささくれている状態。手術を受ければよくなるが、来季の開幕には間に合わない可能性もある」とした。

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ロッテドラ3、上武大・三木、春秋連覇の置き土産誓う[スポニチ]

第44回明治神宮大会は、16日に開幕する。開幕に先立ち、15日は明治神宮で開会式が行われ、出場校の監督、選手らが参加した。今春の全日本大学野球選手権で初優勝した上武大は、16日に1回戦で近大工学部と対戦する。今秋ドラフトでロッテから3位指名を受けた三木亮内野手(4年)は春秋連続日本一を誓った。

上武大・三木が春秋連続日本一を置き土産にプロへ羽ばたく。春の全日本大学野球選手権では3番・遊撃手として5試合で8打点を挙げ、創部初の日本一に導いた。「春秋連覇を目標にやってきた。チャンスや勝負どころで力が出せるように準備したい」と力を込めた。

石川・遊学館出身で好守と勝負強い打撃が魅力の巧打者。7月の日米大学野球の日本代表にも選出された。しかし、第4戦の守備で右膝の半月板を損傷し途中退場。秋のリーグ戦ではDHと本職ではない三塁手としての出場にとどまった。

現在は右膝の状態も万全で「チームに迷惑をかけたというのが大きい。勝ちに貢献できたらいい」。自身はロッテから3位指名を受けた。大学野球の集大成として、史上6度目の快挙を目指す。

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チアパフォーマー選考会開催[ニッカン]

ロッテは15日、球団公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」の2014年オーディションを開催すると発表した。

応募できるのは18歳以上の女性(高校生不可)。来季のホームゲームやイベント、定期レッスンに責任を持って参加できること、2月上旬から始まるレッスン及びリハーサルに参加できること、特定のプロダクションに所属していないことが条件。

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キャンプ体験が12万1円で落札[ニッカン]

ロッテは15日、スマートフォン向けサイト「パシャオク」で行った秋季鴨川キャンプを1日体験できる権利のチャリティーオークションが、12万1円で落札されたと発表した。16日に、京都市在住の中学1年生の男の子が実際のキャンプメニューを体験する。

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ロッテ・松本編成統括、涌井に獲得の意志伝える[サンスポ]

ロッテは交渉解禁日の15日、西武からFA宣言をした涌井に、松本編成統括が獲得の意志を電話で伝えた。千葉・鴨川市で秋季キャンプ中の伊東監督は「(球団から)まだ聞いていないし、報告もきていない。(自分は涌井に)連絡も何もしていない」。涌井に対しては他球団の動きもなく、先発の柱と期待する右腕の獲得は大きくリードしている。

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西武FAの涌井、週明けにもロッテと交渉[サンスポ]

西武からFA宣言した涌井は交渉解禁日の15日、西武第2球場でキャッチボールなどを行った。「土日(の交渉)はないです。平日?そうなるんじゃないですか」と週明けにも行われるロッテとの交渉に備える。23日に西武ドームで行われる「LIONS THANKS FESTA 2013」には参加する予定で「(ファンに挨拶した)中島さんみたいに喋る訳じゃないと思う」。9年間在籍したチームのファンに、西武の一員として最後のユニホーム姿を見せることになりそうだ。

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ロッテ、19日にもFA涌井と初交渉へ[スポニチ]

ロッテは西武からFA宣言した涌井と、早ければ19日にも初交渉を行う。

同席予定の中村家国球団社長は「誠意を持って、ぜひうちに来て欲しいという気持ちを伝えたい」。関係者によると、2年総額4億4000万円プラス出来高の条件を提示するとみられる。相思相愛の関係の涌井はこの日、西武第2で練習し、約1時間汗を流した。23日に西武ドームで行われるファン感謝イベントには「どういう進路になっても出る」と、去就にかかわらず出席する意向を明かした。

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FA涌井、初交渉19日にもロッテ入り合意か[報知]

国内フリーエージェント(FA)権を行使した西武・涌井秀章投手(27)が19日にロッテと交渉を行うことが15日、分かった。西武時代の恩師・伊東監督が率いるロッテと、先発にこだわりを持つ千葉出身の右腕は相思相愛とみられ、即日「ロッテ・涌井」が誕生する可能性が出てきた。FA宣言した8選手は、この日から所属球団を含めた全球団との交渉が解禁された。

“Xデー”が固まった。FA宣言した涌井が、19日にロッテとの初交渉に臨むことが分かった。この日、西武第二で練習した右腕は、他球団との交渉予定について「来週?そうなると思います」と説明。ロッテは、涌井が強くこだわる先発起用を確約する方針で、即日合意に達する可能性が出てきた。

言葉の端々に涌井の覚悟がにじみ出た。FA移籍すれば、西武のユニホーム姿は23日のイベント「ライオンズ・サンクス・フェスタ」(西武D)が最後。11年オフ、ポスティングシステムで米移籍を目指した中島の例を出し、涌井は「中島さんみたく、喋る(スピーチする)訳じゃないと思いますけど」と、西武ファンに感謝を示したい思いを告白した。

移籍先の本命・ロッテは、涌井の意向を最大限に尊重し、即日合意に持ち込みたい考えだ。「必要としてくれるところでプレーするのがいい」と話す右腕を来季のエース候補と位置づけ、2年総額6億円以上の条件を用意。交渉に参加する見込みの中村球団社長は「誠意しかない。相手の意思を尊重するのは恋愛と同じ」とラブコールを送った。本人が希望する先発起用の確約も含め、「11・19」の初交渉で一気に口説き落とす。

涌井の入団時から3年間、西武の監督を務め、師弟関係にあった伊東監督は、7日のFA宣言後から球団に獲得を懇願。最近2年は救援での活躍が目立ったが、「先発で柱になれる投手」と繰り返してきた。現時点で、ロッテ以外に獲得に乗り出す球団はなく、“一本釣り”が濃厚。早ければ19日に「ロッテ・涌井」が誕生することになりそうだ。

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マー君、今オフメジャー移籍消滅も、急転、新ポスティング白紙[スポニチ]

楽天・田中将大投手(25)の大リーグ移籍が消滅する可能性が出てきた。大リーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、日米間で合意に達していたポスティング・システム(入札制度)の新制度を取り下げ、修正案を提出すると発表した。修正案の作成には数週間が想定されており、成立時期は早くても12月以降で、長期化は避けられない情勢。ポスティング・システム自体が今オフを含めて今後、撤廃される可能性もあり、同制度を利用して今オフの移籍を目指していた田中の動向は極めて不透明となってきた。

事態は急転した。この日に行われたオーナー会議後の会見。ロブ・マンフレッドCOO(最高執行責任者)の発言は日本側にとって予想もしない内容だった。「日本の総意が出るのに時間がかかりすぎて、情勢は変わった」。ポスティング・システムの新制度を取り下げて修正案を提出すると発表したのだ。

新制度では、旧制度で最高入札額を得ていた日本の球団が、最高額と2番目の間となる金額を得る点などが変更された。しかし、複数球団との交渉は実現せず、労組・日本プロ野球選手会が1日に「メリットがない」と異議を唱えて合意発表は先延ばしになった。ようやく14日に2年間限定、同時に現在9年となっている海外FA権の取得期間短縮を求めるとの条件付きで受諾すると表明した。あとは12球団側が18日の実行委員会で協議した上で承認し、正式発表となる運びだった。それが一転、「白紙」に戻った。

そればかりか、米国側は今オフを含めた今後の入札制度自体を撤廃する可能性にまで言及した。マンフレッドCOOは「我々にとって、この(ポスティングがない)状況は受け入れられる。選手たちは定められた時間がたてばFAになって、こっちでプレーすることができるのだから」。田中への最高入札額は1億ドル(約100億円)を超えるとも推測される現状で、入札金額の高騰抑制を望むMLBのキム・アング副社長も「(入札制度撤廃は)ブラフではない」と断じた。入札制度がなければ、田中の米国移籍は海外FA権を取得する15年オフまで閉ざされることになる。

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長によれば、14日に選手会が承認したことを報告した後でMLBから「状況は変わった」との旨が電話とメールで通達されたという。日米間で明確なデッドラインはなかったが、11月中旬になっても合意できなかったことで、オフの予算繰りに影響が出るMLBの各球団に焦りが生じていた。

井原事務局長はこの日、「あくまで結果論だが、(選手会が待ったをかけた)影響はあったと思う。再度成立に向けて努力する」と話した。NPBの選手関係委員会の四藤慶一郎委員長(阪神球団専務)も「困ったことになった。また長引くな…」と困惑を隠せない。

米国側は修正案の作成には数週間以上かかるといい、さらに日本側に不利な条件が提示される可能性がある。成立時期は早くても12月以降。日本のある関係者は「(運用開始には)年を越すだろう」と見ている。越年となれば今オフの大リーグ球団の補強は進み、田中が入札制度で移籍する場合に大きなマイナス要素となる。報道陣から質問を受けた田中は無言を貫いたが、日米間の交渉のもつれから苦境に立たされた。

労組・日本プロ野球選手会松原徹事務局長
「MLBからもNPBからも連絡を受けていないのでコメントできない。」
同・嶋基宏会長(楽天)
「僕のところに連絡が何も来ていないので、申し訳ないがコメントすることができません。」

◇ポスティング・システムの経緯

12年6月
従来の制度では入札額の高騰を招くとして、米国側が「日米間選手契約に関する協定」の破棄を通告。
10月
NPB12球団が実行委員会で新制度案を決議し、MLB側に提示。
13年8月
前年に同制度が失効していたことが表面化。
10月末
新システムの内容が決定。日本球団が獲得する金額は入札額1位と2位の中間とし、破談の場合は米国側の入札球団に罰金を科すことでほぼ合意。
11月1日
選手会がNPBに対し「新協定にメリットはない」と締結しないよう文書で申請。交渉過程などで日米間に不平等が生じていると主張。
同5日
NPBがMLBに対し、新協定の締結の延期を要請。
同11日
NPBと選手会の事務折衝が行われ、新制度の導入を反対していた選手会側が軟化。
同14日
選手会が新制度について条件付きでの導入を了承。2年間の限定に加え、海外FA権の短縮を求めた。

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取り下げの新ポスティング制度、それでも米有利だった[スポニチ]

合意発表寸前で取り下げとなったポスティング・システムも米側に有利な形でまとまっていた。

破談に終わった場合の制裁金は、日本の球団が得るはずだった金額の2.5%か200万ドル(約2億円)の低い方と高額とは言えない。しかも支払い先は日本の球団ではなくMLBと大リーグ選手会が共同管理する基金だ。さらに見直し交渉はMLB、大リーグ選手会、NPBの3者で行われ、日本の選手会はテーブルにもつけなかった。

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MLBポスティング議論暗礁、日本側返答遅れで“増えてしまった時間[スポニチ]

大リーグ機構が入札制度を修正する決断に至ったのは、14日に最終日を迎えたオーナー会議で意見が分裂したことが影響した。同制度をめぐる「金欠球団」VS「金満球団」という図式。ニューヨーク・ポスト紙によると、発端はパイレーツのフランク・クーネリー球団社長の異議申し立てだ。

「田中の獲得は高額すぎて競争に加われない」。今季開幕時に30球団中26位の総年俸8005万5000ドル(約80億円)だった市場規模の小さい街を拠点とする球団代表として制度を批判。入札金額高騰を抑えるため、修正案として規定額を超過した場合にぜいたく税が課される年俸総額へ入札に要した額を組み込むことを提案したのだ。

この発言にヤンキースのランディ・レバイン球団社長が激高。「キューバ選手と契約する際は、そんな論争は起こらなかった」とまくし立てた。ヤ軍の開幕時の総年俸は2億3346万4061ドル(約233億円)で1位。今季は先発陣が不調でプレーオフ進出すら逃した。今オフの補強で是が非でも田中を獲得したい事情がある。ぜいたく税の制度が導入された03年から唯一10年連続で支払っており、同税の対象とならない入札制度はヤ軍の「切り札」といえる。

大リーグ機構と選手会の労使協定には、入札額をぜいたく税の対象にしないことで合意され、マンフレッドCOOも各首脳に「期限が切れる16年まで、選手会から議論に応じないと回答を受けた」と話したという。そのため、修正案がどうなるかは不透明だ。

選手会が反発したことで対応が遅れた日本側だけではなく、米球界も一枚岩ではなかった。日本選手の獲得に高額な資金が必要な現実を問題視する向きは多く、ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は「多くのオーナーが入札制度自体の廃止を願っている」と報じている。

ポスティング・システム(入札制度)
大リーグに移籍する際、選手との交渉権を入札により決定する制度。選手の所属球団が容認すれば、海外フリーエージェント権を持たなくても移籍が可能となる。獲得希望球団による最高入札額を日本の所属球団が受諾すれば、30日間の独占交渉権が発生。97年オフに伊良部秀輝(当時ロッテ)が強引にヤンキースと契約した経緯から、日本選手獲得の機会均等を求めた大リーグ機構側の要望もあり、98年に日米間選手契約に関する協定で定められた。日本選手の第1号は00年11月に申請したイチロー(オリックス)で、マリナーズが1312万5000ドル(約14億1800万円=レートは当時)で落札。
ぜいたく税(課徴金)
年俸総額が一定の上限を超えた球団がペナルティーとして支払う。03年に導入された。金額は超過回数が多いほど上がり、大リーグ機構に納められた後、年俸総額の低い球団に分配される。上限は毎年変動し、14年オフの上限は1億8900万ドル(約189億円)。

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長期化懸念する日本球界、新入札制度の取り下げ受け[サンスポ]

米大リーグ機構(MLB)がポスティングシステム(入札制度)の新制度を取り下げて修正案を提出することになり、日本球界には15日、関係者から「(制度の運用開始が)年を越すだろう」という見方が出るなど、長期化を懸念する声が広がった。

成立がずれ込めば今オフの大リーグ球団の補強は進み、プロ野球楽天の田中将大投手が新入札制度で移籍する場合にマイナス要素となる。

日本野球機構(NPB)は18日の実行委員会で対応を協議するが、修正案ではさらに日本側に不利な条件が提示される可能性がある。NPBの選手関係委員会の四藤慶一郎委員長(阪神球団専務)は「2週間くらい遅れたからね。困ったことになった。また長引くな…」と困惑した。

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NPB事務局長「再度成立に向けて努力する」新入札制度[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は15日、米大リーグ機構(MLB)からポスティングシステム(入札制度)の新制度取り下げの連絡を受けたことを明らかにし「協議が中断した2週間の状況変化について詳細情報を収集している。18日の実行委員会で12球団に説明できるようにしたい」と語った。

新制度の合意は日本プロ野球選手会が1日に異議を唱えて先延ばしになり、14日に2年間限定で受諾すると表明した。井原事務局長は「あくまで結果論だが、影響はあったと思う。再度成立に向けて努力する」と話した。選手会の松原徹事務局長は「MLBからもNPBからも連絡を受けていないのでコメントできない」と話すにとどめた。

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