わたしはかもめ2013年鴎の便り(12月)

便

12月10日

ロッテのアジャ井上、カレーをぱくり[ニッカン]

ロッテの「アジャ・コング」ことドラフト5位、日本生命・井上晴哉内野手(24=中大)が、ただ者じゃない片りんを披露した。10日、都内でドラフト1位の東京ガス・石川歩投手(25=中部大)と社会人野球表彰式に出席した。今季の最多打点とベストナイン(一塁手)に輝いた井上は、カレーをパクリ。110キロ巨漢の見事な食べっぷりに、ゲストのミス日本「海の日」渡辺けあきさん(21)から「あ〜ん」と食べさせてもらう幸運に恵まれた。

渡辺さんはプロボウラーで、ハイスコア300の腕前。井上にもプロボウラーの知人がおり、トークも盛り上がり、名刺もゲット。「ミス海の日って、マリーンズにぴったりですね!1軍の試合に招待できるよう、頑張ります」と井上。チャンスが回ってくるからこその打点王。その吸引力を、立食パーティーでも発揮した。

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[セカンドチャレンジ]ロッテ・山本元投手、テレビ制作会社ADに[サンスポ]

かつて「引退したらアシスタントディレクター(AD)になりたい」と発言したのは今季限りでユニホームを脱いだ西武・石井一久氏だが、ロッテを戦力外になった山本徹矢元投手(23)は本当にADになる。テレビ制作会社に就職し、日本テレビで働くことが決まったのだ。

「お世話になった方に引退の挨拶の電話をしたときに、話をいただいて。テレビの世界も興味があったので、やってみることにしました」。

プロ野球界と同じく華やかにみえるテレビ界だが、裏方は大変だ。「1年間は雑用しかない、しんどいぞといわれた」。それでも「もう1度、高校1年に戻ったつもりでやります。色んな縁があるだろうし、自分を磨けるし、役立つと思った」と決心した。

2009年ドラフト5位でロッテ入りしたが、故障続き。1軍では11年に11試合に登板(勝敗なし)しただけで、今季は右肩痛で2軍戦の登板もなかった。11月10日の12球団合同トライアウトでは打者4人を無安打1四球に抑えたが、「結果はよかったけれど、球は走らないし、プロとして無理だと思った」と気持ちに区切りをつけた。

「プロ入りしたときの目標は中島さん(当時西武)と、高校(神戸国際大付属高)の先輩の坂口さん(オリックス)と対戦すること。それはかなえられた」。プロの思い出を胸に新たな世界へ飛び込む。

山本徹矢(やまもと・てつや)
1990(平成2)年6月6日生まれ、23歳。兵庫県出身。神戸国際大付高では甲子園出場なし。2009年ドラフト5位でロッテ入団。11年に1軍デビューし、11試合に登板(勝敗なし)。最近2年間は1軍登板がなかった。1メートル80、80キロ。右投げ右打ち。独身。今季年俸570万円。

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日本生命コンビ初受賞、ロッテドラ5井上は美女からカレー“ご褒美”[スポニチ]

巨人のドラフト1位・小林と、ロッテのドラフト5位・井上の日本生命コンビもそれぞれベストナインを初受賞した。

小林は「素直に嬉しい。これからも向上心を持って頑張りたい」と感慨深げに話した。一方の井上は、会場に駆けつけたミス日本「海の日」で、プロボウラーの渡辺けあきからカレーを食べさせてもらってご満悦。渡辺のベストスコアが300と聞き「自分も負けないように頑張ります」と刺激を受けた様子だった。

東京ガス・石川
「防御率のタイトルはみんなのおかげ。プロでは1年目からローテを守りたい。」

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新ポスティング、有効期限は3年[報知]

日本野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)の間で協議を続けてきた新ポスティングシステム(入札制度)の有効期限が3年となることが分かった。ウインターミーティングの会場で関係者が明かした。MLBと大リーグ選手会の労使協定の改定時期に合わせたもので、旧制度の2年から1年長くなった。

新制度はすでに両機構で基本合意し、協定文書も完成。当初はこの日のうちにも日米同時発表となる見込みだったが、先送りになった。MLBのセリグ・コミッショナーとア、ナ両リーグ4球団ずつの代表者による評議会の承認をもって正式合意となるが、会議の日程調整に予想以上に時間がかかっている。13日までのウインターミーティング期間中に発効できるか、微妙な状況という。

新制度では入札金の上限が2000万ドル(約20億円)となり、日本の球団は範囲内で希望額を設定できる。さらに、希望額に応じられる球団が複数あった場合、選手は全ての球団と交渉が可能となる。正式発表の際には、NPBは協定文書の全文を公開する予定だ。

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選手会事務局長が指摘「球団が出さない場合はどうするか」[スポニチ]

日本プロ野球選手会の松原徹事務局長は新制度をあらためて評価した上で「あくまで球団主導のシステム。球団が出さない(申請しない)場合はどうするか」と課題も挙げた。

一時は取得期間の短縮を求めたFA権についても「今の(1軍)登録日数がいいのか、在籍年数がいいのか」と見直しの必要性に言及した。

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新入札制度正式締結はまだ、大リーグ側調整手間取る[スポニチ]

日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は10日、ポスティング・システム(入札制度)に代わる新移籍制度の正式締結にはもう少し時間がかかるとの見通しを明かした。

大リーグ機構(MLB)の議決機関であるバド・セリグコミッショナーと8球団のオーナーらによる評議会の日程調整に時間がかかっているため。新制度は正式締結後、日米で同時発表するという。また、新制度は大リーグと大リーグ選手会の労使協定の改定時期に合わせて有効期限は3年となる模様。

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