12月7日12月7日球界の“電車男”がついに駅長になった。ロッテ西野勇士投手（22）と清田育宏外野手（27）が7日、新京成電鉄の新津田沼駅の一日駅長に就任。ホームでの列車出発合図など、ユニホーム姿で業務を体験した。球場まで電車通勤することで知られる西野は「今日も浦和寮から千葉まで電車で来ました。駅長は初体験ですね」と異例の出世？を喜んだ。
6月に個人グッズのパスケースを発売し、600個を3日で完売。すっかり鉄道イメージがついた右腕だが、実はひそかに脱・電車を狙っている。「もうちょいで仮免なんですよ」。シーズン後に教習所に通い始め、年内にも自動車の運転免許を取得予定なのだ。
今季チーム最多の9勝とブレークし、12日に迫った契約更改では年俸の大幅アップが予想される。昇給分で新車も買えそうで、電車男卒業も時間の問題？かに思われるが、「車とか全然詳しくなくて、欲しい車種も決まってない。しばらく（電車に）お世話になると思います」。さすが一日駅長、まだ電車を見捨てていなかった。
ロッテ成瀬善久投手（28）がファンに来季の2ケタ勝利を約束した。7日、QVCマリンの室内練習場で「成瀬シート」の当選者とファンミーティングを開催。1年を振り返り、質疑応答に丁寧に答えた。今季は4年連続となる開幕投手を務めたが、左肩痛で6月末から約3ヶ月間2軍落ち。2ケタ勝利は4年連続で止まった。選手会長も務めるエースは「復帰後も球速が遅く、昔の姿と違うと思われるかもしれない。でも来年こそはローテで2ケタ勝って、長いイニングを投げたい」と宣言した。
ロッテ5年目の西野が7日、新京成・新津田沼駅で一日駅長を務めた。育成出身の右腕は今季、さいたま市内の寮からQVCマリンまで電車通勤し「（ファンに）気づいて欲しいと思うけど、ばれないんですよね。気軽に声を掛けてください」と苦笑い。オフは自動車教習所に通い年内に運転免許を取得の見込みだが、車の購入予定はなく「買うまでは電車で通います」と継続を宣言した。
今季チームトップタイの9勝を挙げたロッテの唐川が来季は自身初の開幕投手を狙う。
QVCマリンで行われた少年野球教室で講師役を務め、午後からはトークショーに参加。成瀬が4年連続で務めている大役に「ずっとやりたいと思っていた」と意欲を見せた。秋季キャンプからスプリットを習得中で「田中さんの影響もあるし、投球の幅も広がる」。楽天・田中の決め球をマスターできれば、目標へ大きく前進する。
今季6勝に終わったロッテの成瀬が室内練習場でトークショーを行い、西武からFA宣言し、球団が獲得交渉中の涌井について言及した。
横浜高の1年後輩で、2枚看板として03年のセンバツで準優勝したが「よく周囲から“仲悪いだろう”と言われるが、そんなことはない。1度だけしばいたのは事実だが、高校時代の話」とジョークで不仲説を一蹴。「それよりも自分のことで精一杯」と来季の巻き返しに必死だった。
ロッテ清田育宏外野手（27）と西野勇士投手（22）が7日、新京成電鉄の新津田沼駅で一日駅長を務めた。
任命式を終えると、ホームで清田がホイッスルを吹き、2人で列車出発の合図をするなど駅長業務を体験。終了後はトークショーとハイタッチ会を行った。
トークショーでは、父が新京成電鉄の職員と紹介された清田が「小さい頃から乗ってます。野球が終わった後の再就職先は決まったかな」と、鉄道職員としてのセカンドキャリア？を宣言。球場まで電車通勤している西野は「電車に乗ってても僕だとバレない。気付いて欲しいオーラ出してるんですけどね。気軽に声掛けてください」と笑顔で訴えていた。
ロッテ成瀬善久投手（28）がQVCマリンの室内練習場で7日、ファンサービスの一環として行った「成瀬シート」当選者とファンミーティングを行った。
トークでは今季の振り返りや横浜高校時代の思い出、「招き猫投法」と呼ばれる独特の投球フォームの成り立ちなどを紹介。ファンからの質疑応答に丁寧に答えた。
今季は4年連続となる開幕投手を務めたが、約3ヶ月間の2軍調整もあって最終的には6勝止まり。「来年こそはちゃんとローテーションに入って2ケタ勝って、できるだけ長いイニングを投げたい」と雪辱を誓った。