わたしはかもめ2014年鴎の便り(1月)

便

1月10日

ロッテ二木+三木=五木!薮田ガッツ継承[ニッカン]

ロッテに新人2人の異色ユニットが誕生した。ドラフト3位の三木亮内野手(22=上武大)と同6位の二木(ふたき)康太投手(18=鹿児島情報)が10日、「チーム五木」を結成した。三木の「三」と、二木の「二」を足して「五木」。ロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレの2日目は、いつの日か2人でお立ち台に上がることを目標にタッグを組んだ。

即戦力内野手の三木と将来性が買われる投手の二木。接点の薄そうな2人だが、同期入団となったのは運命だったのかもしれない。三木は「同じような名前が同期にいるのには縁を感じる」と言った。そして「いつか2人でお立ち台に立てればと思う。ニキミキコンビ。いや、チーム五木でいこう」と後輩に呼び掛けた。二木も「いつか一緒に1軍で活躍したいと思う」と喜んで応じた。「チーム五木」誕生の瞬間だった。

日本を代表する演歌歌手、五木ひろしのように、存在感のある選手を目指す。そのためにも継承しなければいけないことがある。昨季限りで引退した薮田の「五木ガッツポーズ」だ。チーム内では薮田のガッツポーズが、五木ひろしが歌う際のポーズに似ていると言われ続けていた。薮田がいなくなった今、後を継ぐのはチーム五木しかいない。

内野手の三木は「僕はあんまりガッツポーズのチャンスがないかもしれない。それは二木に任せます」と、継承者を二木に譲った。二木は「三木さんはそういうキャラではないので、自分がやります」と言うと、「こうですかね」とさっそく習得に取りかかった。ただ、この日はユニット結成の晴れの日。第1歩をしるすためにも、2人そろっての「五木ガッツポーズ」を決めてみせた。

堅実な守備とスローイングが武器の三木は「開幕1軍を目指したい。守備は10割を目標にしている」と言う。長身右腕の二木は「1日でも早く1軍に上がれるように頑張りたい」と体作りに励む。新人合同自主トレが終われば、2人がともに練習する機会はほぼなくなる。だが、この日の誓いを実現するため、それぞれに自分を磨き上げていく。

三木亮(みき・りょう)
1991年(平3)10月25日、大阪府高石市生まれ。遊学館から上武大を経てロッテ入り。昨年はチームを日本一に導いた。内野はどこでも守れ、パンチ力もある。右投げ右打ち。175センチ、78キロ。
二木康太(ふたき・こうた)
1995年(平7)8月1日、鹿児島県霧島市生まれ。鹿児島情報では3年夏に県4強。最速143キロの角度ある直球とフォークが武器。与四球が少なく、安定した制球も魅力。右投げ右打ち。188センチ、74キロ。

◇球界の主なユニット

ON
巨人のV9を支えた王貞治、長嶋茂雄の3、4番コンビ。
スーパーカートリオ
85年大洋で1〜3番を打った高木豊、加藤博一、屋鋪要の俊足トリオ。全員が40盗塁を超えた。
バッシュブラザーズ
80年代後半に大リーグを席巻したアスレチックスの強打コンビ、カンセコとマグワイア。
F1セブン
01年阪神の赤星憲広、藤本敦士、沖原佳典ら俊足7選手。野村監督が名付けた。
ロケットボーイズ
00年代前半に活躍したヤクルト石井弘寿と五十嵐亮太の速球派救援コンビ。
JFK
05年優勝の原動力となった阪神の救援トリオ。ジェフ・ウィリアムスと藤川球児、久保田智之の頭文字。
スコット鉄太朗
巨人の強力救援トリオ、スコット・マシソンと山口鉄也、西村健太朗。

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三木と二木でチーム五木結成 ロッテドラ3&6同時お立ち台だ[スポニチ]

ロッテのドラフト3位・三木(上武大)と同6位・二木(ふたき=鹿児島情報)が「チーム五木」を結成した。似た名字に「縁を感じる。三木二木コンビ…いや、チーム五木でいきましょう」と三木。

歌手・五木ひろしについては「(タレントの)コロッケの物まねで覚えた」という世代で「2人で活躍していつか一緒にお立ち台に立てればいい」と目標を掲げた。

チーム内では、昨年限りで現役引退した薮田のガッツポーズが五木のそれに似ていると話題だったが、今後は「チーム五木」が継承する。投手の二木が投げて、遊撃の三木が援護することで、2プラス3の力を、10にも100にも変える。近い将来、2人でお立ち台に上がるようなことがあれば、五木のヒット曲を観客に披露するかも!?

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二木+三木でチーム「五木」新人2人でお立ち台決めます[報知]

「三木」足す「二木」で「五木」です−。ロッテのドラフト3位・三木亮内野手(22)=上武大=と同6位・二木(ふたき)康太投手(18)=鹿児島情報高=が10日、「チーム五木」を結成。決めポーズとして「五木ひろしガッツポーズ」を採用することを決めた。

三木と二木が“契り”を交わした。合同自主トレ2日目を終えた三木は演歌の大御所にあやかり、「似た名前が同期にいるのは縁。チーム五木でいきましょう」と即決した。

人気商売のプロ野球。名前を売るために奥義を拝借する。ロッテでは、昨年限りで引退した薮田が、ピンチ脱出時に五木ひろし風のガッツポーズを繰り出してきた。ルーキーコンビは、脇を締めて右拳を握り、体を反転させる“五木ガッツ”を継承し、代名詞にする考えを明かした。

お披露目のタイミングは2人がそろって活躍した時が濃厚だが「二木ゴルフの影響で“ニキ”って間違われる」と嘆く二木は、「フタキ」を定着させるため“五木ガッツ”の常用を検討。「三木さんはそういうキャラじゃないので、自分がやります。右拳を、こうですかね!?」と早くもポーズの練習を開始した。

体重115キロのドラフト5位・井上が注目を集める中、三木&二木は「一緒に活躍してお立ち台に上がりたい」と声をそろえた。2人同時の決めポーズ披露は、横浜、いや、幕張のたそがれ時が有力かもしれない。

三木亮(みき・りょう)
1991年10月25日、大阪府生まれ。22歳。遊学館高から上武大を経て、13年ドラフト3位でロッテ入団。関甲新学生リーグではベストナインに4度輝き、昨年の大学選手権優勝に貢献。走攻守3拍子そろった遊撃手。175センチ、78キロ。右投右打。
二木康太(ふたき・こうた)
1995年8月1日、鹿児島県生まれ。18歳。鹿児島情報高から13年ドラフト6位でロッテ入団。高2秋と高3春に九州大会出場。高3夏は県4強。角度のある直球と制球力が武器。187センチ、75キロ。右投右打。

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ロッテD3・三木、守備でアピール「できれば開幕1軍を」[サンスポ]

ロッテのドラフト3位ルーキーの三木(上武大)は10日、さいたま市のロッテ浦和球場で「技術面でも体力面でも一からつくらないと駄目。しっかりやれることをやりたい」と自覚を語った。

新人合同自主トレーニングの初日だった9日に続き、ランニングや室内練習場でのノックなどで汗を流した。守備をアピールしたいという22歳の内野手は「できれば開幕1軍を目指していますが、焦らずやっていきたい」と落ち着いた口調で話した。

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アジャ井上は楕円球投げ器用[ニッカン]

ロッテのドラフト5位の井上晴哉内野手(24=日本生命)が、新たな才能を見せた。練習後、育成1位の肘井竜蔵捕手(18=北条)を相手にアメリカンフットボールのボールを投げると、きれいな回転のかかったパスを決めた。「このボールを投げるのは自信があるんです」と、楕円形のボールを器用に回した。

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[夢の扉]ロッテ・D4吉原、一流企業勤務の「安定」捨てプロの世界へ[サンスポ]

ロッテのドラフト4位・吉原正平投手(24)=日本生命=は昨年4月に結婚、9月に第1子が誕生。妻子のいる身で、一流企業から、将来の保証がないプロの世界に挑戦する。1メートル74と大きくはないが、負けん気だけは誰よりも強いと自負する。そこには10歳上で、甲子園にも出場した兄の存在があった。

ロッテで子連れルーキーといえば育成出身だった今季6年目の岡田幸文外野手(29)が有名だが、それに続こうとしているのが吉原だ。

昨年は春先に右肘を故障し、日本代表を辞退したところから始まった。4月に中学時代から知り合いだった亜由美さん(24)と結婚。9月19日には長男・悠惺(ゆうせい)くんが誕生し、10月のドラフトでロッテに指名されるという激動の1年になった。

一流企業で働いていれば、将来の保証のないプロ入りに二の足を踏むもの。「日生(日本生命)にいれば生涯安泰だけれど、それでは面白くない。今までレールに乗ってきて、ここで1回勝負に出たいと。1回きりの人生で後悔はしたくなかった。プロでやるのは自分の夢。子供もいるので、難しい選択でしたが、嫁さんが『いいよ』と言ってくれた」とプロの世界に飛び込んだ。

プロ入りの理由はもう1つある。「お兄ちゃんに認めてもらいたいと思って、今まで頑張ってきた」と吉原。10歳上の正太さんは、福岡工大付高(現福岡工大城東高)で1997年夏の甲子園に出場。正太さんは高校で野球をやめ、一般企業に就職したが、甲子園まで応援に行った吉原は兄の姿を見て、直後の小2秋から自然と野球を始めた。

「都市対抗で完封したときに、初めて褒めてもらって。厳しいことしか言われなかったので、何よりも嬉しかった」。

一昨年の都市対抗1回戦で、四国銀行を相手に1−0の完封勝利。準々決勝で敗退したものの、吉原は若獅子賞(新人賞)を受賞。日本生命では福留孝介(阪神)以来で、2人しかいない快挙だった。ただ、ドラフト指名されても、兄からは何の言葉も掛けられていないという。

「あまり褒めないので、おめでとうとも言われていない。言わないということは、活躍してナンボだという裏返しだと思う。褒めてもらうのは、引退するときだと思うので、そこまで頑張りたい」。

さいたま市の寮には入らず、キャンプ終了後に家族3人で暮らす予定。「自分は野球に集中して。一人で戦うよりも、家族で戦う意識を持ってやっていきたい」と“三人四脚”でプロに挑む。

◇期待の中継ぎ候補!!新居はマリン周辺に

吉原はこの日、ロッテ浦和で行われた新人合同自主トレ初日に参加。伊東監督が期待する「中継ぎ候補」は、走り込み中心に精力的に汗を流した。妻子とは当面の間、離ればなれとなり、さいたま市内で寮生活。「やっぱり寂しいですね」と漏らしたが、一方でキャンプ後には呼び寄せられるように新居探しも着々。「もちろん、場所は(1軍の)QVCマリンに近い方です」と自覚十分だ。

吉原正平(よしはら・しょうへい)
1989(平成元)年9月14日生まれ、24歳。福岡県出身。東筑紫学園高では甲子園出場なし。東農大を経て日本生命に入社。2012年の都市対抗野球では1年目ながら2戦連続完封の活躍で若獅子賞(新人賞)を受賞。1メートル74、75キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸1200万円。背番号40。

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ドラ2位捕手吉田「石川とバッテリー組みたい」、「開幕1軍目指し焦らずやる」3位の三木、新人合同練習[千葉日報]

千葉ロッテの新人選手合同自主トレーニングは10日もさいたま市のロッテ浦和球場で行われ、7人のルーキーがランニングや室内練習場でのノックなどで汗を流した。

ドラフト2位の吉田(立正大)は、下半身強化中心のメニューを全てこなし、「朝もしっかり起きられたし、(プロの練習に)ついていけそうです」と余裕の表情を見せた。

流山出身の捕手はシャトルランでは苦しそうな表情を見せたが、「2月の頭からスタートダッシュをかけられるように」と踏ん張った。練習後には「座っておかないと感覚が崩れてくる」と黙々とマシンの球を捕球。さらにはドラフト1位の石川(東京ガス)と初めてキャッチボールし、「同期入団なのでバッテリーを組みたい。やっぱりピッチャーの球でした」と目を輝かせていた。

3位の三木(上武大)は、練習の合間に「技術面でも体力面でも一からつくらないと駄目。しっかりやれることをやりたい」と自覚を語った。

守備をアピールしたいという22歳の内野手は「できれば開幕1軍を目指していますが、焦らずやっていきたい」と落ち着いた口調で話した。

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