12月1日12月1日3年目のロッテ・江村が「遅刻王」の汚名返上を誓った。今季は正捕手・里崎の故障もあり、捕手陣最多の64試合に出場。飛躍の1年となったが、シーズン中の遅刻の回数もチームで最多だった。
この日、千葉市内で行われたトークショーでは、800人のファンの前で先輩・今江の公開説教が待っていた。
会場は大きな笑いに包まれたが、江村はばつが悪そうに苦笑い。オフシーズンのイベント参加は初めてで、記念すべきトークショーの「デビュー戦」で思わぬ洗礼を受けた。
シーズン中には遅刻の罰として丸刈りにし、外出禁止令や罰金も科せられた。「もう一生、寝坊はしません！」と宣言したが、来季も遅刻癖が直らないようなら、さらに過酷なペナルティーが科せられる可能性もある。師匠の中村バッテリーコーチは「次に遅刻したら、もう口をきかない」と明言。来季はレギュラー定着と「破門」を回避するためにも、私生活の改善に全力で取り組む。
名コンビ誕生？ロッテ今江敏晃内野手（30）と江村直也捕手（21）が1日、千葉市内でトークショーを行った。今季3年目で1軍デビューした江村は、トークショーも今回がデビュー戦。PL学園と大阪桐蔭、ともに大阪の高校出身で、イベントは終始、今江が江村をリードする形で和やかに進んだ。
質問コーナーでは、キッズファンから「どうやったら大きくなれますか」という、かわいらしい質問がとんだ。小6で身長が止まったという江村が「しっかり食べて、しっかり寝て、しっかり勉強すれば大きくなると思います」と答えると、今江から「勉強しなかったから（背が）止まったんちゃう？」と厳しいツッコミが入った。
さらに今江も小6で身長が174センチあったと言い、「おっさんでしたね。18歳でプロ入りした時も32歳くらいに見られてた。やっと年相応。…最近は、若く見られるようになってきましたね」と江村をチラリ。今度は身をていした江村のツッコミ待ちだったが、当の江村は「そ、そうですね。僕も入った時は今江さん、もっと若いかと思ってました。そうですね…」と本気の返し。「もう〜関西人やのに、ツッコミがあまいんですよ！」と、やっぱり最後は今江先輩がつっこんでいた。