わたしはかもめ2017年鴎の便り(7月)

便

7月26日

北海道日本ハム4−2千葉ロッテ(帯広)

日本ハムが連敗を4で止めた。1−2の7回、失策から好機をつくり代打矢野の2点適時打で逆転。8回には大谷が故障から復帰後初本塁打を放った。上沢は7回2失点で3勝目。ロッテは唐川が好投しながら拙守に足を引っ張られた。

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千葉ロッテ0100001002
北海道日本ハム10000021x4

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「試合は作ったけど」/伊東監督[ニッカン]

最下位のロッテは唐川が完投したが、逆転負けで連勝が2で止まった。伊東勤監督のコメント。

「試合は作ったけど。良かっただけに、もったいない。エラーの後、次が痛かった。初球。間を空けて、切り替えていれば」。

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ロッテ唐川4失点8敗目「失投で点を取られている」[ニッカン]

最下位のロッテは逆転負けで、連勝が2で止まった。5位日本ハムとのゲーム差は、再び2.5に広がった。

唐川侑己投手(28)が6回まで3安打1失点と好投。だが、2−1で迎えた7回、先頭レアードの打球を三塁大嶺翔がファンブル。失策で出塁を許した。続く大田には初球を二塁打とされ、無死二、三塁を招いた。ここで代打田中賢は空振り三振に仕留めたが、続く代打矢野に左前へ逆転の2点適時打を打たれた。8回には、先頭の大谷にソロを浴び、点差を広げられた。

唐川は結局、8回完投で8安打4失点(自責3)。8敗目を喫した。「先制された後、すぐに味方が取り返してくれて、勝てる展開だった。失投で点を取られている。そこら辺が悔やまれます」と反省していた。

伊東監督は「良かっただけに、もったいない。エラーの後、次が痛かった。初球。間を空けて、切り替えていれば」と悔やんでいた。

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ロッテ鈴木が9号「帯広は初めてです」[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(27)が同点の9号ソロを放った。

0−1の2回1死で、日本ハム上沢の初球、外寄りの真っ直ぐを左中間席最前列まで運んだ。初回に先制を許した直後に追い付き、「先制された後、すぐに取り返せたのが良かった。侑己(唐川)に勝ちを付けるだけ。勝ちます。ホームランはたまたま、風です。帯広は初めてです。帯広と言えばブタ丼ですかね。昨日は食べられませんでしたので次回への楽しみです」と話した。

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[プロ野球番記者コラム]ロッテ香月、サブローから託された相棒で1軍定着へ[ニッカン]

3年目を迎えたロッテ香月一也内野手(21)は今年、新たな“相棒”と練習している。白いマスコットバットだ。今は2軍で汗を流す毎日だが、ティー打撃やフリー打撃の始めに使っている。

このマスコットバット、35インチ(約89センチ)と長い。若手が簡単に使いこなせる代物ではないが、香月は「難しいですけど、だいぶ慣れてきました」と、嬉しそうに話す。実は、尊敬する人から譲り受けた。昨秋、2軍のロッテ浦和球場でのこと。その年限りでユニホームを脱ぐことを決めたサブロー(大村三郎)に呼び止められた。「これ、使ってみろ」。そう言われ、手渡されたのが、白いマスコットバットだった。

今は、球団のスペシャルアシスタントとして活動している大村氏に真意を聞いた。「短いバットを振るのは楽なんだよ。若い時から楽をして欲しくないからね」。昨季は2軍にいることが多かった。香月の非凡な打撃センスを見て、時々、アドバイスを送っていたという。「あいつは良い。使っていけば、絶対良くなる」と目尻を下げた。自分のバットを託せる素材とみた。お前が引き継げ。頼んだぞ−。そういう願いが込められている。

サブローも、香月も、高校からプロの世界に飛び込んだ。先輩が1軍に定着したのは5年目からだった。後に続くべく、香月は今日もバットを振っている。

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ロッテ・唐川、逆転許した失投を悔やむ…「自分のミス」とため息[サンスポ]

ロッテの唐川は逆転を許した失投を悔やんだ。2−1と勝ち越した7回、失策をきっかけに1死二、三塁とされ、代打矢野に2球続けたカーブを左前へ運ばれて試合をひっくり返された。

低めを狙った球が浮き「三振を取れる場面だったのに、自分のミス」とため息。結局、4失点の完投負けでリーグワーストに並ぶ8敗目を喫しチームは3連勝を逃した。伊東監督は「唐川は試合をつくってくれた。良かっただけにもったいない」と悔やんだ。

中村
「2死無走者だったので思い切っていった。あんなに飛ぶとは思わなかった。」(7回に中越えへ3号ソロ)
鈴木
「本塁打はたまたま。風(のおかげ)です。」(2回に左越えへ9号ソロ)

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[球界ここだけの話]早実・清宮はプロか、進学か?和製大砲がほしいロッテの編成トップが極秘視察[サンスポ]

この夏、球界の注目を一身に浴びているのが早実・清宮幸太郎内野手(3年)だ。高校生活最後の夏。高校通算最多本塁打もかかるとあって、早実の試合がある日の記者席は常に黒山の人だかりである。

高校卒業後はプロ入りか、大学(早大)進学か?意思表示はなされていないが、ネット裏もヒートアップしている。25日の西東京大会準々決勝(対日本学園)をヤクルト・衣笠剛球団社長が視察して話題を呼んだ。

もちろん、他球団も手をこまねいてはいない。ロッテは編成のトップである林信平球団本部長が21日の5回戦(対法政)を極秘視察していた。「本塁打(高校通算106号)を見ましたよ。こすったような打球が入るなんてね」と後日、笑顔で話した。

ロッテにとって、和製大砲はのどから手が出るほど欲しい存在だ。20本塁打以上を放った日本選手は2013年の井口(23本)が最後。30本以上となると、本拠地が川崎球場だった1986年の落合(50本)までさかのぼらなければならない(外国人選手では2005年の李承Yの30本が最後)。つまり、92年に千葉移転後、30本以上放った日本選手はまだ現れていないのだ。

今季は25日現在で鈴木の8本がチーム最多。外野から本塁方向に強風が吹き付けるZOZOマリンは本塁打が出にくいとはいえ、この数字はあまりに寂しい。2軍にも将来の大砲候補といえる選手が見当たらないのが現状だ。

もし、清宮を獲得できれば長年の課題も一気に解消される(はずだ)。しかも、ロッテの一塁手は確固たるレギュラーが不在。1年目からチャンスが与えられる可能性は十分にある。果たして清宮はどういう結論を出すのか。各球団も、ファンも気をもむ日々がもうしばらく続く。

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ロッテ、連勝ストップ、大嶺翔痛恨ファンブル[スポニチ]

ロッテは1点を勝ち越した直後の7回に逆転を許し、連勝は2で止まった。

先頭レアードの打球を大嶺翔がファンブル。続く大田には右中間二塁打とされピンチを広げた。「失策がもったいなかったし、その後に初球を打たれたのが痛かった。でも(唐川は)試合をしっかりつくってくれた」と伊東監督。8回4失点完投も8敗目を喫した唐川は「全部自分のミスで点を取られている。防げるところだった」と反省した。

中村
「思い切っていっていい場面だった。タイミングを取って、しっかり振り抜いた。」(7回2死から一時勝ち越しの3号ソロ)

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ロッテ・大地、帯広初登場で同点ソロ「侑己に勝ちをつけるだけ」[スポニチ]

ロッテ・鈴木大地内野手が初見参の帯広でアーチを描いた。

1点を先制された直後の2回。1死から上沢の初球直球を左翼席へ運んだ。「先制されたあと、すぐに取り返せたのがよかった。侑己(唐川)に勝ちをつけるだけ。勝ちます。ホームランはたまたま、風です」と9号ソロを振り返った。

前日は釧路で勝利を挙げ、夜に帯広入り。「帯広は初めてです。帯広と言えば豚丼ですかね。昨日は食べられませんでしたので次回への楽しみです」と笑顔を見せた。

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唐川が完投負けでパ・ワーストタイの8敗目[報知]

唐川は逆転を許した失投を悔やんだ。

2−1と勝ち越した7回、失策をきっかけに1死二、三塁とされ、代打・矢野に2球続けたカーブを左前へ運ばれて試合をひっくり返された。

低めを狙った球が浮き「三振を取れる場面だったのに、自分のミス」とため息。結局、4失点の完投負けでリーグワーストに並ぶ8敗目を喫しチームは3連勝を逃した。

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ロッテ、魔の7回…ミスで連勝逃す。伊東監督「エラーからだった」[デイリー]

ロッテは連勝を逃し、5位・日本ハムとは再び2.5差。伊東監督は「エラーからだった。(唐川が)良かっただけにもったいなかった」と魔の7回を振り返った。

大嶺翔のファンブルから1死二、三塁となり代打・矢野に逆転打を浴びた。苦肉の策で不振のパラデスに代えて4番に福浦を起用したが不発。「外国人がどうかだ」と言葉少なだった。

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ロッテ・伊東監督、終盤のミス嘆く、唐川の好投報われず[デイリー]

5位・日本ハムとのゲーム差を0.5とするはずが、再び2.5となった。手を伸ばせば、その肩をつかめそうな位置まで来ながら逆戻りだ。

伊東監督は「あの回、エラーからだった。(唐川が)よかっただけにもったいなかった」と悔しそうに振り返った。

1−1で迎えた7回だ。1回にレアードの適時打で1点を失った唐川はすっかり立ち直っていた。

だが、これまた先頭打者で登場したレアードの三ゴロを大嶺翔がファンブル。一塁に生かした。続く大田は初球、142キロのストレートを中堅へ二塁打。二、三塁となった。

「あの(一打が)痛かった。スッといってしまった。間を空ければよかった」(伊東監督)

次打者は太田の代打・田中賢。ここは空振りの三振に切ったが、日本ハムベンチはさらに市川の代打に矢野を送った。

1−2と追い込んだが、120キロカーブを左へ運ばれた。勝ち越しの2点打となった。 唐川は潔かった。

「1人打ち取って、追い込んで三振を取る場面だった。(大嶺翔の)ミス云々よりも自分のミスです。(矢野さんには)もっとワンバウンドや当たらないボールを投げなければいけなかった」。

8回には大谷に右翼場外に消える大ホームランを喫した。

「スライダーです。もっとインコースに突っ込んでいこうと思ったが、甘く入ってしまった」。

これで4勝8敗。唐川は続けた。「全部防げるミスでした。反省して次回はしっかりとやりたい」。

それでもロッテは追撃姿勢を見せた。9回1死から鈴木が中前打で出塁。ペーニャは三振に倒れたが、中村の安打で2死一、三塁。代打・井口が打席に立って盛り上がったものの、空振り三振で追撃の幕は降りた。

伊東監督は、「打線がね。4番(の福浦は)苦肉の策だったが、しょうがない」と唇をかんだ。

パラデスが開幕以降のような不振に陥り、ペーニャもそこそこヒットが出るのだが、期待の1発がない。

「外国人がどうかだな…」。

それでも最下位脱出へ手を打つ必要がある。指揮官、静かに前を向いた−。

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ロッテ・中村、敗戦の中…気を吐く3号ソロ、9回にも安打[デイリー]

敗戦の中でロッテ・中村の1発が光った。

7回2死無走者。上沢の0−1からの145キロストレートをジャストミートすると、打球はバックスクリーンに飛び込んで行った。1度は勝ち越しとなる3号弾だった。

「あそこはランナーがいないし、しっかり振っていこうと思った。タイミングよく振り抜けた」。

25日の試合では3安打。この日も5回に送りバントをしっかりと決め、9回2死一塁では三遊間を抜く安打でチャンスを拡大した。

得点には結びつかなかったものの、「汚いヒットだったけど、何とか次につなぎたかった」と積極的に打ちに出た結果だった。

タイミングの取り方を工夫している。一呼吸を置く。相手投手が足を上げたら、自身も足を上げる。できることはやりたい。試行錯誤を繰り返している。

「自分がやったことを少しずつでも出していく。継続しなければ意味はない」。

本格的な猛暑の到来だが、「特別な対策はしていない。寒いよりも暑い方がいい」と言って笑った。

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ロッテ鈴木が同点9号、40日ぶり1発に「たまたま。風です」[デイリー]

ロッテの鈴木が同点弾を放った。0−1で迎えた2回1死無走者。上沢の初球、143キロ真っ直ぐをロッテファンが陣取る左翼席前列に運んだ。

技ありの一打は6月18日の巨人戦(東京ドーム)以来となる9号。「先制された後、すぐに取り返せたのが良かった。侑己(唐川)に勝ちを付けるだけ」と大粒の汗をぬぐった。

約40日ぶりの1発となり、「ホームランはたまたま。風です。帯広は初めてです。帯広と言えばぶた丼ですかね。昨日は食べられませんでしたので次回への楽しみです」と話していた。

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