わたしはかもめ2015年鴎の便り(2月)

便

2月20日

京大くん「点数は80点です」、無事に初キャンプ完走[スポニチ]

京大初のプロ野球選手、ロッテドラフト2位・田中は、初キャンプを無事に完走。「だいぶ成長できたかなと思う。点数は80点です」と自ら合格点を与えた。

18日には初の実戦形式のマウンドとなるシート打撃に登板。打者7人に対して1安打1奪三振という結果を残したが、フォームが崩れ「ブルペンでやれてきたことが出せなかった。納得いかない」と反省した。原因は力みと緊張。キャンプではフォームの安定に取り組んできたが、成果を発揮できなかった。ただ、これも経験。「いい勉強になった」と振り返る秀才右腕の修正能力に期待したい。

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京大くん、先発チャンスつかむ!22、26日に“実戦2次試験”[スポニチ]

ロッテのドラフト2位・田中(京大)が、実力で初の先発チャンスを勝ち取る。石垣島キャンプ最終日に、落合投手コーチが「練習試合(2試合)が良ければ、次は先発で投げさせたい」と明かした。

22日の広島戦(コザ)、26日のオリックス戦(宮崎)はいずれもリリーフで登板予定。好投すれば、3月のオープン戦で先発登板の機会が与えられることになった。

田中はこの日、ブルペンで全ての球種を交えて54球を投げ込み「うまくいかないこともあったけど、実りのあるキャンプだった。ケガなく20日間過ごせたのが1番良かった」と振り返った。午後には実戦デビューの地・沖縄本島に移動。開幕1軍が目標の田中は「実戦では結果を求められる。やってきたことを出したい」と表情を引き締めた。

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ロッテ、若手が特攻平和会館見学、野球のできるありがたみ実感[スポニチ]

ロッテ2軍キャンプ休日となった20日、2年目の二木と新人の岩下、香月一、脇本の4選手が薩摩川内市からバスで2時間かけて南九州市にある知覧特攻平和会館を見学した。

同会館は太平洋戦争当時、特攻隊の出撃基地があったことから、当時の記録を後世に残し、平和の大切さ、命の尊さを訴え続けるために建設された。選手教育の一環として、2軍2次キャンプ期間内の休日に新人選手と希望者を対象に施設見学を行っており、今年で3年目となる。

この日は講話を30分聴いた後、1時間半かけて施設内を見学した。鹿児島出身の二木は「当時の自分達と同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました。好きな野球を仕事にしている今の自分達の幸せを感じながら野球に取り組みたい」、岩下は「当時の方を思うと、ただ野球を楽しむという感覚だけではなく、プロ野球選手という自覚を持ち、見ている人、ファンの人に何かを伝えられるようにしないといけないと思いました」、香月一は「野球がしたくても出来なかった人の事を考えると、胸が締め付けられるような思いを感じました。もっと自覚をもってやらないといけないと思いました」、脇本は「野球選手という好きなことを仕事にしていることに甘えることなく、自分に厳しく過ごしたいと思います」とそれぞれが感想を述べ、野球をできるありがたみを感じていた。

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涌井だ石川だ唐川だ!ロッテ・伊東監督「開幕3連戦全て“開幕”」[サンスポ]

20日間のキャンプを打ち上げた伊東監督は「各選手とも厳しい練習を消化してくれたが、これからが本当のサバイバル」と宣言した。3月27日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)での開幕投手について「開幕3連戦が全て“開幕”。開幕投手が3人いると思ってください。それだけ重要です」。有力候補は涌井、石川、唐川。かつての盟友、工藤新監督が率いるチームに闘志ムキ出しの指揮官だった。

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ロッテD2・田中、初キャンプ完走!「いい点も悪い点もあった」[サンスポ]

ロッテは20日、沖縄・石垣島キャンプを打ち上げた。京大から初のプロ野球選手となったドラフト2位・田中英祐投手(22)も見事に完走を果たし、自己採点を「80点」と振り返った。

最終日もブルペンに入り、52球を投げた田中は「ケガすることなく、20日間を乗り切れたことが1番。体重も71キロで入り、今は72キロ。減らなかったことも大きい」と充実の笑みを浮かべた。

18日にシート打撃に登板した際には、無失点ながらバランスを崩し、自己採点は人生最低の「30点」だった。「いい点も悪い点もあった。そんな毎日でしたが、実りあるキャンプだったと思います」とプロ初キャンプの“卒論”をまとめた。

開幕1軍生き残りをかけた競争は今後、さらに激化。“プロ初登板”は22日の広島戦(沖縄市、練習試合)。「磨いた真っ直ぐが、どれだけ通用するか試したい」と意欲的だった。

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京大くん自己採点は「80点!!」ロッテが石垣島キャンプ打ち上げ[サンスポ]

ロッテは20日、沖縄・石垣島キャンプを打ち上げた。伊東勤監督(52)は「天候にも恵まれ、予定していた練習メニューのほとんどが消化された。これからの実戦が本当のサバイバルになる」と21日に開幕を迎えるオープン戦(vs中日=北谷)に向けて早くも大号令を放った。

話題のルーキー、ドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=は猛練習を耐え抜いた自身に「80点」の自己採点。初の対外試合登板(2番手リリーフ)が予定される22日の広島戦(練習試合=沖縄市)に「石垣島のブルペンで培ったものを今度はしっかりマウンドで出したい」と真剣な眼差しだった。

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ロッテ・二木ら若手選手が知覧特攻平和会館を見学、命の大切さ痛感[サンスポ]

ロッテ2軍の鹿児島キャンプ(薩摩川内)が休日を迎えた20日、二木、岩下、香月、脇本の4選手がバスで2時間かけて南九州市にある『知覧特攻平和会館』を見学した。

同会館は太平洋戦争当時、この地に特攻隊の出撃基地があったことから、当時の記録を後世に残し、平和の大切さ、命の尊さを訴え続けるために建設。球団では選手教育の一環として2013年から見学会を実施している。

この日は同会館側の講和を30分間、聞いたのち、1時間半かけて、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の展示物を各選手が真剣な眼差しで見学した。

地元・鹿児島県出身の二木は「ボク達は当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分達と同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました。好きな野球を仕事にしている今の自分たちの幸せさと、日々を普通に生きている幸せを感じながら1日1日を大切に初心に戻って、また明日から野球に取り組みたいと思いました」とコメントした。

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キャンプ終え充実のロッテD2・田中「初日より精度良くなった」[サンスポ]

ドラフト2位新人の田中(京大)がキャンプを終えた。この日もブルペンで54球を投じ「けがなく20日間過ごせたのが1番良かった。投球に関しては初日よりずっと精度も良くなった」と充実した表情だった。

22日に広島との練習試合で実戦デビューする予定だ。初めて打者と対戦した18日のシート打撃では、納得のいく真っ直ぐを投げられなかった。「自分らしい投球ができればいいかなと思う。まずはしっかり直球を放れれば」と表情を引き締めた。

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ロッテ・伊東監督、開幕投手は「まだ決めていない」[サンスポ]

沖縄・石垣島でのキャンプを打ち上げた。天候にも恵まれた20日間を終え、伊東監督は「考えていたメニューは全部消化できた。これからが本当の勝負になるけど、しっかり準備できた」と満足そうに話した。

昨季はキャンプ最終日に開幕投手を明かしたが、今年は「まだ決めていない」という。昨季の王者ソフトバンクと対戦する開幕カードの3戦全てを開幕戦と位置づけているためで「投げたい投手はいると思うけど、3連戦の重みは変わらない」と説明した。

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ロッテ打ち上げ「全部消化できた」と監督[ニッカン]

ロッテは20日、沖縄・石垣島で行ってきた春季キャンプを打ち上げた。伊東勤監督(52)は次の通り総括した。

「考えていた練習メニューは全部消化できた。1番良かったのは、天気に恵まれたこと。選手は順調にこなしてくれた。こっちに来る前、オフシーズンにそれぞれがキャンプに向けたトレーニングを積んでくれた成果があった。初日からハードな練習を行ったが、ケガ人もなく終わることができた」。

21日からは対外試合が始まる。「実戦は、選手にとって勝負になる。その準備は、このキャンプでできた。どれだけアピールできるか」。

投手陣について。「全体的に少し調子が上がらなかった。昨年新人王の石川は、初日から良い感じ。出来としては1番。それに続く涌井。唐川も出遅れたが間に合った。新加入のチェン、イ・デウンも魅力がある」。

ドラフト2位の田中英祐投手(22=京大)について。「まずは故障なく終えられたことが、彼にとって収穫。実戦で結果を残して、最後まで1軍にいて欲しい」。

野手について。「(新人の)中村が入ってきて、内野手の層が厚くなった。(鈴木)大地、伊志嶺、(大嶺)翔太、クルーズも危機感を持ってやってくれている。内野手争いは楽しみ」。

捕手について。「1番、難しいところ。(吉田、田村、寺嶋の)3人制でやったが、他のポジション以上に決めかねている。(実戦の)結果にこだわって欲しい。まずは投手をリードして、失点を少なくして欲しい」。

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ロッテ田中「ケガなく過ごせたのが1番」[ニッカン]

ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22=京大)が20日、ブルペン入りし、53球を投げた。

この日で沖縄・石垣島キャンプは終了。20日間の日程を終え「ケガなく過ごせたのが1番良かったです。80%近くは、自分がやりたいことができました。なかなか、うまくいかないこともあったけど、実りのあるキャンプでした」と振り返った。

22日の広島戦(コザ)に中継ぎで登板予定。プロ入り後、最初の実戦登板に臨む。

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ロッテ脇本らが知覧特攻平和会館見学[ニッカン]

鹿児島でキャンプ中のロッテの2軍選手4人が練習休みの20日、同県南九州市にある知覧特攻平和会館を見学した。

参加したのは、鹿児島県出身の二木康太投手(19)と、岩下大輝投手(18=星稜)、香月一也内野手(18=大阪桐蔭)、脇本直人外野手(18=高崎健康福祉大高崎)の新人3人。講話を30分間、聞いた後、1時間半かけて施設内を見学した。陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録など貴重な資料を見て回った。

それぞれ、次の通り感想を述べた。

二木
「僕達は当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分達と同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました。好きな野球を仕事にしている今の自分達の幸せさと、日々を普通に生きている幸せを感じながら1日1日を大切に初心に戻って、また明日から野球に取り組みたいと思いました。」
岩下
「命のありがたさ、大切さをあらためて感じました。また、両親などの家族と普通に生活できる幸せさを感じました。当時の方の事を思うと、ただ野球を楽しむという感覚だけではなく、プロ野球選手という立場の自覚を持ち、見ている人、ファンの人に何かを伝えられるようにしないといけないと思いました。」
香月一
「展示物の中に野球のバットもありました。野球がしたくても出来なかった人の事を考えると、胸がしめつけられるような思いを感じました。そういう方達の事を考えると、野球を仕事に出来ている自分達は幸せですし、もっと自覚をもってやらないといけないと思いました。」
脇本
「最近、ニュースなどで悲しい事件などを目にしますが、ここに来て、当時の人の事を思うと、そういう悲しい事のない社会を今を生きる私たちでしっかりと作っていかないといけないのになあと思いました。自分に出来る事は限られていますが、野球選手という好きな事を仕事にしている事に甘えることなく、自分に厳しく、1日1日を大切にして野球に没頭する日々を過ごしたいと思います。そして、いつか誰かに感動をしてもらえるような選手になりたいと思います。」

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キャンプ打ち上げ!伊東監督「順調にこれた」[報知]

ロッテは20日、沖縄・石垣島で行っていたキャンプを打ち上げた。伊東勤監督(52)は「大きなケガ人なく、順調にこれたと思う」と振り返った。

目立った選手には、昨季新人王の石川、ドラフト1位の中村=早大=らを挙げ「石川は初日からいい感じに投球できている。彼が1番仕上がりがいいですね。打者は中村が入ってきて内野の層が厚くなった」と評価した。

またドラフト2位の田中=京大=については「気持ちが強いし、強気の投球をしてくれると思う。ケガなく1軍でやりきってくれたのは、彼にとっても収穫でしょう」と期待した。

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ドラ2田中、ブルペン54球でキャンプ締め[報知]

ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22)=京大=が20日、ブルペンで54球を投げてプロ初の春季キャンプを締めた。

22日の広島戦(コザ)での登板に向け、フォームのバランスに気を使いながら直球、変化球を投じた。「初日と比べるとよかったな、と感じました。だいぶいいバランスで放れるようになったと思う」と話した。

京大初のプロ選手は、キャンプを1軍で完走。21日からは対外試合が始まるが「まずはしっかりいい球を放って、いい結果を出せれば」と表情を引き締めた。

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二木ら若手4人「深く考えさせられるものがあった」[報知]

二木康太投手(19)ら若手4選手が20日、鹿児島・南九州市にある知覧特攻平和会館を見学に訪れた。

同施設は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示している。

2軍鹿児島キャンプが休日のこの日、施設を見学した鹿児島出身の二木は「僕達は当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分達と同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました」と話した。

ドラフト3位・岩下=星稜高=
「両親などの家族と普通に生活できる幸せさを感じました。プロ野球選手という立場の自覚を持ち、見ている人に何かを伝えられるようにしないといけない。」
ドラフト5位・香月一=大阪桐蔭高=
「展示物の中に野球のバットもありました。野球がしたくても出来なかった人の事を考えると、胸がしめつけられるような思いです。」
ドラフト7位・脇本=高崎健康福祉大高崎高=
「最近、ニュースなどで悲しい事件などを目にしますが、ここに来て、当時の人の事を思うと、そういう悲しい事のない社会を今を生きる私達でしっかりと作っていかないといけないのになあと思いました。」

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ロッテ田中「80点」先発チャンスも?[デイリー]

ロッテがドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=に対して、登板を予定する22日の練習試合・広島戦(コザしんきん)と26日の同・オリックス戦(清武)の結果次第で、3月上旬に先発テストを行う方針であることが20日、明らかになった。この“二番勝負”を通過すれば、秀才右腕に先発へのチャンスが巡ってくる。

練習試合2試合は、いずれも中継ぎで登板予定。かねて落合投手コーチは田中の今後の起用法について、「ゆくゆくは先発として考えている」と話しているが、結果が良ければ、期待するポジションで田中を試すプランが浮上した。本拠地QVCマリンで3月7日以降に行われるオープン戦が有力視される。

石垣島キャンプ打ち上げとなったこの日は、ブルペンで54球を投げて締めくくった。田中は「初日に比べたら良くなった実感がある」と充実の表情。「ケガなく、この20日間を過ごせたのは良かった。80点」と、恒例の自己採点で「優」の評価を下した。

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ロッテ新人、知覧特攻平和会館を見学[デイリー]

ドラフト3位・岩下大輝投手(18)=星稜=、香月一也内野手(18)=大阪桐蔭=、脇本直人外野手(18)=健大高崎=、2年目右腕の二木康太投手(19)が、2軍の薩摩川内キャンプ休日の20日、鹿児島県南九州市にある知覧特攻平和会館を見学した。

同会館は、太平洋戦争当時、この地に特攻隊の出撃基地があったことから、当時の記録を後世に残し、平和の大切さや命の尊さを訴え続けるために建設されたもの。ロッテでは選手教育の一環として2013年から2軍キャンプの休日に新人選手と希望者を対象に施設見学を行っている。

この日、4人は、会館の講話を30分間聞いた後、1時間半かけて施設内を見学。陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の展示物を見た。

鹿児島県出身の二木は「僕達は当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分達と同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました」と神妙。香月は「展示物の中に野球のバットもありました。野球がしたくても出来なかった人のことを考えると、胸が締め付けられるような思いを感じました」と話した。

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マリーンズ選手がキャンプ休日に知覧特攻平和会館を見学[千葉日報]

2軍2次キャンプが休日となった20日、2年目の二木康太投手、新人の岩下大輝投手、香月一也内野手、脇本直人外野手の4人が、薩摩川内市よりバスで2時間かけて南九州市にある知覧特攻平和会館を見学した。

知覧特攻平和会館は太平洋戦争当時、この地に特攻隊の出撃基地があったことから、当時の記録を後世に残し、平和の大切さ、命の尊さを訴え続けるために、建設された会館。施設の方の講和を30分間、聞いたのち、1時間半かけてじっくりと施設内を回った。選手たちは陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の貴重な資料を神妙な面持ちで見学をしていた。

鹿児島出身でもある二木投手は「僕達は当たり前のように野球をやっているけど、当時の自分たちと同じ年頃の方の遺書を見て、深く考えさせられるものがありました。好きな野球を仕事にしている今の自分達の幸せさと、日々を普通に生きている幸せを感じながら1日1日を大切に初心に戻って、また明日から野球に取り組みたいと思いました」とコメント。

新人の岩下も「命のありがたさ、大切さを改めて感じました。また、両親などの家族と普通に生活できる幸せさを感じました」。香月は「展示物の中に野球のバットもありました。野球がしたくても出来なかった人の事を考えると、胸がしめつけられるような思いを感じました」。脇本は声を震わせながら「最近、ニュースなどで悲しい事件などを目にしますが、ここに来て、当時の人の事を思うと、そういう悲しい事のない社会を今を生きる私達でしっかりと作っていかないといけないのになあと思いました」と語った。

マリーンズでは2013年より若手選手の教育の一環として2軍が鹿児島県薩摩川内市にてキャンプを張る春季キャンプの2次キャンプ期間内の休日に施設見学を行い、今年で3年目となる。

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捕手育成へ基礎固め、ロッテ、今後も競争続く[千葉日報]

千葉ロッテは2年目の吉田、20歳の田村、そしてドラフト4位ルーキーの寺嶋(創価大)と3人の若手捕手が沖縄・石垣島でのキャンプで基礎固めに汗を流し続けた。現役時代、名捕手として西武の黄金時代を支えた伊東監督は「この3人の中から出てくると思う」と正捕手不在の中で成長に期待する。

ワンバウンドの投球を体で止める練習や、捕球から素早く送球に移る動作など、取り組むのは地味できつい反復練習ばかりだった。吉田は昨季、50試合に出場したが「まだまだ形もしっかりできていない。数をやって覚えようと思っている」と表情を引き締める。

19日には3人での特守を終えた後、寺嶋が1人で捕球練習を繰り返した。ボールと衝突するような捕り方を矯正する目的で「基本の大切さを感じた」とプロの基準の高さを実感した様子だった。先輩2人とは差も見られたが、伊東監督は「刺激し合ってくれればと思って1軍に置いている」と説明。スローイングや基礎動作を監督自ら指導することもあった。

今キャンプでの実戦は2試合の紅白戦のみ。今後のオープン戦で3人の力を推し量ることになる。1点にこだわり、守り勝つ野球を志向する伊東監督は「失点をいかに防げるか。目配り、気配りができるか」といった守備の要としての役割を果たせるかを、実戦を通して見極める考えだ。

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