わたしはかもめ2015年鴎の便り(5月)

便

5月23日

オリックス5−6千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが今季初の4連勝。2回に福浦が先制の二塁打、清田がプロ初の満塁本塁打。石川は7回3失点で4勝目を挙げ、9回を抑えた西野が10セーブ目。オリックスは今季初登板の金子が3回6失点と崩れ、両リーグ最速の30敗目。

123456789R
千葉ロッテ0510000006
オリックス0000300025

◇一撃で流れ引き寄せる、清田

一撃で流れを引き寄せた。今季初登板だったオリックスの金子から2回に1点を先取し、なお1死満塁。ロッテの清田が左翼席へプロ初のグランドスラムをたたき込む。「金子さんだから一気につぶしにいかないと」という狙いを、最高の形で実現させた。

内角低めの140キロだったが、ものともしない。うまくさばいた打撃に「バットが外回りせず、内側から出せている。自信を持って打席に立てている」と充実した口ぶりで話した。これで連続試合安打は10に伸びた。

金子に対し、昨季はチーム打率1割3分7厘と抑え込まれていた。伊東監督は試合前、選手を集め「今までやられているので、何とかつぶそうという話をした」と言う。その言葉に応えたリードオフマンは「絶対に負けられない。使ってくれている以上は、チームのために活躍したい」と誇らしげだった。

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ロッテ・清田、プロ初満弾「自信を持って打席に立てている」[サンスポ]

好調のロッテ・清田が、オリックス・金子を粉砕した。1点を先制した2回1死満塁で、内角低めの140キロを左翼席へプロ初のグランドスラム。「金子さんだから一気につぶしにいかないと。バットが外回りせず、内側から出せている。自信を持って打席に立てている」と自画自賛。これで連続試合安打は10に伸びた。金子に対し、昨季はチーム打率.137と抑えられた鬱憤を晴らし、今季初の4連勝をマークした。

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ロッテ・石川、速球で押して白星「シンカーに頼らなくてもよかった」[サンスポ]

ロッテの石川は7回3失点にまとめ、今季3度目のオリックスとの対戦で初めて白星を手にした。これまでの対戦で武器のシンカーを打たれたことが頭にあり、140キロ台後半の速球を主体に押す投球。「真っ直ぐも良く、シンカーに頼らなくてもよかった」と手応えをにじませた。

反省が残ったのは6−0の5回に3点を失ったこと。ストライクを取りにいったところを打たれてしまい「点差を考えて、余裕を持って投げられればよかった」と自戒した。

福浦
「ファーストに捕られたと思ったけど、タイミングがずれたのかな。形はどうあれ、先制できたのが大きい。」(2回に右翼線へ先制の二塁打)
今江
「最後にホームランを残したら駄目でしょう。シングルを残さないと。」(4安打。本塁打が出ればサイクル安打だったが)

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ロッテ清田7号満塁弾、天敵金子から初体験[ニッカン]

一直線だった。ロッテ清田育宏外野手(29)が1−0の2回1死で7号満塁本塁打。カウント1−1でオリックス金子の内角低めのシュートを振り抜いた。「体が反応して回転で打てた。バットが外回りせず、内から出てきたから切れなかった」と納得の1発は、ライナーで左翼席へ。プロ6年目、通算22本目で、初のグランドスラムを放った。

試合前から気持ちは高まっていた。故障明けのエースが相手。ミーティングで伊東監督にハッパを掛けられた。「最初の試合を、うちに当ててきた。どういう意味だ?今までやられている。つぶしてやろう!」。過去2年は1勝6敗とかもにされた。指揮官の言葉に、清田は「絶対に負けられない」。同時に思った。「球界のエースと対戦できる」。

好投手との対戦にも、気負わなかった。その心理は、打撃にも通じる。試合前のティー打撃は革手袋をつけて行う選手が多い中、素手で行うのが清田流。「ホームランと思うと力んでしまう。まずは力を入れずにスイングできるように」するためだ。あくまで、強い打球を意識する。その結果の1発だった。今月9日に1番に座ってからは10試合連続安打。規定には6打席足りないが、打率3割5分9厘の隠れ首位打者だ。

チームは今季最多4連勝で、借金はついに1。今日も勝てば、勝率5割で交流戦に入れる。ただ、清田の顔は決して浮かれていなかった。「ホームランの後、打てなかった。今日は今日。振り返ります」。一喜一憂せず、もう次に気持ちを向けていた。

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ロッテ今江悔し「ファウルで終わった」サイクル逃す[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(31)が、惜しくもサイクル安打を逃した。

第1打席から左前打、中越え三塁打、右中間二塁打と続け、本塁打が出ればサイクルのリーチ。だが、7回の第4打席は左前打。9回の第5打席は三ゴロに終わった。9回は、左翼ポール左横への大ファウルもあり、球場がざわついた。

今江は「意識はありましたね。僕はホームランとか、足が速いとかじゃない。名前を残すには、サイクルしかないと思ったのですが。最後にホームランを残したらダメですね。(9回の)あのファウルで終わったと思いました」と、少し悔しそうだった。それでも、チームは4連勝。「勝ったので良かった」と笑顔だった。

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ロッテ4連勝、石川4勝目、交流戦前に借金完済だ[ニッカン]

ロッテが今季最長となる4連勝を果たした。

先発した石川歩投手(27)が、7回7安打3失点で4月28日以来の4勝目を挙げた。6回だけ3点を失ったが、他の回は走者を背負いながらも点を与えなかった。「いつも先に点を与えるので、そこは意識した」。3回までに6点の援護をもらい、勝利につなげた。

これで、チームの借金は1まで減った。24日の交流戦前最後の試合に、借金完済をかける。伊東勤監督(52)は「明日、もう1回、引き締めていきたい」と話した。

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ロッテ福浦「これまたラッキーだよ」金子強襲適時打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(39)が2打席連続で適時打を放った。

2回の第1打席で先制の適時二塁打。3回の第2打席では、2死三塁で投手金子を強襲する適時内野安打を放った。

5−0から、さらにリードを広げる安打に「ゴリ(今江)が三塁打でチャンスを作ってくれたので、自分はかえすだけ。ピッチャーに捕られると思ったけど、これまたラッキーだよ。ヒットはヒット。1本1本積み重ねていきたいね」と話した。

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ロッテ清田7号満塁弾「うまく体が反応した」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(29)が7号満塁本塁打を放った。

2回に福浦の適時二塁打で1点を先制し、なお1死満塁。清田はカウント1−1でオリックス金子のシュートを引っ張った。内角球をうまく捉え、ライナーで左翼席へ放り込んだ。

「インコースを待っていた訳ではないですが、うまく体が反応して回転で打つことが出来ました。満塁ホームランは皆が作ってくれたチャンスでたまたま自分の番が来ただけ。チーム一丸でこの後も戦っていきたいです」と話した。

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ロッテ福浦「ラッキーだよ」大量点につながる先制打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(39)が先制打を放った。

2回無死一、二塁で、オリックス金子のフォークを引っ張った。一塁カラバイヨがジャンプしたが、グラブの上を抜け、右翼線への適時二塁打。1点を加えた。

福浦は「ラッキーだよ。ファーストに捕られたと思ったけど、タイミングがずれたのかな。形はどうあれ、先制出来たのが大きい。その後も続き、大量点につながってよかった」と、自らの先制打の後、清田に満塁本塁打が出たことを喜んだ。

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頭部死球ロッテ今江先発、謝罪の佐藤達に「大丈夫」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(31)が先発メンバーに名を連ねた。

前日に佐藤達から頭部に死球を受け交代したが、大事には至らなかった。この日の練習開始前には、ベンチまで訪れた佐藤達から、あらためて謝られたが、「大丈夫、大丈夫」と笑顔で応えた。

「ヘルメットがくるっと回ったから良かった」と、元気にいつも通りの練習メニューをこなした。

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今の清田ならできる!“天敵”金子から満弾、夢は球宴出場[スポニチ]

プロ6年目にして初めての快感だ。2回に1点をリードしてなおも1死満塁。ロッテ・清田の体が、金子が投じた内角のシュートに自然と反応した。

「金子さんだから一気に(相手を)つぶしにいかないといけない場面。体が勝手に動いてくれた」。左翼席に飛び込む7号はプロ初のグランドスラム。今季初登板となったオリックスのエースを見事に打ち砕いた。

試合前、伊東監督は選手全員を集めて気合を入れた。「オリックスが金子をうちに当ててきた意味を考えろ。これまでずっとやられてきたからだ。何としてもつぶすぞ!」。1番打者として好調な打線を牽引する清田の心にも強く響いた。「絶対に負けられないと思った。12球団を代表するエースと対戦できるワクワク感と自信を持って打席に立てた」。満塁弾という最高の結果で、昨季チーム打率.137と抑え込まれた天敵を3回でKOし、チームも今季初の4連勝で勝率5割復帰にリーチをかけた。

10試合連続安打で、打率.359は規定打席に到達していないものの「隠れ首位打者」。あと5試合前後で規定打席に到達する計算だ。普段は謙虚な男が、長年抱いてきたある夢を口にした。19日から投票が始まったばかりのオールスターへの初出場。「プロの世界に入って、一流の選手が集まる舞台。今までテレビで見ていたけど、もちろん出てみたい気持ちはある」。今の清田なら決して夢物語ではない。

石川
「球自体は今季1番良かった。失点した5回だけですね。清田さんは僕が投げる試合はいつも本塁打を打ってくれるので本当に心強い。」(先発して7回7安打3失点で今季4勝目)

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ロッテ、今江、サイクルならず「あのファウルで終わりました」[スポニチ]

ロッテ・今江が、大記録をあと一歩のところで逃した。23日のオリックス戦(京セラ)で4安打をマーク。2回に左前打、3回に左越え三塁打を放つと、5回には右中間二塁打を放って猛打賞をマークすると同時に、本塁打が出ればサイクル安打という状況になった。

リーチがかかっていた7回の4打席目は左前打で、9回の5打席目は「サイクルを狙っていました」と打席に入った。3球目を左翼ポール際に大飛球を飛ばしたものの、惜しくもファウル。最後は三ゴロに仕留められ、大記録達成とはならなかった。試合後は「あのファウルで終わりました」と笑顔で振り返った。

前日は8回に頭部に死球を受けたが、幸いにもヘルメットのツバの部分だったために大事にはいたらなかった。「怖さはなかった。逆に踏み込んでいこうと思ったのがよかった」と4安打と大暴れに胸を張っていた。

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M清田プロ初満弾!オリ金子沈めた[デイリー]

ロッテ・清田が左翼席へプロ初のグランドスラムをたたき込んだ。「金子さんだから一気につぶしにいかないと」という狙いを、最高の形で実現させた。内角低めの140キロだったが「バットが外回りせず、内側から出せている。自信を持って打席に立てている」と充実した口ぶりで話した。これで連続試合安打は10に伸びた。

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清田、金子から7号満塁弾「うまく体が反応した」[報知]

ロッテの清田育宏外野手(29)が23日、オリックス戦(京セラD)で金子千尋投手から7号満塁弾を放った。

2回1死満塁で、140キロの内角シュートを左翼ポール際へ。今季初先発となった金子に強烈な一撃をお見舞いした。「内角を待っていた訳じゃないですが、うまく体が反応して回転で打つことができた。満塁弾はみんなが作ってくれたチャンスで、たまたま自分の番が来ただけ」と話した。

直前には福浦の右翼線二塁打で先制しており、この回5得点。「打った球はフォークかシュートかよく分からない。形はどうあれ先制できたのが大きい」と話した福浦は、3回にも投手強襲の適時打を放ち、通算1875安打とした。

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今江、惜しくもサイクル逃した[報知]

ロッテの今江敏晃内野手(31)が23日、惜しくもサイクル安打を逃した。

オリックス戦(京セラD)で2回に左前打、3回に中越え三塁打、5回に右中間二塁打を放った。今季1号が出れば快挙達成だったが、7回は左前打。9回の最終打席は左翼ポール際へ惜しいファウルを放ちながらも、三ゴロに倒れた。

前日は頭部死球を受けて交代したが、猛打で問題なしをアピール。「本塁打打者でもないし、足もないので名前を残せるとしたらサイクルしかないと思っていた。最後に本塁打を残したらね…。シングルを残さないと(笑)」と残念そうだった。

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伊東監督「清田の一発が効いた」金子攻略に満足げ[報知]

ロッテの伊東勤監督(52)が23日、金子攻略に満足げな表情を見せた。

オリックス戦(京セラD)で、1、2軍を通じて今季初登板となった金子千尋と対戦。清田の7号満塁弾などで3回までに6点を奪い、見事にKOした。

試合前にはミーティングを開き、「初めての登板を、うちに当ててきた。みんなどうとらえるか。今までやられているので、何とかつぶそう」と話したという。今季初の4連勝に「清田の一発が効いたね。(4安打の)ゴリ(今江)もチームの勢いを付けてくれた」と手応えを感じていた。

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