11月16日11月16日ロッテのG・G・佐藤がテスト生・ローリーにプロの洗礼を浴びせた。千葉県鴨川市の秋季キャンプで行われた紅白戦。4回、2番手としてマウンドに上がったローリーの初球をかち上げ、弾丸ライナーで左翼ネットに突き刺した。
「監督から“テスト生だったのに相手の気持ちを考えずに打ちやがって”と言われましたが、ガチンコ勝負です」としてやったりの表情。昨年は同じテスト生として紅白戦に臨み、決勝打を放って見事合格した。今季は主に代打として起用され、楽天とのCSファイナルS第4戦（Kスタ宮城）では3ランを放つなど存在感を示した。初球で仕留めた一打を振り返り、「相手はテスト生。やられる前に打っといた方が良い」と最後まで上機嫌だった。
ロッテのG・G・佐藤外野手（35）が16日、鴨川・秋季キャンプでの紅白戦の4回に、入団テスト生のマイク・ローリー投手（27）＝台湾・ラミーゴ＝から本塁打を放った。
この回から登板した右腕の初球、甘く入った直球を逃さずに左翼席に張ってあるネットに突き刺した。「監督から『相手の気持ちも考えずに打ちやがって』と言われた。でもガチンコ勝負なんで。結果的によかった」と胸を張った。
自身も昨年の秋季キャンプにテスト生として参加。背水の陣で臨んだ紅白戦で適時打を放つなど、結果を残し入団を勝ち取った。だからこそ、同じ境遇の選手との対戦にも一切の情を挟まなかった。「初球から打つかどうか迷ったけど、（自分が）やられる前にやりました」と“先輩”の意地を見せた。
ジョニー、不発。ロッテの秋季鴨川キャンプに参加しているテスト生、ジョニー・セリツ外野手（27＝BC福井）が16日、紅白戦に参加し、3打数無安打に終わった。
1回1死一塁では右翼へ大飛球を飛ばしたが、同じく外国人テスト生のチャッド・ハフマン外野手（28＝カージナルス3A）の好守に阻まれた。伊東勤監督（51）は「随所に全力プレーを見せてくれたし、一生懸命さには好感が持てた。明日（の紅白戦）がラストチャンスやね」と話した。
ロッテG・G・佐藤外野手（35）が“後輩”に洗礼を浴びせた。16日、秋季鴨川キャンプで紅白戦を行い、テスト生のマイク・ローリー投手（27＝台湾・ラミーゴ）から4回に初球左越えソロを放った。
自身も昨年はテスト生として参加しており、相手にとってこの紅白戦が重要な意味を持つことは承知している。「いや、僕も必死ですし、ガチンコ勝負してしまいました。やられる前にやってやろうと。打っちゃいました、すみません」と、なぜか謝っていた。
大リーグ機構本部で取材に応じたMLB幹部は、入札制度の今後の見通しについて「その問題を説明するのは難しい」と困惑の表情を浮かべた。
修正案の作成には数週間かかるとされている。日本野球機構（NPB）関係者との折衝についても「分からない」と明言を避けた。
米大リーグ機構（MLB）は14日（日本時間15日）、フロリダ州オーランドでのオーナー会議後に、日米間で合意に達していたポスティングシステム（入札制度）の新制度を取り下げ、修正案を提出すると発表した。日本野球機構（NPB）との再交渉は長期化が確実で、新制度成立は年を越すケースも。交渉がまとまらない場合、新制度を利用してのメジャー挑戦が確実な楽天・田中将大投手（25）の今オフ移籍が、消滅する可能性も出てきた。