わたしはかもめ2017年鴎の便り(4月)

便

4月29日

埼玉西武3−6千葉ロッテ(メットライフドーム)

ロッテが逃げ切った。1回に福浦の適時二塁打で3点を先制。3回に鈴木がソロ、1点差とされた9回に三木が2ランを放った。二木が8回途中まで3失点で今季初勝利。益田が6セーブ目を挙げた。西武は野上が序盤に崩れて4連敗。

123456789R
千葉ロッテ3010000026
埼玉西武0000000303

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41歳ロッテ福浦満腹打、胃腸炎もおかわり8キロ増[ニッカン]

ベテランの一振りが、勝利と勇気をもたらした。ロッテ福浦和也内野手(41)が初回2死満塁で走者一掃の適時二塁打を放った。両外国人が不振で離脱。日本人選手だけとなったチーム打率2割未満の打線にとって、試合開始直後の大きな先制点となった。チームの連敗は2でストップ。借金8の5位と苦境は続くが、大型連休初日に快勝だ。

黒く埋まった右翼スタンドが揺れた。初回2死満塁、福浦が先制の3点適時二塁打を放った。通算2000安打まで残り63本。やはり“俺達の福浦”が打つと、盛り上がりが違う。本人は「みんなでつくったチャンス。かえせて良かった」と控えめ。二塁上で軽く左手を挙げ、称賛に応えた。

しぼみかけた好機をものにした。西武野上から伊志嶺、荻野が連打。初回に先頭から連打が出るのは、今季23試合目で初めてだった。1死満塁となり、行け行けムードが膨らんだ。だが、井上が空振り三振。このまま0点なら、流れを失う。だからこそ、福浦は「思い切っていこう」と腹をくくった。カウント1−1からの3球目、外寄り147キロを捉え、左中間を真っ二つに割った。

伊東監督も賛辞を惜しまなかった。直近10試合は2勝7敗1分け。「こういう状況を救ってくれるのは、外国人かベテランかと思っていた。2死から、よく打ってくれた。最近になく、ベンチも盛り上がった。流れをつくってくれた」。パラデスに続き、ダフィーもこの日2軍降格。日本人だけとなった打線の中で、ベテランの存在が際立った。

期待に応えるだけの準備をしてきた。24年目の41歳が体にムチを打った。「最近は小さくまとまっていたから」と、今春キャンプでは900グラム超のマスコットバットを目いっぱい長く持ち、満振りした。南国・石垣を襲った寒さにやられ、胃腸炎にもなったが、寝る前のプロテインを日課とした。パワーアップを目指し体重を去年の82キロから90キロ近くまで増やした。「つらいよ、この年で。胃も小さくなってる」。そう言いながら、白米をかきこんだ。

帰り際「最後にもう1本、打ちたかった」と繰り返し、悔やんだ。8回2死一、三塁で空振り三振だった。「明日も勝てるように気を引き締める」と、もう次を見ていた。

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「4番の仕事はしないでいい」/伊東監督[ニッカン]

ロッテは連敗を2で止めた。新4番の鈴木は初回1死二、三塁で四球を選び先制点をお膳立て。3回には先頭でソロを放った。伊東勤監督のコメント。

「4番の仕事はしないでいい、今までどおりでと伝えていた。吹っ切れたと思う」とねぎらった。

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ロッテ連敗ストップ「明日からの試合大事」伊東監督[ニッカン]

ロッテが連敗を2で止めた。初回に福浦が先制の3点適時二塁打。3回には、前日から4番に座る鈴木が3号ソロを放った。1点差に迫られた9回には、三木が今季1号2ランで突き放した。

投げては、先発二木が7回2/3、6安打3失点で今季初勝利。9回は益田が締め、6セーブ目を挙げた。

チームは借金8の5位。ダフィーが不振で2軍降格するなど、チーム事情は苦しい。だが、伊東勤監督(54)は「明日からの試合が大事。色んな選手にチャンスが出てきた」と前向きに捉えていた。

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ロッテ二木が今季初勝利、初回に英二コーチから喝![ニッカン]

ロッテ二木康太投手(21)が7回2/3、6安打3失点で今季初勝利を挙げ、チームの連敗を2で止めた。

3点先制をもらった直後の初回、西武先頭の秋山にストレートの四球を与えた。2番源田にも2球ボールが続き、早くも英二投手コーチがマウンドに来た。「カツを入れられました。『腕を振れ。打者と勝負しろ』と」。

源田への3球目で、最初のストライク。最後は二ゴロに打ち取った。右前へ抜けそうな強い当たりを、鈴木の好捕に救われた。「あれが抜けていたら、どうなるか分からなかった。大地さん(鈴木)のアウトが大きかった」と感謝した。

立ち直り、7回まで三塁を踏ませなかった。プロ初完封が見えてきた8回、先頭の代打栗山に中前打を打たれ、そこから失点。完封は持ち越しとなったが、「(完封を考える)余裕はありませんでした」と話した。

先発投手の頭数が多く、二木はこの日でまだ今季2試合目の登板だった。次回について、英二投手コーチは「悩みますね。1ヶ月2回ずつがいいのか。考えます」と話した。

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ロッテ三木2年ぶり1号「まさか」伊東監督も驚く[ニッカン]

2年ぶりの1発が、貴重な追加点となった。

ロッテ三木亮内野手(25)が4−3の9回、今季1号2ランを放った。1死二塁で、西武武隈の高め、見逃せばボール球かという139キロを強振。左翼ポール近くへ放り込んだ。

15年10月5日の日本ハム戦以来となる、プロ通算2号。伊東監督は「最後、思わぬね。調子はよかった。打ちそうな雰囲気はあったけど、まさかホームランとは」と驚きを交え、喜んだ。

初回に先制の3点適時二塁打を放った福浦は、帰りのチームバスへ向かう通路で自分のことよりも「今日は三木亮でしょう」と3回、繰り返した。

三木は「ナイスホームラン」の声に、「ありがとうございます」と笑顔で応えていた。

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ロッテ4番鈴木3号ソロ「今日は勝つだけです」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(27)が3号ソロを放った。

前日に続き、4番でスタメン出場。3−0の3回先頭で、西武野上のカーブを引っ張り、右翼ポール近くへ運んだ。

チームは連敗中とあって「今日は勝つだけです。それだけです」と話した。

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ロッテ福浦先制3点二塁打「抜けてくれて良かった」[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(41)が先制打を放った。

初回2死満塁で西武野上の147キロを捉え、左中間を破る走者一掃の3点適時二塁打。「連敗中なので先に点を取る事がこと出来て良かった。打った瞬間は捕られるかなと思ったけど、抜けてくれて本当に良かった。みんなでつくったチャンスだったので、かえすことが出来て良かった。これで終わらないように、次からもしっかり攻撃していきたい」と話した。

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ロッテ唐川国内FA獲得「明日の登板で頭いっぱい」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(27)が29日、出場選手登録日数が通算8年に達し、国内FA(フリーエージェント)権の取得要件を満たした。

この日の西武戦(メットライフドーム)前に「若い頃から使ってもらったので、使っていただいた方に感謝です」と話した。

権利を行使するか、どうかについては「何も考えていません。明日の登板で頭がいっぱいです」と、先発する30日の西武戦へ集中するとした。

林球団本部長は「『おめでとう』と伝えました。一流選手の証し。契約の話は、オフになってからです」と話した。

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ロッテ「こどもの日」にマリーンズ・かぶと配布[ニッカン]

ロッテは、5月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン、午後1時試合開始)で「こどもの日」にちなみ、紙で簡単に作れるマリーンズ・かぶとを中学生以下の来場者1万人に各入場ゲートで無料配布する。

当日は、中学生以下の来場者にキッズキャップもプレゼントする。さらに試合前、試合後には「こどもの日」にちなんだ様々なイベント企画を行う。

試合後には、中学生以下の子供とその家族が参加できるファミリーベースランニング、マリーンズ・ベースボールアカデミーコーチのワンポイントアドバイス付きのバッティング体験教室、マリーンズ・ベースボールアカデミーコーチのワンポイントアドバイス付きのピッチング体験教室、マリーンズ・ダンスアカデミーインストラクターによるダンス体験教室などを実施。リリーフ投手が登板する際に使用するリリーフカーに乗って記念撮影のできるリリーフカーフォトセッション(誰でも可)もある。

唐川侑己投手(27)は「こどもの日の紙かぶと、とてもいいですね。当日はぜひこれを被って応援してください。また、当日は試合前、試合後と様々なイベントが行われるみたいですので、試合とともに楽しんでいただければと思います」と呼び掛けた。

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ロッテ・二木、2回以降“別人”1勝!英二Cから活「打者と勝負しろ」[サンスポ]

ロッテは29日、西武5回戦(メットライフ)に6−3で勝利。プロ4年目の二木(ふたき)康太投手(21)が8回途中3失点で今季初勝利を挙げた。

プロ初完封が視界に入ってきた8回2死から、適時打を浴びて降板。完投も逃し、帰りのバスまで続く球場の長い階段を上りながら、「力不足ですね」とつぶやいた。今季初勝利にも悔しさの方が少し勝った。

3点の先制点をもらった直後の1回、先頭から6球連続ボールとなり、英二投手コーチに「何を守りに入っている。打者と勝負しろ」と活を入れられた。そこから思い切って腕を振り、2回以降は別人のようにストライクが先行。苦しいチーム事情で、投手陣を大いに刺激する好投だった。

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ロッテ・福浦、先制3点二塁打「思い切って打った」[サンスポ]

ロッテの福浦が先制打でチームに流れを引き寄せた。1回2死満塁で野上の速球を逆らわずに左中間にはじき返し、走者を一掃する二塁打を放った。3点をもたらし「抜けてくれて本当に良かった。思い切って打った」と笑顔で振り返った。

不振のダフィーが2軍に降格し、1軍メンバーから外国人野手がいなくなった。「みんなでやっていくしかない。(チーム状態は)上がって来ている」と話した。

鈴木
「しっかりしたスイングができた。(打順は)4番目に打っているだけ。」(2試合連続で4番に入り、3回にソロ)
英二投手コーチ
「まだまだ(完封する)力はない。」(8回に打たれた二木に)

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唐川が国内FA権取得「球団に感謝です」[サンスポ]

ロッテの唐川が29日、出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。権利について「実感がない。若い時から使ってもらって球団に感謝です」とだけ話した。

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ロッテがこどもの日に紙かぶとプレゼント 唐川「とてもいいですね」[サンスポ]

ロッテは5月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン、午後1時開始)で「こどもの日」にちなみ、紙で簡単に作れるマリーンズ・かぶとを中学生以下の来場者1万人に、各入場ゲートで無料配布すると発表した。

ほかにも中学生以下の来場者にキッズキャップをプレゼント。さらにファミリーベースランニング、マリーンズ・ベースボールアカデミーコーチのワンポイントアドバイス付きのバッティング体験教室、ピッチング体験教室、マリーンズ・ダンスアカデミーインストラクターによるダンス体験教室、リリーフカーフォトセッションなどがある。詳細は球団HPで。

唐川侑己投手は「こどもの日の紙かぶと、とてもいいですね。当日はぜひこれをかぶって応援してください。様々なイベントも行われるみたいですので試合とともに楽しんでいただければと思います」とコメントした。

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大地、12球団で最も遅い4番弾「勝てたことが全て」[スポニチ]

自然と体が反応した。3−0の3回無死。先頭のロッテ・鈴木が、内角に沈む野上の膝元のカーブをすくい上げた。右翼ポール際に飛び込む3号ソロは、4番での自身初アーチ。チームにとっても開幕23試合目にして初、12球団で最も遅い「4番弾」だった。

「(1ボールから)変化球は頭にあった。いいタイミングで打てたけど勝てたことが全てです」。

開幕4番だった新助っ人・パラデスは打率.130と極度の不振で21日に2軍に降格。同.197のダフィーもこの日、出場選手登録を抹消された。中軸を担う両外国人不在の異常事態の中で、前夜の西武戦(メットライフドーム)から自身4年ぶりの4番に入ったのが鈴木だった。

役割は理解している。初回1死二、三塁では7球粘って四球を選び、福浦の先制3点二塁打を演出。3回に放った3号はチームトップだが「ホームランはたまたま」と話す。つなぎのスタイルは不変だ。「4番だから、とかは全く気にしていない。今は3、5番を打っているときよりいい感じで打てている」と手応えを示す。8回にも右前打で打率.333。チーム打率.190の中で主将の奮闘は際立つ。

チームが今季初の零敗を喫した19日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)後、打撃陣は室内練習場で約1時間半の打ち込みを敢行。鈴木は選手ミーティングで「いつか“こんなことがあったんだ”と思える日が来るように頑張ろう」と話した。浮上のきっかけを先頭に立って示している。

「大地はしばらく、そのまま(4番を)打たせます」と伊東監督。まだ借金は8あるが、鈴木は「まだ始まったばかり。ここから」と力強く前を向いた。

◇1、3番で打てば全打順本塁打

先発4番の鈴木(ロ)が3回に3号ソロ。ロッテは前日まで、12球団で唯一、4番打者に本塁打が出ていなかったが、開幕23試合目でやっと飛び出した。また、鈴木にとっては4番での初本塁打。自身の打順別本塁打を見ると

[本]
0 6 0 1 2 4 8 1 1
[順]
1 2 3 4 5 6 7 8 9

と7打順目で、過去9人しかいない全打順本塁打に向けて1、3番を残すのみとなった。

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ロッテ二木、今季初勝利、助けたのは三木!9回2ランで援護[スポニチ]

4年目のロッテ・二木が今季初勝利。プロ初完封が視界に入った8回、2死一、三塁から浅村に適時打を浴び降板したが、7回2/3を6安打3失点。

3点の援護をもらった初回、いきなり6球連続ボールで、英二投手コーチから「打者と勝負しろ」と活を入れられ、自分の投球を取り戻した。9回に同期の三木が2ラン。二木は「僕の初登板の時もホームランを打ってくれた」と喜んだ。

三木
「ホームランはたまたまだけど、追加点が欲しい場面で出た。」(1点差とされた直後の9回、1死二塁から自身2年ぶりの一発となる1号2ラン)

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41歳ロッテ福浦、先制3点二塁打、2000安打まで残り63[スポニチ]

ロッテ・福浦が貴重な先制打を放った。初回2死満塁で左中間に走者一掃の先制3点二塁打。勝負強さを見せつけた41歳のベテランは「みんながつくったチャンス。思い切り打った。何とかヒットになって良かった」と振り返った。

通算2000安打まで残り63本。試合後は「でかかったね、あれは」と、1点差とされた直後の8回に2年ぶりの一発を放った三木を称えていた。

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ロッテ二木、同期・三木の本塁打に感謝「今日も打ってくんないかなぁと」[スポニチ]

ロッテの二木が西武戦に先発し、今季初勝利。同期の三木が2ランを放って、勝利に花を添えた。

今季2試合目の登板となった二木は、「とにかくひとりひとり丁寧に全力で抑えていこうと試合に入りました。先頭バッターにストレートのファーボールを出して、次のバッターの当たりを(鈴木)大地さんがうまく処理してくれたあのプレーですごく乗っていくことができたのかなと思います」と語った。

また、打線のいい援護もあった。「初回に3点取っていただいて、あとは自分で集中して自分のピッチングをするだけだなと思って。バッティングもそうですが、今日はすごくいい守備もたくさんあったので、野手の方に本当に助けられた1勝だと思います」と、チームメイトに感謝。試合の終盤には、二木とは同期の三木に本塁打も出た。「僕が初登板した時も三木さんがホームランを打ってたんで、今日も打ってくんないかなぁと思って見てたんで、よかったです」と、にこやかに喜びをかみ締めた。

自身の今季初勝利に加え、チームの連敗も止まったが、「また明日からしっかり切り替えて、チームのためにしっかりと準備をして、また勝てるように頑張りたいと思います」と、次戦を見据えて力強く語った。

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ロッテ・唐川、国内FA権取得「若い時から使ってもらい球団に感謝」[スポニチ]

ロッテの唐川が29日、出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。権利について「実感がない。若い時から使ってもらって球団に感謝です」とだけ話した。

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ロッテ、5・5「こどもの日」イベント開催、唐川「試合と共に楽しんで」[スポニチ]

ロッテが5月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で「こどもの日」にちなみ、紙で簡単に作れるマリーンズ・かぶとを中学生以下の来場者1万人に各入場ゲートで無料配布する。

当日はこのほかにも中学生以下の来場者にキッズキャップをプレゼントするほか様々なイベント企画を行う。

試合後には、中学生以下の来場者とその家族が参加できるファミリーベースランニング、マリーンズ・ベースボールアカデミーコーチのワンポイントアドバイス付きのバッティング体験教室やピッチング体験教室、マリーンズ・ダンスアカデミーインストラクターによるダンス体験教室、リリーフ投手が登板する際に使用するリリーフカーに乗って記念撮影のできるリリーフカーフォトセッションなどがある。

唐川は「こどもの日の紙かぶと、とてもいいですね。当日はぜひこれを被って応援してください。また、当日は試合前、試合後と様々なイベントが行われるみたいですので試合と共に楽しんでいただければと思います」と来場を呼びかけた。

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ついに出た!12球団最遅の4番打者アーチ…鈴木3号ソロ[報知]

ロッテ・福浦のバットがとらえた打球が、左中間を鮮やかに破った。初回2死満塁。通算1937本目の安打は、走者一掃の先制3点二塁打。「みんなで作ったチャンスだったので、かえすことができてよかった」。仙台から移動した27日のオフもさいたま市内の球団施設でウェートトレに励んだ41歳の大ベテラン。勝負強さはさすがだった。

中押し点はつなぎの4番が呼び込んだ。3回に主将の鈴木が右翼へ3号ソロ。12球団で最も遅い4番の一発だ。起用された28日に伊東監督から「4番の仕事はしなくていい」と言葉をかけられた。「僕自身もそう思っていた。4番目を打つだけです」。

ダフィーが登録抹消されて、野手は日本人のみ。9回には伏兵の三木が値千金の1号2ランを放った。パで開幕23戦を過ぎて、チーム打率1割台は58年の近鉄以来とはいえ、底は脱しつつある。「気を抜くことなく、明日からが大事」と指揮官。投打がかみ合い、ロッテのゴールデンウィークが始まりを告げた。

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福浦、満塁走者一掃の先制二塁打で2000安打まであと63[報知]

ロッテ・福浦和也内野手(41)が、先制の3点二塁打。通算2000本安打まで63本とした。

さすが、実績十分の大ベテランだ。この日は「6番・DH」でスタメン出場。初回に2死満塁で打席に入ると、野上のストレートを左中間へ走者一掃の二塁打。8試合ぶりの初回得点を呼び込んだ。「連敗中なので先に点を取ることができてよかった。みんなで作ったチャンスだったので、返すことができてよかった」と喜んだ。

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唐川、国内FA権を取得「実感がない」[報知]

ロッテ・唐川侑己投手(27)は29日、出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の取得要件を満たした。

唐川は、成田高から07年の高校生ドラフト1巡目で競合の末にロッテ入り。1年目からプロ初登板勝利を含む5勝を挙げるなど、通算61勝(56敗)をマーク。30日の西武戦(メット)に向けて、この日は最終調整。「若い時から使ってもらって感謝しています。実感がないですし、今は明日の登板に集中しています」と語った。

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こどもの日に紙製かぶとプレゼント…中学生以下1万人に[報知]

ロッテは、5月5日のソフトバンク戦(ZOZO)で紙製の「マリーンズ・かぶと」を中学生以下の来場者1万人に無料配布する。

唐川は「こどもの日の紙かぶと、とてもいいですね。当日はぜひこれをかぶって応援してください。また、当日は試合前、試合後と様々なイベントが行われるみたいですので試合とともに楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。

当日は中学生以下の来場者にキッズキャップもプレゼント。試合前、試合後には「こどもの日」にちなんだ様々なイベント企画を行う。

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打撃不振のダフィー、登録抹消!伊東監督「守備の動きも悪い」[報知]

ロッテの新外国人、マット・ダフィー内野手(28)が29日、再調整のため出場選手登録を抹消された。

ダフィーは20試合に出場し、打率1割9分7厘、0本塁打、4打点。28日の西武戦(メット)では失策も犯していた。伊東監督は「打撃はいつか打つと思っているけど、(三塁)守備で横の動きが悪くなっていた」と説明。ロッテはパラデスも21日に2軍落ちし、外国人4選手のうち、1軍はスタンリッジのみ。開幕スタメンの3、4、6、9番を欠く事態に陥っている。

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ロッテ・福浦 連敗止めた!ベテランが魅せた先制二塁打[デイリー]

鮮やか。この一語に尽きる。1回。ロッテは伊志嶺、荻野の連打に鈴木の四球を絡め2死満塁。41歳のベテラン・福浦が連敗中の重い空気を振り払った。

1−1からの真っ直ぐを振り切ると、マウンドの野上は左中間へ視線をやった。打球は走者一掃の二塁打だ。

「何とか打ててよかった。思い切っていけた」。これで通算2000安打まであと63本となった。伊東監督は「ベンチが盛り上がった。流れを作ってくれたのが大きかった」と手放しで称賛した。

打撃不振に加え、守備でも精彩を欠いたダフィーがこの日、2軍落ち。「みんなでやっていくしかない」と話し、8回2死一、三塁での空振り三振を「もう一押し欲しかった」と悔やんだ。だが、額に浮かぶ汗がベテランの充実度を物語っていた。

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ロッテの同期コンビ「チーム五木」、息ピッタリ、初勝利の二木&ダメ押し弾の三木[デイリー]

先発して今季初勝利をマークした二木康太投手(21)、その初勝利をアシストした三木亮内野手(25)、その名も「チーム五木」。13年ドラフト同期2人の絆の深さが改めて証明された。

1点差に追い上げられた直後の9回1死二塁。三木が武隈の内角球をたたいた。いわゆる、「大根切り」のようだったが、打球は左翼席に飛び込む1号2ラン。ダメ押し弾となった。

二木は15年10月5日の日本ハム戦でデビューした。実はこの試合でプロ初本塁打を放ったのが三木だった。それ以来の1発だった。

三木は「久しぶりのホームラン。いい場面で出ました。追加点が取れてよかった」と言いながら、「二木が投げた試合以来ですね」と笑った。

「守備の人」と言われるように内野ならどこでもOKだ。課題は打撃の向上でコツコツと努力を重ね、出番に備えている。

もちろん、二木もその日をハッキリと覚えている。「ボクの初登板の時に打ったんですよ」。

同期の桜として、因縁は付いて回る。この夜、「チーム五木」が祝杯を挙げて、マイクを握ったかどうか定かではない。

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ロッテ、4番の鈴木が3号ソロ、逆襲のキーマン[デイリー]

2試合続けて4番を任されたロッテ・鈴木が待望の1発を放った。3回、野上のカーブを右翼席中段へ運んだ。4月9日の楽天戦以来となる3号ソロ弾だ。

だが、本人は「4番というよりも4番目に打っているという感じです。3、5番を打つ時と変わらない」とあくまで自然体で臨んでいる。そして続けた。「勝てたことが大きい」。主将としての立場を忘れない。

伊東監督は「(鈴木)大地はそのままで打たせる。(チームには)骨太の選手が少ない。いままで自分がやってきたことをやって欲しい」と全幅の信頼を置く。常にチームの先頭に立つ背番号「7」。やはり逆襲のキーマンだ。

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ロッテ・伊東監督、助っ人不在にも笑顔、純国産打線が機能、GWの巻き返し誓う[デイリー]

ロッテ・伊東監督が久々に笑顔を浮かべた。

「初回、珍しく先制できた。2死から福浦がよく打ってくれた」と2死満塁から「6番・DH」で起用した41歳、ベテランの走者一掃の適時二塁打をほめた。

そして続けた。

「チームが悪いときの状態を救うのは外国人か、ベテランだから…」。

その助っ人が2人とも1軍から消えた。この日、マット・ダフィー内野手の出場選手登録を抹消した。ジミー・パラデス内野手は21日にすでに登録を抹消していた。

伊東監督は「守備と走塁にはスランプがないのに…」と話すが、2人とも打撃不振が守備にも影響しており、重症だ。

だが、この助っ人不在にも、「純国産でいきましょう。もうすぐ月も変わるし、連勝しましょう」と前向きに振る舞っていた。

それだけに1回、先頭の伊志嶺と2番・荻野の連打でチャンスを築いて、ベテランの一振りは嬉しかった。

3回にはこの日、2試合目の4番を務めた鈴木が右翼席中段へ3号ソロ弾。そして1点差に迫られた9回には“守備の人”、三木が追いすがる西武を突き放す1号2ラン。15年の10月以来、プロ2本目となるアーチを放った。

「打つ雰囲気はあったが本塁打とは…。出番が少ない中、準備をしっかりやっていて結果が出た」。開幕から続く打撃不振。しかし、ベテランと中堅、そして若手の控えが脱出に懸命になっている。

先発の二木も「立ち上がりは悪かったが、よく投げてくれた」と評するように、試合をしっかりと作った。

「明日からのゲームが大事。みんなにチャンスが出てきた。いつでも出番があると思って戦況を見つめて欲しい」。伊東監督、助っ人不在の逆境を逆手に取って、5月戦線をにらんでいる。

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ロッテ、純国産打線が機能、福浦が先制打、三木がダメ押し弾[デイリー]

ロッテの二木が7回2/3を6安打3失点で今季初勝利を挙げた。7回まで無失点の好投だった。打線も純国産打線が初回から機能し、「6番・DH」で先発した福浦が3点適時二塁打で先制。1点差に迫られた9回、三木の1号2ランでリードを広げ、最後は守護神・益田が締めて6セーブをマークした。連敗は2でストップ。

西武は先発の野上が初回から捕まり、4連敗を喫した。

ロッテから助っ人が消えた。M・ダフィー内野手がこの日、出場選手登録を抹消されたのだ。

一夜明けても、伊東監督の怒りは収まらなかった。「ボーンヘッドだったね。守備や走塁にはスランプないのに横の動きが悪くなっていた」。

28日、1点をリードした6回裏無死一、三塁。ダフィーは外崎の正面の三ゴロを捕球したが、間に合う本塁へ送球せずに二塁へ投げて同点となった。

結局、延長12回引き分け。すでにパラデスは21日に2軍落ちしている。伊東監督は「純国産打線でやっていきます」と目線を切り換えて戦いに臨んだ。

その純国産打線が1回に速攻だ。伊志嶺、荻野の連打と鈴木の四球を絡めて2死満塁。この好機に41歳のベテラン、福浦が西武先発・野上にカウンターパンチだ。1−1から147キロの外角速球を左中間へ運んだ。走者一掃の適時二塁打だ。

「みんなで作ったチャンスなので返せてよかった」。2000本安打までこれで「63」となり、ベテランは額からの汗をぬぐった。

さらに3回には4番の鈴木が右翼ポールを巻いて中段に飛び込む3号ソロ。4月9日の楽天戦以来の本塁打に、「今日は勝つだけです」と意気込んだ。

この試合までチーム打率.187、本塁打数6のロッテ打線が先発の二木を援護した。

その二木は1回、いきなり先頭の秋山にストレートの四球を与えた。だが、持ち直して課題の立ち上がりを乗り切ると、今度は波に乗った。

ストレートが走り、スライダーやフォークの変化球も切れた。3回1死一塁、4回2死一塁をしのいで、5回1死一塁では水口を遊ゴロ併殺打に仕留めた。6回まで与四球は1回に秋山に与えた1個のみだ。制球力も抜群の安定感を見せて後半戦に突入した。

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ロッテが「こどもの日」に紙かぶとなど様々なファンサービス実施[デイリー]

ロッテは29日、5月5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン・午後1時試合開始)で、『こどもの日』にちなみ、紙で簡単に作れる「マリーンズ・かぶと」を中学生以下の来場者1万人に各入場ゲートで無料配布すると発表した。

当日は他にも中学生以下の来場者にキッズキャップをプレゼント。試合前、試合後には『こどもの日』にちなんだ様々なイベントを行う。試合後には「ファミリーベースランニング」(中学生以下の子供とその家族)、「バッティング体験教室」(中学生以下の子供を含む親子先着400組)、「ピッチング体験教室」(中学生以下の子供を含む親子先着200組)、「ダンス体験教室」(中学生以下の子供と同伴の保護者)を開催。「リリーフカーフォトセッション」(誰でも可)など、盛りだくさんの内容となっている。

唐川侑己投手は「こどもの日の紙かぶと、とてもいいですね。当日はぜひこれをかぶって応援してください。また、当日は試合前、試合後と様々なイベントが行われるみたいですので試合と共に楽しんでいただければと思います」と来場を呼びかけていた。

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