ロッテ益田直也投手(27)が9日、自身2度目の最多セーブを目標に掲げた。
千葉市内での練習を公開。「後ろを100%すると決まっている訳じゃないですけど、パ・リーグで1番セーブを挙げないと優勝できない。そこを目指してやる」と気合十分だった。
これまで5年連続で50試合登板を達成しており、抑えになっても50試合登板を目標とする点は不変。「西野が前(先発)にいって中継ぎが減る。去年は皆が離脱して苦しかった。(日本ハム)宮西さんを勝手に目標にしている」と、9年連続50試合登板の左腕を目指していく。
今季から抑えに復帰するロッテ・益田が9日、自主トレを公開。「やるからには、そこを目指す」と4年ぶりのセーブ王奪取を宣言した。肩や肘を休ませるため、例年通りにシーズン後は全くボールを握らず、7日にキャッチボールを再開したばかり。昨季中から本格的に始めた筋力トレーニングをオフも継続し、体力強化に努めている。「体幹を鍛えたい。筋力をもう少しアップさせたい」と意欲的だった。
ヤクルトが、昨季限りでロッテを戦力外となった大松尚逸内野手(34)の獲得に乗り出していることが9日、分かった。2月の沖縄・浦添キャンプ中に入団テストを実施するが、すでに編成担当者が面談などを行い、昨年5月に負った「右アキレス腱断裂」の大ケガも回復していると判断。入団は確実の状況だ。
通算6本の満塁弾を放ち、驚異的な飛距離の本塁打を生み出すことなどから、熱狂的なロッテファンに『世界遺産』とあがめられる大松の現役続行への執念が実りそうだ。声をかけたのは真中ヤクルト。左の大砲をさがし、新外国人獲得やトレードを含めて検討を重ねてきたが、昨季限りでロッテを戦力外となった大松が急浮上した。
大松は2005年、東海大からドラフト5巡目でロッテに入団。08年から3年連続で2桁本塁打を記録したが、近年は若手の台頭などで出場機会が激減していた。さらに大ケガのアクシデントも追い打ちをかけた。昨年5月29日のイースタン・リーグ、楽天戦で走塁中に右アキレス腱を断裂し、全治6ヶ月の重傷。昨季終了後に戦力外通告を受けた。
ロッテには2軍打撃コーチ転身を打診されたが「やり残したこともある」と現役続行の道を模索。2軍施設のロッテ浦和球場などで、黙々とリハビリ、トレーニングを積んでいた。
ヤクルトの編成担当者は、数回にわたり大松と個別面談を実施し故障した右足の状態は良好と判断。2月の沖縄・浦添キャンプにテスト生として招待することを決定し、獲得内定の状況だ。新天地のヤクルトで『セ界遺産』認定を目指す。
抑え復帰が濃厚なロッテの益田が9日、ZOZOマリンスタジアムで練習を公開し「やるからには、そこを目指す」と4年ぶりのセーブ王奪取を目標に置いた。
肩や肘を休ませるために、例年通りにシーズン後は全くボールを握らず、7日にキャッチボールを再開したばかり。昨季中から本格的に始めた筋力トレーニングをオフも継続し、体力強化に努めている。「体幹をしっかりやりたい。筋力をもう少しアップさせたい」と意欲的だった。
守護神候補のロッテ・益田が、最多セーブに狙いを定めた。9日、ZOZOマリンの室内練習場で自主トレを公開。「やるならパ・リーグで1番セーブを挙げないと優勝できない。やるからにはそこを目指してやります」。昨季は61試合登板で21ホールド、14セーブ、防御率1.83。今季は西野の先発再転向が決まり、33セーブでタイトルを獲得した13年以来の抑えを務めることが濃厚だ。
3日には静岡市にある久能山東照宮を参拝。戦国武将・徳川家康が死去後、最初に埋葬された場所として国宝にも指定される場所で引いたおみくじは中吉だったというが、「信念をしっかり持てば、勝負事は勝つと書いてありました」とうなずいた。入団から5年連続50試合登板を達成している鉄腕は「責任感を持って、みんながつないだ試合を締められたらいい」と天下取りへの道を進む。
ロッテの益田直也投手(27)が9日、ZOZOマリン室内で自主トレを公開した。
サッカーボールを使ったアップからキャッチボール、ノック、ティー打撃で汗を流した。西野が先発に再転向するため、守護神最有力候補の右腕は「まだ100%抑えをするとは決まっていないが、やるからにはパ・リーグで1番セーブ数をあげないと優勝できない。やるからにはそこを目指します」と最多セーブのタイトルを獲得して、チームを優勝に導くことを目標に掲げた。
3日には静岡県静岡市にある久能山東照宮へ初詣に訪れたという。おみくじは中吉だったというが「信念をしっかり持っていれば勝負事は勝つと書いてあった。勝負事のところしか見ていません」と笑顔。戦国武将・徳川家康が死去した後、最初に埋葬された場所として国宝にも指定される同宮で、今季の飛躍を予感させる1年のスタートだった。
ロッテ・益田が9日、ZOZOマリン屋内練習場で自主トレを公開した。
先発復帰の西野に代わる守護神候補は「リーグで1番セーブ数を挙げないと優勝できない。やるからにはそこを目指す」と宣言。最多セーブのタイトル獲得を目標に掲げた。また、入団から6年連続50試合以上登板へ向け「最後まで離脱せずにいられるかが重要」と表情を引き締めた。
抑え復帰が濃厚なロッテの益田が9日、ZOZOマリンスタジアムで練習を公開し「やるからには、そこを目指す」と4年ぶりのセーブ王奪取を目標に置いた。
肩や肘を休ませるために、例年通りにシーズン後は全くボールを握らず、7日にキャッチボールを再開したばかり。昨季中から本格的に始めた筋力トレーニングをオフも継続し、体力強化に努めている。「体幹をしっかりやりたい。筋力をもう少しアップさせたい」と意欲的だった。
すぐに決まった。新たな1年のチームスローガン。伊東勤監督は2016年シーズンが終了した時点から次なる戦いに向けたビジョンに思いを巡らせていた。何度も口にした。「結果には満足をしていない。不本意な1年」。マリーンズは球団史上31年ぶりとなる2年連続のAクラス。その事実は受け入れても、指揮官として満足をするつもりは毛頭なかった。4年間、チームを率いてきて確信した。このチームはもっとできる。能力のある選手が多い。だからこそ、妥協なく、限界をつくることなく攻め続ける姿勢こそが今、必要なのだという結論に改めて至った。
「限界など定めず、挑戦し続け、挑み続け、どこまでも攻め続けた先にこそ栄光というものはあるんだよ。どんな状況の時も、もうダメだと決めつけたり、限界を決めずにみんなで1年間、突き進みたい」。
クライマックスシリーズが終わり、本拠地ZOZOマリンスタジアムにて秋季練習を開始した昨年10月下旬には2017年シーズンに向けた構想をそのように明言していた。11月から行われた鴨川市での秋季キャンプでも「超!追い込み」というテーマを掲げた。ただ、追い込むだけではない。選手個々が「追い込んだ」と思ったそのずっと先まで体をいじめぬく。だからこそ「追い込み」の前に「超!」を付けた。人間というものは自分に甘い。自分が限界だと思い込んでも、大概は余力が残っているものだ。それに気が付いてほしかった。自身の体力、気力が本来は、どれほどあるのか。若い選手達が自分達で発見することで、新シーズンではそれを実戦で体現してほしいと願った。
キャンプ中、指揮官がグラウンドで練習を見ていた時だった。あるスタッフが聞いた。「監督の現役時代はどんな秋季キャンプをされていたのですか?」。温厚な目が一瞬、鋭さを増した。そして返答した。「思い出はほとんどない。なぜなら、リーグ優勝をした思い出ばかりだからだ。この時期は日本シリーズ中か、終わった直後。キャンプにはほとんど行っていない」。現役時代、14度のリーグ優勝、8度の日本一を経験。セ・リーグの全ての球団と日本シリーズで対戦した栄光の実績を誇る指揮官にとって秋とは悔しさを胸に鍛錬をする季節ではなく、限界ギリギリまで戦い抜き、ようやく栄光をかみしめている時期。だからこそ、語気を強めた。今、目の前にいる選手達にもそのような思いを体験させ、誇り高き精神を身に付けさせたいと誓った。
「そのためには限界に挑み、越えないとね。優勝、日本一の栄光は限界の手前にはないよ。そんなに甘くない。肉体、体力、精神的なギリギリの極限の状態で戦い続けてこそ、ファンの心を動かすような感動を提供できる」。
こうして2017年のスローガンは「翔破 限界を超えろ!」に決まった。毎年、伊東監督の強い思いが込められる言葉がサブスローガンとなる。今年も強い決意がにじみ出ていた。
「限界を超えた先の喜びを信じて、今年こそ『翔破』を果たします。まだ見ぬ栄光の目的地まで我々は両翼を広げ、空高くどこまでも飛んでいきます」。
指揮官はそのようにファンに向けた新年のメッセージを送った。『翔破』には、鳥や飛行機などが、目的地まで長い距離を飛びきること、鳥が空を飛び通すこと、飛行機などが、全行程を飛びきることという意味がある。酉(とり)年にはピッタリの言葉だ。そして今年、マリーンズは限界を超える戦いに挑む。諦めない姿勢、全力を出しきって闘う生き様で、見てくれているファンの心を動かす試合をすることを約束する。暗いニュース、不景気な話題が続く最近の世の中にあって、マリーンズは限界などあるものかと挑み続け、ぶつかり、突破する姿はきっと多くの野球ファンに強いメッセージとして伝わるはずだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)