わたしはかもめ2017年鴎の便り(7月)

便

7月8日

オリックス2−6千葉ロッテ(ほっと神戸)

ロッテが5回に暴投で追い付き、6回にパラデスと中村の適時打で2点を勝ち越した。8回は中村が2点三塁打を放ち、9回にも三木の適時打で駄目を押した。唐川は8回途中まで2安打で2点に抑えて4勝目。オリックスは4連敗。

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千葉ロッテ0000120216
オリックス0100010002

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ロッテ唐川が連勝導く粘投、3本柱の一角へ勢い乗る[ニッカン]

ロッテ唐川は嫌な失点にも落ち着いていた。2回、オリックス先頭ロメロが味方の失策で出塁。1死三塁で犠飛を打たれ、無安打で点を失ったが「(失策の後)だらだら行かず、進塁打と犠飛でアウトを取れたので」と動じなかった。ストライク先行で投げ続け、中盤の打線の逆転を呼び込んだ。7回1/3、2安打2失点(自責1)で4勝目。チームに2連勝をもたらした。

嫌な記憶は関係なかった。前々回6月24日も、同じ神戸で、同じオリックス。6回まで1失点に抑えていたが、7回に2つ目のボークを取られた。納得できず、マウンドで感情をあらわにした。温厚な右腕が珍しかった。ボークの影響もあり、同点の7回限りで降板。中継ぎが打たれ、チームは敗れた。「自分の首を絞めないように」と、この日はセットでの静止を意識。伊東監督に「安心して見てられた」と言わせた。

前日に好投した涌井から、相手打線の注意点を助言されていた。今日は石川が投げる。「僕なんかが石川さんに言うことはないです。やってくれますよ」と唐川。ようやく、3本柱で勢いに乗る流れが出来そうだ。

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「安心して見てられた」/伊東監督[ニッカン]

ロッテ先発唐川は7回1/3、2安打2失点(自責1)で4勝目。チームに2連勝をもたらした。伊東勤監督のコメント。

「安心して見てられた」。

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ロッテ唐川8回途中2失点「選手一丸で少しでも上」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(28)が7回1/3、2安打2失点(自責1)で4勝目を挙げ、チームに2連勝をもたらした。

2回に味方の失策から、無安打で失点。嫌な形で先制を許したが、引きずらなかった。中盤の味方打線の逆転を呼んだ。

「ストライク先行で投げられたのが良かった。みんなが打ってくれたので、今日も頼もしかったです。チームの位置が悪いので、選手一丸で少しでも上に行けるよう、頑張ります」と話した。

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ロッテ中村が適時打「自信を持って打ちました」[ニッカン]

ロッテが1−1の6回に2点を勝ち越した。

まずは1死二塁で、ジミー・パラデス内野手(28)が左前適時打を放った。オリックス松葉のチェンジアップを捉え、先発唐川を援護。「ユウキ(唐川)がいい投球をしているからね。バットに当てれば何とかなると思って食らいついていったよ。打点を挙げることが出来て良かったデス」と話した。

さらに2死一、三塁で、中村奨吾内野手(25)が中前適時打を放った。オリックス2番手金田の抜けたフォークを捉えると、「前の打席(右越え二塁打)もいい感じで打てていたので、投手は代わったけどいいイメージで打席に入り、自信を持って打ちました。ジミー(パラデス)に続くことが出来て良かったです」と話した。

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ロッテ・唐川、8回途中2失点で4勝「テンポよくいけた」[サンスポ]

唐川が8回途中まで2安打2失点(自責1)で4勝目(7敗)。1回に失策から失点したが、6回1死まで無安打投球で逆転を呼んだ。「テンポよく、ストライク先行でいけた」。前日7日は涌井が7回1失点で勝利に貢献。連日の先発の好投に伊東監督は「開幕からやってくれていれば、ここまでひどい成績(借金26)にはならなかったが、少しずつ盛り返したい」と力を込めた。

中村
「これまでチームに迷惑を掛けっぱなし。これを続けていきたい。」(3安打3打点)
パラデス
「バットに当てれば何とかなると思って食らいついていった。」(6回に勝ち越しの左前適時打)

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ロッテ・中村、3安打3打点で存在感「走者をかえすことだけ考えていた」[サンスポ]

ロッテの中村が3安打3打点で存在感を示した。5回に二塁打で出塁して同点のホームを踏むと、6回は2番手の金田から中前にうまく運んで適時打。8回は力強い右への打球が三塁打となり、流れを決める2点をたたき出した。

中村は「チャンスだったので走者をかえすことだけを考えていた」と明るい顔で話した。最近は始動を早めにし、ゆったりとしたフォームを心掛けているそうで「右に良い打球が出る時は良いタイミングで打てている」と自身の打撃を分析した。

パラデス
「バットに当てれば何とかなると思って食らい付いていった。」(6回に勝ち越し打)

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ロッテ・英二投手コーチ、4勝目の唐川に合格点「打者がよく見えていた」[サンスポ]

ロッテの唐川が八回途中まで2安打2失点(自責点1)の力投で4勝目を挙げた。吉田とのバッテリーで速球をうまく散らしてゴロアウトを稼ぎ、5回までは安打を許さなかった。6回のピンチでも冷静に1点にしのいで、後半の攻撃に弾みをつけた。

唐川は「ストライクを先行できた。僅差の試合だったので一発だけを警戒して投げた」と満足感をにじませて振り返る。英二投手コーチは「良い内容が続いている。打者がよく見えていた」と合格点を与えた。

伊東監督
「昨日から涌井、唐川としっかりと投げた。やるべき人がやってくれた。」(2連勝)
吉田
「序盤は荒れていなかったので、高めなどもうまく使えた。」(バッテリーを組んだ唐川に)

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ロッテ、唐川で1ヶ月ぶり連勝 6回1死まで無安打[スポニチ]

ロッテ・唐川が1ヶ月ぶりの2連勝をチームに呼び込んだ。2回に味方の失策を機に先制を許したが、6回1死まで圧巻の無安打投球。「序盤なので1点はオーケーと思った」と気持ちを切り替えて低めを突いた。

2週間前の6月24日、この日と同じほっと神戸で松葉と投げ合った。7回1失点も2つのボークに泣いたが、雪辱を果たした。8回1死一、二塁と走者を残して降板。英二投手コーチは「8回を投げ切って欲しかった」と注文しながらも、「最近ずっといい内容」と称えた。

前夜好投した涌井からは対打者についてのアドバイスをもらったという。9日に先発する石川に向けては「僕なんかが言うことはない。やってくれるでしょう」と笑った。5日に28歳の誕生日を迎えたばかりの唐川が、今季初の同一カード3連勝を託したバトンをつないだ。

中村
「まだチームに迷惑を掛けっ放し。1本でも多く安打を打ちたい。」(今季初の3安打3打点)

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ロッテ、唐川2安打快投でカード勝ち越し!中村3安打3打点、オリは4連敗[スポニチ]

ロッテ先発の唐川が7回1/3を2安打2失点(自責点1)に抑えて今季4勝目。打線は中村が3安打3打点の活躍で、チームをカード勝ち越しに導いた。

初回は9球で三者凡退に仕留める上々の立ち上がりを見せた唐川だったが2回、先頭のロメロの飛球を右翼・加藤と中堅・伊志嶺が交錯して落球するアクシデント。ここから1死三塁のピンチを招くと、続く中島の右犠飛で先制点を許した。その後は切り替えて3イニング連続で三者凡退に抑える好投で、珍記録“ノーヒットワンラン”の期待が懸ったが、6回1死一塁から駿太に初安打となる右前打を打たれ、1死一、三塁から内野ゴロの間にさらに1点を失った。それでも8回途中102球でわずか2安打のみの快投を見せると、松永、大谷とつないでリードを守り切った。

打線は1点を追う5回に相手の暴投で同点に追いつくと、6回1死二塁からパラデスの左前適時打で勝ち越しに成功。なお2死一、三塁で、中村がオリックス2番手・金田から中前適時打を放ち、リードを2点に広げた。8回には中村の左越え2点三塁打、9回にも三木の左前適時打で計3点を加えてダメを押した。

オリックスはロッテ・唐川を攻略できず、わずか3安打で完敗し4連敗。先発・松葉は6回途中5安打3失点で6敗目を喫した。

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ロッテ、中村奨吾、今季初の適時打「ジミーに続くことができてよかった」[スポニチ]

ロッテの中村奨吾内野手が今季初の適時打をマークした。

1−1の6回。1死二塁からパラデスの左前打で勝ち越すと、なおも2死一、三塁の好機で打席へ。代わったばかりのオリックス2番手・金田の抜けたフォークを中前へ運んだ。この日で8戦連続スタメンとなる中、貴重な追加点を挙げ「前の打席(左飛)もいい感じで打てていたので、投手は代わったけどいいイメージで打席に入り、自信を持って打ちました。ジミー(パラデス)に続くことができてよかったです」と安堵した。

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ロッテ・唐川、価値ある4勝目「テンポよくストライク取れた」[デイリー]

ロッテ・唐川の右腕がさえた。8回途中まで被安打2で2失点。102球でたぐり寄せた4勝目は“価値”があった。ストレートが走り、変化球の切れも抜群で、「テンポよくストライクを取れた。一発を警戒して低めを意識して投げた」とサラリと振り返った。

6月24日、同じほっと神戸でのオリックス戦。唐川は三塁の白井審判に、セットポジションでの完全静止を怠ったとして2個のボークを取られた。なぜ?の疑問とともにマウンド上でかなり熱くなった。

この日、白井審判は一塁に立った。「審判どうこうよりも、自分の首を絞めないようと意識した」。修正してきたという自信はあった。背中に注がれる視線に動ぜず、吉田のミットに集中した。

2回には右翼・加藤の失策が絡んで1点を失った。「序盤だしね。1点はOKの感じ。吉田がいいリードをしてくれました」。味方のミスに目をつぶり、女房役をほめた。

プロ10年目は5日に28歳になった。「勝ちに貢献できたことがよかった」。元祖「千葉の星」が気持ち良さそうに笑った。

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ロッテ連勝、伊東監督「投手のテンポの良さが攻撃陣にも伝わる」と唐川評価[デイリー]

これ以上ない快勝劇に、ロッテ・伊東監督はまずは4勝目をマークした唐川を評価した。

「エラーで点を取られたが、その後はしっかりと自分の投球をした。きょうは安心して見ていた」。

そして、こう続けた。「投手が主導権を握りテンポよく投げると、攻撃もいい流れになっていく」。

5回、二塁打の中村を加藤がしっかりと送って一死三塁。次打者・吉田の時に松葉の暴投が飛び出して同点となった。

6回にはこれまた先頭の三木が安打で出塁すると、鈴木が手堅く送って一死二塁。パラデスが期待に応え、適時打を放った。

パラデスは、「ユウキ(唐川)がいい投球をしているからね。バットに当たれば何とかなると思った」と振り返った。この回、中村の適時打も飛び出して2点を奪った。

タイムリーがタイムリーを呼んだ。「自信を持って打ちました。ジミー(パラデス)に続くことができてよかった」(中村)

8回にも2死一、二塁から中村が走者一掃の右三塁打だ。

中押し、ダメ押し、そしてダメのまたダメ押しは9回だ。

先頭の吉田が二塁打を中前へ運ぶと、途中出場の岡田がキッチリと送って1死三塁。三木が左へはじき返して、伊東監督は「三木の6点目が大きかった」とほめた。

3度あったバントの機会をことごとく成功させた。

指揮官の言う、「投手のテンポとリズムのよさ」が打撃陣にもキッチリ伝わった。

この日、ペーニャを外した。「不調だからね。少し様子を見ます」。いかに大砲として獲得したとはいえ、不振と判断すれば、ベンチ要員だ。

「やるべき人がしっかりとやっていれば、ここまでひどい連敗にはなっていなかった」。

借金は26あっても、残り試合は66ある。後半戦に向けて弾みを付けておきたい。球宴まで4試合ある。

「また、明日から」。9日、京セラドームでの3連戦3戦目での3タテを狙う指揮官だった。

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ロッテ・唐川が4勝目、28歳初勝利に「いい年にしたい」、オリックス打線は3安打沈黙[デイリー]

ロッテが逆転で2連勝。先発した唐川が8回途中を2安打2失点の好投で4勝目を挙げた。

打線は1点を追う5回、二塁打で出塁した先頭の中村を、加藤の犠打で1死三塁とし、オリックスの先発・松葉の暴投で同点に追いついた。

さらに6回1死二塁から、パラデスの左前適時打で勝ち越しに成功。中村にも適時打が出て追加点を挙げた。1点差に迫られた8回には中村の2点適時三塁打で再び突き放した。

5日に28歳の誕生日を迎えたばかりの唐川は「特に意識はないですけど、28歳はいい年にできるように頑張りたい。チームの位置は悪いが少しでも上に行けるように後半戦も頑張りたい」とファンにアピールしていた。

オリックスは先発した松葉が6回途中3失点と踏ん張ったが、打線がロッテ3投手の継投の前にわずか3安打と沈黙し、4連敗を喫した。

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