1月3日1月3日ロッテの新たなトレーニングコーチ補佐に、渡辺亮氏（31）が就任することが3日、分かった。1軍で楠トレーニングコーチをサポートする。
渡辺氏は日本の高校を卒業後、米国留学。08年からジャイアンツでインターンを務めた。10年には、アスレチックトレーナーの資格を取得。12年にジャイアンツに就職し、昨年までマイナーを中心にリハビリ補助、ケガ予防、トレーニング指導などを担った。ロッテは昨季、大谷、内、西野、荻野など故障者が続出。故障予防が課題となっている。渡辺氏は「アメリカでは、どれだけケガを少なくするか取り組んできました。チームカラーに合わせながら、新しいものを伝えられたら」と抱負を語った。
先発に再転向するロッテ・西野が、2桁勝利を目指して「変身」を予告した。
昨季まで務めた抑えの時の決め球はフォークで三振を狙う投球スタイルだったが、「先発ではスライダーもカーブも決め球にしたい。打たせて取ることも考えていく」と明かした。
球数を少なくするため、これまで決め球にはしなかった球種の精度を上げ、大きな武器とするつもりだ。育成から支配下登録されて1年目だった13年には先発を務め、9勝を挙げる活躍を見せた。その実績を買われて翌14年に抑えに転向したが、先発で10勝にあと1勝届かなかった心残りもあった。「1勝の重みは分かっている。最低2桁勝利を目指す」。リーグ優勝には涌井、石川の2本柱に続く先発投手の存在が不可欠。「ニュー西野」が白星を積み重ねる。