2月15日2月15日| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 白組 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 紅組 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 白組 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中 | 荻野貴 | 4 | 2 | 0 |
| 2 | 二 | 早坂 | 1 | 0 | 0 |
| 打三 | 香月一 | 1 | 0 | 0 | |
| 3 | 左 | 肘井 | 4 | 1 | 0 |
| 4 | 一 | 井上 | 4 | 2 | 2 |
| 5 | 指 | 金澤 | 1 | 0 | 1 |
| 打指 | 細谷 | 2 | 0 | 0 | |
| 6 | 遊二 | 三木 | 4 | 1 | 1 |
| 7 | 三遊 | 高濱 | 3 | 1 | 0 |
| 8 | 捕 | 川本 | 2 | 0 | 0 |
| 捕 | 江村 | 1 | 0 | 0 | |
| 9 | 右 | 脇本 | 3 | 1 | 0 |
| 紅組 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 中 | 加藤 | 2 | 1 | 0 |
| 打三 | 大嶺翔 | 2 | 0 | 0 | |
| 2 | 遊 | 鈴木 | 4 | 1 | 0 |
| 3 | 三 | 今江 | 3 | 2 | 0 |
| 中 | 岡田 | 1 | 0 | 0 | |
| 4 | 指 | ハフマン | 2 | 1 | 1 |
| 走指 | 大松 | 1 | 0 | 0 | |
| 5 | 左 | 角中 | 3 | 1 | 0 |
| 走 | 伊志嶺 | 0 | 0 | 0 | |
| 6 | 右 | 清田 | 4 | 1 | 0 |
| 7 | 一 | 青松 | 4 | 2 | 2 |
| 8 | 捕 | 吉田 | 2 | 0 | 0 |
| 捕 | 寺嶋 | 1 | 0 | 0 | |
| 9 | 二 | 中村 | 2 | 0 | 0 |
| 打二 | 根元 | 1 | 0 | 0 |
| 白組 | 回 | 安 | 本 | 三 | 四 | 失 | 責 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 古谷 | 2 | 3 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 |
| 植松 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 服部 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 |
| 南 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 |
| 紅組 | 回 | 安 | 本 | 三 | 四 | 失 | 責 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 益田 | 1 | 4 | 0 | 1 | 1 | 4 | 4 |
| 香月良 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 金森 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
| 谷地 | 2 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 |
| 宮崎 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテは2日続けて、1、2軍に分かれて紅白戦を行った。「競争ができている。2軍が結果を出すことで（1軍が）危機感を持つ」と伊東監督。第3クールが終わり、17日から鹿児島にキャンプ地を移す2軍メンバーを評価した。
1番・中堅に入った荻野は1回に左前打を放つと、5回には俊足を生かして遊内野安打。連日の2安打でアピールし、指揮官は「かなり動けている」と絶賛した。
1回に2軍は益田から4点を奪った。3番に入った育成登録の19歳肘井は初球を右前へ運び、満塁機をお膳立て。バットが振れており「雰囲気が出ている」。適時二塁打を放った大卒2年目の三木についても「力強さが出てきた」。監督は、この3人を名指しでたたえ「オープン戦に入って試してみたい」と話した。
紅白戦で、千葉ロッテのドラフト6位新人の左腕、宮崎（広島国際学院大）がリリーフで1回を完璧に抑えた。わずか8球で終わらせ「運もあったかもしれないけど、自信にしていきたい」とうなずいた。
中継ぎとして開幕1軍を狙うだけに「走者を背負う場面で投げることが多いと思うので、そこも早めにやっておきたい」と向上心は尽きない。伊東監督も「制球が不安視されていたけど、実戦で結果を出している。しばらく見てみたい」と評価した。
1回無死満塁の好機で外角の直球を振り抜くと、打球は右翼手の頭を越えていった。15日に行われた千葉ロッテの紅白戦で、白組（2軍）の4番に座った2年目の井上が先制の2点二塁打を放った。
6回には右前打をマークし、前日に続いて2安打。ともに外野手のグラブに収まったが、3回は左翼へ鋭いライナー性の当たりを見せ、8回には中堅深くまで運んだ。「結果は求めていない。やることをやって、そういう打球を打てている」と落ち着いた口調で言い切った。
今キャンプでは京大から初のプロ野球選手となった田中が注目されているが、1年前は井上だった。114キロの巨体から繰り出すパワーあふれる打撃で沸かせた。オープン戦では首位打者に輝き、球団では64年ぶりとなる新人での開幕4番を務めた。だが、プロの厳しさを突きつけられ1軍に定着できなかった。
明るいキャラクターと女子プロレスラーのアジャ・コングに似ていることから「アジャ」の愛称でも脚光を浴びた。今キャンプは2軍。静けさの中、黙々と課題に向き合って力を蓄えている。「左足だけを意識してやっている。踏み込んだ足のところで踏ん張りがないので、体重が乗るようにやっている」。
伊東監督は「この時期は良い」と笑った。そして「ずっと打ってきたら楽しみ。いますぐに1軍とはいかないが、状態はかなりいい」と続けた。「しっかり自分のやることをやって、アピールしたい」と背番号44は先を見据える。どっしりと地に足を着けて、スポットライトを浴びる舞台をつかみ取る。
右内転筋の張りで調整が遅れていた千葉ロッテの唐川がブルペンで71球を投げた。順調な回復ぶりを示し「もう健康体。投げなきゃ意味がないし、投げられたのは喜ばしい」と笑顔を見せた。
変化球も交えたが、脚に問題はなかったようで「変な感じはしなかった。どんどん精度を高めていきたい」と明るく話した。投球を見守った伊東監督も「昨日も強い球を投げているし、今日も結構なボールを投げていた。問題ない」と安心した様子だった。
“アジャ”こと井上が紅白戦の1回に先制の右越え2点二塁打。4打数2安打で2試合連続の複数安打を記録した。昨季はキャンプの話題を独占したが、2年目の今季は2軍スタート。「今は結果を求めていません。やるべきことをきちんとやるだけです」。16日に1軍を離れ、2軍キャンプ地の鹿児島（薩摩川内）に移動するが、伊東監督は「今後も1軍でのチャンスは与える」と期待を寄せた。
前日14日に今キャンプ最多となる167球の投球練習を行ったD2位・田中（京大）が連日のブルペン入り。真っ直ぐのみで49球を投げて“京異”の回復ぶりをアピールした。「肩や肘に変な張りはない。下半身を使ったいい投げ方ができたからこそ、逆に負担がなかったのかもしれません」。18日に予定されるシート打撃登板に向け「自分の全てを出したい」と話した。
1、2軍の対戦形式で行われた紅白戦で、ドラフト6位新人の左腕、宮崎（広島国際学院大）がリリーフで1回を完璧に抑えた。わずか8球で終わらせ「運もあったかもしれないけど、自信にしていきたい」とうなずいた。
中継ぎとして開幕1軍を狙うだけに「走者を背負う場面で投げることが多いと思うので、そこも早めにやっておきたい」と向上心は尽きない。伊東監督も「制球が不安視されていたけど、実戦で結果を出している。しばらく見てみたい」と評価した。
16日は練習休み。
“アジャ”ことロッテ・井上晴哉内野手（25）が15日、沖縄・石垣島の春季キャンプで行われた紅白戦に白組の『4番・一塁』で出場。1回無死満塁から右越えに先制決勝の2点二塁打を放つなど、4打数2安打＆2打点の快音を響かせた。
14日の紅白初戦に続く2試合連続のマルチ（複数）安打で、まだまだ持っている男の存在感をアピールした。
昨季の同時期は球春の話題を独占。その勢いでチーム67年ぶりとなるルーキーの『開幕4番』を果たしたが、今季は2軍スタート。「特に気負いや、何で2軍なのか…みたいな気持ちはない。今は結果も求めていない。自分のやるべきことをしっかりとやって、徐々に積み上げていくしかないです」と前を見据える。
16日に石垣島を離れ、2軍の2次キャンプ地・鹿児島（薩摩川内）に移動する井上だが、一方で現状、本来の4番候補、キューバ産・デスパイネの来日日時は確定しない。伊東監督も「今後、練習試合やオープン戦でチャンスは与えます」としており、当面は“アジャパイネ”として、さらなるアピールを続ける。
崖っ縁の左腕が手にした新たな武器はナックルボールだった。1軍と2軍が対戦したロッテの紅白戦。2軍の2番手で3回からマウンドに上がった8年目の植松は、先頭の鈴木を115キロの新球で二ゴロに。4回も先頭・清田をナックルで中飛に打ち取った。
2回を投げ、2安打無失点。「試したいことが試せた。収穫のあったマウンドでした」。33球中、約3球に1球がナックル。制球が定まらない球もあったが、低めに集まった時は1軍の打者に通用することを証明した。
金光大阪時代は、大阪桐蔭で「怪物」と騒がれた中田（日本ハム）を13打数無安打に封じ込め「中田キラー」として注目を浴びた。プロ1年目の08年にもイースタン・リーグで2打数無安打に抑えた。しかし、相次ぐ故障で1軍登板はいまだにない。10年に左肩を、13年秋には両股関節唇のクリーニング手術を受けた。侍ジャパンの4番にまで上り詰めたライバルとは大きな「差」がついてしまった。
「今年こそラストチャンス。持っているものを出さずに終わるのは嫌なので、高校時代に遊びで投げていたナックルを使ってみることにした」。
チームの左投手事情は、エースの成瀬がヤクルトにFA移籍し、中継ぎ陣も手薄とあって、植松にはチャンス。伊東監督も「ナックルを投げていたね。ストライクも取れていたし、何回か見てみたい」と今後のオープン戦での起用を示唆した。
中田だけではなく、チーム内にも89年生まれは鈴木や唐川ら10人もいるが、1軍デビューしていないのは植松だけ。「中田とは1軍で対戦したい。今年こそ“89年組”のみんなに追いつければ」。背水のナックルボーラーが高校時代の輝きを取り戻す。
2軍組の「4番・一塁」で出場した「幕張のアジャ」ことロッテ・井上が2安打2打点と活躍した。
初回無死満塁から左越え2点二塁打。6回にも左前打を放ち「自分がやりたい打撃が形になってきている」と胸を張った。14日の紅白戦初戦も2安打を放っており、好調を維持。ルーキーだった昨年はオープン戦首位打者に輝いた。開幕4番も務めたが、1軍に定着できなかっただけに「今年は1軍で結果を出せるようにやるべきことをやりたい」と語った。
ロッテドラフト2位・田中らしさが徐々に顔をのぞかせた5日間だった。
ブルペンでの投げ込みで取り組んでいるフォームの安定が大きく前進。紅白戦の登板は回避したが、14日には今キャンプ最多の167球を投げ込み、伊東監督は「投げるスタミナに関してはかなり期待できる」と絶賛した。
この日も49球の投球練習。田中は「やっと自分の形になってきた。下半身を使って投げられた。今日は凄くよかった」と、18日に予定されている初のシート打撃登板に向け、手応えを口にした。コツコツと目の前の課題に向き合う姿勢は素晴らしく、厳しい受験戦争を勝ち抜いたのもうなずける。
星稜高出身でロッテのドラフト3位、岩下大輝投手（18）が15日、広島に復帰した黒田博樹投手（40）を目標に掲げた。「とやま・いしかわ報知」の単独インタビューに応じ、「臨機応変な投球ができる」と日米通算182勝をマークしているベテランの名を挙げた。伊東監督には1年目からのデビューを期待されるが、気負いもない。16日からは2軍の鹿児島キャンプに移動し、“星稜魂”を胸に己を鍛え上げる。
ロッテの“アジャ”こと井上晴哉内野手（25）が15日、2戦連続のマルチ安打を放った。
石垣キャンプで行われた紅白戦の初回、無死満塁で益田から右越えに2点二塁打を放つと、6回無死でも右前打。「左足を意識して、あまり（体が）開かないように意識してやっている」と打撃フォームの修正で結果を出した。14日の紅白戦でも2安打しており、好調をキープしている。
昨季は新人ながら開幕4番を務めたが、今キャンプは2軍スタート。「自分のやることをやるだけ」と、1軍昇格のチャンスをうかがう。
ロッテの伊東勤監督（52）が15日、2軍選手の躍動に高評価を与えた。
この日、沖縄・石垣キャンプで行われた紅白戦で、目立った選手に2軍の荻野、三木を挙げた。「貴司（荻野）はかなり状態がいい。元気なら1番打者で打線を引っ張らないといけない選手。三木も守備で目立っていたし、逆方向にも狙う。力強さも出てきたね」と話した。
また育成の肘井も「（打席での）雰囲気が出てきている」と高評価。支配下登録については「おいおい、球団に確認していきたい」と話した。
右内転筋の張りで調整が遅れていたロッテ・唐川が15日、ブルペンで71球を投げた。順調な回復ぶりを示し「もう健康体。投げなきゃ意味がないし、投げられたのは喜ばしい」と笑顔を見せた。
変化球も交えたが、脚に問題はなかったようで「変な感じはしなかった。どんどん精度を高めていきたい」と明るく話した。投球を見守った伊東監督も「昨日も強い球を投げているし、今日も結構なボールを投げていた。問題ない」と安心した様子だった。
ロッテ鈴木大地内野手（25）が16日、沖縄・石垣島のキャンプ地でCM撮影に臨んだ。
パ・リーグ6球団と宝くじのLOTOのコラボレーション企画で、各球団の主力選手が登場する。ロッテからは、キャプテンの鈴木が出演。室内練習場の事務室が宝くじ売り場に変身し、練習休みのこの日、撮影が行われた。
人生初のCM撮影を終え、鈴木は「NGはありましたけど、殻を破ることができました。自分は野球しかやっていないので、良い経験ができました」と笑顔だった。野球選手も、宝くじも、夢を与えるもの。「通じるものがあるかも知れませんね」と話した。
ロッテのドラフト4位、寺嶋寛大捕手（22＝創価大）が16日、キャンプ休日に練習を行った。
立花、堀両打撃コーチに自分からお願いし、午前10時前から室内練習場でフリー打撃やティー打撃を行った。両コーチ付きっきりで約40分間、バットを振った。起動を早くし、軸足を意識して打つようにした。「まだまだです。下が弱いので」と言ったが、貪欲に課題に取り組んでいた。
アジャを忘れるな。ロッテ井上晴哉内野手（25）が15日、紅白戦で存在感を見せた。1軍vs2軍のガチンコ勝負第2ラウンド。2軍白組の4番に座り、2安打2打点と活躍した。1回無死満塁で、益田から右越えに先制2点二塁打。逆方向への大きな当たりで本領発揮し、「ファウルかなと思ったんですけどね」と平然とした様子で話した。
新人だった昨季は、オープン戦でブレーク。そのまま開幕4番に抜擢されたが、勢いは続かなかった。5月早々に2軍落ちし、36試合の出場にとどまった。昨秋キャンプも参加できず、今キャンプは2軍でスタートした。だが「自分のやることをやろう」と、悔しさを感じるよりも練習に打ち込んでいる。修正ポイントは左足。自分のタイミングで踏み出すことで「体があまり開かないように」と意識している。「結果は出ましたが、まだまだ。でも、やらないといけないことはできている」と手応えを口にした。
伊東監督は「この時期はいいんだ」と、昨年のことがあるだけに慎重だった。それでも「状態はいい」と期待で締めた。井上は連日の猛練習にも、体重は114キロを維持。「ちょっと落とした方がいい」と、毎日トマトを食べて絞り込みに努めている。即座の昇格は見送られたが、目指す道は見えている。
ロッテ伊東勤監督（52）が15日、今キャンプ2試合目の1軍（紅組）VS2軍（白組）の紅白戦を次の通り総括した。
2軍チームで活躍した選手について。「三木（1安打）、肘井（1安打）が良かった。オープン戦でおいおい、試していきたい。（1軍に）合流させると思う。（荻野）貴司（2安打）はかなり状態が良いんでね。元気に打線を引っ張ってもらわないといけない選手」。
2軍の4番で2安打2打点の井上について。「この時期は良いんでね。ずっと打ってくれたら、楽しみはありますけど。今すぐという訳にはいかないが、状態は良いですね」。
今後の入れ替えを示唆。「2軍の人が結果を出すことで、1軍の選手もかなり危機感を持つ。2軍は明日から鹿児島に行きますが、ずっと開幕までということはない」。
1イニングを3者凡退に抑えたドラフト6位の宮崎敦次投手（22＝広島国際学院大）について。「制球が不安視されていたけど、実戦で結果を出した。しばらく見てみたい」。
ロッテ井上晴哉内野手（25）が15日、紅白戦でアピールした。
2軍チームである白組の4番でフル出場。1回無死満塁で、紅組先発の益田から右越えに先制の2点二塁打を放った。6回には先頭で右前打を放ち、2安打2打点だった。
「自分のやることをやって、こうだなというのが分かってきました」と、手応えを口にした。
右内転筋を痛め、実戦登板を回避している。だが、この日の投球練習を終えると「変な感じはないですね。もう健康体です。精度を高めていきたい」と笑顔だった。
見守った伊東監督も「昨日も、今日も強い球を投げている。心配ない。後は、実戦での力の入り具合ですね」と、一安心した様子だった。