日本ハムは1−1に追い付かれた4回に大谷の適時打で1点を勝ち越した。5回にレアードのソロ、6回には中田の犠飛で得点を重ねた。有原は7回1失点で6月30日以来の6勝目を挙げた。ロッテは3連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
北海道日本ハム | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | x | 4 |
ロッテが3連敗で借金が球団史上ワーストの36となり、優勝の可能性が完全に消えた。
スタンリッジが8四死球と乱れ、6回途中で降板。直後、ベンチから暴言を吐いたとして退場処分を受けた。打線は日本ハム有原からは1点のみ。V逸に伊東監督は「もしかしたらと思ってやっていたが、仕方ない。残念。1つでも上に行けるように。来季につなげて欲しい」と残り40試合での奮起を願った。
3連敗で借金が球団史上ワーストの36となり、優勝の可能性が完全に消えたロッテ伊東勤監督のコメント。
「残念。1つでも上に行けるように。来季につなげて欲しい」。
ロッテの優勝の可能性が完全に消滅した。
投打に振るわなかった。先発スタンリッジは8四死球と乱れ、6回途中4失点で降板。打線は日本ハム有原に7回まで投げられ、1点しか奪えなかった。3連敗で、借金は球団ワースト記録となる36に増えた。
伊東勤監督(54)は「(スタンリッジは)今日は半分、自滅。制球に苦しんで、攻撃のリズムを作れなかった。(1回、2回と)満塁を抑えても、良い流れで攻撃に移れなかった。(有原は)苦手意識のある投手だったけど、ここ何試合かは打っていて、今日も行けると思ったが。直球に力があって、いつもよりフォークのキレもあった。(4回に同点に追い付き、なお1死一、三塁で)勝ち越せなかったのが全てだった」と振り返った。
暴言により退場処分となったロッテ・ジェイソン・スタンリッジ投手(38)が、試合後に自らの行為を振り返った。
6回1死二塁で、この試合7つめの四球を与え降板。ストライクゾーンの判定に不満がたまっていたようで、ベンチに引き揚げる際に有隅球審に詰め寄った。2番手チェンが次の大谷と勝負。その打席で、スタンリッジはベンチから暴言を吐いたとして、チェンが4球目を投げた後に退場となった。
試合後、スタンリッジは「10年間、日本でプロとしてやってきたが、今日ほど大変な1日はなかった。同じように、球審も大変な1日だったと思う。お互いプロとして、長いことやっているわけだけど。今日は暴言だと言われたが、ストライクじゃないかとジェスチャーして、『しっかりしてくれ』と叫んだのが暴言と取られたようだ。自分は、侮辱する言葉は発しなかった。僕を知っている人は分かってくれると思うけど、人を侮辱する言葉は私生活でも使わない」と話した。
伊東監督は「抜ける球が多くて、思うようにいかないことに対するいらつきがあったのだろう。本人も一生懸命、やっているからね。しょうがない」と話した。
ロッテ・ジェイソン・スタンリッジ投手(38)が暴言により退場処分を受けた。
6回1死二塁で松本に四球を与え降板。ベンチに下がった。ところが、2番手チェンが大谷に対し4球目を投げ、カウント2−2とした直後、有隅球審が一塁側のロッテベンチに向かって退場のジェスチャーを行った。場内マイクで「ただいま、スタンリッジ投手がダッグアウトから暴言をはきましたので、退場といたしました」と説明した。
スタンリッジは降板してベンチに引き揚げる際、有隅球審に詰め寄る場面があった。判定に不服があったとみられ、降板後も感情を抑えられなかったようだ。
ソフトバンク時代の14年に1度だけ危険球による退場処分を受けたことがあるが、暴言による退場は日本通算10年目で初めてとなった。
ロッテのウィリー・モー・ペーニャ内野手(35)が同点打を放った。
0−1の4回1死三塁で、日本ハム有原から中越えに適時二塁打を放ち、追い付いた。フェンス直撃の当たりに「少し高めに浮いてきたボールをしっかりスイングすることが出来たね。まずは早く同点に追いつきたいと思っていた。しっかりランナーをかえすことが出来て良かったよ」と話した。
ロッテのスタンリッジは制球に苦しみ、6回途中6安打8四死球の4失点で6敗目を喫した。降板後にベンチから球審に暴言を吐いたとして退場処分を受け「10年日本でやってきたけど、今日ほど大変な1日はなかった」とため息だった。
球審の判定に対して発した言葉が暴言と判断された。「審判員に侮辱する言葉は使わない。『しっかりやってくれ』と言った」と釈明した。
ロッテのスタンリッジ投手が16日、札幌ドームで行われた日本ハム17回戦でベンチからの球審への暴言により退場処分を受けた。パ・リーグでは今季9人目で、危険球以外の退場は初めて。
降板後、6回1死一、二塁での大谷の打席中に、救援したチェンの投球への判定に対しベンチから発した言葉が暴言と判断された。
ロッテの荻野がバットと自慢の足で得点に絡んだ。0−1の4回、左前打で8試合連続安打をマークして出塁。内野ゴロの間に二塁に進むと、三盗に成功してペーニャの中越え二塁打で生還した。
前カードの西武3連戦で計6安打を放った。試合前に伊東監督が「状態が良くなってきている」と話していた通りの活躍だった。
ロッテ・伊東勤監督(55)が13日に今季限りでの辞任を表明した。同日の西武戦前の練習後、自ら切り出した。まだ、今季の戦いが40試合以上残されている中での突然の辞任表明に、驚きを禁じ得なかった。
発端は12日に一部メディアでなされた続投報道。「間違ったことが伝わっている。迷惑を掛けたくない」とし、本意を率直に報道陣に明かした。球宴前に辞任を決断、今月5日に球団幹部に辞意を伝えて了承されていたが、シーズン終了まで公にするつもりはなかったという。しかし、今後の戦いにおいて「続投」が独り歩きするのは許せなかったようだ。
ロッテ監督就任5年目の今季は誤算続きだった。オープン戦では13勝2敗3分けと12球団トップの勝率を残して期待を抱かせたが、開幕から4連敗を喫すると、その後も低迷が続いた。
パラデス、ダフィーの新外国人コンビが極度の不振。和製大砲が不在で外国人頼みの打線は機能せず、深刻な貧打にあえいだ。そのうち、自慢の投手陣も崩れ始め、歯止めが利かない状況に。借金はどんどん膨れあがっていった。
過去4年間の成績は3、4、3、3位。決して潤沢ではない戦力を、伊東監督の手腕でどうにかやり繰りしてきたが、今季は手の施しようもなかったというのが現実だ。
最大の要因は、昨季まで在籍したデスパイネ(現ソフトバンク)の穴を埋められなかったこと。シーズン序盤、伊東監督は「打線に軸がないから機能しない」と何度も嘆いた。
「負け続けてファンを失望させたのは、現場の責任者である自分の責任」。低迷の責任を一身に背負ってチームを去る決断をした伊東監督だが、十分な補強をしなかった球団フロントの責任も大きい。
シーズン途中、チームに必要な長距離打者ではなく1、2番タイプのサントスを獲得した際に伊東監督が漏らした「今絶対に欲しい選手ではない」という言葉が、現場とフロントの溝を浮き彫りにしていた。
ロッテは3連敗で借金は球団ワーストを更新する36となり、優勝の可能性が完全消滅した。先発したスタンリッジが6回途中まで8四死球と大荒れ。球審の判定にいらだちを隠せず、降板後には判定にベンチから暴言を吐いたとして退場処分となった。「侮辱の言葉は使わない。“しっかりやってくれ”と言った」と釈明し「10年目で、今日ほど大変だった日はない」とため息。
札幌ドームでは昨季から1分けを挟んで11連敗で、5位の日本ハムとは2.5ゲーム差に遠ざかった。
ロッテは3連敗で、借金は球団ワーストとなる「36」。優勝の可能性が完全消滅した。
13日に今季限りでの辞任を表明した伊東監督は「仕方ない。残念です。1つでも上にいけるように、1つでも多く勝ち続けられるように、そこしかない。意地は見せないと」と残り40試合を見据えた。
先発したスタンリッジが6回途中6安打8四死球4失点と大荒れ。降板後、代わったチェンの投球時にベンチから暴言を吐いたとして、退場処分を受けた。制球に苦しみ「日本に来て10年目、今日ほど大変だった1日はない」と振り返った右腕。それでも暴言を吐いたとされることについては「ファンの人に知って欲しいのは、人を侮辱する言葉は使っていない。ジェスチャーでそう捉えられたのかもしれないが…」と語気を強めた。
ロッテは札幌ドームでは昨季から1分けを挟んで11連敗となった。
ロッテは日本ハムに敗れ、球団ワーストとなる借金36。残り40試合に全勝しても、ソフトバンク、楽天、西武のいずれかのチームを上回ることができなくなり、12年連続のV逸が確定した。
今季限りでの辞任を表明している伊東監督は「残念。1つでも多く上にいけるように、勝ち星を挙げられるようにしたい。意地、粘りを来季につなげて欲しい」と悔しがった。
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手(38)が、異例の退場処分を受けた。
この日は6回途中4失点で降板。7四球にイライラを隠せず、マウンドを降りる際に有隅球審にまくし立てると、後を継いだチェンのボール判定にもベンチから大声でクレームをつけ、これが暴言と判断された。降板後に退場処分を受けるのは珍しい。
今季の退場は両リーグ13人(14度目)。パ・リーグでは9人目(9度目)。スタンリッジの退場は、14年に危険球を与えて以来、2度目。
ロッテは、先発・スタンリッジが5回1/3を4失点と制球に苦しみ、打線も有原、マーティン、増井を攻略しきれなかった。
球団ワーストを更新する借金36の不名誉な記録を残して優勝の可能性は完全消滅。伊東監督は「仕方がない。1つでも勝てるように意地を見せないと。意地を来年につなげて欲しい」と話した。
ロッテの先発・スタンリッジ投手がベンチに下がった後で退場処分を受けた。
6回1死から2連続四球を出し、大谷の打順で降板。マウンドをチェン・グァンユウに譲りベンチで戦況を見守ったが、審判の判定に思うところがあったのか、激しく何かクレームをつけていた。
これに対して球審は退場を宣告。「ただいま、スタンリッジ選手がダッグアウトから暴言を吐きましたので退場といたしました」との説明がなされた。