わたしはかもめ2015年鴎の便り(3月)

便

3月11日

千葉ロッテ6x−5中日(QVCマリン)

ロッテは開幕投手が濃厚な涌井が安定した内容で5回1失点。先発入りを狙う新人の田中は2回2失点と今一つだった。中日は福田が途中出場して2ランを含む2安打と持ち前の打力を発揮した。八木は先発して7回3失点だった。

123456789R
中日0000102205
千葉ロッテ101000103x6x

◇涌井、直球に手応え

千葉ロッテ先発の涌井は5回に連打とスクイズで失点したが、予定の5回をテンポ良く3安打1失点にまとめた。強風だからこそ、制球を意識し「しっかり集中できた。粘り強く投げられた」と振り返った。

大きな収穫が1日の中日戦で物足りなさを残し、あえて多めに投げた直球の出来。最速こそ141キロにとどまったが、1回に内角を突いて森野から見逃し三振を奪うなど「球速は出ていないが、きれいな回転で投げられていた」と手応えを感じていた。

西武からFAで加入した昨季は8勝を挙げたが、QVCマリンではわずか1勝。「いいイメージを持てるようにきちっとした結果を出して欲しい」と話していた伊東監督は「前回より力のあるボールを投げられた。いい感じに調整できている」。

◇新人田中、2回2失点、「悔しい部分出た」

まず口にしたのは素直な思い。「悔しい部分が多く出た」。2月22日の広島との練習試合以来のマウンドとなった、千葉ロッテドラフト2位の田中(京大)は2回3安打2失点に終わった。

出番は6回。2死からストレートの四球を与え二盗で得点圏に走者を背負ったが、3番森野を右飛に仕留め無失点で切り抜けた。だが、7回に2失点。3連打で満塁のピンチを招くと、押し出し四球で失点。左犠飛で、もう1点を失った。

最速145キロをマークしたが、大きくストライクゾーンを外れたり抜けた球も多かった。これからうまく付き合っていかないといけないが、一因は初めて投げたQVCマリン特有の強風。本塁方向に吹き、風速計は7メートル。マウンドでは向かい風で「キャッチャーの方にボールも体も乗っていきにくい」と明かした。

ただ、見せ場はつくった。6回、藤井から内角低めへの縦のスライダーで空振り三振を奪った。カウントはフルカウントだった。「ストライクが欲しいところで放れて良かった」と納得顔だった。

プロの世界で1つずつ経験を重ねている。開幕1軍入りへ「もう1回投げさせます」と伊東監督はチャンスを与える。次回は18日のソフトバンク戦で先発予定だ。

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ロッテ・伊東監督、D2田中に「もう1回チャンス与える」[サンスポ]

ロッテのD2位・田中(京大)が、2番手で登板し2回3安打2失点。7回先頭から3連続安打で満塁とされ、高橋周に押し出し四球を与えた。「自分の意図したアウトを重ねることができず、無駄な四球もあった」と反省。次回は18日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発し、3、4回を投げる予定。伊東監督も「いい球を投げていたので、もう1回チャンスを与える」と“追試”を決めた。

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ロッテD1中村が2安打1犠打、きっちり仕事に伊東監督も評価[サンスポ]

ロッテのドラフト1位ルーキー中村(早大)が「2番・二塁」で先発し、4打数2安打と輝きを放った。4−5の9回1死満塁では2ボール2ストライクとされながら中前への同点打とし「しっかり振り切って、バットに当てようと思っていた」と充実感をにじませた。

伊東監督が評価したのは、3回無死一、二塁できっちりバントを決めた場面。開幕1軍が十分に視野に入る中村は「バントは確率を上げられる作戦。出されたサインをしっかりできた」と納得顔だった。

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ロッテ・田中、2回2失点でホロ苦本拠地デビュー[サンスポ]

ロッテのドラフト2位新人、田中(京大)が初めて本拠地で登板した。6回から2番手で投げ、2回を3安打2失点。2月22日の練習試合以来の実戦で「ちょっと悔しい部分が多く出たかなと思う」と厳しい表情だった。

速球は最速145キロとまずまずで、スライダーを決め球に2三振を奪った。ただ、球場特有の強い風にも悩まされて制球が定まらず、7回には押し出し四球も与えた。

先発ローテーションの最後の枠を争っており、首脳陣は18日のソフトバンク戦で先発登板の機会を与える方針。生き残りを懸け「次にちゃんと放れて初めて、いい勉強だったと言える」と修正を誓った。

涌井
「直球の球速は出ていないけど、多少はきれいな回転で投げられた。次回は140キロ台後半の球を投げられればいい。」(5回1失点)

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ロッテ・田中、追試…強風でフラフラ[デイリー]

ベンチに戻った右腕は、「悔しい」と漏らした。6回から登板したロッテのドラフト2位・田中(京大)が、2回3安打2失点。6回は無失点で切り抜けたが、7回は先頭・福田から3連打を浴びると、押し出し四球、犠飛で2点を失った。

「余分な四球とか、走者をためたりとか、ストライク先行で投げられなかった」。登板時に最大風速8メートルを計測したQVCマリン特有の風の影響で、フォームのバランスが崩れた。「ここが本拠地なので、対策をしっかり立てていきたい」と誓った。

力の片鱗は見せた。6回1死、捕手・田村のサインに2度首を振ってスライダーを投じ、藤井を空振り三振に仕留めた。直球は最速145キロをマーク。伊東監督は「いい球はあった。もう1回投げさせます。なかなか登板機会がなかったし、学業も大変だったし。次は150キロが見たい」と話した。

次回は18日のソフトバンク戦で先発。これが逆転ローテ入りへの最終テストとなる。可能性がある限り、田中は全力で腕を振る。

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ロッテ“京大クン”田中がプロの洗礼[デイリー]

ロッテのドラフト2位・田中英祐投手(22)=京大=が6回から2番手でオープン戦初登場。2回を3安打2失点だった。

田中は2月22日の練習試合・広島戦以来、2度目の実戦登板。前回は2回無失点に抑えたが、この日はプロの洗礼を浴びた。

6回は無安打に抑えたが、7回、先頭の福田からナニータ、エルナンデスまで3連打。無死満塁とされ、続く高橋周に押し出し四球を与えると、なおも代打・野本の左犠飛で2点目を献上した。

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ロッテ伊東監督「野球で勇気を」[デイリー]

東日本大震災から4年を迎え、試合前に1分間の黙祷が行われた。両球団の監督、選手はベンチ前で整列し、犠牲者へ哀悼の意を表した。

この日は、球場の球団旗なども全て半旗で行われた。

ロッテ・伊東監督は試合前、「4年経ちましたが、まだまだ大変な思いをされている方々はたくさんいる。寒い日も続いているし、そういうことを考えると、野球をやっていていいのかなと正直、思うこともある」と話し、「野球を通じて勇気を与えられたら、発信できたらという気持ちは強い。ユニホームを着てグラウンドで野球をやれていることに感謝してやらないといけない」と、神妙な面持ちだった。

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涌井、“風使い”お手本5回1失点「集中して低めに集めた」[スポニチ]

開幕投手に内定しているロッテの涌井が、昨季は1勝6敗だった本拠地で今季初登板。先発で5回3安打1失点と好投した。

「風は多少気になったけど、集中して低めに球を集められた」と直球は強風に負けない力強さがあった。最速は141キロ止まりだったが、伊東監督は「球速以上に球が走っていたね」と評価。次回は21日のヤクルト戦(神宮)に先発予定で「次が最終登板になる。140キロ台後半の球を投げたい」と力を込めた。

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ドラ1中村は開幕グイッ…OP戦初サヨナラ呼び込む同点打[スポニチ]

ロッテ・ドラフト1位の中村(早大)が、オープン戦初のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

1点を追う9回1死満塁で中前に同点打。その後、相手の暴投で勝利した。8回にも左越え二塁打を放ち、フル出場で2安打1打点。「9回は満塁だったので、何か起こしたいなと思って打席に入った。アピールできてよかった」。打率は.389まで上がり、伊東監督も「このままなら開幕で1軍のベンチに入れると思う」と目を細めた。

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京大くん“強風の洗礼”2失点…18日開幕1軍ラストチャンス[スポニチ]

ロッテのドラフト2位・田中(京大)が、本拠地初登板で「マリン風」の洗礼を受けた。6回から2番手で登板したが、風速8〜9メートルの強風が右腕の集中力を奪った。「変化球の曲がりが(いつもより)大きくて、直球の制球も難しかった。風が自分に向かってくるので体も球も捕手に向かっていかなかった」。

上空の風向きはセンターから本塁方向だったが、バックネット下のスタンド部分にぶつかって跳ね返ってくるのが特徴。2イニング目となった7回に先頭から3連打を浴び、無死満塁から高橋周に押し出しの四球を与えて「プロ初失点」を喫した。体全体を使って思い切り腕を振る本来のフォームのバランスが崩れ、2回を3安打2四球2失点。ベンチに戻ると、落合投手コーチの前で「悔しいです」とつぶやいた。

「合格点」にほど遠い内容だったが、直球は145キロをマーク。鋭いスライダーで2三振を奪った。伊東監督は「強風で大変だったと思う。またチャンスを与える。150キロの球を見てみたいから」と明言した。次回は18日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発することが決定。結果が出なければ2軍落ちとなる正真正銘の最終試験だ。「反省を生かして、次はしっかり結果を残したい」。開幕1軍の「合格通知」を手にするため、京大初のプロ野球選手がラストチャンスに挑む。

落合投手コーチ
「打者に崩されるのではなく、自分で崩れていた。本拠地なのでこの風の中でやっていかなければいけない。次は強い気持ちを持って投げる姿を見せて欲しい。」
田村
「バランスが崩れてリリースポイントがばらついていたけど、2三振を奪ったスライダーは凄くいい変化でした。」

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京大くん、OP戦初登板も…2回2失点のホロ苦デビュー[スポニチ]

話題の京大卒ルーキー、ロッテの田中が中日とのオープン戦で先発・涌井の後を受け、2番手としてマウンドに上がったが、2回を投げ打者11人に対し3安打2失点とホロ苦いものとなった。

本来は先発予定の田中だったが、この日は6回からの2番手に変更。前日のDeNA戦が雨天中止で涌井がこの日にスライドしたため、この日に登板。

6回は得点圏に走者を出すも無失点で切り抜けた田中だったが、続く7回は先頭の福田から3連打を浴び無死満塁。このピンチで押し出しの四球を与え、続く野本に左犠飛を許して2失点となった。その後は中堅・荻野の好捕もあり、さらなる失点を免れた。

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京大卒・田中、2回2失点のデビューに指揮官「追試です」[スポニチ]

ロッテの京大卒ルーキー、田中がオープン戦に初登板した。

田中は先発・涌井の後を受け、2番手として6回から登場。いきなり得点圏に走者を出すもこの回は無失点で切り抜けた。しかし続く7回、先頭の福田から3連打を浴び無死満塁とピンチを招くと押し出しの四球を与え、その後、野本には左犠飛を許して2失点を喫した。

なおも走者を背負う苦しいマウンドだったが、藤井の打球を中堅・荻野が好捕を見せ、さらなる失点を免れた。

結局、田中は2回を投げて打者11人に対し3安打2失点。開幕1軍には厳しい投球内容に伊東監督は「ストライクを取るのに苦労していた。追試です」と18日のソフトバンク戦での再登板を示唆していた。

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ロッテ、涌井がOP戦2試合目の先発で5回1失点[スポニチ]

ロッテの涌井がオープン戦2試合目となる先発のマウンドに上がった。

前日のDeNA戦が雨天中止となり、この日はスライド登板となった涌井。開幕投手と呼び声の高い右腕は冷たい風の吹く本拠地・QVCマリンフィールドで初回から3回まで走者を出さないパーフェクトな投球を見せていた。

しかし、4回に初安打を許した涌井は続く5回、ルナとナニータの連打で無死一、三塁のピンチを招くとエルナンデスのセーフティースクイズで失点。結局、この回でマウンドを降り、64球を投げて5回3安打1失点という内容だった。

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ロッテ京大田中2回2失点、開幕ローテへ追試決定[ニッカン]

ラストチャンスをもらった。ロッテのドラフト2位田中英祐投手(22=京大)がオープン戦に初登板し、2回を3安打2失点とつかまった。常時8メートル前後の強い向かい風が抜く中、バランスを崩し、帽子が3回落ちる悪条件でもあった。

良い面と悪い面が出た。6回から2番手でマウンドに上がると1死後、藤井にはフルカウントから捕手田村のサインに首を振り、「自信があったので。しっかり投げられたのは良かった」とスライダーで空振り三振に仕留めた。

ただ直球の制球には苦しんだ。風を意識し、手先でコントロールしようとして感覚がズレた。6回2死からの四球も、7回無死満塁から高橋周に与えた押し出し四球もそうだった。「体もボールも捕手に乗っていきにくかった。でも、もっと強い日もある。対策を練りたい」と課題として受け止めた。

イニング間の準備開始のタイミングも、座る場所も分からないなど、まだ覚えることは多い。伊東監督は悪条件も考慮した上で、「いいボールもあった。アンラッキーもあったので、もう1回チャンスを与えます。次は150キロを見たいね」と評価。次回は予定通り18日のソフトバンク戦に先発し、3、4イニングを予定。一発逆転の望みをつないだ。

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ロッテ田中、強風にやられ2回2失点「対策練る」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位田中英祐投手(22=京大)がオープン戦に初登板し、2回を投げ3安打2失点だった。

8メートル前後の強い向かい風が吹く悪条件が大きな試練となった。フォームのバランスを崩し帽子を落とす場面も3回あった。

「真っ直ぐの制球の感じが違いました。気にし過ぎもよくないけど、手先でコントロールしようとして崩れた。ボールも体もキャッチャーの方に乗っていきにくい感じでした。でも、もっと強い日もあるので、しっかり対策を練っていきたい」と、課題として受け止めていた。次回は18日のソフトバンク戦での先発が、最終テストとなる。

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田中、18日“追試”マリン強風制球乱れ2回2失点[報知]

ロッテ・田中=京大=が1軍生き残りを“追試”にかける。6回、2番手でオープン戦初登板を果たした右腕だが、2回3安打2失点と課題を残した。初の本拠地マウンドでQVC特有の強風にも苦しんだが、首脳陣はラストチャンスとして、18日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で先発させることを決定。「チャンスをもらえるなら、結果を残せるように」と開幕1軍に望みをつなぐ。

秀才右腕も「強風対策」の答えは出せなかった。登板中、風速計が常時8メートルを計測。バックネット側からの向かい風に襲われた。「悔しい部分が多い。真っ直ぐも(風で)『制球の感覚が違うな』というのはありました」。6回は無失点も、7回に3連打で無死満塁とされると、押し出し四球と代打・野本の左犠飛で逆転を許した。「手先の方に意識がいってしまい、バランスが崩れた」。狙ったところに制球できず、唇をかんだ。

それでもチャンスは巡ってきた。首脳陣は、この日登板した田中と木村で、好投した方を18日の先発に回すつもりだった。木村も2ランを被弾。落合投手コーチは「どっちも2失点。多数決で半々くらいでしょ。田中がやられてすぐにやり返せるのか、ここで終わるのか見てみたい」と説明。開幕1軍のわずかな可能性をかけた舞台を用意した。

卒論発表で一時、チームを離脱したこともあり、2月22日の対広島練習試合(コザ)以来の登板だった。「学業が大変だったということ。次は150キロを見てみたいね」と伊東監督は“プロ初先発”に期待した。「空振りが取れたり、いい球もあった。次に生かせるように」。田中は最後のアピールに燃えていた。

◇ロッテ・田中のこれまで

1月23日
新人合同自主トレで高評価を得て、春季キャンプの1軍入りが決定。
2月1日
キャンプ初日にブルペン入り。変化球を交えて45球。
18日
シート打撃に登板。打者7人を1安打に封じたが、フォームに納得がいかず、自己採点は「30点」。
22日
広島との練習試合(コザ)に中継ぎで登板。2回3安打無失点。
3月3日
ロッテ浦和で打撃投手を務める。5人に対して、計34スイング中、8つの空振りを奪った。安打性の打球は1。
4日
卒論発表のためチームを離脱。
6日
卒論発表で合格点をゲット。京大の卒業が確定。

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田中、2番手で2回2失点!最速145キロ記録も課題[報知]

ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22)=京大=が11日、中日とのオープン戦(QVC)に6回から2番手で登板。最速は145キロを記録したが、2回3安打2失点で課題の残る登板となった。

QVCでは初登板で、実戦登板は2月22日の広島との練習試合(コザ)以来。6回は四球を1つ与えたものの、藤井を内角スライダーで空振り三振に打ち取るなど無失点に抑えた。

しかし1点リードの7回、先頭の福田から3連打を浴びると、高橋周に押し出し四球を与えてしまう。続く代打・野本の左犠飛で、勝ち越しを許した。2死一、三塁では、藤井に左中間を破ろうかという打球を打たれたが、中堅・荻野のダイビングキャッチに救われた。

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東日本大震災から4年、試合前にロッテ、中日の両軍、黙祷[千葉日報]

千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズのオープン戦が行われた3月11日の試合前に東日本大震災の被災者を追悼する黙祷が行われた。

東北・関東地方を中心に大きな被害をもたらした「東日本大震災」から4年を迎えたこの日。球場内は半旗(日章旗、NPB旗、パ・リーグ旗、両球団旗)での試合開催となった。また、尊い命を亡くされた多くの方々へ、哀悼の意を表し、12:53より1分間、黙祷を両軍、スタンドのファンも参加して行われた。

伊東監督は「忘れてはいけない日。大変な思いをした人がいて、今もそういう方は沢山いる。忘れてはいけない大事な日です」と神妙な表情で語った。

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日本代表強化試合:日本代表2−6欧州代表(東京ドーム)

日本代表は投打に精彩を欠いた。先発の松葉は2回に先頭打者への四球から2本の二塁打で2点を先制され、3回にも3ランを浴びた。打線は6回に山田のソロなどで2点を返したが終盤の好機で攻めきれず、8回に突き放された。

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日本代表0000020002
欧州代表02300001x6

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