わたしはかもめ2015年鴎の便り(6月)

便

6月7日

東京ヤクルト8−4千葉ロッテ(神宮)

ヤクルトが一発攻勢で4カードぶりに勝ち越した。1回に山田の先頭打者本塁打で先制。2−3の7回は山田の9号ソロで追い付き、なお1死満塁でデニングが右越えの2号本塁打を放った。ロッテは今季2度目の4連敗を喫した。

123456789R
千葉ロッテ0002100014
東京ヤクルト10001051x8

◇逃げ切れず、浮かぶ課題

右翼席に打球が飛び込むと、ぼう然とするしかなかった。1点リードの7回に2本塁打を浴びて5点を失った千葉ロッテのロサ。助っ人右腕の誤算に、チームの抱える課題が浮かび上がった。

先頭の山田に、高めの直球をバックスクリーンまで運ばれた。しかし、まだ同点。ここで踏みとどまれなかった。2安打と四球で1死満塁とすると、BCリーグから途中入団したデニングに高めに浮いたフォークボールを完璧に振り抜かれた。

崩れた必勝リレー。伊東監督は、やるせなさを漂わせた。「中継ぎに頼るゲームしかできていない。仕方ない」。シーズンも、3分の1を消化。「全体的に疲れがきている」と付け加えた。

防御率は12球団ワースト、4.52。開幕前から先発の層の薄さが懸念されていたが、ローテーションを守っているのは涌井と石川だけ。多くの投手を使いやりくりするが、長いイニングは期待できない。中継ぎ陣に、自ずと掛かる負担。「先発が5回までしか持たない。抑えの西野につなぐまでスムーズにいかない」と苦悩を明かす。

前日も「9」と大量失点。監督は試合前に「大味な試合が続いている。昨日、喝を入れた」と投手陣の奮起を期待していたが…。「先発を2軍から呼ぶか、今いる先発を中継ぎに入れるとか少し考えないと」。打開へ、手を打つつもりだ。

大嶺祐
「もっと長いイニングを投げないといけない。(2点目を失った5回は)カウントを悪くしてヒットを打たれたのは反省しないと。」(5回2失点で降板)

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ロッテ4連敗、伊東監督ローテ再編示唆[デイリー]

ロッテが連日の逆転負けで4連敗を喫した。

1点リードの7回、3番手のロサが山田に同点弾、デニングに逆転満塁弾を浴びた。チームは交流戦11試合で計66失点。伊東監督は「中継ぎが疲れてきているのは事実。完投能力のある先発が少ないから、中継ぎに頼る試合が多い。配置転換も含め、少し考えます」と口を真一文字に結んだ。

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ロッテ、連日の逆転負けで4連敗…交流戦12球団ワースト66失点[スポニチ]

ロッテが2試合連続逆転負けで4連敗を喫した。1点リードの7回、3番手・ロサがデニングの満塁弾など2発を被弾して5失点。6日も1点リードの6回に一挙5点を奪われて逆転負けなど交流戦11試合で12球団ワーストの66失点。

伊東監督は前日、バッテリーを集めた緊急ミーティングでカツを入れたが特効薬にはならなかった。指揮官は「今いるメンバーでやるしかないので、配置転換も含めて考えたい」と頭を抱えた。

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ロッテ・清田、22試合連続安打、プロ野球記録へあと11[スポニチ]

ロッテ・清田が、7日のヤクルト戦(神宮)で連続試合安打を22試合に伸ばした。4回1死二塁でヤクルト・小川の外角低めの直球にバットを出し、ボテボテの当たりではあったが三塁への内野安打となった。

6日時点の打率は両リーグトップの.369。79年に広島・高橋慶彦が樹立した連続試合安打(33試合)のプロ野球記録まであと11試合で、記録更新に期待がかかる。

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ロッテ防御率12球団ワースト4.52…投手陣てこ入れも[サンスポ]

先発した大嶺祐が5回2失点で降板し、3番手のロサは2発を浴びて5失点。伊東監督は「先発が五回までしか持たないから中継ぎに負担がいく」と嘆いた。4連敗でチーム防御率は12球団ワーストの4.52。指揮官は「配置転換を考える。先発を2軍から呼ぶか、今いる先発を中継ぎにいれるか」と投手陣のてこ入れを示唆した。

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ロッテ・伊東監督「先発が5回までしか持たないから…」、精彩欠く投手陣に苦言[サンスポ]

ロッテは投手陣が精彩を欠き、2試合連続で逆転負けを喫した。

先発の大嶺祐が2点目を失った5回限りで降板し、苦しいやりくりとなった。3−2の7回にロサが2本塁打を浴びて5失点。中継ぎ陣の中心を担ってきた大谷やロサは登板数がかさんでおり、伊東監督は「先発が5回までしか持たないから負担がいく」と嘆いた。

チーム防御率は12球団で唯一、4点台の4.52。9日から本拠地QVCマリンフィールドに戻る。伊東監督は「配置転換も含めて、次のマリンから考える。先発を2軍から呼ぶか、今いる先発を中(中継ぎ)にいれるか」と投手陣のてこ入れを口にした。

大嶺祐
「もっと長いイニングを投げないといけない。(2点目を失った5回は)カウントを悪くしてヒットを打たれたのは反省しないと。」(5回2失点で降板)

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伊東監督「考えないと」救援陣不振で配置転換示唆[ニッカン]

4連敗を喫したロッテ伊東勤監督(52)が、投手陣の再編を示唆した。

疲労がたまった中継ぎ陣が打ちこまれるケースが続き「先発に1イニングでも長く投げてもらって、中継ぎの負担を軽くするしかない」と言いつつも、何か手を下さないといけない状況と判断。「配置転換も含めて、次のマリンから少し考えようかと思う。先発を2軍から呼ぶか、今の先発を中に入れるか。少し考えないと」と話した。

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ロッテ・クルーズ適時打、打撃指導立花コーチに感謝[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が4回、同点に追いつく適時打を放った。

1死一、二塁のチャンスに左前打。12打席ぶりの安打に「ここ最近、打ててなかったのでホッとしたのが1番かな。今日も朝から立花コーチに指導してもらって、1本出たので、ここから調子を上げていけたらいいね」。神宮室内で早出特打したかいがあった。

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