わたしはかもめ2013年鴎の便り(12月)

便

12月26日

ロッテ、涌井シャツ初売りで緊急発売[ニッカン]

25日に入団会見を行ったロッテ涌井秀章投手(27)のネーム入りTシャツが初売り(1月5日、QVCマリン)で緊急販売されることになった。会見当日も球場に50人近いファンが殺到。あまりの反響に、球団側も通常は開幕に合わせて作られる新戦力選手のグッズを、わずか1カ月余りで作製、販売するという異例の対処を取った。球団関係者は「急な発売になるがファンのニーズを考えて作ります」と話した。

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ロッテ・角、元巨人投手の父と親子トレ、1軍デビューへ後押し[スポニチ]

さいたま市内でロッテの角晃多が自主トレを行い、巨人などで救援投手として活躍した父・角盈男氏(57)が打撃投手を務めた。角氏は次男に向けて約200球を投げ込み、投手目線で打撃フォームについて熱心にアドバイス。

打者に対して投げたのは約20年ぶりというが、晃多が「内角のコントロールいいね!」と自慢の制球力は衰えていなかった。角氏は「今まで練習に付き合うこともなかったけど、手伝って欲しいと頼まれたから初めてサポートすることになった」と説明。晃多は昨年7月に支配下登録されたが、プロ5年間でまだ1軍出場はない。父が「来季が勝負だ」と言えば、息子も「父のアドバイスのおかげで、いい感覚で打てるようになっている」と1軍デビューを見据えた。

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地元出身ドラ2吉田がモテモテ[ニッカン]

ロッテのドラフト2位・吉田裕太捕手(22)が26日、QVCマリンで人気ぶりを見せつけた。

新聞、ラジオなど立て続けに6件の取材攻勢。千葉・流山市出身ということもあり、地元紙では「輝く若者」として元旦付けで特集を組むところもある。「まだ取材は緊張します。きちんと結果がついてくるよう頑張ります」と決意を述べた。年末は地元でジム通いするなどしてトレーニングを行う。

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ロッテ・中村コーチ、星野監督に「唯一勝てた」!隠しマイク大賞[スポニチ]

第5代「隠しマイク大賞」はロッテ・中村武志バッテリーコーチ(46)に決定!スポニチ読者のみならず球界関係者からも大人気の本紙コーナー「隠しマイク」は今年で24年目を迎えました。今季も春季キャンプから日本シリーズまで監督や選手、関係者計259人の素顔、本音を拾い、計758本もの作品を掲載。スポニチ選定「隠しマイク大賞」にはユーモアたっぷりの21作品を届けてくれたロッテ・中村コーチが輝きました。今季を振り返るマイクの数々、お楽しみください。

隠しマイクのコーナーは昔から好きで、まさか自分が大賞に選んでもらえるとは思ってもなかったわ。もらえるものは何でも嬉しいからな。 今年は星野さん(楽天監督)もよく登場してたな。俺にとって師匠でもあり恩人。その人に唯一勝てたことが嬉しいね。ほかじゃ何1つ勝てへんから。ユニホームを着ている間は、どんなことでも上を目指さないと。それが「隠しマイク」だとしても(笑)。

俺はスポニチ派なんやで。遠征先のホテルでも毎朝、フロントに頼んでスポニチを部屋に持ってきてもらうんや。今年のロッテはチームとして注目を集めたから、たくさん記事にしてもらって感謝しています。今回の受賞でさらにスポニチが好きになっちゃったよ。

過去に「隠しマイク大賞」を連覇した人はいないらしいな。連覇して初めて本物や。今回は立派なトロフィーを頂いたけど、連覇したら副賞に期待してるで。お酒とか食事券とか、何でもいいから。あと、トロフィーも金色にしてくれ。ゴールデンマイクや。それを目指して来年も頑張るよ!

◇中村コーチ傑作選

中村武志(なかむら・たけし)
1967年(昭42)3月17日、京都府生まれの46歳。花園高から84年ドラフト1位で中日入り。当時指揮を執っていた星野仙一監督(現楽天監督)に見いだされて正捕手に。その後、横浜、楽天でプレーし、05年限りで現役を引退。通算成績は1955試合出場、137本塁打、604打点、打率.242。球宴出場8回。横浜、中日でのコーチを経て、13年からロッテの1軍バッテリーコーチ。

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熊崎新コミッショナー、統一球刻印せず「私の性に合わない」[スポニチ]

12球団の臨時オーナー会議が26日、都内で開かれ、新コミッショナーに元東京地検特捜部長で弁護士の熊崎勝彦氏(71)が満場一致で選任された。来年1月1日付で就任する。任期は2年。

「プロ野球を強く、活力あるものにして社会に貢献できるように、ある限りの力と持ち味を発揮したい」と所信表明した熊崎氏は、早速色を前面に出した。統一球へのコミッショナー署名の刻印について「やらない。私の性に合わない。良いことだと思うよ。でもやらない」と言った。ボールへの署名は加藤良三前コミッショナーが導入し、皮肉にも自らの名前を刻印した統一球の問題で今年10月に引責辞任した。熊崎氏は日本野球機構(NPB)の事務局が行った反発係数の無断変更を「公表しなくてはいかん」とばっさり。球団や選手など利害関係者に報告しなかったことを指摘し「ガバナンス(組織統治)をきちっと機能させないといけない」と話した。刻印の拒否は決意の表れだった。

セ・パ両リーグでコミッショナーの選任作業が長引いたのは「コミッショナー像」の相違からだった。パはビジネスに明るい実務家を求めたが、最終的に検事としてリクルート事件などを追及した厳正さを持ち、コミッショナー顧問として球界に精通する熊崎氏を承認した。統一球問題で失墜したNPB組織の信用回復と構造改革を優先した形だ。「野球は国民から信頼されなくてはならない」と熊崎氏。空位が続いていたプロ野球のトップがようやく決まった。

熊崎勝彦(くまざき・かつひこ)
1942年(昭17)1月24日、岐阜県生まれの71歳。明大を経て、72年に検事となり、東京地検特捜部長、最高検公安部長歴任。特捜部ではリクルート事件など一線の捜査を担当。現在は熊崎勝彦綜合法律事務所所長。05年1月からNPBのコミッショナー顧問を務める。趣味はゴルフや釣り。テレビの時代劇ドラマに出演経験。

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宮内コミッショナー代行“ホッ”、問題点も指摘[スポニチ]

◇臨時オーナー会議

宮内義彦コミッショナー代行(オリックス球団オーナー)は熊崎氏就任に胸をなで下ろした。

加藤コミッショナー辞任以降、オーナー会議議長として2ヶ月にわたって「代行」を務め、新コミッショナーの人選を調整。今回のオーナー会議では組織改革や市場拡大などNPBの問題点を提起した。コミッショナーは日本野球機構の会長を兼務するが、その二重構造も問題となっており「新コミッショナーには組織改革を期待する」と話した。また会議では専務理事職の設置も議論され、人選を進めることになった。

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新コミッショナーに“庶民派”熊崎氏「野球界を強く」[報知]

日本野球機構(NPB)は26日、都内で臨時オーナー会議を開き、元東京地検特捜部長でコミッショナー顧問を務めている弁護士の熊崎勝彦氏(71)を第13代コミッショナーに全会一致で選出した。来年1月1日付で正式に就任する。

かつての鬼検事が、球界改革に取り組む。オーナー会議後に会見に臨んだ新コミッショナーは「野球界を強く、活力のあるものにし、社会に貢献できるよう、ある限りの力を発揮したい」と、所信表明。主な課題には「NPB事務局を含めた組織の整備と強化」、「侍ジャパンを含めた事業の拡充」などを挙げ、「スピード感をもって進めたい」とした。

今年の球界は統一球隠蔽問題に揺れ、加藤良三前コミッショナーが引責辞任するなどゴタゴタ続き。「野球界が国民から信頼されないといかん」と熊崎氏。透明性に欠ける球界の体質を改善し、信頼回復を目指す。

元エリート外交官だった前コミッショナーとは対照的に、苦労人、庶民派の一面がある。大学受験に失敗し、一度就職した後に明大を受験。司法試験に合格し検事に任官したのは30歳の時。そこから花形の特捜部長も歴任するまでになった。

加藤氏は多忙を極め、事務局に顔を出す機会も限られたが「できる限り顔を出す。人間関係の構築も、ガバナンス(統治)の1つ」と、足を使っていく考え。ちなみにボールに名前を入れるのか、と問われると「入れないよ。性に合わない」と一笑に付した。

熊崎勝彦(くまざき・かつひこ)
1942年1月24日、岐阜県生まれ。71歳。明大法学部卒。69年に司法試験合格後、72年に検事に。東京地検特捜部時代は、リクルート事件、共和事件などを担当。“落としの熊崎”の異名をとり、故金丸信・元自民党副総裁の脱税事件では自供を引き出した。東京地検特捜部長、最高検察庁公安部長を歴任し、退官後は弁護士として活動。05年からは日本プロ野球組織(NPB)の顧問。中日ファン。趣味はゴルフ、釣り、野菜作り。

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厳正公平、不偏不党の姿勢で対処…新コミッショナー熊崎氏に聞く[報知]

日本野球機構(NPB)は26日、都内で臨時オーナー会議を開き、元東京地検特捜部長でコミッショナー顧問を務めている弁護士の熊崎勝彦氏(71)を第13代コミッショナーに全会一致で選出した。来年1月1日付で正式に就任する。

◇熊崎勝彦氏に聞く

≫受諾した際の思いは?
熊崎勝彦氏
「公の仕事はもう十分と思っていたけども、ご奉公、運命なのかな、ということでお受けした。」
≫コミッショナーとしてのスタンスは?
熊崎勝彦氏
「厳正公平、不偏不党の姿勢で対処していきたい。」
≫統一球問題を振り返って。
熊崎勝彦氏
「公表しなきゃダメ。(NPBの)透明性は大きな問題。」
≫専務理事を置く考えはあるか?
熊崎勝彦氏
「コミッショナーの役割は肥大、増大している。常勤の、経理や財政を含めて担当する方は必要と思っている。」
≫楽天・田中のメジャー挑戦について。
熊崎勝彦氏
「個人的にはホッとしている。日本の大投手の底力を十二分に発揮してくれると、心から期待している。制度については長所も短所も承知しているので、議論していく。」

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