西武が6年ぶりに9連勝を飾った。1−1に追い付かれた直後の3回に山川の2点二塁打など打者10人で5長短打を集めて6点を奪った。ウルフは5回2失点で8勝目を挙げた。ロッテは石川が序盤に崩れて4連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
千葉ロッテ | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
ロッテは4連敗。先発石川が3回だけで6失点。打線は西武と同じ8安打も、1点ずつしか返せなかった。伊東勤監督のコメント。
「なかなか点が取れない中、大量失点すると必要以上にプレッシャーを感じてしまう。2軍も状態がいい人はそんなにいないが、まだ試合はある。可能性は0に近いが、やるからには1つでも上に行きたいから」。
ロッテは4連敗で、借金が今季最多の32となった。先発石川が3回までに7点を失い、序盤で試合の大勢を決められた。
打線は2回にサントスが一時同点ソロ。3回、7回にも1点ずつ返したが、最後まで序盤の失点が響いた。
伊東勤監督(54)は「見ての通り。(石川は)もう、半分自滅。最近、ちょっと良くなったと思ったが、今日は細かいコントロールが今一つ。(3回の6失点は)結局、四球でリズムを崩して、あの回で全部終わりました。(打線は)チャンスはあったけど。つないで、2、3点差ぐらいまで詰められる感じはしたが、打つべき人が打てていない。特に、真ん中。打線は毎日、組み替えているが、どうしようもない。また入れ替えをします」と、苦しげだった。
ロッテ先発の石川歩投手(29)は、5回7安打3四球7失点(自責6)で9敗目を喫した。
1−1の3回、西武先頭の秋山に四球を与え、そこから打者10人で6点を勝ち越された。
序盤で大量リードを許し「今日は調子自体は良かったのですが、ストライクを取るのに苦労してしまった。自分の中では良いと思った球がボールになり、カウントを不利にしてしまった。あの回(3回)ですね。何とか止めなくてはいけないのにズルズルいってしまった」と話した。
ただ、4回、5回は3者凡退に抑えた。「感覚は良かった。次に向けて、やっていきたい」と前を向いた。
ロッテ唐川侑己投手(28)が30日、西武戦(ZOZOマリン)前に二木とともに親子丼の販売を行った。
この日は「月1回のファン感謝デー」をテーマに開催されるマリンフェスタ。イベントの一環で、自らがプロデュースした「ふわふわ玉子と温玉のW親子丼」の販売を外周三塁塁側ケータリングカーゾーンで行った。
「色んな卵が楽しめる親子丼になっていてすごく豪華です。あと親子丼にはやっぱりノリもポイントです。これからも試合日には売っていますので、本日、時間がなかった方もぜひご購入ください」とPRした。
ロッテ・ロエル・サントス外野手(29)が同点の3号ソロを放った。
0−1の2回2死で、西武ウルフの147キロのツーシームを右翼席へ運んだ。一時同点とし、「内側から来るボールを狙っていたので、狙い通りの球を強いスイングでしっかりたたくことが出来た」と話した。
ただ、3回に石川が6点を勝ち越された。サントスは「点差はあるが1点ずつ返していきたい」と続けた。
ロッテ加藤翔平外野手(26)が適時打を放った。1−7の3回無死一、三塁で、西武ウルフから左前打を放ち、1点を返した。
大量ビハインドでの適時打に「点差も開いてますけど、チャンスで回って来たので、ここから逆転するためにも犠牲フライや内野ゴロでは駄目なので、絶対にヒットでかえしたいと思っていました。コツコツ返して最後に逆転出来るように次も頑張ります」と話した。
ロッテ先発の石川歩投手(29)は、5回7安打3四球7失点(自責6)で降板した。
1−1の3回、西武先頭の秋山に四球を与え、そこから打者10人で6点を勝ち越された。序盤で大量リードを許し「今日は調子自体は良かったのですが、ストライクを取るのに苦労してしまった。あの回(3回)ですね。何とか止めなくてはいけないのにズルズルいってしまった。今はまだ冷静に振り返れないでの、試合後にしっかり反省します」と話した。
ロッテの石川は5回を投げて今季ワーストに並ぶ7失点で9敗目を喫した。1−1に追い付いた直後の3回、下位打線に3者連続適時打を浴びるなど打者10人に5長短打を集められて6点を失った。
大量失点のきっかけは先頭打者の秋山への四球だった。過去6試合では四球を与えていなかっただけに「3回にストライクが取れなかった。流れが向こうに行ってしまった」と悔しそうに振り返った。
ロッテが4連敗で、西武戦は6連敗。伊東監督が「あの回で終わりました」と振り返ったのは3回だった。
石川が3連打を含む5安打で6失点。5回を投げ、今季ワーストタイの7失点KOで9敗目を喫した石川は「何とか止めなくてはいけないのに、ずるずるいってしまった」と反省した。打線は西武に並ぶ8安打を放ったが、指揮官は「真ん中(中軸)が打たないと点にならない」と嘆いた。
ロッテが4連敗。西武戦は6連敗となった。試合後、伊東勤監督は「チャンスはあったでつないだら詰められていたが、真ん中(中軸)が打たないと点にならない」と苦渋の表情で振り返った。
5点を追う7回。西武が3番手で左腕の武隈を投入。先頭の角中が死球で出塁すると、ここまで3安打だった加藤に代えて細谷、パラデスに替えてペーニャ、福浦に代えて井口と右の代打攻勢を仕掛けたが、反撃はペーニャの右線二塁打による1得点に止まった。
先発の石川は5回7安打7失点で9敗目。3回に3連打を含む5安打に2四球が絡み、一挙6点を失った。石川は「調子自体はよかったが、ストライクを取るのに苦労してしまった。あの回ですね。何とか止めなくてはいけないのにずるずるいってしまった。今はまだ冷静に振り返れない」と、3回の大崩れを悔やんだ。
5位の日本ハムとの差は3ゲームのまま縮まらないが、伊東監督は「可能性はゼロに近いけど、やるからには1つでも上に行きたい」と反攻を誓い直した。
ロッテが西武戦が行われたZOZOマリンで「月1回のファン感謝デー」をテーマに開催するマリンフェスタのイベントを行った。
唐川、二木が唐川プロデュースの「ふわふわ玉子と温玉のW親子丼」(950円)を球場外周3塁側ケータリングカーゾーンで販売。親子丼と玉子かけご飯が好きな唐川にちなんだメニューで、唐川は「色んな卵が楽しめる親子丼になっていて凄く豪華。これからも試合日には売っています」とアピールした。
また、グッズショップでは細谷、三木が自身のフェイスタオルを販売、ペーニャ、パラデス、サントスの3選手がトークショーを行うなど様々なイベントが行われた。
ロッテは、今季8度目の4連敗で借金は最多更新の32。
伊東監督は「見ての通り。半分は自滅の形…」と3回に先頭・秋山への四球から崩れた石川を評した。この回、打者10人で6失点。不調打線にはあまりに重かった。「打つべき人の調子が悪い。特に真ん中が」と嘆いたが、「可能性がある限りはやる」と1、2軍の入れ替えを行う。
“天敵”ウルフに1発を見舞ったのはサントスだった。
0−1で迎えた2回2死無走者。同点となる3号ソロを右翼席に運んだ。25日の日本ハム戦(釧路)以来の一発に、「打ったのはツーシームです。内側から来るボールを狙っていたので、狙い通りの球を強いスイングでしっかりたたく事ができた」と振り返った。
ウルフとは今季2試合で2敗。この1発まで14回2/3を無得点に抑えられていた。 先発の石川が3回まで7点を失ったが、「点差はあるが1点ずつ返していきたい」と意気込んでいた。
3回は加藤が1死一、三塁から中前に適時打を放った。
28日の西武戦(ZOZOマリン)以来のタイムリーに、「打ったのはツーシームです。点差も開いてますけど、チャンスで回って来たので、ここから逆転するためにも犠牲フライや内野ゴロでは駄目なので、絶対にヒットで返したいと思っていました」と声を弾ませた。
「コツコツ返して最後に逆転できるように次も頑張ります」と反撃の姿勢を強調した。
ロッテの唐川侑己、二木康太の両投手が30日、「月1回のファン感謝デー」をテーマに開催するマリンフェスタのイベントとして試合前にプロデュースメニュー・ふわふわ玉子と温玉のW親子丼の販売を行った。
税込み950円で親子丼と卵かけご飯が好きな唐川選手にちなみ、親子丼にさらに温泉卵もトッピングした。
唐川は「色んな卵が楽しめる親子丼になっていてすごく豪華です。あと親子丼にはやっぱりのりもポイントです。これからも試合日には売っていますので、本日、時間がなかった方もぜひご購入ください」と呼びかけていた。
また、グッズショップでは細谷圭、三木亮の両内野手が自身のフェースタオルを販売、ペーニャー、パラデス、サントスの3選手がトークショーを行うなど試合前に様々なイベントを実施した。