わたしはかもめ2017年鴎の便り(6月)

便

6月3日

広島6−5千葉ロッテ(マツダスタジアム)

広島が逆転勝ちした。3−4の6回、バティスタが来日初打席で代打逆転2ランを放った。2番手の一岡が2勝目。今村が9セーブ目を挙げた。ロッテは3回に3点を先制するなど2度リードを奪いながら投手陣が要所で一発を浴びた。

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千葉ロッテ0031000015
広島00300210x6

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「球場が狭い」/伊東監督[ニッカン]

ロッテは投手陣が3本塁打で逆転を許し3連勝を逃した。伊東勤監督のコメント。

「球場が狭い。1発を食らってはいけない場面で2発食らった。バティスタは練習試合でやっているし、振ってくるという情報はあった」。

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伊東監督ボヤき節「球場が狭い…2発食らった…」[ニッカン]

ロッテは今季2度目の3連勝とならなかった。

3回に3番清田育宏外野手(31)4番角中勝也外野手(30)の連続適時打で3点を先制したが、投手陣が踏ん張れず。3本塁打を浴びて逆転負けを喫した。

ここまで3勝とチームの勝ち頭で、最近2試合で好投していた先発の二木康太投手(21)は、4回74球で9安打3失点だった。5回表に2死満塁の場面で代打にパラデスを出され、降板となった。

「もう1つ粘れなかった。(交代は)ベンチの作戦なので何も言うことはない。ずっとピンチで粘っていこうと思ったけど、あの本塁打が…」と、3回に鈴木に浴びた同点3ランを悔いた。変化球を3球続けて2ボール1ストライクとした後、139キロの内角直球を左翼に引っ張られ、特大の本塁打を浴びた。

伊東監督は「球場が狭い。1発を食らってはいけない場面で2発食らった。打線は一時より良くなったけど、先発が5回持たない。しょうがない」と渋い表情を浮かべた。

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ロッテ清田2戦連続適時打「いい所に落ちてくれた」[ニッカン]

2連勝中のロッテが、3試合連続で先制点を挙げた。

3回2死二、三塁、3番清田育宏外野手(31)が右前へ先制の2点適時打。詰まりながらの2試合連続適時打に「打ったのはシュートです。昨日のゲームを取ることが出来たので、いい流れのまま先に点を取りたかった。サントスがつないでくれたので、自分もカク(角中)につなぐ事だけ考えていました。いい所に落ちてくれました。最高のヒットです」と喜んだ。

続く4番角中勝也外野手(30)は、珍しい一打を放った。2死二塁、2ボール1ストライクからの内角球は、右肘のエルボーガードを直撃。死球かと一塁に歩きかけたが、判定は避けなかったとしてボール。次の次の球を一塁線へ運び、適時打とした。

1回には左翼の守備でフェンス際で追いついた打球をこぼして二塁打としていただけに、汚名返上の一打となった。

「打ったのはストレート系です。しっかり気持ちを切り替えて打ち直すことができました。初回の守りでは(先発投手の)二木に助けられたので、いい追加点になったと思いましたが、追いつかれたので、すぐに取り返したい。援護できるように頑張ります」と意気込んだ。

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ロッテ、2度のリード守れず逆転負け…伊東監督「制球ミス」と嘆き節[サンスポ]

ロッテは2度のリードを守れず、逆転負けを喫した。3回に鈴木に同点2ランを浴び、4−3の6回は代打で来日初打席のバティスタに松永が逆転2ランを浴びた。伊東監督は「一発を食らったらいけない場面で」と嘆くしかなかった。

バティスタとは2月に練習試合で対戦していて「ぶんぶん振ってくるという情報は入っていたが、制球ミス」と言う。2試合で計5本塁打を許した投手陣に嘆き節だった。

二木
「もう1つ粘れなかった。鈴木さんの本塁打がもったいなかった。」(4回3失点)
大嶺翔
「1打席1打席の切り替えができている。引きずらないのがいい結果につながっている。」(四回の適時打で10試合連続安打)
清田
「内角を攻められても無理に引っ張らないようなイメージで打席に入っている。」(2点適時打とソロで3打点)

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ロッテ松永、痛恨被弾、伊東監督「情報は入っていた」[スポニチ]

4−3の6回にロッテの3番手・松永がバティスタに2ランを浴びた。

代打で来日初打席だったが、2月24日の練習試合(コザしんきん)で対戦済み。ところが直球を捉えられ、伊東監督は「ブンブン振ってくるという情報は入っていた。まともにいきすぎた」と険しい表情。連勝は2でストップ。借金は再び20となった。

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ロッテ、逆転負け、伊東監督「一発を食らってはいけない場面で二発くらってしまった」[スポニチ]

ロッテは4−3の6回に逆転を許し、連勝は2で止まった。

先発の二木が3点の援護をもらった直後の3回に2被弾で同点とされた。1点リードしながら5回に代打を送った伊東監督は「一発を食らってはいけない場面で二発くらってしまった。あの辺ですね」と振り返った。

6回には3番手の松永が、育成から支配下登録されこの日1軍昇格したばかりのバティスタに逆転2ランを浴びた。初打席で決勝弾を許したが、ウエスタン・リーグ3冠王の成績を残すバティスタとは、2月の練習試合で対戦していた。「ブンブン振ってくる打者という情報は入っていた。まともにいきすぎた。コントロールミス」と指揮官。延長12回の激闘を制した前夜のいい流れを持続させることはできなかった。

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ロッテ、京大出・田中英がサイドスロー挑戦、試行錯誤の真っ最中[スポニチ]

驚いた。5月下旬の某日、休日を利用してロッテ浦和球場に足を運んだ。この日はイースタン・リーグのロッテ−西武戦が行われていた。両球団とも過去に担当させてもらっていたので、懐かしい顔と多く再会することができた。

試合後、ロッテ浦和の室内練習場をのぞいた。京大出身初のプロ野球選手として注目を集めた3年目・田中英祐投手が小野2軍投手コーチを相手にキャッチボール中だった。その姿が目に入った瞬間、強烈な違和感に襲われた。何かが違う。右のオーバースローだった田中が、サイドスローに挑戦していたのだ。

近くにいた川越2軍投手コーチに話を聞いた。「1番球に力が伝わりやすいフォームを模索していく中で、2月のキャンプぐらいから徐々に腕の高さを変えていって。今はこの形で落ち着いているんだよ」。確かに、力強い球が小野コーチのグラブに吸い込まれていた。私の存在に気づいた田中は「お久しぶりです!元気ですか?」と昔と変わらぬ笑顔で挨拶をしてくれた。「何とか生きてはいました。最近は、少しずつ投球できるようになってきました」。体つきはプロ野球選手らしいたくましさが増していた。

14年10月のドラフト会議で2位指名を受け、翌年2月のキャンプ、オープン戦、そしてプロ初先発まで「英祐フィーバー」が続いた。私もその取材の輪の中におり、思い入れの強い選手の1人だ。プロ初先発は4月29日の西武戦(QVCマリン)。3回6安打3四死球5失点という結果でプロの先制を浴びた。中継ぎでも好投できず2軍に降格。その後は極度のスランプに陥って1軍の舞台から遠ざかっている。

今季はまだイースタン・リーグでも登板がない。ただ、球の力強さは戻りつつある。昨年11月の契約更改では、3年目のシーズンを「勝負の年」と位置づけた。今は長いトンネルを抜けるために試行錯誤の真っ最中。持ち前のひたむきさで、1軍のマウンドに戻ってきて欲しい。

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借金20に逆戻り[報知]

3番手の松永がバティスタに逆転2ランを浴び、借金20に逆戻り。

1点リードの5回に勝ち頭の二木に代打を送る采配も実らなかった。試合前から災難で、広島三大祭りの「とうかさん大祭」による渋滞に巻き込まれ、チームバスが到着したのはアップ開始予定時間が過ぎてから。最終組でサク越えを連発していた新助っ人の打撃練習に間に合っていれば、警戒度も違ったかもしれない。伊東監督は「大失投」と嘆いた。

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3発浴び連勝ストップ…借金20に逆戻り[報知]

ロッテが3本塁打を浴び、連勝は2でストップ。借金20に逆戻りした。

3点を先制した直後の3回、チーム勝ち頭の二木が丸の適時二塁打で1点を返されると、4番の鈴木に同点2ランを献上した。それ以上に手痛かったのは6回だ。支配下登録されたばかりで、データの少ないバティスタとは2月の練習試合で対戦。その時も2安打を浴び、直球系を積極的に振ってくる打者と分析していた。ところが、3番手の松永は1点リードの無死二塁のピンチで、新助っ人に2ボール1ストライクとカウントを悪くし、外角直球をスタンドへ運ばれた。

2試合で5発を浴び、伊東監督は開口一番「球場が狭い」と憮然。「(バティスタは)振ってくるバッター。まともにいきすぎた。コントロールミス。大失投だった」と嘆いた。攻めても、1点リードの5回2死満塁のチャンスで、勝利投手の権利が目前の二木に代打を送る采配も実らなかった。

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ロッテ・伊東監督、決勝の一発嘆く「ブンブン振ってくるとの情報はあったが…」[デイリー]

「ブンブン振ってくるという情報は入っていたが…」。ロッテ・伊東監督がバティスタに浴びた決勝の一発を嘆いた。

松永が出場選手登録されたばかりの助っ人をヒーローにした。7回には益田が松山に3号ソロを浴びて勝負あり。5回の2死満塁で代打にパラデスを送ったが、フルカウントから見逃し三振。「いただけないですね」と残念そうだった。

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ロッテ伊東監督の“嫌な予感”が的中…二木4回3失点KO[デイリー]

ロッテのチーム勝ち頭(3勝)、二木康太投手がKOされた。4回を3失点ながら、被安打は9。

1回の1死二、三塁は鈴木、松山を連続空振り三振に仕留めて切り抜けた。だが、3点リードの3回1死後、安部に左への二塁打で出塁を許すと、続く丸に三塁線突破の適時二塁打を浴びた。さらに鈴木には2−1からの139キロストレートを左翼席に運ばれた。同点の11号3ランだ。

二木は「調子自体は悪くなかったと思うのですが。鈴木さんのホームランがもったいなかったと言うか、どうにか切りたかった。力不足です…」とコメントした。

試合前、伊東監督は先発する二木に関して、「セ・リーグに合うのではないか。真っ直ぐがちょうどいい感じで、フォークにも(広島打線は)ついていきそうだ」と話していたがこれが的中した。

さらに、「二回りくらいは持って欲しいが…」とも。こちらはかなわなかった。

二木本人も「早い形でマウンドを降りてしまい申し訳ないです」とうな垂れていた。

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ロッテ伊東監督、「球場が狭い」と嘆き節、バティスタ、パラデス、助っ人で明暗[デイリー]

広島ファンからドッと上がった大歓声に、ロッテファンのため息がかき消された。

5回2死満塁。代打に送ったパラデスが粘って3−2になった。野村が放った7球目は143キロのストレートだった。パラデスはぼう然と見送って三振に倒れた。

ロッテ打線は以降、8回まで0行進を続けたが、これを境に広島打線が再び息を吹き返した。

6回。松永が先頭の石原に二塁打を浴びると、代打で迎えた打者は、この日出場選手登録されたばかりのバティスタだった。

2−1から新助っ人のバットがうなった。148キロのやや外角真っ直ぐを中堅右にたたき込んだ。決勝の1号2ラン。さらに7回には益田が松山に3号ソロを浴びて、勝負は決まった。

伊東監督は、「球場が狭いね。あそこで1発を食らっちゃいけない場面で2発食らった」と嘆いた。そしてバティスタに関しては、「ブンブン振ってくるという情報は入っていたのだが…」と話すしかなかった。

3回に2死二、三塁から清田の2点適時打で先制し、さらに角中の二塁打で3点を先行した。

だが、先発の二木がその裏つかまった。安部と丸の連続二塁打で1点を失い、なお1死二塁。鈴木に投じた139キロの真っ直ぐは左翼席に伸びた。同点の11号2ランだ。

「もっと厳しい強いボールを投げなきゃいけなかった。もったいなかったです」。二木は魔の1球を悔やむしかなかった。

それでもロッテは4回に打撃好調、大嶺翔のタイムリーで1度は勝ち越していた。

「全体的に打線は一時からよくなったが、先発が5回を持たなかった。継投でつかまってしまった」。伊東監督はこう話し、最後に見逃し三振に倒れたパラデスに関しては「本人はボールだと思ったのだろうが、いただけないですね」と振り返った。

その目にはブンブン振り回したバティスタの姿が残っていたのだろうか。

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ロッテ打線が上昇気配、大嶺翔勝ち越し打!清田は2試合連続先制打[デイリー]

開幕からチーム打率1割台であえいできたロッテ打線が、汗を流す季節の訪れとともに、上昇カーブを描き始めた。3−3で迎えた4回。2死二塁から大嶺翔が左へ勝ち越しのタイムリーを放った。大嶺翔にとって、これで10試合連続安打となった。

先制点を奪ったのもロッテで2試合連続。3回に田村の安打を足場に、サントスの右前打などで2死二、三塁とし、清田が右前へ落とす2点適時打を放った。清田自身にとっても2戦連続の先制打となった。

「打ったのはシュート。昨日のゲームを取る事ができたので、いい流れのまま先に点を取りたかった。サントスがつないでくれたので、自分もカク(角中)につなぐ事だけ考えていました」と語ったように、続く4番の角中も右線へ適時二塁打をはじき返した。

「打ったのはストレート系です。しっかり気持ちを切り替えて打ち直す事ができました」と1日の阪神戦以来のタイムリーを振り返った。

伊東監督は試合前、「1、2番が出塁できるようになった。(新加入の)サントスは進塁打を打てる。それに角中が戻って来た。(4番に)本人が苦労しているが、固定できている」と手応えを明かしていた。

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ロッテ佐々木、4日広島戦へ集中、鈴木誠也は高校時代の盟友[デイリー]

ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が4日、プロ7度目の先発をする。

現在、2勝4敗と負け星が先行しているが、5月25日のソフトバンク戦では6回を被安打6で3失点。強力打線を抑えて白星を挙げている。

カープ打線の印象に関しては、「つながりがすごい。1人1人、しっかりと抑えていきたい」と話し、マークする打者については「全員です」といつも通りの答えを返した。

カープの4番・鈴木誠也外野手とは高校時代(都立日野高)に東京高校選抜のメンバーとしてともにアメリカ遠征(ロサンゼルス)をしている。

今でもメールを交換し合う仲で、高校時代は「いつかプロの舞台で一緒にやれたらいいね」と語り合っていたという。

だが、いま鈴木は広島の主砲で、佐々木はプロ1年生。「楽しみではありません。そんな余裕はないです」と4日のマウンドに気持ちを集中させていた。

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