わたしはかもめ2015年鴎の便り(3月)

便

3月12日

千葉ロッテ5−2北海道日本ハム(鎌ヶ谷)

日本ハムの武田勝が6回2失点で先発枠入りへ前進した。1回に2失点したが立ち直った。ロッテの藤岡も6回2失点。毎回走者を背負う苦しい投球だったが粘った。開幕1軍入りを目指す大嶺翔が2安打3打点と勝負強さを発揮した。

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千葉ロッテ2000000305
北海道日本ハム0000200002
肘井
「いつでも出る準備はできていた。ほっとした。良かったです。」(10日に育成選手から支配下登録。8回に代打で右前打)

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育成出身「ゴジラ」肘井、支配下即安打![報知]

育成出身の「ゴジラ」がベールを脱いだ。同点の8回先頭。代打で登場した肘井は、クロッタの146キロシュートを右前へ運んだ。「振って合わせないと(タイミングが)分からないので、直球系は振っていこうと思った」。攻撃の口火を切り、打線はその後3点を奪った。

捕手登録だが、打力を生かして外野に転向。昨秋の鴨川1軍キャンプにも招集され、今月10日に支配下登録された。同日のDeNA戦(QVC)に「9番・左翼」で出場予定だったが、雨天中止に。「(出番は)いつか来ると思って準備していました」と胸を張った。

長打力は“ゴジラ級”だ。昨季、ロッテ浦和での打撃練習で右翼場外へ推定140メートル弾を放った。高卒新人の打球ではなく、驚いた周囲からヤンキースGM付特別アドバイザー・松井秀喜氏の愛称にあやかり「ゴジ」と呼ばれるようになった。「福浦さん、サブローさんにも呼んでもらってます。まず自分を確立させられるように」と笑った。

伊東監督は「1球目から振っていって、結果ヒットを打ったのでね」と積極性を評価。「(1軍の)舞台に立てるように、アピールしていきたい」と肘井。さらに、上を目指す。

肘井竜蔵(ひじい・りゅうぞう)
1995年11月13日、兵庫県出身の19歳。兵庫・北条高では強打の捕手として高校通算46本塁打を記録も、甲子園出場はなし。13年の育成ドラフト1位でロッテに入団。3月10日に支配下選手登録された。昨季途中から外野に挑戦し、今季から本格転向。182センチ、88キロ。右投左打。年俸420万円。

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大嶺、2安打3打点「集中してやれている」[報知]

ロッテの大嶺翔太内野手(23)が12日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)で2安打3打点の活躍を見せた。

初回2死満塁から左前へ2点適時打を放つと、8回2死三塁ではクロッタから中前適時打を放った。中村、三木らと内野の1軍枠を争っているが「自分のことに集中してやれていることが、ゆっくり結果として出てきていると思う」と手応えを感じていた。

伊東監督も「自分の置かれている立場を分かっている。積極的だし、ああいう姿が必要」と評価した。

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伊東監督、藤岡に苦言「シーズン中なら変えてる」[報知]

ロッテの伊東勤監督(52)が12日、苦言を呈した。

日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)では、先発の藤岡が6回8安打2失点ながら、122球を投じた。「収穫なしです。あれだけボールが多かったら試合にならない。シーズン中なら変えてますよ」と不満をあらわにした。

また、得点機にふるわなかった中堅クラスの野手に対しても「欲しいところで外野フライが打てない。貪欲に食らいついていくとか、彼らに1番示して欲しいけど、ちょっと残念ですね。この時期だけに」と奮起を促した。

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肘井、代打安打「準備してました」[報知]

育成から支配下登録されたロッテの肘井竜蔵捕手(19)が12日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に代打で出場。クロッタから右前打を放った。

10日に支配下登録されたばかり。10日のDeNA戦(QVC)には「9番・左翼」で出場予定だったが、雨天中止となっていた。146キロをとらえ「打ったのは直球系。シュートでも直球でも、真っ直ぐ系は振っていくつもりだった。(出番は)いつか来ると思って準備してました」と笑顔を見せた。

1軍での公式戦出場が当面の目標だ。「その舞台に立てるように、できるだけアピールしていきたい」と話した。

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藤岡、6回2失点も「省エネ投球でいきたい」[報知]

ロッテの藤岡貴裕投手(25)が12日、日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)に先発。6回8安打2失点も“省エネ投球”を課題とした。

5回に陽の内野ゴロとハーミッダの右前適時打で2失点するなど毎回走者を背負い、計122球を投じた。「6回だったら100球いったらいけないと思う。できるだけ省エネ投球でいきたい」と反省した。

開幕2カード目で対戦する相手。藤岡も先発する可能性があるが「中田の前に走者を出さないように。対策を練って臨みたい」と主砲を警戒した。

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吉原が左膝内側半月板鏡視下術、全治3ヶ月[報知]

ロッテは12日、吉原正平投手(25)が11日に船橋市内の病院で、左膝内側半月板鏡視下術を受けたと発表した。

3月上旬に、ロッテ浦和での調整中に痛めたもの。手術は無事に成功し、全治は3ヶ月の見込みと診断された。12日からリハビリを開始した。

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ロッテ大嶺翔OP戦打率4割、初の開幕1軍へ前進[ニッカン]

ロッテ大嶺翔太内野手(23)が2安打3打点1盗塁とアピールし、初の開幕1軍が近づいた。

1回2死満塁で日本ハム武田勝から先制の左前2点打を放つと、8回2死三塁ではクロッタから中前適時打。「まだまだです」と控えめだが、打率を4割に乗せた。伊東監督は「翔太は立場を分かっている。ガツガツやって結果を出した。チームに必要な姿」と目を細めた。

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ロッテ鈴木「やりたいことできた」低迷脱出へ2安打[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(25)が2安打を放った。

1回は右前打。8回は右中間二塁打。いずれも無死一塁の場面で放ち、好機を広げた。ここまで打率1割台と低迷していた。

「焦りは少しありました。今日は、やりたいことができました」と快音を残し、笑顔が飛び出した。

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ロッテ肘井「心の準備できていた」オープン戦初安打[ニッカン]

ロッテ肘井竜蔵捕手(19)がオープン戦初安打を放った。

10日に育成から支配下に上がってから、この日が初の試合だった。8回先頭に代打で登場すると、初球から振った。クロッタの144キロをファウル。続けて2球目の146キロを捉え、右前に運んだ。「速い投手なので、振って合わさないと。ゾーンに来たら打とうと思いました。心の準備はできてました」とニッコリ笑った。

伊東監督は「なかなか、1球目からは振っていけない。結果、ヒット」と褒めていた。

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ロッテ藤岡6回2失点「もう少し大胆に攻めれば」[ニッカン]

ロッテ先発の藤岡貴裕投手(25)は、6回8安打2失点だった。

数字的には、まとめたが、球数が122球を要した。「少し多すぎました。もう少し、大胆に攻めれば良かったです」と反省していた。

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ロッテ吉原が左膝内側半月板鏡視下術、全治3ヶ月[ニッカン]

ロッテは12日、吉原正平投手(25)が千葉・船橋市内の病院で左膝内側半月板鏡視下術を受けたことを発表した。無事成功し、この日からリハビリを開始した。全治は3ヶ月の見込み。

吉原は2年目の右腕。先発ローテ入りを目指し、キャンプは1軍スタートだった。だが、遠征を外れ2軍と一緒に居残り練習をしていた今月1日に左膝を痛めた。

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ロッテ・藤岡、6回2失点も球数多く「もう少し大胆にいければ」[サンスポ]

ロッテの藤岡は6回を2失点にまとめたが、毎回の8安打を許し、球数も122を要した。コースを慎重に狙った結果、ボール球が増え「もう少し大胆に攻めていければ」と反省した。

伊東監督は「収穫はなし。あれだけボール球が多いとゲームにならない」と厳しい。シーズンに向け、残る実戦登板は1、2試合。藤岡は「今日出た課題を克服できるピッチングをしたい」と気持ちを入れ直した。

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ロッテ・吉原が左膝の手術、全治3ヶ月の見込み[サンスポ]

ロッテは12日、吉原が千葉県船橋市内の病院で左膝内側半月板鏡視下術を受けたと発表した。全治3ヶ月の見込み。吉原はプロ1年目の昨季は6試合に登板し、1勝1敗、防御率9.64だった。

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ロッテ肘井、自ら支配下登録祝い打、代打で“初打席”初安打![スポニチ]

ロッテ・肘井が8回に代打で右前打を放ち、10日に支配下登録されてからの「初打席」で初安打を記録した。

「真っ直ぐ系を狙った」と積極的に振り、「いつも2軍で使う鎌ケ谷球場だったので緊張しなかった」と頬を緩めた。兵庫・北条高から13年の育成ドラフト1位入団。本来は捕手だが、長打が売りの左打ちで外野手に挑戦中。高校野球部仲間から携帯電話の「ライン」で支配下登録を祝福された。全国でも700人程度と珍しい名字。伊東監督は「なかなか1球目から振れない」と思い切りの良さを評価した。

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ロッテ、大嶺翔、2安打3打点!開幕1軍入りアピール[スポニチ]

ロッテの大嶺翔が2安打3打点と活躍した。若手内野手で開幕1軍入りをめぐる争いは激しいが「結果を見ないで、自分のことに集中している」と平常心を強調した。

初回に変化球を左前に運ぶ2点適時打。8回には中前適時打を放ち、思い切りのいい打撃が目立った。プロ5年目だった昨季は1軍初出場を果たし、初安打を本塁打で飾った。「去年は(1軍のメニューに)ついて行くのが精一杯だった。今年は要領を得て、自分のペースでできている」と自然体だった。

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ロッテ藤岡6回2失点も開幕ローテ白紙[デイリー]

6回2失点の数字を見れば、先発投手の仕事は果たした。だが、ロッテ・藤岡が費やした球数は122球。伊東監督は「何も収穫なし」とおかんむり。開幕ローテが確定的な左腕について「考え直さないといけないですね」とローテ再考の可能性まで示唆した。

藤岡は「ちょっと球数が多すぎた。6回なら100球はいってはいけない。省エネ投球を心掛けたい」と猛省した。122球のうちボールが54球。指揮官は「あれだけ制球が悪かったら、シーズン中なら代えている。せっかく今年は順調に来ていたのに」と厳しい表情だった。

だがこれも全て、藤岡への期待が大きいからこそ。開幕2カード目の日本ハム戦での先発が濃厚だけに、なおさらだ。この言葉を背番号18はどう受け止めるか。

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