ロッテが“ノーモア足つり”に乗り出した。先発投手陣が7日、ZOZOマリンで練習。台風5号到来前の炎天下、参加者からは次々と「暑い!」という嘆きが漏れた。酷暑で心配されるのは、水分が奪われて起きる足のつりだ。この時期は球界全体で起きるが、ロッテでも、涌井が7月28日西武戦の7回先頭、酒居が4日楽天戦の8回と、先発投手がつりを訴えた後に交代。しかも、いずれも降板後に逆転負け。悔やみきれない展開が重なった。
楠トレーニングコーチが早速、動いた。まずは「しっかり水分を取っているか検証します」と、イニング間の水分補給を徹底させる。4日の酒居のケース。仙台の気温はそれほどではなかったが、湿度が高かった。暑くないため喉が渇かず、だが、高湿度で知らないうちに水分が失われた“落とし穴”の可能性があるという。さらに、同コーチは「足のつりは、肝機能が関係する。マグネシウムを多く含むものを取らせる」と、栄養面も指導する。
8日のソフトバンク戦に先発する石川は「暑いのは大丈夫じゃないです」。1年目に右腕がつったことがあるという。最下位からの浮上へ、無用の“つり”をなくす。
ロッテ根元俊一内野手(34)が7日、出場選手登録が通算9年に達し、海外FA権の取得条件を満たした。
根元は今季でプロ12年目。3日に再昇格し、前カードの楽天戦から3試合連続スタメン出場中だ。5日の同戦では、今季1号3ランを含む3安打と活躍した。
海外FA取得について問われると「光栄なことです。1人ではできないので感謝の気持ちしかありません。ただ、外を見ている場合じゃない。自分のやるべきことをやるだけです」と話した。
ロッテは7日、ZOZOマリンで先発投手陣が練習を行った。
8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発する石川歩投手(29)はキャッチボールなどで調整。「長いイニングを投げられるように。それだけですね」と、静かに意気込みを口にした。
ロッテは7日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガーズ」の今季ここまでのビール売上数を発表した。
4月4日の本拠地開幕戦から8月31日まで、本拠地主催ゲーム59試合(1試合雨天中止)でメンバー4人合計3万5000杯の売り上げを記録しなければ解散となる企画にチャレンジしている。46試合(雨天中止1試合の開場後の売り上げを加算し47日間)を消化して、2万5759杯を記録した。グループ存続には、残り12試合で9241杯の売り上げが必要で、1試合1人あたり193杯必要となっている。
マリーンズカンパイガールズリーダーの今井さやかは「1試合雨天中止になってしまう不運がありましたが、私達は負けません!この真夏の暑さに負けず美味しいビールを売ります!そして最終日の8月31日はビール半額デーもありますので夢を諦めずに頑張ります!それでは最後に、ウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!」と決意を語った。
日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が7日、都内で開かれ、「引退選手・特例登録手続き」が承認された。
そのシーズン限りで現役引退する選手が引退試合として公式戦に出場する場合、引退試合の当日のみ(1日限定)、球団の出場選手登録に、当該選手を追加することが可能になる。
これまでは引退試合を行うためには、1軍登録の上限28人の中から、1人を登録抹消して入れ替える必要があり、抹消された選手は10日間、再登録ができなかった。
主な内容は以下の通り。
ロッテの根元が7日、出場選手登録日数が9年に達し、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。12年目の今季は一塁手などとして29試合に出場して打率2割2分5厘、1本塁打、8打点。
ロッテは7日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」のビール売上数を発表。現在46試合(雨天中止1試合の開場後の売り上げを加算した47日間)を消化して、2万5759杯を売りげているとした。
「カンパイガールズ」は4月4日の本拠地開幕戦から8月31日の試合までの本拠地主催59試合(1試合雨天中止)でメンバー4人合計3万5000杯のビール売り上げを記録しなければ解散となる企画にチャレンジしている。残り12試合で9241杯(1試合1人あたり193杯)の売り上げが必要だ。
リーダーの今井さやかは「1試合雨天中止になってしまう不運がありましたが、私達は負けません!この真夏の暑さに負けず、美味しいビールを売ります!そして最終日の8月31日はビール半額デーでもありますので、夢を諦めずに頑張ります!それでは最後に、ウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!」とコメントした。
プロ野球の実行委員会が7日、東京都内で開かれ、現役を引退する選手が引退試合をする場合に登録の入れ替えをせず、出場できる制度の導入を決めた。今季から適用する。
出場選手登録の上限は28人だが、引退試合を行う選手をその試合に限り29人目として1日限定で登録できる。ほかの選手の登録を抹消する必要がなくなり、出場機会を失うことがなくなる。ただし、ベンチ入り人数は25人で変わりはない。
雨天などで試合が中止となった場合は、球団が指定する別の日に適用が可能。またこの制度を適用された選手はクライマックスシリーズまでは登録はできないが、チームが日本シリーズに進出した場合の出場は認められる。
日本野球機構(NPB)は7日、若手選手を中心とした秋季教育リーグの「フェニックス・リーグ」を10月9日から同30日まで宮崎県内で開催すると発表した。
参加はイースタン・リーグ7球団、ウエスタン・リーグ5球団のほか、韓国プロ野球は新規参加のサムスンなど3チーム、四国アイランドリーグplus選抜の全16チーム。アイビースタジアム、KIRISHIMAサンマリンスタジアムなど、各球場で144試合が行われる。詳細はNPB公式ホームページで。
日本野球機構(NPB)は7日、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの優勝チームによる「2017プロ野球ファーム日本選手権」を10月7日(午後1時開始、サンマリン宮崎)に開催すると発表。ローソンチケットで14日から先行発売、一般発売は21日から。詳細はNPB公式ホームページで。
「日替わり守護神」で夏を乗り切る。救援陣に不安が残る中、ロッテ・伊東監督は当面抑えを固定しない方針を明言。
英二投手コーチは「南、益田、松永あたりが候補。今だったら南かな。球が強いし勢いがある」と7年目右腕を筆頭候補とした。セーブ経験はないが「いい意味で開き直っていって欲しい」と期待を寄せていた。
ロッテの球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」は、4月4日の本拠地開幕戦から8月31日までの本拠地主催ゲーム59試合(1試合雨天中止)でメンバー4人合計3万5000杯のビール売り上げを記録しなければ解散となる企画にチャレンジ中。
現在46試合(雨天中止1試合の開場後の売り上げを加算し47日間)を消化して、2万5759杯の売り上げを記録。残り12試合で9241杯(1試合1人あたり193杯)の売り上げが必要となっている。
ラストスパートに向け、水着姿で気合を入れたマリーンズカンパイガールズリーダーの今井さやかは「1試合雨天中止になってしまう不運がありましたが、私達は負けません!この真夏の暑さに負けず美味しいビールを売ります!そして最終日の8月31日はビール半額デーもありますので、夢を諦めずに頑張ります!それでは最後に、ウ〜グビグビ。マリーンズカンパイガールズです!」とコメントした。
日本野球機構(NPB)の理事会と実行委員会が7日、都内で行われ、労組・日本プロ野球選手会が求めている「書面での年俸の事前通知制度」に関して協議。29日の次回事務折衝までに12球団の意見をとりまとめることになった。選手会側は労使協議が平行線だったことから、2日に12球団オーナーらに文書を送付。選手関係委員会の谷本修委員長(阪神球団常務)は「協議中。努力は続ける」と語るにとどめた。
引退試合での「特例登録手続き」は今年から導入することが決まった。セレモニーなどを実施しやすくするための措置で、出場選手登録されている28人とは別に1日限定で登録可能となる。適用人数に制限はないものの、ベンチ入りは特例選手を含めて通常の25人。引退試合を行った選手はその後の試合に出られず、日本シリーズに限り出場が認められる。
日本野球機構(NPB)の理事会、実行委員会が7日、都内で行われ、引退選手が公式戦中に引退試合を行う場合の「特例登録手続き」の導入が決定した。今年から適用される。
引退試合を行う当日の「1日登録」で、出場登録選手数が通常の28人から29人になる(引退選手が2人なら30人、3人なら31人)。ベンチ入り選手数は25人のまま。これまでは引退試合を行う選手を出場選手登録した場合、代わって登録を抹消された選手は10日間、1軍登録ができなかった。セレモニーなどを実施しやすくするための措置で、引退試合を行った選手はその後のレギュラーシーズン、クライマックスシリーズには出場できないが、日本シリーズの出場は可能となっている。
ロッテの代役守護神に7年目の南が浮上した。
4日の楽天戦で内が逆転サヨナラ負けを喫し、伊東監督は日替わりストッパーの起用を決断。セットアッパーの大谷は動かさず、状況次第で松永、益田らと最後を締める。昨季は57試合に登板。開幕から右肩違和感で出遅れたが、後半戦から1軍復帰し、防御率1.59をマーク。通算セーブは0も、英二投手コーチは「ボールに力がある」と期待を込めた。
ロッテがエイベックスと共同で手がける球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」が7日、気合の水着ショットを披露した。
同グループは、4月4日の本拠地開幕戦から8月31日まで主催59試合(1試合雨天中止)で、メンバー4人合計3万5000杯のビール売り上げを記録しなければ解散となる企画に挑戦中。現在、46試合で2万5759杯の売り上げを記録。残り12試合で9241杯を売らなければならず、1試合1人あたりのノルマが193杯と厳しい戦いが続いている。
リーダーの今井さやかは「1試合雨天中止になってしまう不運がありましたが、私達は負けません!この真夏の暑さに負けず美味しいビールを売ります!そして最終日の8月31日はビール半額デーもありますので、夢を諦めずに頑張ります!」と力が入っていた。
日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が7日、都内で行われた。
実行委では選手がシーズン終盤に引退試合を行う際の出場選手登録に関し、当日のみの1日限定で対象選手を追加可能とする特例登録の導入が承認された。今年から適用となる。
同一試合における特例登録の適用に人数制限は設けないが、ベンチ入りは現在と同じ25人まで。1選手に限りホーム、ビジターにかかわらず1回限りの適用が認められる。特例を使った選手はその後の試合には出られないが、日本シリーズに限り出場が認められる。
また、契約更改時の書面による年俸の事前提示を選手会側が要望している件で、次回の事務折衝までに各球団の意見をとりまとめる意向も確認。理事会では侍ジャパン・稲葉監督の選定経緯報告などが行われた。
日本野球機構(NPB)は7日、10月9日から同30日まで宮崎県内で行われる「フェニックス・リーグ」の開催要項を発表した。
12球団の2軍と韓国プロ野球の斗山、ハンファ、サムスン、四国アイランドリーグplus選抜の計16チームが参加、全144試合が行われる。試合日程など詳細はNPB公式サイト(http://npb.jp/)で。
ロッテの根元が7日、出場選手登録日数が9年に達し、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。12年目の今季は一塁手などとして29試合に出場して打率2割2分5厘、1本塁打、8打点。
ロッテは7日、球界初の売り子アイドルグループ「マリーンズカンパイガールズ」の4月4日から8月31日までの本拠地59試合(1試合雨天中止)でのビール売り上げ数の中間発表を行った。メンバー4人合計で3万5000杯のビール売り上げを記録する企画に挑戦しているが、達成しなければ解散となる。
現在46試合(雨天中止1試合の開場後の売り上げを加算し47日間)を消化して、2万5759杯を記録。残り12試合で9241杯の売り上げが必要となる。1試合、1人あたり193杯の売り上げが必要だ。
リーダーの今井さやかは「1試合雨天中止になってしまう不運がありましたが、私達は負けません!。この真夏の暑さに負けず美味しいビールを売ります。そして、最終日の8月31日はビール半額デーもありますので、夢を諦めずに頑張ります!」と力強く目標達成を誓った。
日本野球機構(NPB)の理事会とプロ野球12球団の実行委員会が7日、東京都内で開かれ、シーズン中に引退試合を行う選手を28人の1軍登録枠と別枠で登録できる「引退特例」を承認し、今季からの適用が決まった。
「引退特例」は引退試合当日のみ登録可能。その後はクライマックスシリーズを含めた公式戦には出場できないが、チームが日本シリーズに進出した場合は出場が可能となる。1試合で複数選手の特例適用もできるが、その際もベンチ入りは最大25人までとなる。
また選手会が求める、契約更改交渉での提示金額の事前通知について、選手関係委員長の阪神・谷本修球団常務は「(合意への)努力は続けていく」と話し、29日の選手会との事務折衝までに12球団の意見集約を行う。
ずっと考えていた。試合後、勝利の喜びに浸りながらもペーニャはあることをどう伝えようかと悩んでいた。本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた8月2日のファイターズ戦。ペーニャは移籍1号となる先制の本塁打をマリーンズファンで埋まる右翼に運んだ。最下位に沈むチームを救うべく、シーズン途中で加入した助っ人は77打席目にして、ついにアーチを放った。そして真夏の夜空にこの日、2発の本塁打を打ち込んだ。巨漢の男は導かれるようにお立ち台に上った。
「この気持ちをどのように伝えていいのだろうか。日本語を教えて欲しい」。
その少し前。ペーニャは通訳やチームメートを集めて、真剣な表情で悩んでいた。10分ほどのやり取りが続いただろうか。ようやく意を決したように表情を緩め、何度も伝えるつもりの言葉を反すうしながら、ファンが待つお立ち台に向かった。
「ヤット、ホームラン。アリガトウゴザイマス」。
インタビューの最後に急遽、頭に叩き込んだ日本語をファンに披露した。それはペーニャの思いのこもった言葉だった。短いが、その中には深い思いが込められていた。
「自分はホームランを打つことを期待して入団した。ファンも球団も私の打席ではホームランを期待している。それにもかかわらず、こんなに待たせてしまった。期待を裏切り失望をさせてしまった。だから、その思いをどうしても日本語でしっかりと伝えたかったんだ」。
第1打席から狙っていた。ストレートを強打すると右方向へと深く上がった。これまでの日本での野球経験の長さがあだになっているように感じていた。だから、この日は原点回帰して打席に立っていた。
「これまでの私の日本での経験ではずっと変化球攻めにあっていた。だから私は変化球を狙うようになっていた。しかし、今年、日本に戻ってみるとストレートで押されることが多かった。変化球を狙うとストレートはどうしても振り遅れてしまう。今日はそのストレートを打つと決めていたんだ」。
前日に行われたミーティングでもスコアラーにその旨を相談した。「私もそう思う」。スコアラーも同じような傾向を示してくれた。そして迎えた第1打席。まさに想定通りの攻めに、先制ソロという答えを出した。2打席目を凡退して迎えた3打席目。今度は読みを深めた。「1打席目の本塁打がストレート。ならばここは変化球だ」。フォークに狙いを定め、振り抜くと今度は左翼へと運んだ。待ちに待った移籍1号に続いて2号。ベンチは大いに沸いた。そして最終打席。今度は打席に入る前に少し悩んだ。だからベンチでチームのベテラン・福浦和也内野手の下に駆け寄り、相談をした。「ストレートでいいと思う。ただ高めの甘いゾーンにスライダーが来る可能性もある。その球は打つべきだ。ストレート狙いの甘いスライダーなら打つ。そのスタンスでいいんじゃないかな」。
大ベテランからの納得の回答に自信を深めて打席に入り、ストレートをコンパクトに中前に運んだ。一塁ベースにたどり着くと、ファンに右手を挙げて応えた。「ペーニャコール」が心地よかった。
「もっともっと打って、チームの勝利に貢献したい。自分は打つことでチームを盛り上げたい。ファンに喜んでもらいたい。待たせた分、ここからガンガン行きたい。それをファンは望んで自分をこんなに暖かく迎えてくれた。その気持ちが本当に嬉しかった。気持ちには気持ちで応えるのが大事だ。必ず打つ。チームはよくなる」。
打撃の軸として、チームの支柱としてこの男の活躍は欠かせない。こんなこともあった。7月30日の試合後、打撃不振で2軍落ちをしたジミー・パラデス内野手に声を掛けた。「落ち込むな。考えすぎるな。リラックスして打席に向かうんだ。オマエはいい打者。それが出来れば打てる。下でリラックスをして打席に立ってみろ」。パラデスは8月2日のイースタンリーグ・スワローズ戦(浦和)で本塁打を打った。それを伝え聞いたペーニャは自分のことのように喜んだ。それは父親が子供の成長を喜ぶような笑顔だった。苦しい戦いはなお続く。残り試合も段々と限られてきた。しかし、男達は苦しみながら悩みながら、もがきながらも自分達を信じて戦う。ファンと一緒に勝利を目指す。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)