わたしはかもめ2015年鴎の便り(5月)

便

5月9日

千葉ロッテ10−2埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが今季初の2桁得点で逆転勝ち。0−2の4回に鈴木の2点二塁打で追い付き、田村の犠飛で勝ち越した。6回は田村の2点適時打などで3点を加え、7、8回はデスパイネ、清田の2ランで加点。西武は連勝が7で止まった。

123456789R
埼玉西武0002000002
千葉ロッテ00030322x10
伊東監督
「先発がゲームを作ってくれればこういう形になります。十分に戦力になります。」(古谷が今季初登板で好投し勝利)

◇ロッテ、12安打10得点で西武特急止めた!古谷が今季初白星

ロッテが12安打10得点と打線が爆発して7連勝中の西武に大勝した。

4回に2点を先制されたロッテはその裏、2本の安打と四球で1死満塁とすると、鈴木の右中間への2点適時二塁打で同点。続く田村も中犠飛を放ち、この回一気に逆転に成功した。6回には2本の適時打でリードを広げると、終盤には7回にデスパイネの3号2ラン、8回には清田の3号2ランがそれぞれ飛び出して試合にダメを押した。

先発は今季初登板の古谷。4安打2失点で5回を投げ切り、昨年7月22日のソフトバンク戦以来となる白星を手にした。

13年9月以来の8連勝とはならなかった西武は先発の野上が4回0/3を5安打3失点で降板。3回まで2安打無得点の投球も4回に崩れて2敗目を喫した。打線は4回にメヒアの5号2ランで先制したものの、5回以降は3安打無得点とロッテ救援陣を攻めあぐねた。

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“必殺仕事人”田村「仕返し」3点打[報知]

お立ち台で流れたのは「必殺仕事人」のテーマ。ファンの間では、この曲イコール田村と浸透している。「僕が打ったら、打線も楽になると思う。昨日(9失点で)やられた分の仕返しはできたかな」。決勝犠飛を含む3打点の仕事で、ロッテを今季初の2ケタ得点へと導いた。

バットもリードもさえた。4回、同点としてなおも1死二、三塁から勝ち越し中犠飛。6回1死二、三塁では左翼へ貴重な2点打を決めた。女房役としても好調の西武打線をメヒアの2ランだけにとどめ、今季初先発の古谷に白星をつけた。

1学年下の“ライバル”に借りを返した。前夜(8日)の同カードは、12年春夏の甲子園の決勝で戦った西武・森の本塁打などで大敗。「(森は)本当にすごい。でも、自分はできることをするだけ」。その森を、この日は内野安打の1本だけに封じた。

吉田とスタメンマスクを争う立場だが、仕事人の意識は明確だ。「僕が(マスクを)かぶらないと始まらないので、頑張ります」。3年目の20歳は、お立ち台でそう言って大拍手を浴びた。

田村と森
12年の甲子園大会は、田村が主軸の光星学院(青森=現八戸学院光星)と、2年生だった森とエース・藤浪(現阪神)のバッテリーを擁する大阪桐蔭が春夏ともに決勝で対決。結果は大阪桐蔭が春夏連覇を達成、敗れた光星学院は3季連続準Vだった。その後に行われた18U世界選手権(韓国)では、ともに日本代表に選出されている。
田村龍弘(たむら・たつひろ)
1994年5月13日、大阪狭山市生まれ。20歳。光星学院では1年春からレギュラーで、甲子園は11年夏から3季連続準優勝。12年のドラフト3位でロッテ入団。昨季は50試合に出場した。174センチ、80キロ。右投右打。年俸1260万円(推定)。

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ロッテ古谷1勝、33歳救世主「微力ながら頑張る」[ニッカン]

33歳ベテランが投手陣の危機を救った。ロッテ古谷拓哉投手(33)が今季初登板初先発で5回を投げ、メヒアの1発による2失点に抑えて初勝利を挙げた。1回に守りで失策が出ても動じない。攻撃でも無死一、三塁の好機に無得点に終わったが意に介さない。黙々と2回、3回と3者凡退に退け試合を作っていった。お立ち台では「微力ながら頑張っていきます」と控えめ宣言でファンを笑わせた。

5月に入り7試合中3試合が序盤で大量失点し、イ・デウン、藤岡、チェンが次々に2軍落ち。開幕ローテで残っているのが涌井、石川だけという惨状に、伊東監督は「3回でいいから抑えて、試合を壊さないでくれ」と、期待値を限界まで下げる非常事態だった。だから試合後「先発がゲームを作ってくれればこういう形になります。十分に戦力になります」と救世主を評価した。

古谷は右ふくらはぎをつり5回で降板したが、チームの逆転を呼び、中継ぎ陣にいい流れでバトンを渡した。オフにノーワインドアップからセットに変えたが、対打者でしっくりくるまで時間を要した。「ようやく落ち着いて打者を見ながら投球ができるようになった。でもまだ1試合です」。投手陣最年長らしく、浮かれることなく足元を見詰めていた。

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ロッテ古谷、初登板、初先発、初勝利、田村のおかげ[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(33)が今季初登板初先発で初勝利を挙げた。

右ふくらはぎがつり5回でマウンドを降りたが、メヒアの1発による2失点に抑えた。味方のエラーにも慌てず、好機で無得点に終わっても動じず淡々と投げ続け試合を作っていった。2、3回と3者凡退に抑えて攻撃のリズムも作って逆転を呼び、中継ぎにいい形でバトンを渡した。

お立ち台では田村の攻守にわたる援護をたたえた。「田村が投打に、あっ、投打じゃないや」と言い間違えて爆笑を呼んだ。「田村が打ってくれたし守ってくれた」と言い直して感謝。オフに行ったフォームのマイナーチェンジに時間がかかって出遅れたが、1ヶ月遅れでようやく開幕。「自分としては早かったと思う」と、焦ることなく巻き返しを誓っていた。

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ロッテ・田村“因縁”森退治&3打点[デイリー]

巧守で躍動したロッテ・田村の顔が自信に満ちていた。バットで3打点。女房役として中村、森らが居並ぶ強力西武打線を6安打に抑え、連勝を止めた。

「8番の僕が打てば、打線はだいぶラクになるでしょう」。田村はニンマリした。同点とした4回に勝ち越しの中犠飛。6回には2点左前適時打で勝利を決定づけた。

リードもさえた。前夜は先発マスクを吉田に譲ったが、ベンチで西武打線を徹底的に観察。「打者の特徴を分析しながら見ていた。やり返すことができた」と白い歯を見せた。

絶好調の西武・森は1学年下で、2012年の春夏甲子園決勝で対戦。捕手で大阪出身と共通点も多く、小学校時代には近所に住み、一緒に川遊びをしたことも。そんな“因縁”の相手に、「向こうの方がすごい。でも自分もいい仕事ができた」と存在感を顕示した。

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ロッテ、初登板の10年目古谷が1勝[デイリー]

6回は1死二、三塁から田村の左前2点適時打と清田の左中間適時二塁打で3点、7回はデスパイネの左中越え3号2ランで2点を追加。8回には清田の左中越え3号2ランでダメを押した。

今季初登板の先発・古谷が5回4安打2失点で1勝目を挙げた。

本拠地でのお立ち台には、古谷、鈴木、田村の3人が上がった。プロ10年目の33歳・古谷は「2軍でやっていた時からしっかりやりました。相手は勢いのあるチームですが、自分のピッチングをひたすらやるだけだと思いました。(捕手の)田村が投打…じゃなくて打って守ってくれ、リリーフ陣も良く守ってくれました。(次回以降も)微力ながら頑張ります」と“ボケ”ながらのコメントで場内を和ませた。

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ロッテ田村、友人のレオ森よ見たか!正捕手アピール3打点[スポニチ]

明るいキャラが、お立ち台で映える。「(2点適時打は)飛んでくれた所が良かった。神様に感謝します」。殊勝な言葉もロッテ・田村の口から出ると観客の笑いを誘う。今季初の2桁10得点で快勝。試合を決めたのは田村の3打点だった。

同点の4回1死二、三塁で勝ち越しの中犠飛。1点リードの6回1死二、三塁では岩尾が投じた135キロのフォークをはじき返し、試合を決める左前2点適時打を放った。

捕手としても4投手を好リードした。3−2の6回2死一塁。前夜、特大弾を浴びた森を打席に迎えた。一度間を取ってマウンドで大谷と打ち合わせ、フルカウントから中飛に打ち取る。打球は予想以上に伸びたがフェンス際で岡田が好捕。田村は「あそこまで打った森を褒めたい」と相手の実力を認めながらも「試合を動かす場面」と勝敗のポイントに挙げた。

1歳下の森は同じ大阪出身で中学からの友人。青森・光星学院時代には甲子園の決勝で12年春夏と2度も、森を擁する大阪桐蔭に敗れた。「あいつの(打撃の)力は認めている。凄い ので争うつもりはない」とライバル関係は否定したが、5月は7戦4発だった19歳を内野安打1本に抑えた。

物おじしない性格は、この日先発したチーム投手最年長33歳の古谷からも「自分の考えを持ってる」と信頼される。伊東監督も「古谷の良いところを引き出した」と称えた。

高校では2年で4番を張ったスラッガーだが森とは対照的に今は捕手に徹する。ここまで先発マスク20試合はチーム最多。ロッテで最も正捕手に近い男は「僕が(マスクを)かぶらないと始まらない」と言った。 その時だけは引き締まった顔をしていた。

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ロッテ・田村&西武・森、12年春夏甲子園決勝で激突[スポニチ]

◇12年センバツ決勝

青森・光星学院の田村は「3番・捕手」で先発出場し、大阪桐蔭の藤浪(現阪神)から3安打と気を吐いたが、3−7で敗戦。藤浪は12安打を浴びながらも完投勝利。森は「1番・捕手」で3打数無安打1打点だった。

◇12年夏の選手権決勝

藤浪の前に2安打に抑えられ零敗。3季連続準優勝は史上初だった。田村は「3番・捕手」で出場し、9回に意地の中前打を放ち4打数1安打。森は「1番・捕手」で4打数1安打だった。

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ロッテ古谷、今季初勝利「2軍でやってきたことが出せた」[スポニチ]

今季初先発のロッテ古谷が5回を4安打2失点に抑え、初勝利を挙げた。4回はメヒアに2ランを浴びたが、低めを丁寧に突く投球で崩れなかった。

右ふくらはぎがつり、5回でマウンドを降りたが「2軍でやってきたことが出せた」と笑顔。星や科学が大好きな左腕は初登板にも「生きているだけで楽しいと思えば緊張しない」と哲学的なコメントを残した。

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投打かみ合いロッテ大勝!キャプテン鈴木「これを弾みに…」[スポニチ]

ロッテの投打がガッチリとかみ合い、7連勝中の西武に勝利を収めた。

4回に2点を先制されたロッテはすぐその裏に鈴木の2点適時打で同点とすると、続く田村の犠飛で逆転。6回に2本の適時打でリードを広げると、7回にはデスパイネの3号2ラン、8回には清田の3号2ランが飛び出し、試合にダメを押した。投げては今季初登板となった先発の古谷が5回4安打2失点としっかり試合をつくって昨年7月22日のソフトバンク戦以来となる白星を手にした。

同点打の鈴木は「何とかバットに当てた。自分が1番嬉しくて覚えていない」と興奮気味に4回の打席を語りながらもキャプテンらしくすぐに冷静さを取り戻し、「連勝中の西武を倒せたので、これを弾みに勝っていきたい」とファンの前で今後のチームの躍進を誓った。

勝ち越しの犠飛に加え、6回にも2点適時打でこの日3打点の活躍を見せた田村は「(打球が)飛んでくれたところがよかっただけ」と打撃の方は謙遜しながらも、チーム内でレギュラー争いが激しい守備に関しては「僕が(マスクを)被らないと始まらない」とキャプテンに負けないくらいの力強いコメントを残した。

この日が自身の“開幕戦”となった古谷は「2軍でやってきたことをしっかり出して、自分の投球をしようと思った」と試合での91球を振り返ると、自身を援護し、一緒にお立ち台に上がった鈴木と田村の2選手とは対照的に「微力ながら頑張ります」と控えめな言葉で周囲の笑いを誘っていた。

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ロッテ「天才バカボン」とコラボTシャツ[スポニチ]

ロッテが9日、「天才バカボン」とのコラボTシャツを発売した。

これまで「ビックリマン」、「ハローキティ」、「ふなっしー」を始めとしたコラボグッズを次々とリリースしてきたが、マリーンズファミリーに新たな“一員”が仲間入りした。バカボンのパパが「ゴールデンイヤーなのだ!!」とコメントしたイラストがプリントされている。

サイズはS、M、L、フリーの4種類で、定価は税込3240円。

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ロッテ・クルーズ、歯の治療で先発から外れる[スポニチ]

ロッテのクルーズが歯の治療のため9日の西武戦での先発メンバーから外れた。

試合前のシートノックにも姿が見られなかったクルーズの代わりに、二塁には大嶺翔が入り、前日8日に座っていた4番には指名打者でデスパイネが名を連ねた。

現在7連勝中の首位・西武を相手にロッテはチーム最多の7本塁打をマークしている主砲・クルーズ抜きでの戦いを強いられることになった。

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ロッテ・田村、幼なじみ・森の前でV犠飛&好リード![サンスポ]

ロッテの3年目の田村(光星学院=現八戸学院光星=高出)が4回に勝ち越し中犠飛、6回にも2点左前打を放って3打点。守っては好リードで先発・古谷を初勝利に導いた。同じ大阪出身の1学年下で仲がいい西武・森の前で活躍し「森とは、小学生の頃に川で遊んだり兄弟のような感じ。(実力を)認めているし、争うつもりはない」と謙遜した。

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ロッテ・古谷、今季初登板で白星「低めに丁寧にいこうと」[サンスポ]

先発で今季初登板したロッテの古谷が5回を2失点にまとめ、白星を手にした。強打者の並ぶ西武打線相手に「低めに丁寧にいこうという気持ちはあった。力みにつながらずにできた」と充実感をにじませた。

33歳だが、チームの投手陣では最年長。キャンプは2軍スタートだったものの「戦力になれていないのは悔しい部分だけど、必ずチャンスはくる。しっかり力をつけようと思っていた」と振り返る。その気持ちを好結果につなげ「安定して自分の球を投げられるようになってきた」と笑みを浮かべた。

鈴木
「ずっと結果が出ていなかったので、とにかく必死だった。取られた後にすぐ取れたので良かった。」(4回に同点の2点二塁打)
清田
「点差も離れていたし、2死一塁だったので思い切り振ろうと思った。」(8−2の8回に3号2ラン)

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ロッテ、「天才バカボン」とのコラボTシャツを販売開始[サンスポ]

ロッテが9日、人気アニメ「天才バカボン」とのコラボTシャツを、マリーンズ・ストア各店にて販売開始した。

デザインは白地と黒地の2種類。サイズはS、M、L、フリーの4種類で定価は3240円(税込)。胸にはバカボンのパパが「ゴールデンイヤーなのだ!!」とコメントしているイラストがプリントされている。

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今季初の2桁得点[千葉日報]

◇清田猛打賞

千葉ロッテの清田が、本塁打を含む3安打3打点の活躍で今季初の猛打賞をマークした。

8−2の8回には「点差が離れていて2アウトだったので、思い切り振った」と左中間へ今季3号となる2ラン。今季初の2桁得点をチームに、もたらした。

前日は2打席で交代していた。「今日は最後まで出たい気持ちだった」と納得顔をみせた。

◇古谷、今季初登板勝利

ベテランが勝利への道筋をしっかりと描いた。千葉ロッテ・古谷が5回2失点で今季初登板勝利。メヒアに2ランを浴びたが「低めに丁寧に投げていこうと思った。力みにつながらず、いい形で投げられた」とうなずいた。

先発陣が早々に打ち込まれる展開が続いていた中で、投手陣最年長が力投を披露した。33歳の左腕は「(1軍の)戦力になれないのは悔しかったが、チャンスは必ずくると焦らずやってきた。シーズンは長い」と落ち着いた表情で話した。

◇打って守って快勝演出、田村

久しぶりに千葉ロッテは、投打ががっちりかみ合った。打って、守って−。扇の要、20歳の田村が爽快な勝利を演出した。

4回に勝ち越しの中犠飛を放つと、1点リードの6回だった。1死二、三塁から、2番手岩尾のフォークボールを捉えて三遊間を破る2点適時打。「飛んでくれた所が良かった」と控えめだったが、7連勝中の西武を突き放す効果的な一打だった。

昨季の打率は1割5分6厘で「僕が打てば打線が楽になる」。下半身が伸び上がってしまう癖があるといい、右足を使えるように鍛錬を重ねている。助言をもらうのはコーチ陣にとどまらず、ベテランのサブローや福浦からも。「実戦に生かせて良かった」。2割5分の打率が成長を示す。

捕手としても、好リードした。先発古谷とは入念に相手の特長をすりあわせ。6回2死一塁で前日に本塁打を含む3本の長打を放っていた森を迎えた局面では「ゲームを動かす場所」と嗅ぎ取り、マウンドの大谷の元へ。好調な相手打線を本塁打による2点に抑え「昨日やられた仕返しはできた」と胸を張った。

ただ、続けていかなければ意味がない。チームは連勝が4月12、14日以来ない。お立ち台で「明日が大事」と言葉に力を込めた。

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