阪神は先発候補の秋山が安定した制球を見せた。5回を四死球なしの2安打1失点(自責点0)と好投した。鳥谷は2安打1盗塁をマークしたが、二塁守備で2失策。ロッテの収穫は4回を無得点に抑えた二木で、井上は一発を放った。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
阪神 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 3 |
オープン戦1号ソロを放った井上についてロッテ伊東勤監督のコメント。
「今の感じなら、左投手の時は頭から出る選手」。
ロッテ二木康太投手(21)が先発ローテ争いに生き残った。
5回からの4イニングを、2安打無失点に抑えた。最初のイニングは高く入る球もあったが、徐々に修正。フォークで空振り三振も奪った。
前回1日の西武戦で5回5安打5失点と打ち込まれただけに、二木にとって大事な登板だった。「しっかり腕を振ることを意識しました。前回はストライクを欲しがって、振り切れなかったので」と、反省を生かした。
伊東監督は「(ローテ争いで)何とか、つながっているかな。これぐらいは投げてもらわないと」と、評価していた。
ロッテ先発の関谷亮太投手(25)は、3回6安打3失点だった。
初回だけで4安打3失点と打ち込まれた。狙ったところよりも甘く入る球が多かった。「僕は特別な球がない分、低めに投げないといけない。高くなってしまった」と反省した。
先発ローテを争う他の投手が好投を続ける中、結果を出せなかった。伊東監督は「甘い球が多すぎた。今日がどうか、というところだったけど。勉強してもらいます」と、辛口の評価だった。
ロッテは8日、亜大と練習試合を行うことを発表した。3月16日に、ロッテ浦和球場で行う。試合開始は午後1時で、入場無料。
ロッテの二木が3番手で登板し、4回無失点の好投で先発枠争いに踏みとどまった。長身から角度のある直球とフォークボールを武器に8回は3社連続の三振。走者を背負っても落ち着いてしのいだ。
1日の西武との練習試合では5回を5失点と崩れただけに、二木は「前回は悔いが残る投球だった。今日は腕をしっかりと振ろうと思った」と話した。伊東監督は「(先発候補に)何とか残ったね」と語った。
先発枠入りを目指すロッテの両投手は、明暗が分かれた。5回から3番手で登板した二木は4回無失点。「決め球がいいところに決まった」と8回には直球とフォークで3社連続三振を奪い、伊東監督も「何とか残ったね」。
先発した関谷は3回3失点。球が高めに浮く苦しい投球で、予定していた5回を投げきれず「低く投げないと自分みたいな投手は抑えられない。チャンスをもらったのに…」と唇をかんだ。
104キロのキューバ・デスパイネが、巨体を揺らして二盗を決めた。6回2死から四球で出塁すると、次打者の5球目にスタート。ロッテでの3年間は盗塁0の主砲は「良い試合だった」と振り返った。
4回の攻撃前は円陣を組み、カルロス・マルティ監督が「中国の投手は(前日対戦した)日本の投手よりもスピードがないので状況を見て攻撃を仕掛けよう」と指示していた。
ロッテ・二木が3番手で登板し、4回無失点の好投で先発枠争いに踏みとどまった。
1日の西武との練習試合では5回を5失点と崩れただけに、二木は「前回は悔いが残る投球だった。今日は腕をしっかりと振ろうと思った」と話した。伊東監督は「(先発候補に)何とか残ったね」と語った。