ロッテは24日、釧路市民球場で全体練習を行った。
この日は、福岡から空路、羽田経由で釧路入り。長旅だったが、移動休みとはせず、井口、福浦のベテラン陣ら数人をのぞき、みんなで練習した。
伊東勤監督(54)は「(25日からの日本ハム戦が)2試合だけで、木曜は休みだから。でも、1番は弱いから。休んでいる場合じゃないでしょ」と説明した。
借金29の最下位だが、後半戦に限れば3勝2敗と勝ち越している。徐々にだが、チーム状態は上向きだ。25日からの5位日本ハムとの2連戦に連勝すれば、ゲーム差は0.5まで縮まる。最下位脱出へ、休みなく準備した。
ロッテは、7月28日の西武戦(ZOZOマリン、午後6時15分試合開始)から選手プロデュースメニュー第2弾として、井口資仁内野手(42)の関連商品2点の販売を開始する。
同日には、石川、唐川、田村、チェン、平沢のプロデュースメニューも販売される。
井口は「ステーキ丼は、ワサビが美味しくて夏に最高のメニュー!!ピリッとしたものを食べると若返ると言われているので、是非この丼を食べて夏の暑さを乗り越えて欲しいです!!ナチョスは野球場と言えばナチョス!!シカゴでも定番のこのメニューを是非皆さんにも食べていただきたいです!!」とPRしていた。
ロッテは24日、ビックリマンチョコ発売40周年を記念し、11月に開催を予定しているファン感謝デーで来場者限定配布を行う千葉ロッテマリーンズ・ビックリマンシールの制作が決定したと発表した。
シールは計5種類を製作し、ファン感謝デーで来場者全員に1枚プレゼントする(シールはランダムに配布)。
7月24日より8月20日まで、ビックリマン公式ホームページでファン投票を行い、シール化される3選手(17年7月24日時点の育成も含む在籍全選手が対象)を決定する企画を実施する。投票上位3選手の他に、球団の推薦枠として「謎の魚」、ビックリマン終身名誉PR大使の里崎智也氏推薦のシール1種も含め、計5種を製作する。
ロッテは、28日の西武戦(ZOZOマリン、午後6時15分開始)から選手プロデュースメニュー第2弾として井口資仁内野手(42)関連商品2点の販売を開始する。
販売場所はいずれも「選手の台所」(外周3塁側ケータリングカーゾーン)。そのほかにも同日に石川、唐川、田村、チェン、平沢のプロデュースメニューも販売される。
井口は「ステーキ丼は、ワサビが美味しくて夏に最高のメニュー!!ピリッとしたものを食べると若返るといわれているので、ぜひこの丼を食べて夏の暑さを乗り越えて欲しいです!!ナチョスは、野球場といえばナチョス!! シカゴでも定番のこのメニューをぜひ皆さんにも食べていただきたいです!!」とコメントした。
ロッテは、ビックリマンチョコ発売40周年を記念して、千葉ロッテマリーンズ・ビックリマンシールを制作する。11月開催予定のファン感謝デーで来場者に限定配布する。
シールは計5種類を製作し、ファン感謝デーで来場者全員に1枚プレゼント(シールはランダムに配布)。7月24日から8月20日までビックリマン公式HPでファン投票を行い、シール化される3選手(2017年7月24日現在の育成も含む在籍全選手が対象)を決定する。
また投票上位3選手のほかに、推薦枠として「謎の魚」、ビックリマン終身名誉PR大使 里崎氏推薦のシール1種も含めて計5種を製作する。
ロッテは福岡から羽田空港を経由しての釧路入り。約5時間の大移動も、到着後は一部選手を除いて練習を行った。
さらに気温36度の猛暑から一転、18度と寒暖差も激しかったが「悠長に休んでいる場合ではない」と伊東監督。借金29で最下位に沈むが、5位の日本ハムには2.5ゲーム差。「ゲーム差ではなく、対戦成績が悪いのでやり返さないといけない」とここまで3勝9敗と大きく負け越している相手への雪辱を誓った。
ロッテは24日、28日の西武戦(ZOZOマリン)から選手プロデュースメニュー第2弾として、今季限りで引退する井口がプロデュースした弁当の販売を開始することを発表した。
メニューは、井口の“マイブーム”「ステーキにワサビをたっぷりつけて食べる」ということにちなみ、ステーキにシャキシャキのワサビをのせて仕上げた「シャキシャキわさびのステーキ丼」と、井口の好物であるチーズとハラペーニョ(青とうがらし)がたっぷり入った「チーズたっぷりハラペーニョナチョス」の2種類。また石川、唐川、田村、チェン、平沢選手のプロデュースメニューも同日より発売される。
井口は球団広報を通じ「ステーキ丼は、ワサビが美味しくて夏に最高のメニュー!ピリッとしたものを食べると若返ると言われているので、是非この丼を食べて夏の暑さを乗り越えて欲しいです!また野球場と言えばナチョス!シカゴでも定番のこのメニューを是非皆さんにも食べていただきたいです」とコメントしている。
ロッテは24日、11月のファン感謝デーで配布する「千葉ロッテマリーンズ・ビックリマンシール」の制作を発表した。
ビックリマンチョコ発売40周年を記念したもので、24日から8月20日までビックリマン公式サイトにてファン投票を行い、シール化される3選手(2017年7月24日現在の育成も含む在籍全選手が対象)を決定する。また3選手以外にも球団推薦枠として今年登場して人気を集めている「謎の魚」や、ビックリマン終身名誉PR大使である球団OBの里崎智也氏(41)のシールも製作され、ファン感謝デー当日は計5種類のシールの中からランダムで1枚が来場者全員に配布される。
昨年行われた同種の企画では涌井、清田、鈴木の3選手が選ばれ、シール化された。
最下位脱出への足がかりとなる釧路市民球場での一戦。ロッテは、地方球場の鬼・スタンリッジが先陣を切る。
これまで13試合に先発して8勝1敗、防御率2.67。スタンリッジは24日、「秘訣はないよ。(その球場ごとの)状態に合わせてやっているだけ」と話し「いつも通りストライクを先行させて長い回を投げたい」と張り切っていた。
最下位に座り続けているロッテだが、5位の日本ハムとのゲーム差は24日現在、2.5となった。
25日、釧路市民球場での一戦は定位置から脱出するための足がかりとなるが、先発するのは“地方球場の鬼”、スタンリッジだ。
日本球界在籍10年目。これまで13試合に先発して8勝1敗、防御率2.67の好成績を残している。
「秘訣はないよ。(球場の)状態に合わせてやっている。順応性かな」と謙虚に話す。
現在1勝4敗と黒星が先行している。だが、前回17日のオリックス戦では6回1/3を投げて1失点。勝ち投手になれなかったものの、チームの勝利に貢献した。調子は上がっている。
「マウンドはチェックしなかったけど、すごくいい状態の球場だね。いつも通りストライクを先行させて、できる限り長い回を投げたい」。
釧路に来たのは日本在籍10年目で初めて。「飛行機から降りて、空港に出たら涼しかった。東京や千葉とは違うね」と“涼”にご満悦の様子だ。ちなみにこの日の釧路は22度前後で、帯広とは10度近い差があるという。
5位・日本ハムとの一戦。「まだ50何試合か残っているだろう。まだ先の話さ。1試合1試合戦っていく。頑張るだけです」。
ナイスガイのスタンリッジらしい言葉で締めくくった。
ロッテは24日、28日の西武戦(ZOZOマリン・18時15分試合開始)から選手プロデュースメニュー第2弾として、井口内野手関連商品2点の販売を開始すると発表した。
その他にも同日に石川、唐川、田村、チェン、平沢選手のプロデュースメニューも販売される。
井口は「ステーキ丼は、ワサビが美味しくて夏に最高のメニュー!!ピリッとしたものを食べると若返ると言われているので、ぜひこの丼を食べて夏の暑さを乗り越えて欲しいです。ナチョスは野球場と言えばナチョス!!シカゴでも定番のこのメニューをぜひ皆さんにも食べていただきたいです」とPRしていた。
ロッテは24日、「ビックリマンチョコ」発売40周年を記念し、11月に開催予定のファン感謝デーで、来場者限定配布を行う「千葉ロッテマリーンズ・ビックリマンシール」の制作が決まったと発表した。
シールは計5種類。ファン感謝デーで来場者全員に1枚プレゼントする。(シールはランダムに配布)
これに連動して24日から8月20日までビックリマン公式HPでファン投票を行い、シール化される3選手(17年7月24日現在の育成も含む在籍全選手が対象)を決定する企画を実施する。
また投票上位3選手の他に、千葉ロッテマリーンズ推薦枠として「謎の魚」、ビックリマン終身名誉PR大使 里崎氏推薦のシール1種も含めて計5種を製作する。
オールスターが終わり後半戦を翌日に控えた7月16日。練習を終えた直後のことだった。監督室のドアをノックする音がした。入ってきたのはチームスタッフ達。しかも1人、二人ではなく1軍に帯同している全員だった。「ちょっとお話がありまして」。突然の訪問に伊東勤監督は驚いた様子で招き入れた。全員が入室したのを確認すると1人のスタッフがスッと隠し持っていたものを差し出した。それは銀色に光るミット。ナゴヤドームでのオールスターゲームで指揮官が野球殿堂入りを表彰されたのを受けてのサプライズプレゼントだった。
「最初は何だろうと思った。ビックリしたよ。そして嬉しかった。前半戦は心が沈んでいることも多かったけど、何か心が洗われた気分だった。オレは1人じゃない。ファン、選手、裏方さん、みんなで戦っている。誰もが心が折れそうになる前半戦だったけど、オレ達の野球は全員野球。束になって戦っていることをもう1度、痛感させられた」。
そして嬉しそうにマジマジとミットを眺めた。ふと疑問に思ったことをスタッフに聞いた。「何で銀なんだ?」。返ってきた答えにまた嬉しさがこみ上げてきた。「最初は金も考えました。でも監督は現役時代に11度、ゴールデングラブ賞に輝いている。金色のミットはもうすでに沢山持っているだろうなあと思いまして」。その細かい心配りが心に響いた。そしてこのプレゼントは野球殿堂入りが発表された1月下旬からスタッフの間で話し合われ、準備が水面下で進められていたことを知り、さらに深く感謝した。
「全然気が付かなかったよ。このミットはオレが現役時代に使っていたスポーツメーカーさんで作られたものだけど、そのメーカーの人も何も言っていなかった。やられたなあ」。
練習前には改めて全員一丸を強調していた。選手達が集まっていた一塁側ファウルゾーンから、あえてセンター付近に移動を促し、球場全体が見渡せるところで訓示を行った。当初、訓示は予定されていなかったが後半戦前日に、やはりみんなに想いを伝えたいと思った。
「前半戦はオレがみんなをうまく導いてあげることができなかった。本当に申し訳なく思っている。全ては自分の責任。後半戦はこんな状態の中、声をからして応援していただいているファンのために一丸となって貪欲にやっていこう。1日1日を悔いのないように今日やれることをやろう。応援してくれている多くの人に応えるのがプロ。それができなければプロじゃない。前半戦はこれだけ負けた。その屈辱を忘れずに戦っていこう」。
炎天下の中、熱く強く想いの丈を伝えた。そして迎えた後半戦。初戦となった17日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。1点ビハインドの劣勢の中、最終回に加藤翔平外野手が逆転サヨナラ打を放った。最後は粘り強くつないで逆転勝利をもぎとった。誰もが勝利を信じ、ベンチにいる選手も大声を上げて打席にいる仲間に声を届けた。指揮官は勝利よりもそのチームの姿勢が嬉しかった。
「翔平がよく追い込まれてから、粘って打ってくれた」。
サヨナラのヒーローの加藤が仲間達と抱擁する姿に指揮官はある日のことを思い出した。加藤をスタメン起用しながら無安打に終わった試合の翌日。スタメンから外しベンチスタートを命じた。試合中、周囲に誰もいないところを見計らって隣に座った。そして語り掛けた。
「なあ、翔平。去年、結婚をして家族ができた。守るべきものができたよな。それで昨日みたいに打席で同じようなことをやっていてはダメだぞ。もっと貪欲に考えないと。このままだと終わってしまう。終わってから後悔しても遅いぞ。プロはそういう世界だ。オマエは野球で家族を喜ばせてあげないとダメなんだぞ」。
加藤は黙ったまま聞いていた。すると突然、大粒の涙がこぼれ落ちてきた。試合中のベンチで目にしたその涙に指揮官は、想いはちゃんと伝わったと感じた。だからその次の回の守備から出場を命じた。涙した自分の心に対して、プレーで応えるのがプロ。もう1つのメッセージを送った。
「ベンチでボロボロと涙を流してね。まるでオレが泣かしているみたいだった。でも、その涙の中に込められた気持ちは大切。普段はあまり感情を出さないタイプだけど、内に秘めた思いと、何とかしたいという熱いものを感じた」。
その後、加藤は昨年首位打者を獲得したチームメートである角中勝也外野手の打撃を参考にしたフォームに取り組むなど自己改革を繰り返した。そしてマリーンズ後半戦最初のゲームでヒーローになってみせた。伊東監督は7月23日のホークス戦(ヤフオク)で史上23人目となる監督通算600勝を達成した。
つらく悔しく悲しいことが多かった2017年前半戦のマリーンズ。しかしその中で伊東マリーンズは、もがきながらも一致団結し光を見出そうとしている。熱く、泥臭く、束になって、どんな状況下でも限界と思わずに突き進むのがマリーンズ。らしさを少しずつ取り戻しながら、ただ、ただ、前に突き進む。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)