わたしはかもめ2015年鴎の便り(3月)

便

3月26日

5年に1度のゴールデンイヤー[千葉日報]

2005、10年に日本一に輝き、「5年に1度のゴールデンイヤー」とも呼ばれる千葉ロッテのシーズンが始まる。

5年連続で開幕投手を務めた成瀬が抜け、投手陣は新たな力に期待が高まる。面白い存在になりそうなのが、韓国人右腕のイ・デウン。チームにはいなかった速球派で、オープン戦4試合に登板し13回無失点と好結果を積み重ねた。同じく新加入した左腕のチェンも開幕ローテーション入りした。伊東監督は「大崩れしない」と期待する。

救援には益田、大谷、西野ら実績ある面々が控える。それだけに、先発が試合をつくれるか。昨季新人王の石川、09年沢村賞の涌井はもちろん、伸び悩む唐川、藤岡らのシーズンを通しての活躍が不可欠だ。

今季のスローガンは「翔破〜熱く!勇ましく!!泥臭く!!!〜」。愚直に次の塁、1点を狙っていく。昨季は盗塁数がリーグワーストタイの64、なかなか機動力を使えなかった。オープン戦では荻野が11試合で7盗塁をマーク。一年通じて出場できれば、攻撃のバリエーションが増える。

キューバの主砲デスパイネの来日は、開幕に間に合わなかった。長打を連ねる派手な得点力はないが、犠打や盗塁の小技を絡めて、つないでいく。12年首位打者の角中がオープン戦で打率3位と好調。指揮官は相手投手の右左によって3、5番に起用する構えで「軸がしっかりしてくれば」と願う。

「みんなでやっていくチーム」と涌井は、このチームの持つ強みを口にする。伊東監督の3年目。束となって勢いに乗れば、5年ぶりの日本一が近づいてくる。

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ロッテ涌井、初回から“全開”力勝負「対策もある」[スポニチ]

移籍後初の開幕投手を務めるロッテ・涌井は「勝ちます。それだけです」と4年ぶりの開幕勝利を宣言した。西武時代の12年以来3年ぶりの大役。初回から全力投球で強力打線に力勝負を挑む。

「初回からできるだけ飛ばしていく。6、7回にはバテるぐらいのつもりで投げる」。チームは昨季敵地でソフトバンクに開幕カード3連敗を喫した。ヤフオクドームはシーズンで2勝しかできなかった「鬼門」だが、涌井は「苦手じゃない」と言い切る。この日はリラックスモードで全体練習に参加し、「対策もある。楽しみます」と不敵に笑った。

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ロッテ、「マリーンズ号」27日から出発進行!新京成とコラボ[スポニチ]

「マリーンズ号」今年も出発進行!ロッテは26日、新京成電鉄(本社・千葉県鎌ケ谷市)とのコラボ企画として、ラッピング電車「2015年マリーンズ号」が開幕日の27日から運行されることを発表した。

ラッピング電車は外観と車内にチームのポスターなどを掲示した6両車両。6月ごろまで約3ヶ月の運行を予定している。同企画は13年から行われており今年で3年目。

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ロッテ伊東監督、開幕へ必勝宣言「突き進んでいく」[ニッカン]

ロッテは26日、ソフトバンクとの開幕戦を戦うヤフオクドームで全体練習を行った。

開幕戦を翌日に控え、チームには緊張感が漂っていた。フリー打撃、守備練習など約1時間半。短めの練習で切り上げた。

伊東勤監督(52)は「やるべきことはやってきた。チーム状態は上がっている。選手も、うずうずと待ち遠しく迎えてくれると思う。目標は1つ。そこに突き進んでいく」と必勝を誓った。

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ロッテ育成肘井が初の開幕1軍「100%出したい」[ニッカン]

ロッテ肘井竜蔵捕手(19)が26日、初の開幕1軍に意気込んだ。

育成選手として入団。2年目の今季は、キャンプの紅白戦からアピールに成功。今月10日に支配下選手登録を勝ち取った。そのまま開幕メンバーに選ばれた。ヤフオクドームで開幕前日の練習を終えると「まさか、ここにいられるとは。いつも言っていることですが、自分の持っているものを100%、出したい」と全力プレーを誓った。

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ロッテ涌井、第1球は「カーブあたりで」開幕へ順調[ニッカン]

開幕投手に指名されているロッテ涌井秀章投手(28)は26日、リラックスした様子で前日練習を終えた。

ヤフオクドームでの全体練習に参加し、最後の調整を終えた。開幕投手を務めるのは西武時代の12年以来だが、ロッテでは移籍2年目で初めてとなる。「久しぶりの開幕投手なので、緊張するかと思いましたが、今はリラックスできています。勝ちにこだわっていきたい」と笑顔を交え、話した。

「第1球は何を投げるか」という質問には、「何を投げようかな。普通通りなら、カーブあたりで」と言って、含み笑いを浮かべていた。

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M涌井、新ヤフオクDでも大胆投球宣言[デイリー]

ロッテの開幕投手を務める涌井が26日、「ホームランテラス」が新設されて狭くなったヤフオクドームでも、大胆に攻めることを宣言した。

同球場で調整した右腕は「狭い球場で低め低めに投げるのは当然のこと。でも意識しすぎると、力のある球がいかない」。ソフトバンク打線に対し、持ち味である球威ある直球で押すつもりだ。

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ロッテのラッピング電車27日から運行[デイリー]

ロッテは26日、新京成電鉄で、外見と社内にロッテのポスターを掲示したラッピング電車「2015年マリーンズ剛」を運行することを発表した。運行期間は、シーズン開幕の27日から約3ヶ月間。

この企画は、新京成線から本拠地QVCマリンまでのアクセスの良さを知ってもらうための企画として実施。2013年から続いており、今年で3度目。

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山室社長、決起集会でソフトB記事を破り捨て闘魂注入[報知]

ビリビリ開幕だ!ロッテの山室晋也球団社長(54)が27日の開幕戦を前に、対戦相手であるソフトバンクの記事が書かれた新聞をビリビリに破っていたことが26日、判明した。“球界の半沢直樹”のパフォーマンスに、選手の士気は高まっている。

新聞が無残に宙を舞った。25日に福岡市内で選手、スタッフらが集まって催された決起集会。山室社長は、ソフトバンクの記事が躍るスポーツ紙5紙を手に挨拶を始めた。「昨年の日本一がなんだ!」。次の瞬間、選手らの前で全ての新聞をビリビリに引き裂いた。社長自らの派手な演出で、集会の場を盛り上げた。

この暴れっぷりには伏線がある。昨年も開幕は福岡でのソフトバンク戦だったが、3連敗でスタートダッシュに失敗。4位でシーズンを終えた。今季も全く同じ条件で開幕する。伊東監督は「ソフトバンクを倒せば勢い付く」と、キャンプからナインに開幕を意識させてきた。その一戦を前に、チームを鼓舞するために社長自ら一肌脱いだのだ。

昨年の決起集会でも同様のパフォーマンスをしたが、破いた新聞は1紙だけ。「気合の入れ方が中途半端だった」と今回は5倍に増量。ヤフオクDで練習を行った主将の鈴木は「社長がああいうことをやってくれるとは…。なかなか(やれる人は)いない」と、社長の闘魂注入に感じ入っていた。

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新京成電鉄がラッピング電車運行![報知]

ロッテは26日、新京成電鉄がラッピング電車「2015年マリーンズ号」を運行することを発表した。期間はシーズン開幕日の27日から約3ヶ月間。

このラッピング電車は外見と車内にマリーンズのポスターを掲示したものとなっている。地元のプロ野球チームを応援すると同時に、新京成線から本拠地QVCまでのアクセスの良さを知ってもらうことを目的としている。このコラボ企画は今年で3度目。

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ロッテ・涌井は3年ぶり開幕投手「緊張すると思ったけど…」[サンスポ]

プロ野球は27日、セ、パ両リーグがナイターで開幕する。ロッテは加入2年目の涌井が開幕投手を務める。前日練習ではランニングやキャッチボールで調整し、西武時代以来3年ぶり6度目の大役に向け「緊張すると思ったけど、自然体でリラックスできている」と穏やかな表情で話した。

ソフトバンクとは昨季も開幕カードで対戦し、3連敗を喫した。雪辱を期す伊東監督は「最初の勝利を勝ち取ってほしい」と期待を込め、涌井も「勝ちを求められるので、まずは勝ちにこだわっていきたい」と決意を口にした。

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[パ監督開幕コメント集]鷹・工藤監督「明日になれば緊張するかな」[サンスポ]

プロ野球は27日、セ、パ両リーグがナイターで開幕する。 開幕を前日に控えた26日、パリーグ6球団の監督が意気込みを語った。

ソフトバンク・工藤監督
「明日にしたになれば緊張するかな。コンディションはいい状態できている。選手には「明るく真剣に」と伝えている。ソフトバンクだけが連覇できるチャンスをもらっている。選手もそれを理解して1年間戦っていく。」
オリックス・森脇監督
「敵地に入っていよいよ始まるという気持ちが高まった。昨年は近年にない経験をして、強い選手も入った。キャンプもオープン戦もいい調整ができた。今は楽しみでしょうがない。最後まで勇敢に戦い抜きたい。」
日本ハム・栗山監督
「選手はやるべきことはしっかりと手を打ってくれた。あとはこっちが判断を間違わないようにしたい。チームが成長しなければ優勝しない。勝たなければいけないシーズン。チームの特長である中継ぎの厚みは安心材料。」
ロッテ・伊東監督
「やるべきことはやってきたし、チームの状態も上がってきている。うちは1人1人の力は知れているので、全員で束になって粘り強くやるしかない。目指すところは1つ。そこに向かって、全員で突き進むだけ。」
楽天・大久保監督
「十分戦える準備はできた。下馬評が低い中、1つでも順位を上げていくのは最高のやりがい。開幕だけでなく、シーズン全体をマネジメントすることが大事になる。ペナントレースを優勝して日本一を奪還する。」
西武・田辺監督
「チーム一丸となって躍動感のあるゲームをしていきたい。チャレンジャーとして一戦一戦、トーナメントのつもりで戦っていく。自分の心境は非常に落ち着いている。昨年の監督代行の方がドキドキハラハラの気分だった。」

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プロ野球のディズニーランドを目指す…将来のQVCマリンに期待/球界ここだけの話[サンスポ]

ロッテが、東京ディズニーランド式の接客マニュアルを導入し、QVCマリンを“TDL化”する「おもてなしプロジェクト・チーム」を立ち上げた。来場者への接客、サービス向上が目的だ。

この計画を耳にしたとき、いい話だなと感心しつつ、もう少し早く行動すればよかったのにな、とも感じた。一口にTDLとコラボといっても、ビジネス的には肖像権などの複雑な問題で、ロッテのユニホームを着たミッキー人形などの商品化は、企画以前のアイデアなのだろう。

いや、本当にそうなのか。100%実現しない話なのだろうか。何事にも、最初から無理だと決めつけたら行動すら起こせない。思い起こせば、メジャー担当時代に、米国は「さすがエンターテイナーの国だな。こんなことが実際に存在するんだな」とうなったことがある。

アトランタ・ブレーブスが春季キャンプ中にオープン戦を行う球場は、フロリダ州オーランドのディズニーワールドの施設内にある。大げさに言ってしまえば、野球がアトラクションの1つとして映る訳だ。

初めて取材に行ったとき、駐車場はどこを使用していいのか、球場を探すのにも苦労した。なにせ目の前はディズニーだからだ。正面玄関では着ぐるみのキャラクターに出迎えられ、いわゆるTDLに入場する瞬間と同じ。首から野球の取材パスをぶら下げ、恐る恐るゲートをくぐったのを覚えている。

球場(チャンピオン・スタジアム)周辺でもディズニー色は強く、ディキシーランド・ジャズを奏でるバンドや、風船アートで喜ばせるピエロ、全てが想像を絶する光景で、これからオープン戦が行われるという雰囲気ではなかった。公式グッズ店もあり、ブレーブスとキャラクターがコラボしたキーホルダーやペン、人形まで売られていた。

ロッテは今回、あくまでTDLを手本に接客サービスを向上させるのが狙い。山室球団社長は「今後はディズニーを中心とした日本の有名テーマパークの接客マニュアル、トレーニング、指導方法などを取り入れて、まずは今年、12球団最高の接客体制を作り上げたいと思っています。接客においてプロ野球のディズニーランドといわれるような存在になりたい」と理想を掲げた。

接客マニュアルの導入がきっかけで、ひょっとしたらTDLとの交流につながり、プロ野球界では初となる画期的な事業に発展するかもしれない。種をまかねば花は咲かない−。これからも斬新なアイデアを期待したい。

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