わたしはかもめ2017年鴎の便り(6月)

便

6月28日

埼玉西武3−4千葉ロッテ(沖縄セルラー那覇)

ロッテは3−3の延長11回2死二、三塁から、三木の左前適時打で勝ち越した。9回から2回を抑えた内が3勝目。11回は益田が締めた。西武は7回に2点差を追い付いたが、11回に牧田がメヒアの失策から勝ち越し点を許した。

1234567891011R
千葉ロッテ001002000014
埼玉西武000010200003

ページトップ

ロッテ55年ぶり沖縄勝利、三木が歴史的V打[ニッカン]

思いを実らせた。延長11回2死二、三塁。ロッテ三木は「どんな形でもいい。何とか1点。バットに当たれば何か起こる」と打席に向かった。西武の投手は右腕牧田。とっておきの左の代打・福浦もいたが、伊東監督は「一塁が空いている。歩かされるかな。三木で勝負」と腹をくくった。その期待に応えるように、左前へ決勝打を放った。カウント2−2と追い込まれたが、いつもより指1本分バットを短く持ち、スライダーに食らいついた。

プロ4年目。昨季までの通算打率は1割7分で「守備の人」のイメージが強かったが、今季は2割台後半をキープ。バットでも貢献している。23日のオリックス戦ではプロ初の4安打。試合後は「変なこと起きるんちゃうか」と真顔で言った。翌日も「通り魔にでも刺されるかと思った」と、宿舎を出るとキョロキョロした程だった。

活躍の下地を作ったのは、やはり守備だった。今春キャンプで中村、平沢らと遊撃争いを繰り広げたが、最終的に開幕2軍スタート。だが、中村達に守備のミスが続き、三木は4月早々に1軍昇格を果たした。5月後半からは遊撃で先発出場を続けている。「これまでは数少ない打席で失敗したら、と思ってました。今はスタメンでも余裕を持ててます。その分、周りが見えてます」。出続けることが好循環を生んだ。

大毎時代の62年以来、球団55年ぶりの沖縄での試合で勝利。リードしながら降雨ノーゲームの前日の借りも返した。三木は「沖縄での思い出1号です」と笑顔だった。

ページトップ

森慎二さん急死にロッテ伊東監督「思い出たくさん」[ニッカン]

西武森慎二1軍投手コーチが28日午後0時10分に多臓器不全のため、福岡市内の病院で死去した。西武球団が発表した。42歳だった。同コーチは25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)前に体調不良を訴えて入院。そのまま帰らぬ人となった。急な悲報に辻発彦監督(58)らは深いショックを受けていた。通夜、告別式の日程は未定。

ロッテ伊東監督(西武時代の先輩)
「心配していたけど、まさかこうなるとは思わなかった。彼の球を受けて勝った試合が数多くあるし、思い出がたくさんある。現役を一緒にやった人が指導者としてグラウンドに戻って来るのが自分の楽しみでもあったが、あまりにも早すぎてショックを受けている。ご冥福をお祈りします。」

ページトップ

「あまりにも早すぎてショック」/伊東監督[ニッカン]

ロッテが延長11回、三木の決勝打で連敗を2で止めた。伊東勤監督のコメント。

「よく打ってくれた。後ろのブルペン陣も頑張ってくれた」。

西武時代の後輩、森投手コーチの死去を聞いて。

「心配していたけど、まさかこうなるとは思わなかった。彼の球を受けて勝った試合が数多くあるし、思い出がたくさんある。現役を一緒にやった人が指導者としてグラウンドに戻って来るのが自分の楽しみでもあったが、あまりにも早すぎてショックを受けている。ご冥福をお祈りします」。

ページトップ

ロッテ三木V打「どんな形でも良いと」延長戦を制す[ニッカン]

ロッテが連敗を2で止めた。3−3の延長11回、2死二、三塁で三木亮内野手(25)が西武牧田から左前に決勝打を放った。「どんな形でも良いと。抜けてくれて良かった」と喜んだ。

延長戦を制し、伊東監督は「よく打ってくれた。後ろのブルペン陣も頑張ってくれた」と、選手たちをねぎらった。

ページトップ

ロッテ内3勝目、2回無失点「野手のおかげです」[ニッカン]

ロッテの救援陣が奮闘した。3−3の9回から、守護神・内竜也投手(31)が2回1安打無失点。基本的には1イニングだが、「今日は2回投げるつもりでした」と0でつないだ。

すると、11回に味方が勝ち越し、3勝目。「めっちゃ疲れましたけど、チームが勝てて良かった。点を取ってくれた野手のおかげです」と仲間を持ち上げた。

11回は益田直也投手(27)が3者凡退で締め、8セーブ目。「今日は納得いく球がいった。みんなで、つないで、つないで」と笑顔。最近は失点する登板が多かった。伊東監督は「益田は気合が入っていた。負けられない気持ちが強かったのでしょう。内も、よく投げてくれた」と、ねぎらった。

ページトップ

ロッテベンチに幸運の使者?白星呼ぶか白いカエル[ニッカン]

試合前のロッテベンチに、幸運の使者? が現れた。

白いカエルだった。足は茶色だが、頬の周囲が白。球団スタッフが発見したが、じっとしたまま動かない。「干からびるのでは」と心配したスタッフから水をかけられると、元気に跳ねていた。

前日は3−0とリードしながら、3回途中に雨天ノーゲーム。運に見放されたが、この日は運も味方につける!?

ページトップ

ロッテ加藤が先制三塁打「雰囲気に乗せてもらった」[ニッカン]

ロッテ加藤翔平外野手(26)が先制打を放った。

3回2死三塁で、西武多和田から左中間を破る適時三塁打を放った。自身、今季初タイムリーに「打ったのはストレートです。後ろに大地(鈴木)さんもいるので、四球でもなんでもいいから大地さんにつなぐことだけしか頭になかったです。その気持ちが結果的にいい先制点につながりました。千隼(佐々木)が前回東京ドームで悔しい顔をしていたので、今日は何とか勝たせてあげたい。(沖縄の思い出は)大学の時にオープン戦で来たくらいですかね。でも、この雰囲気が好きです。この雰囲気に乗せてもらいました」と話した。

ページトップ

ロッテ佐々木「悔しい」勝ち負けつかず5回途中降板[ニッカン]

ロッテ先発の佐々木千隼投手(23)は、4回1/3、2安打1失点で勝ち負けはつかなかった。

1−0の5回、先頭から2者連続で四球を与えた。1死一、二塁となり、西武金子侑に右前へ同点打を打たれ降板した。

4回までもボール先行が目立ったが、0に抑えてきた。勝利投手の権利までアウト2つで交代を命じられた。「ああいう展開にしてしまい、ああいう形でマウンド降板。悔しい思いしかない。5回は大胆に攻めることが出来なかった」と話した。

ページトップ

ロッテ・ペーニャ「沖縄大好き」右前ハイサイ適時打[ニッカン]

ロッテが1−1の6回に2点を勝ち越した。

まずは2死一、二塁で、角中勝也外野手(30)が左前適時打を放った。「打ったのは分かりません。スライダーを待っていた中でうまく反応出来たかな。いい攻撃の流れの中で打つことが出来て良かった。沖縄出身の翔大(伊志嶺)かヘッドスライディングで生還してくれたおかげです」と話した。

さらに次打者のウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が右前適時打で続いた。「打ったのはチェンジアップです。ようやくヒットが打てたね。ピッチャーも苦しい状況で、その中で甘いボールも来ていた。自分もミスショットが多かったが、最後はアジャスト出来たね。チームがもう1点欲しい場面で打てたのは非常に嬉しい。この沖縄の気候は大好き。次はもっと大きいのが打てればいいね」と話した。

ページトップ

ロッテ・三木、牧田撃ちV打!延長11回決めたのは25歳“守備の人”[サンスポ]

ロッテは28日、西武10回戦(沖縄セルラー)に延長11回の末、4−3で競り勝った。11回2死二、三塁で三木亮内野手(25)が牧田から勝ち越しの左前適時打を放ち、試合を決めた。

「どんな形でもいいから、1点を取りたかった。ボールに食らいついていきました」。

過去3年の通算打率.170。“守備の人”が4年目にして覚醒だ。5月中旬に遊撃のポジションを手にし、打撃でもチームに貢献。23日のオリックス戦でプロ初の4安打を放つなど、規定打席には到達していないが、.270と奮闘している。「チャンスに回ってくることが多いし、僕が打てば得点の確率が上がる」とうなずいた。

前日27日は3点リードを奪いながら無念の降雨ノーゲーム。伊東監督は「三木に勝負をかけた。よく打ってくれた。昨日(27日)の借りというか、勝ちを拾えてよかった」と息をついた。

ページトップ

ロッテ・三木、粘って勝ち越し打、伊東監督が期待する打力で勝利呼ぶ[サンスポ]

ロッテの三木が勝ち越し打を放った。延長11回、失策をきっかけにつくった2死二、三塁の好機で、牧田に対してバットを短く持ってファウルで粘り、6球目のカーブを左前へ運んだ。

4年目の25歳。今季途中から遊撃で先発出場を続けている。伊東監督が「勝負強い。今季成長した1人」と期待する打力で勝利を呼んだ。

「めちゃくちゃ疲れた。野手のおかげで勝てた。」(9回から2回無失点で3勝目)
益田
「最近は良い投球ができていなかった。ここから上げていかないと。」(8セーブ目)

ページトップ

ロッテ・佐々木、5回途中で降板「ああいう形で降板し悔しい」[サンスポ]

ロッテの佐々木は5回途中1失点で降板した。立ち上がりから直球を軸に飛ばし、4回までは1安打無失点だったが、5回に先頭打者から連続四球を与え、9番の金子侑に適時打を浴びた。

2試合続けて5回を投げきれず「5回は大胆に攻めることができなかった。ああいう形で降板し悔しい思いしかない」と肩を落とした。

英二投手コーチ
「良い打者になるとボールが先行する。逃げて覚えることはない。」(佐々木に)

ページトップ

ロッテ 55年ぶり沖縄で勝った、延長11回三木V打[スポニチ]

ロッテが延長11回に三木の左前適時打で試合を決め、連敗を2で止めた。

2死二、三塁から伊東監督が「(代打で)福浦と思ったが、一塁が空いているので歩かされるかと思った。勝負を懸けた」と送り出した25歳。気分転換にそれまでの黒から白のバットに持ち替え殊勲の一打を放ち「どんな形でもいいので点が取りたかった」と安堵した。チームが前回沖縄で公式戦を行ったのは本土返還前、大毎時代の62年。記念の一戦で白星をつかみ、指揮官は「勝って帰れるのでよかった」と満足げだった。

佐々木
「5回は大胆に攻めることができなかった。」(4回1/3を2安打1失点)

ページトップ

ロッテ、ドラ1佐々木、勝敗付かず「悔しい思いしかない」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手は4回1/3を2安打1失点で、勝ち負けはつかなかった。

課題の立ち上がりに2死一、二塁と走者を背負ったが、栗山を右邪飛に仕留めて無失点。2〜4回は三者凡退とアウトを積み重ねていった。しかし英二投手コーチが「勝負どころでいい球が来て抑えてはいるが、ボール球が多いし安心して見ていられるような投球ではない」と評したように、1−0の5回無死からメヒアと外崎に連続四球。1死こそ奪ったが、金子侑に直球を右前に運ばれ同点とされると、伊東監督は投手交代を告げた。

「ああいう展開にしてしまい、ああいう形でマウンド降板。悔しい思いしかない。5回は大胆に攻める事が出来なかった…」と振り返った佐々木。チームにとって大毎時代の62年以来、55年ぶりの公式戦となった沖縄での一戦は、ドラフト1位右腕にとっては悔しいマウンドとなった。

ページトップ

恒例、具志堅用高氏、また三塁へ「いやあ、気持ちいいですね」[スポニチ]

元WBAライトフライ級王者の具志堅用高氏(65)が28日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた西武−ロッテ戦の始球式に打者として登場した。

西武のユニフォームを着た具志堅氏は右打席に立つと、マウンドに立ったキャンペーンガールが投げた大きく外れた投球に空振りし、全速力で三塁方向に走っていくという自身恒例のパフォーマンスを披露。三塁手の中村に「あっちあっち」と一塁の方向を指差された。

始球式を終えた具志堅氏はマスコットのレオからマイクを受け取ると「いやあ、気持ちいいですね。こうして始球式をさせて頂けて嬉しいです。今日は皆さんと一緒にライオンズ、マリーンズの応援をしましょう!ありがとうございました」と挨拶し、球場中の大歓声を受けていた。

ページトップ

三木が延長11回勝ち越し打「何とかしたかった」[報知]

ロッテ・三木が勝ち越し打を放った。

延長11回、失策をきっかけにつくった2死二、三塁の好機で、牧田に対してバットを短く持ってファウルで粘り、6球目のカーブを左前へ運び「どんな形でもいいので何とかしたかった」。4年目の25歳。今季途中から遊撃で先発出場を続けている。伊東監督が「勝負強い。今季成長した1人」と期待する打力で勝利を呼んだ。

ページトップ

ロッテ・伊東監督、西武・森投手コーチを悼む「あまりに早くてショックを受けている」[報知]

西武の森慎二1軍投手コーチが28日12時10分、多臓器不全のため、入院先の福岡市内の病院で死去した。42歳だった。この日の試合後、球団が発表した。

ロッテ・伊東勤監督(54)は28日、42歳の若さで急死した西武・森慎二1軍投手コーチをしのんだ。

森投手コーチとは西武時代に捕手、監督として同じユニホームを着た間柄。「今回来ていなくて心配していたけど、まさかこんなことになるとは思っていなかった。一緒にやって思い出もあるし、ボールを受けていた。彼で勝った試合が数多くあるし、思い出がたくさんある。現役時代に一緒にやっている人が指導者としてグラウンドに戻ってくるのが自分の楽しみでもあったから、あまりに早くてショックを受けている。ご冥福をお祈りします」と驚きを隠せなかった。

ページトップ

ドラ1千隼5回途中KO、2戦連続「5回の壁」[報知]

ロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手(23)が、5回途中でKO。2試合続けて5回の壁を超えられなかった。

制球に苦しんだ。4回まで無失点に封じていたとはいえ、何度もカウントを不利にした。1点リードの5回もメヒア、外崎に連続四球を与え、1死一、二塁でフルカウントから金子侑に同点打を浴びると、伊東監督に交代を告げられた。「ああいう展開にしてしまい、ああいう形でマウンド降板。悔しい思いしかない。5回は大胆に攻める事が出来なかった…」とうな垂れた。

ページトップ

ロッテ・三木、延長11回V打!伊東監督絶賛「勝負強い」[デイリー]

ロッテ・三木が勝ち越し打を放った。延長11回、失策をきっかけにつくった2死二、三塁の好機で、牧田に対してバットを短く持ってファウルで粘り、6球目のカーブを左前へ運んだ。

4年目の25歳。今季途中から遊撃で先発出場を続けている。伊東監督が「勝負強い。今季成長した1人」と期待する打力で勝利を呼んだ。

ページトップ

ロッテ延長戦制す、三木が11回に決勝打どんな形でも帰そうと思った」[デイリー]

ロッテが連敗を2で止めた。3−3の延長11回2死二、三塁から三木の左前適時打で1点を勝ち越した。

三木は試合後、「どんな形でもいいから走者を帰そうと思った。手応えはあまり良くなかったが(三遊間を)抜けてくれて良かった」と語った。

ロッテは3回、加藤の左中間適時三塁打で1点を先制。1−1の6回は2死一、二塁から角中、ペーニャの連続適時打で2点を勝ち越し。ドラフト1位新人の先発・佐々木は4回1/3、2安打1失点。

西武は2連敗。0−1の5回、金子侑の右前適時打で同点。1−3の7回は秋山の右越え15号ソロと浅村の左中間適時二塁打で再び同点。先発・多和田は5回1/3、3安打3失点。牧田が延長11回に勝ち越された。

ページトップ