わたしはかもめ2015年鴎の便り(6月)

便

6月12日

千葉ロッテ5−4巨人(QVCマリン)

ロッテが競り勝った。1−1の5回にクルーズが2点二塁打。7回に追い付かれたが、その裏に清田の8号2ランで勝ち越した。7回3失点と粘った唐川が3勝目。西野が15セーブ目。巨人は6〜8回の好機で攻めきれなかった。

123456789R
巨人1000002104
千葉ロッテ01002020x5

◇驚きのバスターから一発、清田

同点の7回。千葉ロッテの清田が、あっと驚く一振りで勝ち越しに導いた。

好投を続けていた唐川が直前に2点のリードを吐き出した。すぐの勝ち越しに場内は沸き返ったが、理由はそれだけではない。中村を一塁に置いて打席に立った清田。無死。リーグの首位打者争いを繰り広げ当たっているとはいえ、ここは手堅くバントか。背番号1もその構えをしたが、結末は違った。

1ボールからの2球目だった。バントの構えからバットを引き、低めの140キロを振り抜いた。「バスターだったが、打った瞬間から入ると思った」と手応え十分。打球の行き先は、巨人ファンで埋まる左翼席だった。

「1球目がストライクゾーンにきていたらバントだった」と伊東監督。そして、相手の出方をしたたかに逆手にとった。「サードが(バントに備えて)前にきていた」と清田。だからこそ、いつもは追い込まれてからのすり足で踏み込んだ。「強い打球を打ってやろうと思ったが、打球が上がった」と市柏高卒の29歳は振り返った。

伊東監督は唐川が高橋由に一発を打たれ、後続に連打を許した末に追い付かれた7回について「継投に迷っていた」と明かした。「清田が救ってくれた」。10日の中日戦で連続試合安打は「23」で止まったが、頼もしいばかりだ。

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ロッテ清田、バスターでV弾「たまたまなりました」[ニッカン]

バスターで入っちゃった。ロッテ清田育宏外野手(29)は決勝2ランを放ったのに、笑顔は控えめ。「たまたまホームランになりました」と、なぜかばつが悪そうに言った。

同点に追いつかれた直後の7回だ。先頭中村が出塁し無死一塁。続く清田へのサインは送りバントだった。巨人マイコラスに対しバットを寝かせたが、初球は高く外れた。その時に見逃さなかった。「内野のチャージが強かった。冷静に守備位置を確認したら、三塁がアンツーカーより前」。サインには続きがあった。「チャージしてきたら打て」だ。2球目。狙い通りだった。「初球がボール。次はストライクを取りに来る」。真ん中のボールを思い切り振った。ただし「三塁の頭をワンバウンドで越してくれれば」と願ったら、打球はぐんぐん浮上。左中間席中段へ飛び込んだ。

試合前の練習でもバスターを取り入れている。それだけに「大事な場面でできるように練習していたのに…。練習通りできなかった」と反省した。ただ、収穫もあった。ここ最近、打撃にやや不調を感じていたが「バスターでイメージがつかめました。明日からやっていきたい」。社会人時代はコンパクトに振るため、バスターで打っていた時もある。想定外の1発が、基本に立ち返らせてくれた。

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ロッテ清田が決勝2ラン「どうにか点取りたかった」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(29)が決勝の8号2ランを放った。 3−3の7回裏無死一塁で、巨人マイコラスから左中間への1発。7回表に、先発の唐川が同点に追いつかれていただけに、「唐川が頑張っていた。どうにか点を取りたかった」と、白星をプレゼントできたことを喜んでいた。

巨人・原監督
「(打線は)あと1本出ればね。マイコラスはコントロールがね。(清田の本塁打については)彼は1番打率の高いバッター。そういうミーティングはしている。もし(犠打と決めつけていた)なら、大いに反省しないといけないところでしょう。」

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ロッテ唐川無傷3勝目「自分の勝ちはチームの勝ち」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(25)が7回6安打3失点で、3勝目を挙げた。雨天中止があり、5月28日以来の登板だった。

初回は2安打を許し1点を失ったが、2回からはゼロを重ねた。3−1の7回に高橋由のソロなどで2点を失い追いつかれたが、その裏、清田の2ランで白星を手にした。

唐川は「初回は良い方じゃないので、次からの反省点です。その中で1点に抑えられた」と、立ち上がりを振り返った。無傷の3勝目には「自分に勝ちがついているということは、チームに勝ちがついているということ。それは、プラスだと思う」と話した。

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ロッテ田村2回同点打「何を打ったか分かりません」[ニッカン]

ロッテ田村龍弘捕手(21)が同点打を放った。

0−1の2回1死一、三塁で、巨人マイコラスの140キロを中前に運び、三塁走者をかえした。

先発唐川が1回に1点を先取されていた。

女房役として、バットでも投手を助けた田村だが「何を打ったかは分かりません。ゲッツーだけはいけない場面だったので、ヒットでランナーをかえせたことが大きいですね。打つ方は期待されていないと思うので、守りです。これ以上、点を与えないように頑張ります」と、すぐに捕手としての仕事に集中していた。

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ロッテ・クルーズ適時二塁打「ストレート狙った」[ニッカン]

ロッテのルイス・クルーズ内野手(31)が勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

1−1の5回2死一、二塁で、巨人マイコラスの直球を捉えた。左越え二塁打とし、2点を加えた。3球、変化球が続いた後だった。「変化球、変化球で来ていたので、ストレートが来るかと思って狙っていた」と明かした。

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ロッテ清田「モ〜打賞丼」大人気!反響「嬉しい」[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(29)の名前を冠したグルメメニュー「清田モ〜打賞丼」が人気だ。

QVCマリンの試合で、清田が1安打でも打てば販売開始。安打数が2安打、3安打と増えるごとに、ご飯や牛肉のボリュームがアップする。球団によると、1安打を放った9日は154杯、同じく1安打の11日は215杯を売り上げた。9〜11日の中日3連戦で、単品フードメニューとしては日売りトップの売り上げだ。

好評を知った清田は12日、「反響があって、とても嬉しいですね。たくさんの人に喜んでもらえるように、これからも打てるように頑張りたいと思います」と喜んでいた。

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ロッテ・清田、びっくりバスター弾、伊東監督「救ってくれた」[サンスポ]

ロッテは12日、巨人1回戦(QVCマリン)に5−4で勝利。清田育宏外野手(29)が、同点の7回無死一塁から、左中間席へ決勝弾となる8号2ランを放った。

「1球目はバントのサイン。2球目の前に冷静に三塁手を見たら、前に出てきたので三塁手の頭をワンバウンドで越えてくれたらと思った」。

ベンチのサインはバント、もしくはバスター。マイコラスの2球目、真ん中低めの140キロ直球をバントの構えから強打した。本来なら転がす場面も、値千金の一発は、これ以上ない結果となった。

10日の中日戦(QVCマリン)で自身の連続試合安打が23で止まった。気持ちを切り替え、プロ野球記録の33試合連続安打(1979年、広島・高橋慶彦)を「絶対に更新したい」と新たな目標に設定。伊東監督は「あそこで清田が救ってくれた」とたたえた。不動の切り込み隊長がロッテ打線の中心にいる。

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病み上がりのロッテ・唐川、「バテたけど…」6安打3失点で3勝目[サンスポ]

先発の唐川が今季最長の7回を投げ、6安打3失点で3勝目を挙げた。スライダーを多投し「打者の反応がよかったので、他の変化球と直球が生きた」と振り返った。5月31日の夜に40度近い発熱があり、東京都内の病院での診断結果は「胃腸炎」。病み上がり後の初白星は「バテたけど、長く投げる意識を持った」と心地よい疲労が残った。

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ロッテ・唐川、粘り強い投球で3勝目「長く投げる意識を持っていきたい」[サンスポ]

ロッテの唐川が粘り強い投球で7回3失点にまとめ、3勝目を手にした。3−1の7回に追い付かれたがリードは許さず、直後に清田の2ランが飛び出した。「自分に勝ちが付くということは、チームが勝っているということ」と明るい表情で話した。

今季5試合目の登板で、初めて7回を投げ抜いた。ここまで救援陣に負担がかかる試合が多いだけに「長く投げる意識を持っていきたい」と自覚を口にした。

伊東監督
「ずっと長い回を投げていないので、7回まで何とか投げて欲しかった。切れもテンポも良かった。」(唐川に)
西野
「これ以上の結果はない。ほとんど真っ直ぐを投げず、うまい攻め方をできた。」(9回を3人で締め、15セーブ目)

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ノムさん、ロッテ・清田の強攻に「解説者辞める」とボヤキ…沙知代夫人も“初”乱入[サンスポ]

サンケイスポーツ専属評論家の野村克也さん(79)が、12日放送のニッポン放送「ショウアップナイター」でロッテ−巨人戦をQVCマリンで生解説。7回にロッテ・清田が2ランを放った際の両ベンチの心理を分析するなど、持論を展開。また、突然放送席に沙知代夫人が乱入して、ノムさんがボヤくシーンもあった。

ノムさんは同点の7回、ロッテがみせた攻撃について熱く語った。まず、無死一塁で打席に立った清田のバントを予告。だが、それを裏切るかのように清田は、カウント1−0からマイコラスの真っ直ぐを左翼スタンドへ勝ち越し2ランを放った。これにはノムさんも「解説者辞めますよ」と苦笑いで、「奇策は奇策なんだけど、送ってくると決めつけて(巨人の)ピッチャーがバントをやらせにいった。これは投手が気の毒。勝負は騙し合いというが、こんな舞台はない。99%バントでしょう。あそこはバントをやらせようと思って真ん中に投げた」と解説した。

このとき、沙知代夫人が放送席に「ラジオ放送はじまって以来初」の乱入をしており、「うちの奥さん、放送席に入ったから奇策が増える」とボヤき。沙知代夫人がノムさんの解説に「よかったんじゃない」と評価も、「解説者辞める」とノムさんはボヤきっぱなしだった。

試合は、清田の2ランが効いて5−4でロッテが勝利。ノムさんは伊東監督に「キャッチャーらしい采配」と称えると、「バントと見せかけて強攻。キャッチャーはピッチャーを騙すのが仕事。こういう裏をかく作戦が好きなんですよ。私も大好きでしたから」と自らの経験を踏まえながら話した。それでも「こういうことに味をしめたらとんでもないことになる」と苦言も忘れなかった。巨人・原監督へは「接戦は監督の采配で左右される。きょうみたいな野球をしていたら巨人は逆転される」と予言していた。

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ロッテ・クルーズ、強打を発揮「イメージ通りの打球が打てて満足」[サンスポ]

前夜から4番に入っているロッテのクルーズが強打を発揮した。1−1の5回2死一、二塁でマイコラスの投じた甘い137キロを見逃さず、左翼手の頭上を鋭く破る2点二塁打。「イメージ通りの打球が打てて満足している」と話した。

前日までチーム断トツの47打点を挙げていたポイントゲッターも、1回の得点機では中飛に倒れていた。5回は2死無走者から味方がつないでつくった好機を無駄にせず、勝負強さを証明した。

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ロッテ・清田、「清田モ〜打賞丼」が好評で「これからも打てるように頑張る」[サンスポ]

「清田丼」大盛況!ロッテは12日、9日より販売コンセプト変更となった「清田モ〜打賞丼」(価格700円・税込)の売り上げを発表した。

9日の1安打目が154杯。11日の1安打目が215杯を売り上げた。

10日は無安打のため販売されなかったが、中日戦(9〜11日、QVCマリン)で販売された単品フードメニューでは日売りトップの売り上げを記録した。

清田は、安打を放った直後に販売店の前に列ができたことを伝え聞き、「反響があって、とても嬉しいですね。沢山の人に喜んでもらえるように、これからも打てるように頑張りたいと思います」とコメントした。

同丼は、5月16日の楽天戦(コボスタ宮城)で4試合連続猛打賞(1試合3安打以上)を放ち、球団記録を更新した記念として作られたグルメ・メニュー。内容量は1安打目=ご飯200g、牛肉2種類を100gずつ。2安打目=ご飯250g、同100gずつ。3安打以上=ご飯300g、同150gずつ、と増量していく。販売場所は、QVCマリン2Fの波奈エクスプレス(一塁側3・4番通路の間)。

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ロッテ清田、仰天バスター弾「こんな苦い気持ちの本塁打は初めて」[スポニチ]

同点の7回無死一塁。ロッテ・清田は初球、バントの構えから高めのボールを見逃す。1ボール。この瞬間、頭の中でイメージが出来上がった。

「2球目は簡単に直球でストライクを取りにくるはず。三塁手がかなりチャージしてきたので、強い打球を叩きつけて(三塁手の)頭を越えるイメージで打とう」。読み通りの展開。ベンチの「バスターで打ってよし」のサインに従い、バントの構えからヒッティングに切り替えた。140キロの甘い直球を捉えた打球は三塁手・辻のはるか上空へ舞い上がり、左翼席に吸い込まれた。決勝の今季8号2ランは、誰も想像していなかった「バスター弾」となった。

「バスターなのに打った瞬間に入ると思った。(走者を進める)サイン通りにはいかなかったので、こんな苦い気持ちの本塁打は初めてです」。

NTT東日本時代の経験も生きた。「社会人1年目はコーチに言われてずっとバスターで打っていた。コンパクトにスイングするために」。社会人時代にも何度か経験した「バスター弾」もプロでは6年目にして初だった。一塁走者のルーキー・中村も「打つんだなと思ったら、本塁打になって。ビックリしました」と、プロの世界でもそうそうはお目にかかれないレアな一発に驚いた。

ソフトバンク・柳田、西武・秋山と、し烈な首位打者争いを繰り広げている。5月9日から続いていた連続試合安打は23試合でストップしたが、好調を持続。その理由は精神面の変化だ。「昨季までは結果や人を意識しすぎていた。“打てなかったら監督やコーチはどう思うだろう”とか。余計なことは考えずにやることが自分のためになる」。新聞の打撃成績の欄も見ない。相手投手との対戦に集中する姿が好成績につながっている。

「次はサイン通り(走者を進められることが)できるように頑張ります」。今の清田には「職人」という言葉がよく似合う。

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ロッテ唐川「清田さまさまです」無傷3連勝[スポニチ]

ロッテ先発の唐川が、開幕から無傷の3勝目を挙げた。2点リードの7回に同点にされ、7回6安打3失点で降板。直後に清田の勝ち越し2ランが飛び出し「清田さまさまです」と感謝しきりだった。

4日の阪神戦(甲子園)は急性胃腸炎で登板を緊急回避。中14日のマウンドとなったが100キロ前後のスローカーブを交えて緩急を駆使した。ここまで登板した試合では打線の援護に恵まれているが「勝つために投げている。チームが勝つことは僕にとってもプラスになります」と話した。

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ロッテ・清田、バスターから決勝弾「たまたま上がってしまった」[スポニチ]

ロッテは終盤に清田の一発が出て試合をものにした。

3−3の同点で迎えた7回、巨人の先発・マイコラスから先頭の中村が内野安打で出塁すると打席には清田。バントの構えを見せながら、マイコラスの手からボールが離れる瞬間にバットを立てて強振。打球は左中間スタンドに消える8号2ランとなった。

「三塁が前に来ていたので、強い打球を打ってやろうと思っていたら、たまたま上がってしまった」。清田はそう打席を振り返り、「バスターだったが、打った瞬間入ると思った」と表情を緩ませた。

10日の中日戦で連続試合安打が23でストップ。しかし、翌日の第1打席で安打を記録し、この試合でも勝負どころで決勝の本塁打。まだまだ清田のバットが止まる気配はない。伊東監督も「三塁がチャージしてきたら打てという指示を出していた。清田にバントはもったいないかなと思ったが、ホームランになってくれてよかった」とその活躍に目を細めていた。

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田村、1ヶ月ぶり適時打「走者をかえせたのは大きい」[報知]

若き正捕手候補がバットで見せた。田村は1点を追う2回1死一、三塁から、真ん中低めの140キロの球をはじき返し、中前に同点打。適時打は5月13日のソフトバンク戦(QVC)以来で「併殺はいけない場面だったので、安打で走者をかえせたのは大きい」と、約1ヶ月ぶりの殊勲打を喜んだ。

21歳にして扇の要となっている。昨季は50試合に出場。成瀬(現ヤクルト)、涌井ら先輩投手にも物おじしない、度胸あるリードには定評があった。1月には沖縄で福浦と合同自主トレを行い、打力を磨いた。「福浦さんはどんな球でもミートするし、勉強になった」。昨季1割5分6厘だった打率は、今季、ここまで45試合で2割2分2厘と着実に上がりつつある。

チームがBクラスに沈む責任を感じている。前日(11日)までのチーム防御率は12球団ワースト。バッテリー陣は交流戦期間中、「ミーティングの意味がない」と伊東監督に何度もカツを入れられてきた。それでも投壊は止まらず、6日からのヤクルト2連戦(神宮)では計27安打を浴びて17失点した。

7日の試合後、田村は「結果が全てなので、言い訳はできない」と、自らのリードへの不甲斐なさを吐露していたが、それでも前を向き続けるしかない。チームを浮上させるためにも、吉田との正捕手争いを制するためにも、打撃、リードの両面で成長し続ける。

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唐川、7回3失点3勝「終盤バタバタした」[報知]

ロッテの唐川侑己投手(25)が12日、巨人戦(QVC)で今季3勝目を挙げた。

今季最長の7回を投げて、6安打3失点。7回に自身の失策も絡んで同点に追いつかれたが、キレのいいスライダーと緩いカーブで打者を翻弄した。「終盤バタバタしたけど、少しずつ長いイニングを投げられている」と話した。

胃腸炎にかかった影響もあり、中14日でのマウンドとなったが、伊東監督は「苦しみながらも投げ抜いてくれた」と評価した。

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清田“勝ち越しバスター弾”「次はサイン通り」[報知]

ロッテの清田育宏外野手(29)が12日、巨人戦(QVC)でまさかの“勝ち越しバスター弾”を放った。

同点で迎えた7回無死一塁。バントのサインが出て、初球のボール球を見送り。「内野が(バントシフトで)前に来たら打って良い」という指示もあり、「かなり前に来ていたので、ちょっと強い打球を打ってやろうと思った」と、2球目バントの構えからバットを引き、低めの直球を強振。バスターで三塁手の頭をワンバウンドで越える打球を打とうとしたが、打球は左翼スタンドへ一直線。決勝の8号勝ち越し2ランとなった。

社会人時代1年目は、コンパクトなスイングをするために、全てバスターで打っていたという。「次はサイン通りできるように頑張ります。こんな苦い本塁打はあまりないですね」と苦笑いだった。

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ロッテ清田、仰天の決勝「バスター弾」[デイリー]

仰天のバスター弾だ。同点の7回無死一塁。ロッテ・清田はバントの構えから一転、強振した。痛烈な打球は、G党でオレンジ色に染まった左中間スタンドに突き刺さった。

1球目をバントの構えで見送りボール。「チャージが強かった。2球目で冷静に守備位置を確認したら、アンツーカーより前に来ていた」と迷わず強打した。「イメージは三塁の頭を越える打球でしたが…。打った瞬間、入ると思いました」。伊東監督は「清田が救ってくれた。チャージしてきたら打てのサインだった」と振り返り、采配を超える一撃を称えた。

首位打者を争う清田は、フル出場が続き疲労で大振りになりがち。打撃練習ではバスターを多様し、コンパクトな打撃を心掛ける。「社会人(NTT東日本)のときにはずっとバスターで打っていた。柵越えも何回かありました」。驚弾も、どこか冷静に受け止めた。

これで、本拠地QVCマリンでの巨人戦は、2012年から6連勝。週末もキヨが大暴れする。

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ロッテが清田の“バスター本塁打”で巨人破る「打った瞬間入ると…」[デイリー]

ロッテが1点を争うシーソーゲームを、清田の一発で制した。

これが首位打者を争う男の底力か。3−3で迎えた7回、無死一塁。清田は初球、バントの構えで見送り1ボール。2球目もバントの構えを取ったが、一転してヒッティング。「サードがすごい前に来ていたので、ちょっと強い打球を打ってやろうと思ったら、たまたま打球が上がってしまいました」という当たりは、大きな弧を描いて左翼席に飛び込む8号決勝2ランとなった。「バスターだったんですけど、打った瞬間に入ると思いました」と、会心の一撃を笑顔で自画自賛した。

10日の中日戦で3打数無安打に終わり、連続試合安打は「23」でストップ。それでも翌11日にしっかり1安打すると、この日も無安打で迎えた4打席目に最高の結果を出した。「全然活躍できてなかったんで…。唐川も頑張っていたんで、何とか点を取ってやりたいと思って打席に入りました」と“フォア・ザ・チーム”の精神を強調した。

ロッテ先発の唐川は、走者を背負いながら粘り強い投球で7回3失点に抑え、無傷の3勝目。巨人は、先発のマイコラスが6回0/3を10安打5失点と精彩を欠いた。

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ロッテ「清田丼」の売り上げ発表[デイリー]

ロッテは12日、「清田モ〜打賞丼」の売り上げを発表した。9日から、同メニューは、9日から、猛打賞をマークしてからでなく、1安打を放った時点で販売を開始するコンセプトに変更。1安打を放った9日の中日戦では154杯、同じく1安打の11日の中日戦は215杯を売り上げた(10日は無安打につき販売なし)。

この中日3連戦で販売した単品フードメニューでは、日売りトップの売り上げとなり、清田が安打を放った段階で店の前に行列が出来るなど、大きな反響があった。

清田は「反響があって、とても嬉しいですね。たくさんの人に喜んでもらえるように、これからも打てるように頑張りたいと思います」とコメントした。

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ベテラン左腕、貫録の投球!服部が1イニング2奪三振![千葉日報]

ベテランの貫録だった。12日、ロッテ浦和球場で行われた埼玉西武戦でプロ8年目の服部泰卓投手が好投を見せた。5−5の同点で迎えた8回に登板。安打こそ1本許したが、左腕から放たれるキレのあるボールで2三振を奪った。

服部は「球に力が戻ってきているのは自分でも感じている。自分がやるべき事、与えられた事をしっかりとこなして行きたい」と淡々と話をしたが、その表情は手応えを感じている様子だった。

その後、後続の投手が打たれ、試合は5−6敗れはしたが、2013年に1軍で51試合に登板して2勝22HP(防御率3.38)を挙げたベテランの好投は明るい材料となりそうだ。

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