3月28日3月28日ソフトバンクが逆転勝ち。内川が1−2の3回2死満塁から右前への2点打でひっくり返し、5回にも右前に適時打を放った。スタンリッジは制球に苦しんだが、7回2失点にまとめた。ロッテは先制したが、先発のチェンが4回0/3を7安打3失点と踏ん張れず。打線も5回以降はノーヒットに終わりかみ合わなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 福岡ソフトバンク | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
千葉ロッテ打線は5回以降、無安打に終わった。
スタンリッジが制球に苦しむ中、早いカウントで捉え1、2回に打線がつながった。ただ、昨季11勝の相手右腕について「落ち着きはなかったが、球自体は良かった」と今江。徐々に緩急つけた投球に翻弄され、継投で逃げ切られた。
経験の浅いチェンが先発。先手を取り主導権を握るまではよかったが、開幕2連勝はならなかった。千葉にいい形で戻るためにも、今江は「何としても明日」と気持ちを切り替えた。
先発のチェンが、粘りきれなかった。5回途中で7安打4四死球。4点を失ってリードを守れず「チームが勝てず、すみません」と反省しきり。3回には微妙な判定の内野安打で2死満塁とされ、内川に逆転の2点打を許したが、「これも試合」と言い訳はしなかった。伊東監督は「よく投げてくれた。次に生かしてくれれば」とかばった。
ロッテはチェンが粘りきれなかった。ボールが先行する場面が多く、5回途中で7安打4四死球。4点を失ってリードを守れず「チームが勝てず、すみませんでした」と反省しきりだった。
3回には微妙な判定の内野安打で2死満塁とされ、内川に逆転の2点打を許したが「これも試合」と言い訳はしなかった。伊東監督は「よく投げてくれたと思う。次に生かしてくれれば」と次回の登板に期待し、チェンは「チャンスをもらえるなら倍返ししたい」と雪辱を誓った。
ロッテはチェンが粘りきれなかった。ボールが先行する場面が多く、5回途中で7安打4四死球。4点を失ってリードを守れず「チームが勝てず、すみませんでした」と反省しきり。
3回には微妙な判定の内野安打で2死満塁とされ、内川に逆転の2点打を許したが「これも試合」と言い訳はしなかった。伊東監督は「チェンにとっていい経験になったと思う。（審判には）もうちょっと勉強をしてもらいたい」と次回登板に期待し、チェンは「チャンスをもらえるなら倍返ししたい」と雪辱を誓った。
ロッテのチェン・グァンユウ投手（24）が、プロ初勝利を逃した。
28日のソフトバンク戦（ヤフオクD）に先発。1点リードの3回、2四球で2死一、二塁のピンチを迎える。ここで柳田を投前のボテボテのゴロに抑え、一塁へ送球しチェンジかと思われた。だが、一塁塁審・東は柳田の足が早かったと、セーフの判定（記録は内野安打）。続く内川に逆転の右前2点打を浴びてしまった。
5回には安打と2四死球で無死満塁とされて降板。7安打4失点に「ボール球が多く、リズムが悪かった。制球が全然ダメ。チャンスをもらったのに、本当に悔しいです」と唇をかんだ。
ロッテの今江敏晃内野手（31）が28日、ソフトバンク戦（ヤフオクD）で今季初打点を挙げた。
初回1死一、三塁、スタンリッジの内角140キロのツーシームにつまりながらも右翼線へ適時二塁打。「チャンスで4番の仕事ができました」と話した。
キューバの大砲・デスパイネの合流が遅れていることもあり、4番打者の重責を担う。3回にも左前打を放っており「初回からいい流れを作ることはできた」とうなずいた。
ロッテのドラフト2位・田中英祐投手（22）＝京大＝が29日のイースタン・リーグ、DeNA戦（ロッテ浦和）で、公式戦初登板初先発する。
18日のソフトバンクとのオープン戦（ヤフオクD）で先発し、4回3失点。試合後に2軍落ちが決まったが、4月30日の西武戦（QVC）での先発を目標に調整を続ける。
28日はロッテ浦和で調整した秀才右腕は「ブルペンでの感じはとてもいい。今のいい感じの通りに打者に対して投げて、どこまでしっかり勝負出来るかがテーマ。いけるところまで頑張りたいです」とコメントした。
ロッテ先発のチェン・グァンユウ投手（24）が鷹打線に打ち砕かれた。5回途中まで投げて4失点。前夜の開幕戦を白星で飾った伊東ロッテだったが、連勝はならなかった。
「初球が全部ボール球だった。チームが勝利できず、すみませんでした」。チェンは唇をかんだ。2点の援護を得たが、ボールが先行。3回は2四球に不運な内野安打も重なり、2死満塁。内川に右前にはじき返され、逆転を許した。
昨季限りでDeNAを戦力外となり、テスト入団。しかしオープン戦で結果を残し、初の開幕ローテを勝ち取った。そんな不屈の左腕に、伊東監督は「いい経験になったはず。次回に生かして欲しい」。次回の先発が約束され、チェンは「次は倍返ししたい」と誓った。
ロッテは連勝を逃した。
先発チェン投手（24）は制球が定まらず、3四球1死球。5回をもたず、4回0/3、7安打4失点で負け投手となった。
打線は1回、2回と1点ずつ挙げたが、3回からは追加点を奪えなかった。
伊東勤監督（52）は、チェンについて「いいところまではいったけどね。制球が、心配していたものが出た。先制して良い形になったけど、守りにいくところがあったかな」と冷静に振り返った。
ロッテ先発のチェン投手（24）は、4回3分の0を投げ、7安打4失点だった。3四球1死球と制球が定まらず、失点につながった。
「ボールが多く、リズムが悪かった。コントロールが全然ダメ。こういうチャンスをもらったのに本当に悔しいです。本当に申し訳ありません」と反省の言葉を並べた。
ロッテ今江敏晃内野手（31）が先制打を放った。
1回1死一、三塁でソフトバンク先発スタンリッジのツーシームを流し打ち。右翼線へ落ちる適時二塁打を放った。
「昨日、良い流れで開幕戦を勝つことができたので、今日も初回から良い流れを作ることができてよかった。チャンスで4番の仕事ができました。（先発の）チェンも緊張していたから、彼のためにも大きな先制点になりましたね」と話した。
ロッテのイ・デウン投手（26）が28日、来日初登板へ意気込んだ。
29日のソフトバンク戦に先発する。オープン戦では好調を維持していた。ヤフオクドームで前日の練習を終えると、「自分の投球をして頑張ります。とにかく、シーズンに入ってやるしかない」と話した。
視線を落としながら、三塁ベンチに戻った。千葉ロッテのチェンは5回途中、被安打7の4失点。日本語で「すいませんでした」と、か細く声を絞り出す。自身2試合目の1軍登板だった左腕にとって、糧にしなくてはいけない63球となった。
開幕を白星で飾った前日も、安打数は相手の方が多かった。落合投手コーチは「打たれる分にはいい。つなげられないことだけ意識すれば」と登板前に願っていた。「中村への四球は1番駄目」と背番号49が反省する。2−3の5回。先頭の本多に中前打を許すと、中村晃には立て続けにボール4つ。簡単に歩かせると、続く柳田には初球の死球。ベンチの我慢も限界に達し、ここで降板となった。
完全な自滅。伊東監督は「四球とか絡んだ。心配していた制球（の課題）が出た」と振り返った。直球は130キロ台後半と、特別すごみはない。変化球を交えて緩急をつけて打たせていくのが身上。内川に逆転の2点右前打を浴びた3回も、2死からの四球で中軸に回してしまった。
ニコニコと明るい笑顔が絶えない、来日5年目の台湾出身の24歳。DeNAからテスト入団し、開幕ローテ入りをつかんだ。まだ始まったばかり。指揮官は「初めての経験だから、よく投げた。いい経験をした。次につなげてくれれば」と今後に期待した。
ドラフト2位ルーキーの田中英祐投手（京都大学出身）が明日3月29日のイースタン・横浜DeNA戦（ロッテ浦和・13時試合開始）にて公式戦初登板初先発をすることになった。
田中は登板前の意気込みを聞かれ、「ブルペンでの感じはとてもいいです。今のいい感じの通りに打者に対して投げて、どこまでしっかりと勝負できるかが、テーマです。いけるところまで頑張りたいと思います」とコメントした。
ここまで田中は練習試合、オープン戦を含む3試合で登板をして、8イニング、被安打10、被本塁打1、3四死球、7奪三振、5失点で、防御率4.50の成績を残している。今回はいよいよ公式戦でのデビュー戦とあって注目が集まっている。