わたしはかもめ2015年鴎の便り(5月)

便

5月10日

千葉ロッテ11−1埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが先発全員の13安打11得点で大勝した。1回に角中の適時打、クルーズの3ランとデスパイネのソロで計5点を先制すると、その後も着実に加点した。大嶺祐が8回1失点で2勝目。西武は郭俊麟が立ち上がりに打ち込まれた。

123456789R
埼玉西武0000000101
千葉ロッテ50121200x11

◇助っ人がアベック弾

4月12、14日以来約1ヶ月ぶりに連勝した千葉ロッテ。「初回が全てでした」と伊東監督は勝負の分岐点を挙げた。大嶺祐がピンチをしのいだ直後に、2人の助っ人が放物線を描いた。

先頭清田から3連打で先制してなお一、三塁の好機。4番クルーズが2ボールからの3球目を振り抜くと、ライナー性の打球は伸びていき左翼席に飛び込んだ。捉えた外角のスライダーは、読みもばっちり。「真っ直ぐが来て、変化球が続いた。頭で考えたことが起こって、びっくりした」。

お立ち台で「めっちゃ痛い」と日本語で話してファンを笑わせたように、前日の試合を歯痛で欠場したメキシコ人は5月に入って5本目の本塁打。母国の母の日も5月10日だ。「初めて母の日に打てた。嬉しい」。

1死後にデスパイネが続いた。「しっかりタイミングも取れた」と高めの直球を仕留め、左翼席中段まで一直線に運んだ。キューバの主砲は試合前までの打率が2割5厘と低迷し6番に入ったが、これで2戦連発。「暑くなってきて、これから打ち出すと思う」と監督は上昇の気配を口にした。

6回は互いに二塁打を放ち、10点目をもたらした。リーグトップの打点を稼ぐ好調のクルーズに、デスパイネの状態も上がれば「破壊力があると思う」と伊東監督。反転攻勢のきっかけにするにはうってつけの大勝だ。

◇兄弟そろってお立ち台

嬉しい共演だった。千葉ロッテの大嶺兄弟が、初めてお立ち台にそろって上がった。兄の祐太は「こういう日が来ると思っていなかった」と喜びをかみしめた。

先発した祐太は1回に1死から3連続四球を与えて満塁のピンチを招いたが、メヒアに初球のスプリットを打たせて二ゴロ併殺で切り抜けた。「大きかった」とこれで乗っていき、2勝目。昨秋に肘を痛め出遅れていた右腕は、過去2度の先発は5回で降板していた。8回を投げて「すごく自信になった」と表情を緩めた。

その二ゴロを処理した弟の翔太は、3回に変化球を拾い上げて左前適時打で兄を援護。試合前に伊東監督から「最後のチャンス」と言われており、今季初の適時打に「気持ちで打った」と胸をなで下ろしていた。

◇福浦、4回に2点打

千葉ロッテの福浦が4回に2点適時打。2死満塁の好機で、外角直球を逆らわずにはじき返すと、打球は三遊間を破った。「外のボールをレフト方向へしか狙っていなかった」と手応えを口にした。

4月下旬に手術を受けた尿管結石と発熱のため、今カードから1軍に復帰していた習志野高出身の39歳。「いつもこの日は天国のおふくろが打たせてくれる。今年も元気な姿を見せられて良かった」としみじみ話した。

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ロッテ大嶺兄弟で連勝、祐太8回1失点&翔太適時打[ニッカン]

ロッテの大嶺兄弟が勝利をもたらした。兄祐太投手(26)が8回4安打1失点なら、弟翔太内野手(23)は適時打に好守。初めて同時にスタメン出場し、そのまま初のお立ち台そろい踏みだ。兄は1回、1死から3四球でピンチを招いたが、西武メヒアを二ゴロ併殺。打球を処理したのが、弟だった。「エラーしたら困ると思ったのですが、良かったです」とちゃかせば、弟は「僕のところに打たせてくるなと思っていました」。絶妙な掛け合いで、ファンを沸かせた。

ともに与えられたチャンスをものにした。昨秋に右肘を痛めた兄は開幕2軍。当初は中継ぎだったが、これで先発2勝目だ。故障明けのため、めどは5回または100球も、初回をしのぎ8回までいった。「スタミナは今も不安。でも、自信になる」。最後は右足をつったが、文句なしの好投だった。弟は前日は3打席凡退。練習中、伊東監督に「最後のチャンスだ」と送り出された。3回2死満塁、岩尾の低めスライダーを左前にしぶとく運び「気持ちです」と胸を張った。

沖縄・石垣出身の2人。島には、育ててくれた祖母の孝子さんがいる。母の日にそろって活躍し、チームは4月14日以来の2連勝。兄弟は「喜んでくれたと思う」と声をそろえた。

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ロッテ・クルーズ弾、歯痛鎮まり「ダイジョウブ」[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)がファンを安心させた。

打撃好調だが、前日は歯が痛み、スタメンを外れた。この日は元気に4番に復帰。1回に8号3ランを放ち、勝利に貢献した。

お立ち台でインタビュアーから歯の心配をされると、「イエスタデー、メッチャ、イタイ。トゥデー、ダイジョウブ」と答え、スタンドを沸かせた。

数週間前に右奥歯が折れ、治療が続いていた。前日は、あまりの痛みに寝不足気味で、食事も少ししか食べられなかった。バットで不安を一蹴し、「僕の歯はメキシコ産だから、治療に時間がかかるのかな」とジョークも飛び出した。

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ロッテ大嶺兄弟、初スタメン&お立ち台そろい踏み[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(26)が8回4安打1失点で2勝目を挙げた。

1回のピンチで踏ん張った。1死から3四球で塁を埋めたが、「腕が振れていなかった。コースよりも、とにかく低めに」とスプリットを投げ、初球でメヒアを二ゴロ併殺に仕留めた。その裏、打線が5点の援護。2回からは大きなピンチもなく、8回まで投げた。

お立ち台には、適時打の弟翔太(23)と一緒に呼ばれた。兄弟でスタメン出場は初めてだったが、お立ち台そろい踏みも初めて。兄は「初回、どうなるかと思いましたが、うまく切り抜けられました。(兄弟でのお立ち台には)こういう日が来るとは思っていなかった。今日は、すごく嬉しいです」と笑顔で話した。

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ロッテ伊東監督「初回が全て」1ヶ月ぶり連勝[ニッカン]

ロッテが4月14日以来となる2連勝を果たした。

投打がかみ合った。先発大嶺祐が8回4安打1失点で2勝目。初回に1死満塁を招いたが、そこで西武メヒアを二ゴロ併殺に仕留めたのが大きかった。

打線は初回から爆発。角中の先制右前打に続き、クルーズの8号3ランとデスパイネの4号ソロで5点を挙げた。その後も小刻みに加点し、今季初の2試合連続2ケタ得点となる11点を奪った。

約1ヶ月ぶりの連勝に、伊東勤監督(52)は「そんなになるの?そこまで頭が回らなかった」。試合については「初回、どうなるかと思ったけど、併殺で0点。その裏、(1番の)清田のヒットを足がかりに連打が出た。初回が全てでした」と振り返った。

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ロッテ先制パンチ、1回5点クルーズ&デスパイネ弾[ニッカン]

ロッテが1回、西武郭を攻め、大量5点を奪った。

まずは、無死一、二塁で角中勝也外野手(27)が右前に先制打。「昨日も初回にチャンスが回ってきたけど、打てずに先制できなかったので、今日は何とか自分のバットで先制したかった。今日は母の日。いいプレゼントができました」と喜んだ。

その後は1発攻勢が続いた。次打者のルイス・クルーズ内野手(31)が左翼へ8号3ラン。スライダーを捉え「ストレートの後だったから変化球が来ると思って狙っていた。読み通りのバッティング。いいシチュエーションだったし、その場面でいいバッティングができたね」と胸を張った。

さらに1死後、アルフレド・デスパイネ外野手(28)が左翼へ4号ソロで、この回5点目。直球を振り抜いた。「ずっとストレートが打ててなかったけど、やっと打つことができたね。しっかりタイミングも取れて、捉えることができたから、よく飛んでくれた。このホームランで、デスパいい〜ねカクテルが半額!それは、デスパいい〜ね!!」と、球場内で販売されている自身の名を冠したドリンクの宣伝を忘れなかった。

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福浦「天国のおふくろが打たせてくれる」2点適時打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(39)が2点適時打を放った。

6−0の4回2死満塁で、西武岡本篤から左前打を放ち2点を加えた。「外のボールをレフト方向へしか狙っていなかった。今日は母の日。自分には特別な思いがある。いつもこの日は打たせてもらっている。天国のおふくろが打たせてくれる。今年も元気な姿を見せられて良かった。あとはこのままチームの勝利を届けられたらいいね」と、母の日で放ったタイムリーに感慨深げだった。

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ロッテ大嶺翔、スタメン起用に応えタイムリー[ニッカン]

ロッテ大嶺翔太内野手(23)が起用に応えた。

「9番二塁」でスタメン出場。5−0の3回2死満塁で西武岩尾から左前打を放ち、6点目を加えた。低めのスライダーをすくい上げた。「スタメンで起用してもらっているので、何とかベンチの期待に応えようと必死です。必死に食らいつきました。良い援護ができましたね」と話した。

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ロッテがマリンで働くスタッフ9人を表彰[ニッカン]

ロッテ山室球団社長が10日、QVCマリンで働くスタッフ9人を表彰した。

今季から「おもてなしプロジェクトチーム」を発足。球場内の案内スタッフから警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を再徹底し、職員が開場時に出迎えのハイタッチを行うなど、おもてなしの意識改革に取り組んでいる。

スタッフの中で、4月度のベストクルー9人を表彰した。明るい接客で、球場の雰囲気作りに貢献した点が評価された。今後も、毎月の表彰を続ける。

山室社長は「ファンの方にも、球場の雰囲気が変わったと、お褒めの言葉をいただいている。継続していきたい」と話した。

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ロッテ大嶺兄弟で連勝!2人でお立ち台[デイリー]

お立ち台に並んだロッテの大嶺兄弟は、照れくさそうに笑った。そろってスタメンに名を連ねるのが初なら、一緒にヒーローインタビューを受けるのも初めて。兄・祐太は「こんな日が来ると思わなかった」と感慨を口にした。

兄のピンチを、弟が救った。初回、1死から3連続四球で満塁。大量失点も覚悟した場面で、翔太が二ゴロ併殺でアシストした。「翔太がエラーしたら困ると思ったので良かった」と笑わせたが、その後は落ち着いて8回1失点。弟は3回に適時打を放ち「援護できて良かった」と兄をチラリと見やった。

母の日。育ててくれた祖母・孝子さんへ何よりの贈り物になる。石垣の実家へ電話を欠かさない2人。「ばあちゃんや島の人たちに、またこういう姿を見せたい」と翔太。孝行息子の力が、チームに約1ヶ月ぶりの連勝をもたらした。

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ロッテ岡田、球場スタッフとの共闘誓う[デイリー]

ロッテは10日、4月度「QVCマリンおもてなしプロジェクト」月間表彰を行った。

今季から同プロジェクトを発足させ、球場内の案内スタッフや警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を再徹底し、「おもてなし」の意識改革に取り組んでいる。特に接客サービスの向上に努めたクルー(スタッフ)を毎月表彰。今回は第1回で、9人のクルーに山室晋也球団社長から表彰状が贈られた。

同社長は「お客さまからも、『球場の雰囲気が変わった』とお褒めの言葉を頂いた。働いている人たち全体で、最高のシーズンにするため、全員で頑張っていきましょう」とさらなる奮闘を促した。

選手会長の岡田幸文外野手も表彰に同席。「球場で働いてくださっているクルーの方々と一緒に、選手も1つ1つ頑張っていきたい。ともに戦っていきましょう」と声を掛けていた。

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大嶺祭りだ!兄弟そろって初お立ち台、毎年「母の日」は祖母に感謝[サンスポ]

ついに、兄弟でヒーローになった!ロッテは10日、西武8回戦(QVCマリン)に11−1で圧勝し、4月12、14日以来の2連勝を飾った。先発した大嶺祐太投手(26)が8回1失点で2勝目を挙げれば、「9番・二塁」で出場した弟・翔太内野手(23)が左前適時打と好守でアシスト。弟の入団から6年目にして、初めてそろってお立ち台に上がり、ファンの歓声を浴びた。

大嶺兄弟が、ついに本拠地のお立ち台をジャックした。9年目の兄・祐太は「こんな日が来るとは思っていなかった。すごく嬉しい」と目を丸くした。隣で6年目の弟・翔太は、茶目っ気たっぷりにスタンドを爆笑の渦に巻き込んだ。

「練習中、伊東監督から『最後のチャンスだ』と言われて必死だった。僕のところには打たせるなと思っていました」。

もちろんジョークだ。実際には弟が、兄の不安定な立ち上がりを救った。1回、祐太は3連続四球で一死満塁のピンチを招いた。メヒアの打球は二塁・翔太の足元へ。併殺を完成させた。

2回から祐太は軸足の右足に体重をしっかりと乗せて、上体が前に突っ込む悪癖を修正。「(右肘痛明けで)体力は不安だけど、4、5回でつぶれてもいいつもりで投げた」。8回に右内転筋がつるほどの力投。重量打線を8回4安打1失点に抑えた。

兄弟そろっての先発出場は初めて。弟は5点リードの3回2死満塁から左前適時打。8回の守備でも金子侑の痛烈なライナーを横っ飛びで好捕。石垣島で野球を始め、幼い頃からプロを目指して競い合った2人が夢の舞台で躍動した。

「先発(兄)が故障明けなのにしっかり試合を作ってくれた。ストライク先行で優位に立った」。

伊東監督はチームを約1ヶ月ぶりの連勝に導いた右腕をたたえた。重光オーナー代行の今季初観戦を白星で飾った。なかなか波に乗れないロッテを、兄弟の力で押し上げていく。

◇ありがとう、おばあちゃん

この日、球場では来場者全員に「お母さんありがとう」と記されたメッセージボードを配布した。大嶺翔はピンク色のリストバンドをしてプレー。兄弟は故郷・石垣島で、祖父母に育てられた。毎年母の日には祖母・孝子さんに電話で感謝を伝えており「ばあちゃんにもっと活躍する姿を見せたい」。兄の祐太は、登板後に必ず報告しているといい「いつも酔っ払っていて、勝っても『おめでとう』以外何を言っているか分からない」と苦笑いだった。

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ロッテ・クルーズ、家族の前で3打点「全国全てのお母さんに」[サンスポ]

歯痛明けのためDHで先発出場したロッテ・クルーズが、1回に左越え8号3ラン。34打点としてリーグトップに躍り出た。観戦した夫人のルリーさんら家族の前で4打数2安打3打点。大嶺兄弟とのヒーローインタビューでは「全国の全てのお母さんにささげたい」と話して場内を沸かせた。

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ロッテ・大嶺祐が2勝目「石垣島の人は喜んでくれたのでは」[サンスポ]

ロッテの大嶺祐は味方の大量点に守られ、8回1失点で2勝目を挙げた。1回に3連続四球で1死満塁のピンチを招いたが「あれが大きかった」と振り返ったようにメヒアを二ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けた。その後はストライクを先行させ、打たせて取った。

弟の大嶺翔が適時打を放ち、試合後はともにお立ち台へ。兄弟そろっての活躍でチームの約1ヶ月ぶりの連勝に貢献し「(故郷の)石垣島の人は喜んでくれたのでは」と話した。

大嶺翔
「監督に最後のチャンスと言われていた。気持ちで打った。」(3回に適時打)
クルーズ
「初めて母の日に本塁打を打てて嬉しい。」(1回に8号3ラン)
デスパイネ
「ずっと速球が打てていなかったが、やっと打てた。」(1回に4号ソロ)

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ロッテ大嶺兄弟、母の日に初の同時お立ち台、親代わり祖母孝行[スポニチ]

本拠地のQVCマリンから約2000キロ。ロッテの大嶺ブラザーズが、故郷・石垣島に住む家族に最高の恩返しをした。初めて一緒に上がったお立ち台。弟・翔太が入団してから6年目のことで、26歳の兄・祐太は「こんな日が来るとは思わなかったので、今日は凄く嬉しい」と喜びをかみしめた。23歳の翔太も「兄弟2人でいい姿を見せられたと思う」と照れくさそうに笑った。

公式戦では初の兄弟同時スタメン出場。先発した兄の背中越しで、弟・が二塁手としてバックを守った。祐太は初回、3四球でいきなり1死満塁のピンチを招いたが「あれが大きかった」とメヒアを二ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。さばいたのが翔太だった。5回1死一塁でも秋山を二ゴロ併殺。打っても3回2死満塁から左前に今季初適時打を放ち、力投を続ける兄を援護した。約1ヶ月前に右肘の炎症から本格復帰した祐太は、弟のサポートを受けながら今季最長の8回を投げ抜き、4安打1失点で今季2勝目を手にした。

母の日とあって、ともに幼少期から母親代わりに育ててくれた祖母・孝子さんの顔を思い浮かべながらグラウンドに立った。「きっと石垣島で喜んでくれているはず」。祐太は登板後に実家に電話をかけるのが日課。3日の日本ハム戦(QVCマリン)で今季初勝利を挙げた際も祖母に報告して喜ばせた。翔太も毎年、母の日に電話で感謝の気持ちを伝えている。この日もピンクのリストバンドに祖母への思いを込めた。「小さい頃から“短気は損気”と言われてきた。試合中もその言葉の通り、冷静にプレーするように心掛けている」。13年8月に結婚し、長女は今年9月で2歳になる。家庭を築いたことで、あらためて祖母への感謝の気持ちが強くなった。

兄弟そろっての活躍でチーム約1ヶ月ぶりの連勝に貢献。お立ち台では兄弟らしく息ピッタリの掛け合いだ。兄が「エラーは困るのでしっかり併殺にしてくれてよかった」と言えば、弟も「僕のところに打たせるなと思っていた」と突っ込む。仲睦まじい大嶺ブラザーズ。「初の共演」が母の日だったのはきっと偶然ではないはずだ。

◇プロ野球の兄弟選手

リー兄弟
兄・リーは77〜87年にロッテでプレーし77年に本塁打王。弟・レオンは78年から3球団10年間にわたって活躍。通算268本塁打。78〜82年に同じロッテに所属した。
松沼兄弟
アンダースローの兄・博久は愛称「兄やん」。79〜90年まで西武に所属し通算112勝。弟・雅之も同じ79年に西武入団。88年まで一緒にプレーした。兄やんに対して「おと松」と呼ばれた。
入来兄弟
兄・智は89年ドラフト6位で近鉄に入団。弟・祐作は97〜03年まで巨人でプレーし、99年に智が巨人に移籍したことで翌00年まで同じ球団でプレー。祐作は今季からソフトバンクの3軍投手コーチに就任。
新井兄弟
兄・貴浩は98年ドラフト6位で広島入団。08〜14年に阪神でプレーした。弟・良太は10年オフのトレードで中日から阪神移籍。11年から昨年まで兄弟でプレー。12年7月29日DeNA戦で兄弟アベック弾。

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ロッテ「CD砲」アベック弾、クルーズ34打点はリーグトップ[スポニチ]

ロッテのクルーズとデスパイネの「CD砲」が今季2度目のアベック弾で11得点の大勝に貢献した。

4番のクルーズは初回の左越え8号3ランを含む2安打3打点と大暴れ。34打点で日本ハムの中田を抜きリーグトップに躍り出た。母国メキシコも10日は母の日だそうで「初めて母の日に本塁打が打てた」と大喜びだ。6番のデスパイネも初回、2試合連発の4号ソロに「よく飛んだね」と納得の笑顔だった。

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大嶺兄弟の活躍でロッテ快勝!「こういう日が来るとは思わなかった」[スポニチ]

ロッテは打線が先発全員となる13安打で11得点、投げては先発の大嶺祐が8回1失点と好投を見せ、西武に快勝した。

初回にいきなり5安打を連ねて5得点を挙げたロッテ。角中の先制打後、チームトップの左越え8号3ランを放ったクルーズは「打った瞬間、いい感触だった。今日の勝利は全国の全てのお母さんに捧げたい」と母の日での一発に笑顔。3回にリードを広げる左前適時打を放った大嶺翔は「気持ちで打ちました」と自身今季初の適時打を振り返った。

大嶺祐は「こういう日が来るとは思わなかった」と、弟と共にお立ち台に上れたことに感慨深げ。「初回はどうなるかと思ったが、何とか切り抜けられたので頑張れた。(今季)5回以上を初めて投げたので、これからも長いイニングを投げられるようにしたい」と自身の投球を振り返り、今後に意気込んだ。

伊東監督も「初回、苦しんでいるところでダブルプレーで切り抜けられたのは大きかった。長いイニングを投げ、自信がついたと思う」とこの大嶺祐のコメントに同調。前日9日に続いての2桁得点を挙げた打線に関しては「(先頭の)清田からの3連打で得点できた。あの初回が全てだったね」と満足げに語っていた。

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ロッテ、おもてなし表彰、案内、飲食スタッフら9人[スポニチ]

ロッテは10日、QVCマリンで働くスタッフの表彰制度「おもてなしプロジェクト月間表彰」の4月度のベストクルー9人を表彰した。今季から「QVCマリンおもてなしプロジェクトチーム」を発足させ、球団職員だけでなく、球場内の案内スタッフ、警備員、飲食店販売員らすべてのスタッフに、接客の指導を再徹底。開場時にはスタッフが出迎えのハイタッチを行うなど、おもてなしの意識改革に取り組んできた。

今回は接客の明るさや球場の雰囲気作りに貢献した案内スタッフ2人、飲食スタッフ2人ら9人が表彰された。今後も月ごとに表彰を続けていく。表彰式には選手会長の岡田も出席し、ともにファンサービスの充実を図っていくことを再確認した。山室晋也球団社長は「これからも継続していきたい」と話した。

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大嶺兄弟、初のお立ち台共演!翔太適時打&祐太2勝[報知]

ロッテが大嶺兄弟の活躍で約1ヶ月ぶりの連勝を飾った。先発の兄・祐太は初回から飛ばして8回4安打1失点。二塁手の弟・翔太はダメ押し適時打と攻守で貢献した。沖縄・石垣島で生まれ育った3歳違いの兄弟は、お立ち台で初めて共演。1軍生き残りに燃える大嶺ブラザーズの必死な姿勢が、チームに今季初の本拠地連勝をもたらした。

兄は、素直になった。初めて弟と同時に上がったお立ち台。照れくさい気持ちを抑え、大嶺祐は本心を言葉にした。

祐太
「こういう日が来るとは思っていなかったので、今日はすごく嬉しいです。」

がむしゃらな兄弟が、ロッテに4月14日以来の連勝を呼び込んだ。先発不足で4月下旬からスターターに転向した大嶺祐は「4、5回でつぶれてもいい」と初回から夢中で全力投球した。3連続四球で招いた初回1死満塁。祈るようにスプリットを投じると、打球は二塁を守る大嶺翔の元へ転がった。「エラーしたら困る」。兄の思いに応え、弟は併殺を完成させた。

弟も、また必死だった。前日9日まで打率1割2分5厘。試合前、伊東監督から「最後のチャンスと思ってやれ」と告げられた。「できることやって、ダメなら一からやり直そう」。2軍と隣り合わせの一戦は、兄の登板日初のスタメン。運命を感じながら迎えた3回2死満塁、左前へ今季初適時打を運んだ。「気持ちで打ちました」と食らいつき、バットの先で拾い上げた。

この日は母の日。大嶺翔は祖母・孝子さんからの教え「短気は損気」を心に刻んで戦った。「僕はカッとしやすいので」。ピンクのリストバンドに思いを込め、冷静かつ情熱的にプレーした。試合後、祖父母に育てられた兄弟は、そろって祖母への感謝を口にした。

翔太
「2人でお世話になっているので、おばあちゃんにいい姿を見せられました。」
祐太
「抑えても打たれても、投げた日は電話しています。応援してくれる人達が、すごく喜んでくれるんじゃないかと思います。」

昨年12月、26歳の兄は言った。「自分が抑えて、弟が打って勝てれば最高です」。夢を現実にして、約2000キロ離れた石垣島へ届けた。兄弟に吹き付けた潮風は故郷と同じ香りがした。

大嶺祐太(おおみね・ゆうた)
1988年6月16日、沖縄・石垣市生まれ。26歳。八重山商工から06年高校生ドラフト1巡目でロッテ入団。184センチ、80キロ。右投左打。年俸1820万円。
大嶺翔太(おおみね・しょうた)
1991年9月17日、沖縄・石垣市生まれ。23歳。八重山商工から09年ドラフト3位でロッテ入団。180センチ、82キロ。右投右打。年俸620万円。

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「おもてなしプロジェクト」でベストクルー9人を表彰[報知]

ロッテは10日、QVCで4月度の「QVCマリンおもてなしプロジェクト」の月間表彰式を行った。プロジェクトチームの調査によって、案内係クルー、ファンサービスクルーら計9名が4月のベストクルーに選ばれた。

球団は今季から、同じ千葉県内にある東京ディズニーリゾートを手本に、接客力の強化を図る方針を打ち出している。表彰式に出席した山室球団社長は「最高のシーズンにするため、全員で頑張っていきましょう」と、さらなるサービス向上を呼びかけた。

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4月度、QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰を実施![千葉日報]

千葉ロッテマリーンズでは、今シーズンより「おもてなしプロジェクトチーム」を発足。球場内の案内スタッフから警備員、飲食業者、球団職員まで幅広く、接客に関する指導を再徹底し、職員が開場時にお出迎えのハイタッチを行うなどおもてなしの意識改革に取り組んできた。これを受けて試合前に4月度 QVCマリンおもてなしプロジェクト月間表彰を球場正面ロビーにて行った。表彰式には山室晋也球団社長、岡田選手会長が出席。該当クルーに表彰状を渡した。

ファンの方のご意見、周囲の声を集め、4月のベストクルーを9名を決定。案内クルー2名、飲食クルー2名、カスタマーセンタークルー1名、ファンサービスクルー1名、ストアクルー1名、チケット窓口クルー1名、カレッジ生1名で選ばれた。

表彰式を終えた岡田幸文選手会長は「私達選手だけではなく、クルーの皆様も一緒に戦ってくれている。これから巻き返して一緒に日本一になりたい」とコメント。山室球団社長も「ファンの方からも好意的なご意見をいただけるようになった。これからさらに意識改革をして、より快適なスタジアムを作っていきたい」と意気込んだ。今後も意識を高める目的から毎月、表彰を行う。

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