名前 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
今江 | 20000 | △6000 |
ロッテ角中勝也外野手(26)がソフトバンク森福允彦投手(27)へのリベンジを誓った。福岡・福津市での野球教室に参加し、デモンストレーションで森福から背中に死球をもらい、「来年は森福さんから絶対打ちます」と小学生約200人に約束した。小学生の頃、故郷の野球教室で今季限りで現役を引退した元中日の山崎武司氏と会いプロに憧れたと明かし、「みんなも野球が大好きだと思う。その気持ちを持って練習しよう」と訴えた。
ロッテ今江敏晃内野手(30)が、日本人野手として球団史上最高年俸に到達した。15日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、2年4億円プラス出来高払いでサインした(金額は推定)。
満面の笑みが高い評価を物語っていた。「君の力が必要と言われ、十分評価していただいた」。今季は海外FA権を取得したが行使せず残留。単年では6000万円増の2億円となった。「なかなかもらえる金額ではないので嬉しいです。でも払わなければいけないものもあるし、足元を見つめて生活していきます」と庶民感覚も忘れない。
今年初めて4番を任された自称「遅咲き」は来季、本塁打も意識する。今季打率はチーム1位の3割2分5厘も、本塁打は10本にとどまった。「場面によっては(本塁打を)狙えるようにしていきたい」とパワーアップを誓った。
西武からFA宣言した涌井秀章投手(27)が、ロッテに移籍する意思を固めたことが15日、分かった。11月19日にロッテと初交渉が行われ、その後は代理人を通じて、条件面の細部の交渉を継続。この日までに2年4億4000万円プラス出来高払いで基本合意した。背番号は西武プロ入り時につけた「16」に決定。早ければ今週中にも入団会見が行われ、「ロッテ涌井」が誕生する。
悩み、熟考した末の結論だった。FA宣言した当初から、ロッテへの移籍報道が先行。表明した直後は、新天地での挑戦に気持ちを傾けた時期もあったが、交渉が長期化する中で、西武への愛着か新天地での挑戦かで葛藤した。長期化した理由の1つに、条件面での難航が指摘されるが、球団行事の中でチームメートから残留を強く求められ、涌井自身の心が揺れ動いたのも大きな理由だった。
最大の決め手は「先発起用」だった。ここ2年はリリーフで結果を残すも「先発にはこだわりがある」と断言。ロッテ林球団本部長の「先発としてしか考えてません」の言葉が、野球人として嬉しかった。12月上旬には西武幹部と都内で極秘交渉。条件面での大きな上積みはなかったが、誠意を受けとめた。義理を通すために、正式合意後に断りの連絡を入れるとみられ、生まれ育った千葉の地に活躍の場を移す。
ロッテを自由契約となった渡辺俊介投手(37)が15日、レッドソックスとマイナー契約を結んだことを明かした。12日に渡米し、レ軍の地元ボストンや傘下3Aの本拠地ポータケットを視察。この日帰国し、成田空港で「ボストン・レッドソックスとマイナー契約しました。でもこれがゴールではなく、とにかく結果を出したい」と意気込んだ。
ただ昇格までの道のりは険しい。通常、NPB経験者ならマイナー契約でも、招待選手でメジャーキャンプに参加できるのが慣例だが、渡辺は招待選手に入らなかった。そのため本格始動は3月上旬のマイナーキャンプから。それでも契約で、メジャーのオープン戦4試合に登板できる機会をもらった。
代理人の団野村氏は「下手投げがユニークだし、長く日本でやってきた実績が最大の評価。チームがブルペンの強化もしていることもある」と話し、レ軍の期待の高さも感じている。
契約の際にはレ軍の本拠地フェンウェイパークを訪れた。マウンドには立てなかったが、自軍のロッカールームで契約書にサインした。今季世界一に輝いたチームには上原、田沢の日本人コンビが所属。層は厚いが「MADE IN JAPANの潜水艦の良さをアピールしたい」。米球界では珍しいサブマリン投法で、メジャー浮上の機会をうかがう。
海外FA権を行使せず残留を表明していたロッテの今江が15日、契約更改に臨み、6000万円増となる年俸2億円プラス出来高払いの2年契約でサインした。球団の日本人野手では初となる2億円の大台に「僕の中ではやっとここまで来た感じ。喜んでばかりではダメ。その分しっかり働きたい」と意気込んだ。大幅増にも「入ってくるだけではないし、足元を見つめて生活していきたい」と謙虚だった。
西武から国内フリーエージェント(FA)宣言した涌井秀章投手(27)がロッテに移籍することが15日、明らかになった。獲得に乗り出していたのはロッテだけだったが、代理人が間に入ったこともあり交渉が長期化。年俸2億2000万円プラス出来高払いの2年契約で、条件の細部を煮詰めて、今週中にも発表される。
ようやく「ロッテ・涌井」が誕生しそうだ。林球団本部長は「時間がだいぶ過ぎているので、結論はもうそんなにかからないと思う。(交渉段階は)それくらいの感じには来ているんじゃないかと思う」と近日中に涌井と合意の見通しであることを明かした。
涌井の希望は先発での起用。親しい関係者は「お金ではない。やりやすい環境を重視している」と話し、仮に今季年俸2億2000万円からダウンすることがあってもロッテ入りを希望するとみられていた。
結局は条件面でなかなか折り合わず、伊東監督が「代理人が入って難航している。お互いの言い分にずれがある。誠意は見せているし、来て欲しい」と訴える事態に。サブローも自身の契約更改の席上で「絶対に取ってください」と林本部長に直談判する異例の展開となっていた。
11月19日の初交渉から時間はかかったが、林本部長が「来季はファンの人もワクワクしてくれると思う」と語るエース候補が、ついにロッテのユニホームに袖を通す。
今季取得した海外FA権を行使せず残留したロッテ・今江が、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、2年総額4億円プラス出来高でサイン。来季年俸は6000万円増の2億円で、05〜07年福浦と09〜13年井口の1億8000万円を抜き、野手としては球団史上最高年俸となった。
12年目で初めて4番を経験し、打率.325、10本塁打、74打点。「本塁打も少ないし、自分は4番タイプではない」と分析する一方で、「(来季以降も)4番をずっと打ちたい」とこだわりを見せた。
11月の千葉・鴨川キャンプ中に伊東監督から「場面によってはもっとバットを振り回してくれ」とアーチ量産を期待され、今江も変化球を遠くへ飛ばす意識を持って練習に取り組んだ。「今まで狙い打ちをしなかったが、場面によっては狙いたい」と今江流の4番像を追い求めていく。
西武からFA宣言し、2年総額4億4000万円プラス出来高で大筋合意した涌井について、林信平球団本部長は「(結論が出るまで)そんなにかからない」と話し、入団交渉が最終段階に入っていることを認めた。
詰めの交渉がまとまり次第、入団発表の運びとなる。先発として期待しており、「今週中には(報告)できると思う」と見通しを語っていた。
ロッテを自由契約となり、米球界挑戦を表明していた渡辺俊介投手(37)が15日、成田空港着の航空機で米国から帰国し、レッドソックスとマイナー契約を結んだことを明らかにした。
「世界一になった球団。光栄だし、本当に嬉しく思います」。
来春のメジャーキャンプに参加できる招待選手ではなく、3月のマイナーキャンプからスタート。それでもメジャーのオープン戦に4試合登板できる付帯条項を得た。「とにかく結果を出し続けて、アピールして(メジャーに)呼んでもらうしかない。これから戦って勝ち取っていく」。今季ワールドチャンピオンとなったレ軍は上原や田沢ら救援陣の活躍が光った。世界一連覇へ、来季はさらに強化する方針で日本のサブマリンに興味を示した。日本通算87勝の実績に加え、2度のWBC出場を評価。メジャー昇格時の年俸も設定されたことが戦力として期待している表れだった。地上5センチ。渡辺も世界一低いといわれるリリースポイントから投げる独特のフォームを生かすつもりで「メード・イン・ジャパンの、日本製潜水艦の性能の良さをアピールできたら」と表現した。
現地では本拠のフェンウェイ・パークのロッカールームで契約書にサインした。車で約1時間の距離にある傘下3Aポータケットの施設にも足を運んだ。37歳のオールドルーキーは「年齢のことは自分では忘れていたくらい。施設もスタッフの方々も全てが素晴らしくてワクワクしてます」と胸をときめかせた。1月は沖縄・石垣島で自主トレし、2月にキャンプ地入りする予定。サブマリンは性能の高さを見せつけ、マイナーからメジャーに浮上する。
新天地レッドソックスに飛び込む渡辺俊にとって、1歳上の上原は頼もしい存在だ。
06年のWBCではチームメートとして世界一をつかみ「まだ連絡取ってないので、これからご挨拶したいです。最高の見本となる先輩なので学んで、教えていただけるなら根掘り葉掘り聞きたいです」と再会が心待ちな様子。ロッテでは先発だったが、レ軍では中継ぎとして期待されている。渡辺は今季、世界一になった守護神に「経験談も聞けたら」と調整法も学んでいく考えだ。
ロッテ入りが決定的な国内フリーエージェント(FA)宣言している西武・涌井秀章投手(27)が、早ければ17日にも入団発表されることが15日、分かった。球団関係者は「結論が出るのは遠くないと思う。いい方向に話は進んでいる。近日中には結果が分かるはず」と、明かした。
ロッテは先発投手陣の強化に向けて、涌井がFA宣言後から獲得に名乗りを上げていた。1回目交渉の11月19日から約1ヶ月が経過し、交渉は長期化していたが、同関係者は「いい話し合いはできている」と手応えを口にしていた。契約は2年総額4億4000万円プラス出来高で合意に達することが見込まれている。
ロッテを自由契約となり、米球界挑戦を表明した渡辺俊介投手(37)が15日、成田空港着の航空機で帰国。Rソックスとマイナー契約を結んだことを明かし「メード・イン・ジャパンの潜水艦(サブマリン)の性能の良さをアピールしたい」と抱負を語った。
12日に渡米した渡辺はレ軍の地元ボストンや、傘下3Aポータケットの施設を見学。来春のメジャーキャンプには招待されないが、オープン戦4試合に登板できるという異例の契約となった。3月上旬に始まるマイナーキャンプ前にオープン戦が始まるため、いつどこで体を仕上げるか、難しい調整を強いられそう。それでも「どことも契約できず、野球ができないことが1番の不安だった。メジャーに上がれる資格を得た」と悲壮感はない。チームに上原が在籍していることには「先発から抑え、中継ぎに転向された経験を持っている。参考になる先輩がいるので、色々教えてもらいたい」と話した。
レ軍からは06年WBCでの活躍や米球界に少ない下手投げという点に一定の評価を得ており、中継ぎとして期待されている。「世界一の球団で本当に光栄です」。メジャー昇格を果たせば、年俸も見直される予定だ。
ロッテの今江敏晃内野手が15日、千葉市のQVCマリンフィールド内で契約更改交渉を行い、2年総額4億円プラス出来高払いでサインした。来季年俸は6000万円増の2億円となり、ロッテの日本人野手として初めて2億円に到達した。
今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使せず、大型契約を結んだ今江は「ただ喜んでいては駄目。しっかり働きたい」と話した。今季は主に4番で打率3割2分5厘、10本塁打、74打点。来季に向け「進化したい。場面によっては長打を狙っていきたい。(状況によって打撃を)変えられるように準備していく」と意気込んだ。(金額は推定)
プロ野球ロッテを自由契約となった渡辺俊介投手(37)が15日、今季米大リーグのワールドシリーズを制したレッドソックスとマイナー契約を結んだことを明らかにした。
12日に渡米した渡辺はレッドソックスの地元ボストンや傘下マイナー3Aの本拠地ポータケットを視察。契約も済ませて帰国した。来春のメジャーキャンプには招待されないが、オープン戦には4試合に登板できる契約になっているという。右下手投げの渡辺は成田空港で「日本製の潜水艦(サブマリン)の良さをアピールしたい」と抱負を語った。
渡辺は2001年にロッテに入団し、06、09年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選ばれ、2連覇に貢献した。ロッテでの通算成績は87勝82敗、防御率3.65。
米球界への移籍が決まった渡辺は、すがすがしい表情で抱負を語った。
西武から国内フリーエージェント(FA)宣言した涌井秀章投手(27)のロッテ入りが濃厚となっていることが15日、分かった。
関係者によると詰めの交渉がまとまり次第、入団が発表される見通し。
先発陣の駒不足が課題のロッテは涌井が希望する先発での起用方針を伝え、獲得を目指し交渉を続けていた。
涌井は2005年に神奈川・横浜高からドラフト1巡目で西武に入団。07、09年に最多勝を獲得し、09年には沢村賞に輝いた。今季は5勝7敗7セーブだったが、シーズン終盤に抑えで活躍してクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。通算成績は85勝73敗37セーブ、防御率3.36。
ロッテ今江敏晃内野手(30)が15日、QVCマリンで契約更改交渉を行い、2年総額4億円+出来高払いでサインした。
単年では1億4000万円から6000万円増の2億円となり、日本人野手として球団史上最高年俸に到達した。「今年は4番を打たせてもらって色んな意味で勉強になったし自信にもなりました。金額についてはただ喜んでいるだけではダメなので、その分しっかり働きたい」と気を引き締めた。(金額は推定)