DeNAが連敗を3で止めた。1回に田中浩とロペスの連続適時長短打などで3点を先制。3回に筒香が6号ソロを放った。浜口は6回途中まで1失点で5勝目を挙げた。ロッテはチェンが1回に3点を失い、気勢をそがれた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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横浜DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
千葉ロッテ | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 5 |
負けたロッテ伊東勤監督のコメント。
「初回の3点が重かった。打線は粘りが出てきて、チャンスをつくったけど1本が出なかった。外国人に当たりが出てきて、多少は期待が持てるようになった」。
ロッテのチェン・グァンユウ投手(26)が、古巣DeNAに返り討ちにあった。初回先頭打者から4連続安打を浴びるなど、1回だけで5安打3失点。3回には筒香にバックスクリーン右へ一発を浴びるなど、3回4失点、59球でKOされた。
14年まで所属していたDeNA戦は、昨年6月にも3回4失点でKOされており、2年連続で3回4失点での降板となった。
ボール気味のスライダー、カーブを次々に外野まで運ばれたチェンは「いいボールだったんですけど、変化球を打たれた。立ち上がりに打たれて申し訳ない」と反省した。
伊東監督は「見ての通り。初回の3点は重かった。打たれたのはほとんどが変化球。制球のいい投手ではないが、かわしにいったところを打たれた。古巣相手で意識したのかな」と話した。
ロッテ清田育宏外野手(31)が、反撃の適時打を放った。
0−4で迎えた6回1死一、三塁から中前に適時打を放ち、ルーキー浜口をKOした。「打ったのはチェンジアップです。2打席やられていたので何とか打ってやろうと思っていた。逆転できるように頑張ります」と話した。
序盤の失点が響き、借金は「21」となった。光明は途中出場のパラデスが9回に放った本塁打。山崎康から、5月18日の西武戦以来となる3号ソロを左翼席に運んだ。同じドミニカ共和国出身で近日中に合流予定の新外国人、ペーニャから助言を受けたといい「配球やバットの出し方などのアドバイスをもらった。いい影響を受けている」とうなずいた。
ロッテのチェンは先発では今季最短の3回で4点を失い降板した。古巣のDeNAを相手に黒星を喫し「勝ちたいという意識が強すぎた」とため息をついた。
1回に先頭打者から4連打を浴びるなど3失点。英二投手コーチは「あれだけ変化球をやられたら何かあるのだろう」と投球フォームの癖を相手に見抜かれていた可能性を指摘した。チェンは「しっかりと癖を修正したい」と話した。
パ・リーグの最下位に沈むロッテ。依然、上位チームから大きく引き離されているが、明るい兆しも見えてきている。低迷が続いていた打線は徐々に底上げされ、開幕から約2ヶ月間も1割台だったチーム打率は13日現在で.218まで上昇した。
「走り打ち」で話題の新外国人、サントスが起爆剤になり、故障から復帰した昨年の首位打者・角中が中軸を担い、主将・鈴木がチームを引っ張る。ようやく打線の「型」ができてきた中で、近日中にペーニャが加わる。大砲として期待される新助っ人が「軸」として機能すれば、さらなる得点力アップが見込める。遅ればせながら、他球団に対抗できる打線を形成できることになる。
開幕当初の貧打はあまりに深刻だった。本拠地ZOZOマリンで打てずに敗れた後には、伊東監督が見守る中、室内練習場で「居残り特打」が行われた。試合直後に、外国人を除いたほぼ全員の野手が参加しての打撃練習。異例の光景に「意味がない」「選手が疲れるだけ」。周囲からは否定的な声もあがった。
結果的には、当時の練習が実を結びつつある。2006〜09年に広島で打撃コーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の小早川毅彦氏が言う。「そういう努力は、すぐに効果は出なくても、後に生きてくるものです。ロッテの場合は、一定期間徹底してチームとして取り組んだことが大きかったと思います。今後も(打線の状態は)上がっていくのでないでしょうか」。
投手陣でも、昨年14勝を挙げた石川が13日のDeNA戦(横浜)で待望の今季初勝利。投打ともに「軸」が機能しはじめたロッテの今後の戦いに注目したい。
ロッテの新キャラクター「謎の魚」が14日、MLB.comの「Cut4」で続報が報じられ、英BBCのHP(13日)、米CBSスポーツのツイッター(12日)で取り上げられていることについてコメントした。現在、海に戻っている「魚」は、基本的に第1形態になっているという。
「そっとしておいて欲しいと、あれほど言ったのに〜。海までコメントを取りに来ないでちょうだいよ〜。今回だけにしてね。でもうれしいよ。サンキューベリーマッチ。ぜひ、おもてなしの国、日本に会いに来てちょうだい。それでは最後にス〜イ、ス〜イ」。
ロッテは14日、「ロッテアイス祭」を昨年に引き続き今年も開催すると発表した。7月2日(日)〜8月10日(木)までのZOZOマリン開催試合のうち対象11試合で、合計10万個のロッテアイス「クーリッシュ」、「爽」、「ジェラートマイスター」のいずれかを先着順で無料配布する。
序盤の失点が響いての敗戦にロッテ・伊東監督は「初回の3点は重かった」と振り返った。
先発のチェンがいきなり5安打を集中されて3失点。桑原の左翼線二塁打以外は全て変化球を痛打された。古巣相手に黒星を喫した左腕は「癖があるのかなと思う。次は気をつけたい」と肩を落とした。交流戦明けは間隔が空くため、15日に出場選手登録を抹消される。
ロッテは14日、昨年好評だった「ロッテアイス祭」を今年も開催すると発表した。
7月2日から8月10日までのZOZOマリンスタジアム開催試合のうち、対象11試合でロッテアイス「クーリッシュ」、「爽」、「ジェラートマイスター」のいずれか合計10万個を来場者に先着順で無料配布する。
対象試合は以下の通り。
7月2日日本ハム戦(先着1万5000人)、7月4日楽天戦(先着7000人)、7月17日オリックス戦(先着1万5000人)、7月18日オリックス戦(先着1万1000人)、7月28日西武戦(先着1万人)、8月1日日本ハム戦(先着7000人)、8月2日日本ハム戦(先着7000人)、8月3日日本ハム戦(先着7000人)、8月8日ソフトバンク戦(先着7000)人、8月9日ソフトバンク戦(先着7000人)、8月10日ソフトバンク戦(先着7000人)
配布場所は、球場外周正面特設テント。配布時間は、開場1時間前〜試合開始1時間後まで(もしくは当日配布分がなくなり次第終了)。配布方法は、当日のチケット1枚につき、アイスを1個配布する。
ロッテの気持ち悪すぎる新キャラクター「謎の魚」が14日、海から異例のコメントを発表した。
MLB.comの「Cut4」で続報が報じられ、英国BBCのホームページ(6月13日)やアメリカのCBSスポーツのツイッター(6月12日)でも取り上げられるなど海外で話題沸騰となっていることに、謎の魚(第1形態)は「そっとしておいて欲しいと、あれほど言ったのに〜。海までコメントを取りに来ないでちょうだいよ〜。今回だけだにしてね。でも嬉しいよ。サンキューベリーマッチ。ぜひ、おもてなしの国、日本に会いに来てちょうだい。それでは最後にス〜イ、ス〜イ」とまんざらでもない様子だ。
なお海の中では魚は基本的に第1形態となっていることが判明している。
ロッテ・チェンは先発では今季最短の3回で4点を失い降板した。古巣のDeNAを相手に黒星を喫し「勝ちたいという意識が強すぎた」とため息をついた。
初回に先頭打者から4連打を浴びるなど3失点。英二投手コーチは「あれだけ変化球をやられたら何かあるのだろう」と投球フォームの癖を相手に見抜かれていた可能性を指摘した。チェンは「しっかりと癖を修正したい」。
ロッテは14日、昨季に続いて「ロッテアイス祭」を開催することを発表した。
7月2日から8月10日までZOZOでの開催試合のうち、対象11試合でロッテアイス「クーリッシュ」、「爽」、「ジェラートマイスター」のいずれか、合計10万個を来場者に先着順で無料配布する。当日の入場券1枚につき、アイス1個で、開場1時間前からプレーボール1時間後まで配られる。
ロッテの新キャラクター「謎の魚」が14日、怒った。
5月28日に初お目見えした魚は、11日に第3形態の骨に進化。12日に海に戻っていたが、想像以上の反響が襲っていた。続報が報じられたMLB公式サイト内をはじめ、英国BBCのサイトや米国CBSスポーツのツイッターでも取り上げられるなど海外でも話題沸騰。今週に入って、国内でも6番組で報道されている。第1形態で静養している魚は「そっとしておいて欲しいと、あれほど言ったのに〜。海までコメントを取りに来ないでちょうだいよ〜。今回だけだにしてね。でも嬉しいよ。サンキュー ベリーマッチ。ぜひ、おもてなしの国、日本に会いに来てちょうだい。それでは最後にス〜イ、ス〜イ」とコメントした。
勝てば交流戦の成績が五分になるところだったが、ロッテ・伊東監督は「見ての通り。(初回の)3点が重かった」と振り返った。
先発チェンが4連打などでいきなり3失点のビハインドとなり、3回には筒香に一発を浴びた。先頭打者を5度出したが9残塁。「打線に粘りはあったが、チャンスで1本が出なかった」と悔しそうだった。
ロッテは今季未勝利だった石川が初勝利を挙げて、大砲候補の前楽天・ペーニャが加入。戦力がやっと整い始め、チームも上昇の兆しが見えてきた。
14日の一戦に勝てば交流戦五分となるところだったが、そうは問屋が卸さなかった。
伊東監督は開口一番、「見ての通り。(初回の)3点が重かった」と敗戦への案内人となったヨーイ、ドンでの失点を挙げた。
先発のチェンはまたもや立ち上がりの悪さを見せた。
先頭の桑原にストレートを左翼線に運ばれる二塁打を浴びた。続く田中浩には106キロのカーブを右にはじき返されて早くも1点を失った。
さらにロペスにも130キロのスライダーを左適時打、筒香にも左前打された。4連続長短打。無死満塁から宮崎の遊ゴロ併殺打の間に3点目を奪われた。
チェン本人がよく分かっていた。
「調子自体は悪くなかったと思うのですが…。立ち上がりですね。いきなりの4連打でチームのリズムを崩してしまった」。こう言ってうな垂れた。
「変化球を打たれていた。制球のいい投手ではないが、交わそうとしたところをやられた」と伊東監督。そして、「古巣だから意識したのかな…」とも。
チェンにとってDeNAは12年から14年まで在籍した古巣で、「勝とうという意識が強かった」という。
だが、その古巣はチェンの投球の癖をグラブの位置などでチェックしていた。3回には筒香にバックスクリーンへの6号ソロを喫した。
昨年の交流戦でもチェンは筒香に特大の1発を浴びており、まさに「いつか来た道」となってしまった。
打線は「9」安打で「9」残塁。3、4、5、6、さらに7回も先頭打者を出しながら得点は「2」に終わった。
「打線は粘りが出てきたが、チャンスで1本が出なかった。残塁数が結構多かったな。1点でも取っていたら展開が変わっていた」。
指揮官は悔しそうに話したが、「外国人選手に多少当たりが出てきた」と今後への希望を見いだした。
途中出場のパラデスが5回に二塁打、9回には左翼席に3号ソロをたたき込んだ。
「1打席1打席に集中してやっている。毎日全力でやることを考えている」とパラデスは話すが、ペーニャの加入がいい刺激となっているようだ。
「(ペーニャと)話をして日本の野球を教えてもらった。アメリカと日本の投手では攻め方のスタイルが全然違う。その辺のことをね」。刺激とともに、何かを必死で吸収しようとしている。
交流戦残り4試合。何としてでも、後半戦に弾みを付けるためにも、“有終の美”を飾りたい伊東ロッテだ。