わたしはかもめ2015年鴎の便り(6月)

便

6月9日

千葉ロッテ6−7中日(QVCマリン)

中日が逆転勝ちで、球団通算5千勝を達成。4−5の7回にルナの2点二塁打で試合をひっくり返した。9回には和田の二ゴロで1点を加えた。2番手の武藤が2勝目。ロッテは継投に失敗し、今季ワーストの5連敗。

123456789R
中日1011102017
千葉ロッテ3010100016

◇中継ぎイ・デウン崩れる 監督の“てこ入れ”実らず

1点リードの7回。千葉ロッテのイ・デウンが、今季10試合目の登板で初めて中継ぎとしてマウンドに上がった。しかし、この策は脆くも打ち砕かれた。

藤井と大島に連打を許す。続く亀沢と平田を連続三振に仕留めて2死までこぎ着けたが、二、三塁から4番ルナに逆転の2点二塁打を浴びてしまった。変化球で空振りをとった後の2球目、外角低めの150キロは前進守備をとっていた右翼・清田の頭上を越えた。

試合前までの交流戦のチーム打率は12球団トップ2割9分2厘。一方で防御率はワーストの6.02。極端な“打高投低”。開幕から悩みの先発陣に加えて、中継ぎ陣にも疲れが見えてきている。現状打破へ。伊東監督が図ったてこ入れが、イ・デウンのリリーフ起用だった。

6勝をマークしているが、防御率5.03と安定感を欠いているイ・デウン。150キロを超える直球を持ちながら、変化球の精度が今一つ。中継ぎは短いイニングで全力を注ぐ。落合投手コーチは「自分の自信のある球を投げればいい。適正があるかもしれない」と説明していた。

しかし、中日の球団通算5千勝の引き立て役になってしまった。それでも、監督は「ボール自体は悪くなかった。リリーフの難しさを分かってくれたら。投手がいないので、また使います」と話した。

◇クルーズ、連続適時打

試合前までパ・リーグ3位の44打点を挙げている千葉ロッテのクルーズが、2打席連続適時打で勝負強さを発揮した。

3回1死一、二塁から「詰まったが、いい所に落ちてくれた」と内角のチェンジアップをすくい上げて左前打。角中を三塁に置いて2死で打席に立った5回は、三ゴロに全力疾走し内野安打をもぎ取った。「何としても得点に結びつけたかった。一塁まで全力で走った。ナイスラン?アリガトウゴザイマス」とコメントしていた。

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イ・デウンの救援配置転換が裏目に…ロッテ今季ワースト5連敗[スポニチ]

ロッテはブルペンを再編したその日に逆転負けで今季ワーストの5連敗を喫した。1点リードの7回に2番手で登板したイ・デウンが4安打を浴びて2失点。

先発でチームトップの6勝を挙げている韓国人右腕。150キロ超の直球に救援の適性を見いだしての配置転換だったが、裏目に出た。それでも伊東監督は「あそこで投げる投手がいないので、明日以降も使う」と話した。

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清田、23試合連続安打!球団記録に3と迫る[スポニチ]

ロッテの清田が9日、QVCでの交流戦・中日戦の2回に若松から左前打を放ち、連続試合安打を23試合に伸ばした。

清田は8日時点の打率は両リーグトップの.374。5月9日の西武戦(QVC)から毎試合安打を放っており、23試合連続安打は、ロッテでは02年に諸積が24試合連続試合安打を記録して以来4人目。1968年にロペスがマークした26試合の球団記録に3と迫った。

また、79年に広島・高橋慶彦が樹立したプロ野球記録の33試合にも10と迫った。

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ロッテ「清田モ〜打賞丼」1安打から販売!安打数で増量だ[スポニチ]

ロッテは9日、本拠地QVCで販売されている「清田モ〜打賞丼」の販売コンセプトの変更を発表した。

これまでは清田育宏外野手(29)が同球場での試合で3安打を放った時点で販売を開始したが、多くのファンの方から「食べたい」とのニーズが多く、2安打を放った際にお店の前に列が出来た事から1安打を放った時点で販売を開始し、安打数が増えるごとに丼の内容をパワーアップすることにした。

1安打目はご飯200グラム、牛肉2種100グラムずつ、2安打目はご飯250グラム、牛肉2種100グラムずつ、3安打以上はご飯300グラム、牛肉2種150グラムずつになる。販売場所はQVC2階の波奈エクスプレスで価格は700円(税込み)。

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ロッテ今季初5連敗…中継ぎ転向のイ・デウンが2失点[サンスポ]

救援陣が崩れ、今季初の5連敗を喫した。先発から中継ぎに転向した2番手のイ・デウンが1点リードの7回に登板し、1回を4安打2失点。ただ、伊東監督は「初めてああいうケースで投げたし、リリーフの難しさを分かってくれたら。球は悪くなかった」とかばった。

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ロッテ、救援陣打たれる…伊東監督「投手が踏ん張ってくれるのを待つだけ」[サンスポ]

ロッテは不安要素の救援陣が打たれ、今季初の5連敗を喫した。

8日に不調のロサを出場選手登録から外し、先発陣から速球派のイ・デウンを中継ぎに回した。5−4の7回に起用したが4安打2失点。ただ、伊東監督は「初めてああいうケースで投げたし、リリーフの難しさを分かってくれたら。投手がいないので今後もあそこで使う」と責めなかった。

打線は変わらず好調で、2点を追う9回にも1点を奪うなど見せ場をつくった。それだけに、伊東監督は「あとは投手が何とか踏ん張ってくれるのを待つだけ」と願うように話した。

涌井
「チーム、投手状況を考え、先に点を与えないで少しでも長く投げたいと思っていたが…。6回でマウンドを降りてしまいチームに申し訳ない。」(6回4失点)

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ロッテの「清田モ〜打賞丼」がパワーアップ!安打数によって増量[サンスポ]

ロッテは9日より、「清田モ〜打賞丼」=価格700円・税込=の販売コンセプトを変更すると発表した。

清田育宏外野手(29)が、5月16日の楽天戦(コボスタ宮城)で記録した4試合連続猛打賞(1試合3安打以上)を記念して作られたグルメ・メニュー。これまではQVCマリンで3安打を放った時点で販売されたが、1安打目から販売開始となる。

内容もパワーアップ。1安打目=ご飯200グラム、牛肉2種類を100グラムずつ。2安打目=ご飯250グラム、同100グラムずつ。3安打以上=ご飯300グラム、同150グラムずつ、と増量していく。販売場所は、QVCマリン2階の波奈エクスプレス(一塁側3・4番通路の間)。

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ロッテ伊東監督、5連敗も「まだまだ全然、大丈夫」[ニッカン]

ロッテの連敗が今季最多の5となった。

先発涌井が6回7安打4失点。打線の援護を受け、1点リードで勝利投手の権利を持って降板した。だが、この日から中継ぎに配置転換された2番手のイ・デウンが7回に2点を失い逆転された。

伊東勤監督(52)は「連敗で空気も重いけど、勝つしかない。まだまだ全然、大丈夫。点は取れている。あとは投手が踏ん張ってくれないと。誰か止めてくれる人が出るのを信じます」と話した。

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ロッテ涌井「流れ作らないと」6回4失点勝ちつかず[ニッカン]

ロッテ先発の涌井秀章投手(28)は、6回7安打4失点だった。

勝利投手の権利を持って降板したが、2番手イ・デウンが7回に2点を失い逆転されたため、勝ち星はつかなかった。

1回から小刻みに点を失った。6回には、先頭森野の打球を左足首に受け、治療を受ける場面もあった。降板後は「チーム、投手状況を考え、先に点を与えないで、少しでも長く投げたいと思っていましたが…。野手の人が初回に点を返してくれたので、リズムよく投げてしっかり流れを作らないと。足は大丈夫ですが、6回でマウンドを降りてしまいチームに申し訳ないです」と話した。

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ロッテ・クルーズ、ポトリ適時打&ナイスラン適時打[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が、この試合2本目の適時打を放った。

3回に左前適時打。さらに、同点に追いつかれた直後の5回2死三塁で、三塁への適時内野安打を放ち、勝ち越し点を挙げた。「カク(角中)が三塁にいたので、何としても得点に結びつけたかった。一塁まで全力で走ったよ」と話した。

「ナイスラン」と声をかけられると、「アリガトウゴザイマス」と答えた。

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ロッテ福浦2点適時打「打てるボールだけ待ってた」[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(39)が勝ち越し打を放った。1−1の1回2死二、三塁で、中日先発の若松の直球を右前に打ち返し、2点を加えた。

1回表に先発涌井が1点を失ったが、その裏、今江が同点二塁打。さらに、福浦の2点適時打が飛び出した。福浦は「3−1でバッティングカウントだったので、打てるボールだけを待っていた。良いコースに飛んでくれたね。ヒットも嬉しいですが、初回すぐに逆転できたのが良かった。久しぶりのマリンだから、連敗を止めないと」と話した。

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ロッテ今江「チャンスでしっかり」適時二塁打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(31)が同点の適時二塁打を放った。

0−1の1回1死一、三塁で、中日先発の若松の初球チェンジアップを捉えた。左中間フェンス直撃の二塁打で三塁走者をかえした。「いつもチャンスで回してもらっているので、今日は1打席目からランナーをかえすことができて良かった。次もしっかりチャンスで打てるように頑張ります」と話した。

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ロッテ清田モ〜打賞丼、1安打から販売開始に変更[ニッカン]

ロッテの本拠地QVCマリンで販売されている「清田モ〜打賞丼」の販売コンセプトが9日、一部変更された。

これまでは、清田育宏外野手(29)が同球場での試合で3安打を放った瞬間に販売を開始することにしていた。

ただ、5月29日の販売開始から、ここまで、同球場で清田が3安打を放った試合はないまま。ファンから「食べたい」とのニーズが多く、2安打を放った際にもお店の前に列ができたことから、早い段階からの販売を決定。今後は、清田が1安打目を放った時点から販売することになった。さらに、清田の安打数が増えるごとに、丼の内容がパワーアップする。

販売場所は、2階の内野一塁側3番、4番通路の間にある「波奈エクスプレス」。価格は、安打数にかかわらず、全て税込み700円。

なお、牛肉はコチュジャン風味とすき焼き風味の2種類が乗っており、清田の背番号「1」をチキンマヨで表現している。また、丼の数には限りがあり、材料等が品切れの際は販売を終了する。

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ロッテ救援陣再編も5連敗[デイリー]

ロッテは投手陣再編も実を結ばず、5連敗を喫した。

疲れの見える救援陣のテコ入れとして、先発で6勝を挙げていたイ・デウンを1点リードの七回から登板させたが、逆転を食らった。それでも伊東監督は「投手陣が踏ん張ってくれるのを待つだけ。止めてくれる人が出てくることを信じてやるだけ」と、前だけを向いた。

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ロッテ「清田丼」一部変更…マルチで豪華[デイリー]

ロッテは9日、「清田モ〜打賞丼」の販売コンセプトと丼の内容を一部変更することを発表した。

清田育宏外野手(29)が、5月16日の楽天戦で4試合連続猛打賞の球団新記録をマークしたことを記念し、発売を決定したこの丼。当初は、3安打を記録した時点で販売を開始するコンセプトだったが、同選手が1安打目を打った時点で発売し、安打数が増える度に丼の内容がパワーアップすることになった。

球団関係者は、「多くのファンの方から『食べたい』とのニーズがありました。2安打を放ったときから、お店の前に行列が出来たことから、早い段階でお召し上がり頂けるように、コンセプトを変更しました」と説明。

1安打目は、ご飯200グラム、牛肉2種100グラムずつで、容器は「中」。2安打目は、ご飯250グラム(牛肉2種はそのままの量)、容器を「大」にパワーアップ。3安打目で、ご飯300グラム、牛肉2種150グラムずつと、さらに格上げする。

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QVC限定メニュー「清田モ〜打賞丼」1安打目から販売変更へ[報知]

ロッテは9日、清田育宏外野手(29)の4試合連続猛打賞達成を記念して作られたQVCの限定メニュー「清田モ〜打賞丼」の販売条件を変更した。これまでは清田がQVCで猛打賞を達成してから販売を開始してきたが、QVCで1安打目を放ってからの販売とした。球団関係者は「ファンの方から『食べたい』という要望が多かったので」と販売条件変更の理由を説明した。

この日から、1安打ごとに丼の中身がボリュームアップする新企画を開始。1安打目はご飯200グラム、牛肉2種100グラムずつ、2安打目はご飯250グラム、牛肉2種100グラムずつ、3安打目以上はご飯300グラム、牛肉2種150グラムずつになる。販売場所はQVC2階の波奈エクスプレスで価格は700円(税込み)。

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[千葉魂]鈴木大地、一からの出直し、フル出場途切れ強い決意[千葉日報]

5月20日の西武戦(西武プリンスドーム)。鈴木大地内野手は試合をベンチで見守った。ライオンズの最後の打者・中村を二塁への併殺に打ち取り、勝利すると仲間達とハイタッチを繰り返した。いつもの光景のようだが、鈴木大地にとっては、そうではなかった。マウンドでのハイタッチの輪にはいない。ベンチ前で仲間達が帰ってくるのを待っていた。この瞬間、今年の目標の1つだった143試合フル出場が途絶えた。2年連続で続けていた記録は開幕からわずか40試合目、5月の段階で早くも途絶えた。

「それは個人の記録であり、結果を残していない自分が悪い。それはもちろん、今年に入ってからずっと目標にしてきたことの1つですけど…」。

マスコミなどから問われると気丈にそう答えた。だが、心の中は揺れていた。不甲斐ない自分への怒り。早い段階で個人目標を失ってしまった悔しさ。しかし、それを口にすることも、表情に出すことは絶対にしないと決めていた。チームが勝った。今はそれを心から喜ばないといけない。キャプテンとして気丈に振る舞い、後輩選手などを満面の笑みでねぎらっていた。

スタンドに向かって挨拶をしている時だった。ポンと後ろから肩をたたかれた。振り返ると井口資仁内野手がいた。「やるしかない。明日から。また出直しだな!」。大ベテランの一言が嬉しかった。自分が目標にしていたことを知っていたこと。そしてそれが途切れたことも理解していたこと。自分の心の内を読み透かしていたこと。抑えていた感情が胸からこみ上げてきそうになるのを必死にこらえた。

「嬉しかったと言うか、励みになりました。また一から記録をつくって、はるかにしのぐぐらいの数字を出してやろうぐらいの気持ちでいないとダメだと励ましていただいたのだと思いました。そうするしかないし、そうしないといけない。現実をしっかりと受け止めて、糧にして、これをキッカケに成長しないと絶対にダメと決意を新たにしました」。

一晩かけてゆっくりと心の整理をつけて、また気持ちを入れ直した。翌21日の西武戦では代打で出場をすると、2打席目で中前打。一から出直すという思いで、ポジションを奪い返すという強い心意気でコツコツと結果を出すことを意識した。

「2年連続で144試合にフル出場したという過去は、誇りと自信にはしたいと思っています。そしてそれが途切れた以上は、ここから再スタート。新しい一歩から、もっともっと先に突き進んで行こうと思うんです。同じような失敗をしないように、悔しさを忘れないように、一歩ずつまた地道に積み重ねていきます」。

肩を落とすことが多かった2015年の序盤。打てない日々、期待に応えられないことは鈴木の心を強く痛め続けた。チャンスで打てずにチームが敗れ、遠征先のホテルの自室で涙したこともあった。ただ、悔しさ、つらさを忘れずにバットを振り続けることで、鈴木大地はなにか本来の自分のスタイルを取り戻しつつあるように見える。つらいことと嬉しいことは表裏一体。うれしい出来事ではなくて、悔しい思いこそが人を大きくする。背番号「7」は悶々とした日々を過ごす中で、何かをつかみ、成長をしている。キャプテンの逆襲が始まる。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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