わたしはかもめ2015年鴎の便り(5月)

便

5月6日

福岡ソフトバンク4−7千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテが試合をひっくり返した。1点を追う6回にクルーズの2試合連続の7号ソロで同点。7回に井口の適時打で勝ち越し、クルーズの2点二塁打など計4点を挙げた。涌井は7回2失点で4勝目。ソフトバンクは連勝が3で止まった。

123456789R
千葉ロッテ1000014107
福岡ソフトバンク1000100204

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ロッテ4番クルーズ、デスパイネのおかわり3打点[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)は喜びを隠さなかった。不振のデスパイネに代わり、4番を務め3打点。「興奮しているよ」と喜んだ。6回、ソフトバンク武田のスライダーを左翼ホームランテラスに放り込む7号同点ソロ。井口の適時二塁打で1点を勝ち越した7回は、なお1死満塁で森のフォークを左翼線二塁打とし、2点を加え突き放した。狙った球を確実に捉え、連敗ストップに大きく貢献した。

来日1年目の昨季、16本塁打と61打点はチームトップ。ただ打率は2割3分8厘で、守備の人のイメージが強かった。今季は早くも31打点。去年の半分を超えた。得点圏打率は4割を超える。「日本の投手を覚えたのが大きい」という。配球を読むタイプ。蓄積がものをいっている。実は、お手本がいる。日本ハム中田だ。「彼のバッティングが好きなんだ。大きなスイングなのに打ち遅れない」。前カードは、その日本ハムが相手。敵の主砲の打撃にも目をやり、参考にした。1年で学んだのは、相手投手だけではなかった。

前日までの2連敗は、いずれも1点差負け。あと1本が出ない展開だった。デスパイネを外し、打線を変えた伊東勤監督(52)も「クルーズが良いところで打ってくれた。4番を意識しないで今の打撃を心掛けてくれれば結果は出る」とねぎらった。西武中村が5打点を挙げたためリーグトップの座は譲ったが、本人は「打点のタイトルより、チームの優勝だよ」。格好良く、9連戦を終えた。

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ロッテ今江、「バットの先だったけど」先制打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(31)が先制打を放った。

1回、ソフトバンク先発の武田を攻め、1死満塁をつくった。ここで今江が低めのカーブを捉え、中前に落とした。

1点を奪い「先制のチャンスだったので何とかしたい気持ちでした。バットの先だったけど、しっかり振り切ったので良いところに落ちてくれましたね」と話した。

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ロッテ井口が代打で適時二塁打「狙っていったよ」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(40)が代打で勝ち越し打を放った。

2−2の7回1死一、三塁で登場。ソフトバンク武田の初球の真っ直ぐを引っ張り、左翼線へ適時二塁打を放った。

「初球から積極的に甘いボールを狙っていったよ。(4打席凡退だった)昨日がね…。今日はいいところで使ってくれたから、何とかベンチの期待に応えられて良かった」と話した。

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ロッテ・クルーズ「興奮している」満塁で適時二塁打[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)のバットが止まらない。

6回の同点ソロに続き、3−2の7回1死満塁で、ソフトバンク森から左翼線に2点適時二塁打を放った。

「自分でも興奮しているよ。ストレートのタイミングで打ちにいったんだけど、うまくフォークに対応できた」と喜んだ。

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ロッテ・クルーズ、デスパ代役4番で同点テラス弾[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が同点の7号ソロを放った。

1−2の6回1死で、ソフトバンク武田の甘く入ったスライダーを捉えた。ライナーで左翼のホームランテラスに放り込んだ。

不振でスタメンを外れたデスパイネに代わり、4番に起用された。期待に応え「センター返しを狙っていったんだけど、自分でも何でホームランになったか分からない。今の良い状態が自分でも何でか分からない。しっかり球を捉えることができている結果だね。ツギモガンバリマス」と話した。

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ロッテ涌井「好きな球場」ヤフオクDで8年間無敗6連勝[スポニチ]

ロッテのエース涌井が、得意のヤフオクドームでチームの連敗を2で止めた。初回に1点を失ったが、140キロ台中盤の直球を軸に7回6安打2失点(自責1)の力投でチームトップタイの4勝目。

8三振を奪い「勝ててよかった。(5月に入って)石川とイ・デウンで落としていた。(自分も)負けたらやばい状況だなと思っていたので」と胸を張った。

3月27日の今季開幕戦でも投げたヤフオクドームとの相性は抜群。西武時代の08年から6連勝となり「好きな球場。マウンドからの景色とか、傾斜(の角度)とかね」。他球場よりも傾斜がきつく、硬いといわれるマウンドが8年間無敗の要因だ。チームは2連敗中で5日は延長11回で痛恨のサヨナラ負けを喫していただけに、エースの快投で9連戦を勝利で締めくくって重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。

井口
「いいところで使ってもらったので、甘い球を積極的に狙った結果。チームの雰囲気も重かったので、期待に応えられてよかった。」(7回1死一、三塁に代打で決勝打となる左翼線への適時二塁打)
クルーズ
「しっかりタイミングが取れている。自分の打点よりチームが勝てたことが嬉しいよ。」(6回の7号ソロを含む3安打をマークし2試合連続の3打点)

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ロッテ、打順入れ替え成功、伊東監督「勝って終わって良かった」[スポニチ]

打順を入れ替えたロッテが2−2の7回に4点を勝ち越した。伊東監督は「勝って終わって良かった」と3連戦3連敗を免れて安堵した。

1死一、三塁で先発を外れた井口が代打で出て、左翼線に適時二塁打。「いい場面でつなげてくれた」と周囲に感謝した。四球を挟み、デスパイネに代わって4番に入ったクルーズも2点二塁打。1−2の6回には同点とするソロを放った4番打者は「結果が出ているので(好調を)このまま続けたい」と言った。

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涌井、鷹の主軸から圧巻の6Kで4勝目[デイリー]

力でねじ伏せ、連敗を止めた。ロッテのエース涌井が7回2失点。右腕の力投が、借金が膨れつつあったチームの苦境を救った。

「普通です。いつも通りでした」。涼しい表情で振り返った背番号16。持ち味の直球のキレが抜群だからこそ、カーブも効果的に生きた。柳田、李大浩、松田の強打者3人から計6奪三振。強力打線を黙らせた。

若手投手陣の“教材”になっている涌井。前回登板では、ベンチ入りしていたドラフト2位・田中(京大)も熱視線を送っていた。落合投手コーチは「立ち振る舞いが堂々としている。見本になる投手」とたたえ、「(涌井の投球を見て)みんなもっと刺激を受けなきゃいけないよね」と奮起を促した。

移籍1年目の昨季は8勝12敗。「去年は投げながら、どこか不安があった。今年は楽しんで投げようと思っている」と涌井。これで今季4勝3敗と勝ち星が先行。「自分が貯金をしっかりつくっていかないとダメ」。そこにはエースの自覚しかなかった。

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ロッテ・涌井、エースの責任感「3人が負けたらチームがやばい」[サンスポ]

ロッテの涌井が7回2失点(自責点1)で4勝目を挙げた。先発陣を引っ張ってきたイ・デウンが1日、石川が4日に黒星を喫しており「3人が(続けて)負けたらチームがやばい」とエースの責任感を見せた。

140キロ台中盤の速球に切れがあり、カーブとの緩急も生きた。走者を出しても粘り強く投げ、落合投手コーチは「マウンド上での立ち振る舞いがいい。堂々としている」と褒めた。

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ロッテ、デスパイネ外し連敗止める、伊東監督「勝って終わって良かった」[サンスポ]

打順を入れ替えたロッテが2−2の7回に4点を勝ち越した。伊東監督は「勝って終わって良かった」と3連戦3連敗を免れて安堵した。

1死一、三塁で先発を外れた井口が代打で出て、左翼線に適時二塁打。「いい場面でつなげてくれた」と周囲に感謝した。四球を挟み、デスパイネに代わって4番に入ったクルーズも2点二塁打。1−2の6回には同点とするソロを放った4番打者は「結果が出ているので(好調を)このまま続けたい」と言った。

今江
「バットの先だったけど、しっかりと振り切ったのでいいところに落ちてくれた。」(1回に先制打)

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